アコムへの過払い請求の流れ。知らないと損しそうなことをまとめてみた

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今回は、アコムへの過払い金請求について、「和解交渉編」と「訴訟編」の2パターンに分けて解説しています。

それぞれ、自分で行う場合と弁護士に依頼する場合とで、知らないと損をしそうなことを中心にまとめました。

一般的に、過払い金請求にはこんなイメージがありませんか?

  • 手続きが面倒
  • 必ず弁護士に依頼しないといけない
  • なかなか返還に応じてもらえない

しかし、アコムに関しては、そんなことはありません。

実はアコムの場合、数回の電話のみで過払い金を返還してもらうことも可能です。

ただし、金額を重視するか、スピードや手間を重視するかによって選ぶべき方法は変わってきますので、これから過払い金請求を検討する方はぜひ参考にしてください。

※本記事では、便宜上、すでに完済済みの借金について過払い金請求をするという前提で話を進めていきます。

まずは過払い金請求の基本

アコムへの過払い金請求について解説する前に、まずは「過払い金請求とは何か」を簡単におさらいしましょう。

過払い金請求とは、簡単にいうと、支払い過ぎた利息を返してもらう手続きのことです。

「支払い過ぎた利息」とは?

業者がお金を貸す際の上限金利は、利息制限法で下記のように定められています。

貸付金額 上限金利(年率)
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満 18%
100万円以上 15%

しかし、かつてアコムなどの消費者金融は、上記を超える金利で貸付けを行っていました。

つまり、「支払い過ぎた利息」とは、利息制限法を超える金利で支払っていた利息のことです。

たとえば、Aさんが、50万円を金利(年率)25%で借入れ、1年後に一括返済したとしましょう。

このとき、Aさんが支払った利息は下記です。

50万円×25%=12万5000円

しかし、利息制限法で「貸付金額10万円以上100万円未満の場合 上限金利は18%」と決められているので、それを超えて支払った部分は返還請求することができます。

(50万円×25%)-(50万円×18%)=3万5000円

この場合、Aさんは、借入先の業者に対し、3万5000円を返還請求できます。

アコムの過払い金請求の対象者は?

過払い金の請求期限は完済後10年以内です。

アコムは2007年6月18日、利息制限法にのっとった金利に改正しました。

  アコムの上限金利(年率)
~2007年6月17日 27.375%
2007年6月18日~ 18%

つまり、アコムに過払い金請求できる可能性があるのは、下記の条件を満たす人です。

  • 2007年6月17日以前からアコムを利用している
  • 完済後10年以内

一度完済している場合はどうなる?

「過払い金の請求期限は完済後10年以内」とのことですが、完済の記録が2つ以上ある場合はどうなるのでしょうか?

たとえば、Bさんは、2001年9月1日にアコムから借入れ、2003年9月1日に完済しました(これを「取引A」とします)。

また、Bさんは、2004年1月1日に再びアコムから借入れ、2007年1月1日に完済しました(これを「取引B」とします)。

この場合、取引Aの過払い金請求の期限は2013年9月1日まで、取引Bの過払い金請求の期限は2017年1月1日までです。

しかし、取引AとBが、「継続したひとつの取引」だとすれば、取引AとBの期限はいずれも2017年1月1日となります。

取引A・Bの間隔が短く、取引A・B で使用されたカードや契約書が同一の場合は、「取引A・Bは継続したひとつの取引である」と主張できるかもしれません。

ただ、この点は、素人だと判断が難しいので、できれば弁護士などの専門家に相談しましょう。

アコムへの過払い金請求の流れ【和解交渉編】

ここから、アコムへの過払い金請求の流れを説明していきます。

まずは、訴訟を起こさない場合の流れを確認していきましょう。

手続きは、自分で行うこともできますし、はじめからすべて弁護士などの専門家(※1)に依頼することもできます。

※1
過払い金請求の手続きは、弁護士や司法書士に依頼できるのですが、便宜上、この記事では「弁護士」に統一します。

1.アコムに過払い金請求の旨を伝える

まずは、これまでの借入れ・返済の履歴をすべてまとめたもの(取引履歴といいます)をアコムから取寄せましょう。

アコムのお客様相談センター(0120-036-390)に電話し、「過払い金請求をしたいので、取引履歴を開示してください」と伝えてください。

すると、取引履歴が開示されるより先に、過払い金請求の担当部署から電話があり、その段階で電話による和解交渉開始です。

しかし、このまま和解交渉を始めてしまうと、実際に「過払い金がいくらあったのか」を確認できないまま進めることになります。

過払い金の金額を知るためには取引履歴が必須なので、希望する場合はその旨担当者に伝えましょう。

取引履歴をアコムの店頭で受取る場合は、2時間程度で用意してもらえます。

また、郵送で受取る場合は届くまで1週間ほどかかります。

急ぎの場合は、店頭での受取りを希望しましょう(※2)

