マルイと武富士でキャッシング!130万借金を作った私の体験談

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私は現在32歳になるサラリーマン。3歳年下の妻、5歳になる息子の三人家族です。福島県出身で、高校卒業後に上京して大学に入学。卒業後は東京の出版社に入社しました。私が、本格的にキャッシングを利用し始めたのは約9年前の23歳の時。まだ結婚する前のことです。

これから、私がキャッシングをするようになった経緯と返済までの体験談をお話ししたいと思います。現在キャッシングの利用を考えている皆さまにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。

体験者の情報

名前:佐藤 竜太(仮名)
性別:男性
会社名:マルイ、武富士
借入件数:2件
利用時期:2003年10月~2007年6月
当時の職業:会社員
当時の年齢:23歳
当時の借金の合計額:130万円

初めてのカード作成は学生時代。ネット決済用にマルイで

最初にカードを作ったのは大学生時代の20歳の頃。
学生向けにカード作成の営業を行っていたマルイで、インターネットでの決済用に作ったのがはじまりでした。

カードを作成しに店舗に行くと、受付の若い女性が、「キャッシング機能はお付けになりますか?」と聞いてきました。まだキャッシングをしたことのない私には「?」でしたが、断る理由もないと思い、よく考えずに「はい、よろしくお願いします」と答えました。

この時点での限度額は10万円。
キャシング機能を付けた私ですが、当初はインターネット決済のためだけに使うつもりでした。しかし、サークルでの飲み会や、彼女と遊ぶお金に困り・・・。

簡単にキャッシングができる!ATMで借入希望金額を入れるだけ。

友人と話をしている時に、「マルイのカードを持っているなら、ATMで簡単にお金を借りられる」ことを知り、早速店舗へ。ATMでは、カード入れて借入希望金額を入れるだけ。生まれて初めてキャッシングをした時は少し恐かったのを覚えています。

1万円、2万円、5万円・・・とちょこちょことキャッシングし、気が付けば2か月もしないうちに10万円の限度額はすぐに満額。

しかし、この10万円のキャッシングは額が少なかったこともあり、わりと苦労なくアルバイトで稼いだお金で完済できました。この時点では「もう二度とキャッシングはしないようにしよう」と考えていました。

社会人になり、パチンコや付き合いでの出費がかさみ...

その後、本格的にキャッシングをするようになったのは社会人になってからです。学生時代からパチンコやパチスロ等のギャンブルが好きだった私は、慣れない仕事のストレスもあり、休日はもっぱらパチンコ店に入り浸ってストレスを発散していました。当初は大勝することもありましたが、結局はギャンブル。当然のように負けが込んで来ました。

さらに、マスコミ業界で働いていた私は上司や同僚との飲み会、取材先とのお付き合い等も多く、出費はかさむばかり。日々の食費は何とかカップラーメンでしのぐとしても、付き合いを断ることができませんでした。

新入社員の私の安月給は底をつき、日々の生活費にも事欠くようになりました。

そこで、学生時代に完済したマルイのカードで10万円を借り入れることを思いつきました。借り入れの申し込みをすると、カード会社から、「限度額を30万円に引き上げるので借り入れしませんか?」と提案がありました。

そうです、社会人になって給与をもらうようになった私の与信は学生時代とは変わっていたのです。私は「30万円なら何とか返済できる」と安易な気持ちで満額を借入しました。

絶対にやってはいけない負のスパイラル。返済のための借り入れ

お金を持ってしまうと、気が大きくなって現実が見えなくなり、自分のお金のように借入金を使ってしまったのが私の甘さでした。

そして、銀行カードからの引き出しと、カード会社からの借り入れを同じ感覚でやってしまった。パチンコはもちろん、当時付き合っていた彼女(現在の妻)とのデートでも、今まで以上にお金を使うようになりました。そうして、1か月も経たないうちに、30万円はなくなりました。

そして、月末。
その30万円を借りたカード会社への返済日。
月々の返済金額さえ残っていなかった私は初めて、サラ金に借入を申し込みました。

大手の武富士です。
審査結果は20万円。

"借金を返済するために借金をする"という、絶対にやってはいけない、負のスパイラルに突入していったのです。

月々の返済をきちんと行っていたら、限度額が引き上げられた!

その後、滞りなく月々の返済をしていたこともあり、マルイと武富士、2社の限度額は引き上げられました。マルイ30万円。武富士100万円。借金は計130万円となりました。月々の返済額は2社合わせて4万9千円。

給料は手取りで24万円ほどでしたが、家賃が4万円程と東京にしては格安だったので、月々の生活は何とかまわっていました。

2年間は、月々の返済をする→また借りるということの繰り返し。130万円の借金は増えることもありませんでしたが、減ることもありませんでした。

マルイを選んだ基準、理由など

マルイを選んだ理由は、前述した通り、学生向けのキャンペーンを行っていたこと。また、ショップのカードを作るような感覚だったので借入申込への心理的な壁が低かったからだと思います。

申込は直接、店舗のカード受付窓口に行きました。20代後半ぐらいの穏やかな女性の方が担当。必要書類はたしか車の免許証と学生証の2つ。審査にかかった時間は20分ぐらいだったと思います。特に突っ込んだ質問をされることもなく、すんなりと審査は通りました。

前述した通りですが、キャッシングした金額は当初10万円。年利は28%。その後、20万円、30万円と限度額は増額されましたが、金利の変化はなし。ちなみに金利の交渉はしていません。

返済遅延は何度かあったのですが、厳しい取り立て等はなかったです。窓口に支払に行くと、受付の女性の方から「次回は期日に間に合うようにお願いしますね」と笑顔で言われるだけでした。

マルイの良い点は、サラ金に借りているという意識を持つことなく借入できること。また、周囲に対しても同じく、サラ金から借りているという印象を与えなくて済むことでしょうか。悪い点は年利が高いこと。また、キャッシングしている意識が薄まるのでついつい借り過ぎてしまうということだと思います。

武富士を選んだ基準、理由など

武富士を選んだ理由は、テレビCMを放映している大手だったこと。そもそも、他にどんなサラ金会社があるのか知らなかったのですが。たしか当時、テレビCM等がかなり流れていたと記憶しています。

借入の申し込みは無人店舗に行きました。有人は恐かったんですね。 でも、無人店舗で手続きをしているうちに、備付の電話が鳴り、受付の女性とやりとり。「結局、人と話すのか!」と思ったのを覚えています。

20万円借入して、年利はたしか28%ぐらい。その後、30万円、50万円、70万円、100万円と限度額は引き上げられ、たしか50万円の時に、25.5%に下がったと思います。私から限度額の引き上げを申し出たことは一度もなく、全て返済に行った時に武富士から提案されたものです。

ATMでの電話対応はだいたい男性で丁寧でした。
返済遅延した際は、携帯に電話がかかってきて、店舗窓口に直接返済に行ったこともありましたが、店舗窓口での対応も丁寧でした。店舗は女性でしたね。

武富士の良い点は、大手だけあって対応が丁寧なこと。
悪い点は年利が高いことでしょうか。

その後、どうなったか

その後は、失業した時期に返済が厳しくなり、結局、特定調停という方法で債務整理しました。

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