ちなみに、アコムの取引履歴は以下のようなものです。

取引履歴

※2
取引履歴が受取り可能な有人店舗は、アコムのホームページで検索できます。
手順は下記です。
1.アコムのホームページより「店舗・ATM検索」へ
2.「条件で検索」の「1.エリアを選択」で都道府県を選択し、「2.絞り込み検索」で「店頭窓口で申し込みができる」にチェックを入れ、検索ボタンをクリック

2.引直し計算をしよう

取引履歴を取り寄せたら、それをもとに過払い金を計算していきます。

この計算のことを引直し計算といいます。

引直し計算を自分で行う場合は、専用のツールが必要です。

たとえば、名古屋消費者信用問題研究会が配布している無料ツールがあります。

名古屋消費者信用問題研究会
http://www.kabarai.net/

取引履歴をもとに、必要な箇所に数字を入力していく作業です。

借入れと返済の記録が500回以内なら2~3時間もあれば終わります。

ただ、アコムの取引履歴は「借入れ」と「返済」が同じ行内に記録されていてわかりづらいので、入力を間違えないように注意しましょう。

引直し計算が完了したら、過払い金の合計額がわかります。

3.和解交渉

引き直し計算を終えたら、お客様相談センター(0120-036-390)に電話をして、過払い金請求の担当者につないでもらいましょう。

和解交渉は電話で行います。

なお、先ほども説明した通り、取引履歴の開示請求をせずにそのまま和解交渉をはじめることもできます。

アコムから提示される返還金額は?

アコムから提示される返還金額の相場はいくらなのでしょうか?

ここが大切なポイントになるのですが、アコムは相手によって返還金額を変えてきます。

相手が利用者本人の場合は、「過払い金に対して50%返還」が相場となりますが、弁護士などの代理人の場合は、「過払い金に対して80%返還」が相場となります。

弁護士に依頼したとしても、100%返還させることは難しいようです。

満額に近い返還を希望する場合は、訴訟を起こすしかありません。

訴訟については次章で詳しく説明します。

4.和解成立

アコムから提示された条件に合意する場合は和解成立となり、アコムから和解書が送られてきます。

ここで、和解書の例を紹介します。

和解書

過払い金返還までの期間は?

交渉期間にもよりますが、早ければ交渉開始から3ヵ月後、遅くとも半年後には過払い金が返還されます。

弁護士に依頼したほうがいいの?

裁判なしでアコムに過払い金請求する場合、弁護士に依頼したほうがいいのでしょうか?

ここで少し検証してみましょう。

手間はほとんど変わらない

弁護士に依頼した場合は、弁護士が、取引履歴の請求から和解交渉まですべて代行します。

あなたは、弁護士と打ち合わせをするだけです。

一方、弁護士に依頼せず、アコムから提示された和解案を承諾する場合は、アコムの担当者と電話するだけですべて済んでしまいます(※3)

いずれも、ほとんど手間はかかりません。

※3
自分で引直し計算をする場合は、その手間が発生します。ただ、はじめからアコムの和解案を飲むつもりなら取引履歴も引直し計算も必要ありません。

過払い金が多いほど弁護士に依頼したほうが有利

過払い金請求を弁護士に依頼した場合、下記の弁護士費用がかかります(下記の数字はあくまでも相場です)。

着手金 1社あたり2~4万円
報酬金 返還金額の15~20%
実費(※4) 数千円程度

※4 郵便費用やコピー代など。実費は弁護士に依頼しない場合も発生します。

では、自分で交渉する場合と弁護士に依頼した場合だと、最終的な受取額はどのくらい異なるのでしょうか?

次の表をご覧ください。

  過払い金が
15万円の場合
過払い金が
30万円の場合
過払い金が
50万円の場合
本人/弁護士 本人 弁護士 本人 弁護士 本人 弁護士
アコムの提示額
(※5)
7万5000円 12万円 15万円 24万円 25万円 40万円
着手金
(※6)
△3万円 △3万円 △3万円
報酬金
(※7)
△1万8000円 △3万6000円 △6万円
消費税 △3,840円 △5,280円 △7,200円
実費
(※8)
△5,000円 △5,000円 △5,000円 △5,000円 △5,000円 △5,000円
本人受取額 7万円 6万3160円 14万5000円 16万3720円 24万5000円 29万7800円

※5 アコムからの提示額は、本人交渉の場合は「過払い金の50%」、弁護士が交渉する場合は「過払い総額の80%」としています。
※6 着手金は3万円と仮定しています。
※7 報酬金は「アコムの提示額の15%」と仮定しています。
※8 実費は5,000円と仮定しています。

過払い金が多ければ多いほど、弁護士に依頼するべきということがわかります。

たとえば、過払い金が50万円の場合、弁護士に依頼したほうが5万円も多く返還されます。

一方、過払い金が15万円の場合は、弁護士に依頼すると7,000円ほど損してしまいます。

ただし、上記の表はあくまでも例なので、実際はあなたが検討している弁護士事務所の費用をこの表にあてはめ、「どちらが得なのか」を計算してみてください。

弁護士に頼んだほうが得ということであれば、悪徳弁護士に注意しつつ、弁護士事務所を探しましょう。

また、良い弁護士の探し方はこちらを参考にしてください。

アコムへの過払い金請求の流れ【訴訟編】

アコムとの和解交渉で合意に至らなかった場合、もしくは、最初から過払い金の満額返還を求める場合は、過払い金請求訴訟を起こしましょう。

なお、訴訟は自分で起こすこともできますが(本人訴訟といいます)、専門的な知識が必要なので弁護士に依頼するケースがほとんどです。

それでは、訴訟の流れを確認していきましょう。

どこで訴えを起こせばいいの?

あなたが住む地域の裁判所か、アコムの本社がある東京の裁判所で訴訟を起こしましょう。

ただし、過払い金(請求額)によって裁判所の種類が変わるので注意してください。

過払い金(請求額)が140万円以下の場合は、簡易裁判所で訴訟を起こしましょう。

過払い金(請求額)が140万円超の場合は、地方裁判所で訴訟を起こしてください。

訴訟を起こすときに必要な書類は?

過払い金請求訴訟を起こす際に必要な書類は下記です。

  • 訴状
  • 取引履歴
  • 引直し計算書
  • 過払い金請求書
  • アコムの登記簿謄本(資格証明書)

訴状の例はこちらです。

訴状

過払い金請求書の例はこちらです。

過払い金請求書

また、訴訟費用が発生します。

郵便費用 約6,000円
印紙代 請求額により異なる
登記簿謄本の発行費用 600円

郵便費用は裁判所によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

ちなみに、東京地方裁判所の場合は6,000円です。

印紙代は過払い金(請求額)によって異なります。

下記の表にまとめたので、確認してください。

請求額 印紙代
10万円まで 1,000円
20万円まで 2,000円
30万円まで 3,000円
40万円まで 4,000円
50万円まで 5,000円
60万円まで 6,000円
70万円まで 7,000円
80万円まで 8,000円
90万円まで 9,000円
100万円まで 10,000円
120万円まで 11,000円
以降、500万円までは、請求額が20万円上がるごとに印紙代が1,000円上がる
500万円まで 30,000円
550万円まで 32,000円
以降、1000万円までは、請求額50万円上がるごとに印紙代が2,000円上がる
1000万円まで 50,000円

訴えを起こしたあとの流れは?

訴訟を起こしたあとは、約1ヵ月~1ヶ月半後に第1回口頭弁論期日が設定されますので、当日は必ず出席してください。

ただし、弁護士などの代理人に依頼している場合は本人が出席する必要はありません。

当日は、訴状や、アコムからの答弁書(訴状に対する反論やその理由を記載したもの)が読み上げられ、第2回口頭弁論期日を決定して終わりです。

なお、第1回口頭弁論にアコムが出席することはありません。

和解交渉

第2回口頭弁論期日は、第1回口頭弁論の約1ヵ月~1ヶ月半後に設定されます。

多くの場合、それまでにアコムから電話があり、答弁書をベースに話し合うことになります。

話し合いで合意できず第2回口頭弁論期日を迎える場合も、アコムから和解を希望する旨の打診があり、そこで改めて和解に向けての話し合いが行われるようです(第2回口頭弁論も、代理人を立てていれば本人が出席する必要はありません)。

ここまでくると、アコムはこちらの希望通り、もしくは希望に限りなく近い条件を提示することが多いですね。

そのため、いつまでも和解できず判決までいくようなことはほとんどありません。

ちなみに、裁判上の和解の場合、以下のような和解調書が作成されます。

和解調書

いくら返還されるの?

訴訟を起こした場合は、過払い金に加え、過払い利息(年率5%)まで請求することができます。

過払い金請求訴訟を起こし、和解となった場合は、下記のうちいずれかの結果になる場合が多いようです。

  • 過払い金全額+過払い利息の返還
  • 過払い金全額の返還

どちらの結果になるかは、アコムとの交渉次第です。

過払い金返還までの期間は?

訴訟の場合、訴訟提起から早くて半年、遅くとも1年以内に過払い金が返還されます。

過払い金請求訴訟は弁護士に依頼するべき?

過払い金請求訴訟は弁護士に依頼すべきなのでしょうか?

自分で行う場合と、弁護士に依頼する場合を比較・検証してみました。

手間をかけたくない場合は弁護士へ依頼

本人訴訟の場合は、下記の手続きをすべて自分で行う必要があります。

  • 取引履歴の請求
  • 引直し計算
  • 訴訟に必要な書類の準備(訴状、アコムの登記簿謄本など)
  • 裁判所に行き過払い金請求訴訟を提起
  • 口頭弁論への出席(平日の日中)
  • アコムとの交渉

また、口頭弁論もアコムとの交渉も自ら行うことになりますので、過払い金請求に関する詳しい知識や、より良い条件で和解するための交渉力も必要です。

訴訟さえ起こせば、過払い金を100%返還してもらえるわけでありません。

参考までに、弁護士事務所にインタビューをしたところ、本人訴訟をした人から下記のような依頼を受けることが多いのだとか...。

  • アコムからの答弁書に対して何をすればいいのかわからない
  • アコムからの答弁書に書いてある言葉の意味がわからない

弁護士に依頼すれば、自分で勉強したり、手続きしたりの手間はかかりません。

忙しい人、手間をかけたくない人は弁護士に依頼した方がいいでしょう。

弁護士費用はいくら?

弁護士費用はいくらになるのでしょうか?

本人訴訟と弁護士訴訟で受取金額にどれくらい差が出るのか、いくつか例を出して比較してみました。

  返還額
50万円の場合
返還額
100万円の場合
返還額
150万円の場合
本人/弁護士 本人 弁護士 本人 弁護士 本人 弁護士
着手金
(※9)
△3万円 △3万円 △3万円
報酬金
(※10)
△10万円 △20万円 △30万円
消費税 △1万400円 △1万8400円 △2万6400円
実費
(※11)
△1万1600円 △1万1600円 △1万6600円 △1万6600円 △1万8600円 △1万8600円
本人受取額 48万4000円 34万8000円 98万3400円 73万5000円 148万1400円 112万5000円

※9 着手金は3万円と仮定しています。
※10 報酬金は「返還額の20%」と仮定しています。
※11 郵便費用(6,000円)+登記簿謄本の発行費用(600円)+印紙代(請求額により異なる)としています。また、これらの費用は本人訴訟の場合も発生します。

場合によっては受取額に数十万円の差が生じるので、できるだけ多く受け取りたい場合は弁護士に依頼せず自分で訴訟を起こしましょう。

また、途中から弁護士に依頼することもできるので、まずは自分で手続きを進めてみて、どうしても難しい場合は弁護士に依頼する、というやり方もあります。

まとめ

ここまで説明してきた内容をまとめると、アコムへの過払い金請求は「誰が」「どのような手続きをするか」によって下記の4パターンに分けられます。

  • 本人による和解交渉
  • 代理人(弁護士)による和解交渉
  • 本人による訴訟
  • 代理人(弁護士)による訴訟

最後に、それぞれのポイントをおさらいしましょう。

本人による和解交渉

  • 返還までの期間が短い(3~6ヵ月)
  • さほど手間がかからない(1~2回の電話のみで完結)
  • 受取額の相場は、過払い金(請求額)の50%

代理人による和解交渉

  • 返還までの期間が短い(3~6ヵ月)
  • ほとんど手間がかからない(代理人が手続きを代行するため)
  • 受取額の相場は、過払い金(請求額)の80%だが、弁護士費用がかかる

本人による訴訟

  • 返還までの期間が長い(6~12ヵ月)
  • 手間がかかる(書類の準備や訴訟手続き)
  • 受取額の相場は、過払い金(請求額)の100%だが、訴訟費用が発生する

代理人による訴訟

  • 返還までの期間が長い(6~12ヵ月)
  • 手間はかからない(代理人が手続きを代行するため)
  • 受取額の相場は過払い金(請求額)の100%だが、訴訟費用に加え弁護士費用が発生する

「手間や時間がかかってもいいからできるだけ多く取り返したい」という場合は、ご自身で訴訟を起こしてください。

それとは反対に、「金額は問わないから手間をかけずすぐに済ませたい」という場合は、訴えず、アコムからの和解案に応じましょう。

これからアコムに対して過払い金請求をしようと思っている人は、今回紹介したメリット・デメリットを理解したうえで、最適な方法で手続きをすすめてください。

この前借りたメープルシロップと1万円返すぜ。ありがとな!(本当は2万円借りたけど、くまおなら忘れてるハズ)

ちょっと、わるきち!!!

(ギクっ)

メープルシロップ、10mlしか使わないって言ってたのに、11mlも減っているとお見受けする

お、おう

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