三菱UFJニコスローンカード(旧ニコスマイベスト)の問題点

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三菱UFJニコスローンカードは、クレジットカードで有名な三菱UFJニコスが提供するカードローンです。

DCカードやVIASOカードの発行元として知られる三菱UFJニコスですが、カードローンも提供していることはあまり知られていません。

三菱UFJニコスローンカードは、カードローンの単体商品です。

DCカードやVIASOカードのキャッシング枠とはまったく別物なので、クレジットカードを持っていなくても利用可能です。

そこで今回、三菱UFJニコスのクレジットカードのキャッシング枠ではなく、カードローンについて徹底して調べることにしました。

知名度の低いカードローンなので、ネット上に情報に少なく、電話等による調査も行いました。

これからお金を借りようとしている方や、三菱UFJニコスローンカードの客観的な評価を求めている方におすすめの内容になっていますので、読んでもらえたら嬉しいです。

三菱UFJニコス ローンカードのメリット・デメリット

まずは三菱UFJニコス ローンカードのメリットとデメリットを確認していきましょう。

メリット

まずはメリットについてです。

来店なしですべての手続きを済ませられる

三菱UFJニコス ローンカードの場合、申込み・契約・借入れ・返済というすべての手続きを来店なしで済ませることができます。

具体的に、下記のような流れで申込めば来店不要です。

ホームページから申込む

審査に通過したら自動的に契約となる

ホームページから融資の申込み

指定の口座に振込まれる

口座振替で返済していく

提携ATMが多い

三菱UFJニコス ローンカードは提携ATMが豊富です。

特に、借入れ時に利用できるATMは多いので、ATM探しで困ることはないでしょう。

借入れに利用できる提携ATM

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • 三井住友信託銀行
  • ローソンATM
  • イーネット(ファミリーマート・ミニストップ・サークルKサンクス・ニューデイズなどに設置)
  • ゆうちょ銀行
  • 信用金庫(一部の信用金庫は不可)
  • 信用組合(一部の信用組合は不可)
  • 全国の地方銀行(一部の地方銀行は不可)

返済に利用できる提携ATM

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • 信用金庫(一部の信用金庫は不可)
  • 全国の地方銀行(一部の地方銀行は不可)

デメリット

次にデメリットを確認していきましょう。

高金利

三菱UFJニコス ローンカードの金利は6.0~17.6%です。

大手銀行カードローンの上限金利の平均が15%以下、大手消費者金融の上限金利の平均が18%であることを考えると、消費者金融並の高金利といえますね。

ちなみに、18%は法律で決められた上限金利なので(借入額が10万円以上100万円の場合)、三菱UFJニコス ローンカードの上限金利は、法定金利ぎりぎりということです。

専業主婦や年金生活者は申込不可

20~64歳で安定した収入のある方なら申込みできます。

しかし、専業主婦や年金生活者は申込みできません。

その点、三菱UFJ銀行カードローンのような銀行カードローンは、年金生活者などの申込みにも対応していますので、ここは残念ですね。

申込方法はホームページのみ

ホームページからの申込みのみ受け付けています。

電話・来店・郵送など他の方法で申込むことはできないので、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方にとっては不便ですね。

融資までに最短10日

申込みから融資まで最短でも10日が必要です。

大手消費者金融をはじめ、多くの業者が即日融資可能ですから、10日は長すぎますよね。

返済方法は口座振替か提携ATMのみ

返済方法は、口座振替または提携ATMの2種類のみです。

口座振替は手数料無料ですが、提携ATMの利用時には110~220円の手数料がかかります(借入時・返済時ともに)。

競合他社と比較してみよう

ここまでをみるかぎり、あまり良いところがないカードローンのようにみえますね。

ここからは、下記の競合他社のカードローンと比較しつつ、三菱UFJニコス ローンカードをさらに詳しく解説していきます。

業種 商品名
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード
三井住友カード カードローン
消費者金融 プロミス
銀行 三菱UFJ銀行カードローンバンクイック

申込条件

まずは申込条件から比較してみましょう。

業種 商品名 年齢 収入条件 職業
パート・アルバイト 自営業 専業主婦
(※1)
年金生活者
(※1)
クレジットカード会社 三菱UFJニコス
ローンカード
20~64歳 安定収入があれば可
三井住友カード
カードローン
20~69歳 安定収入があれば可
消費者金融 プロミス 18~74歳(※) 安定収入があれば可
銀行 三菱UFJ銀行
カードローン
バンクイック
20~64歳 安定収入があれば可

※ お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※ 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※ 収入が年金のみの方はお申込いただけません。

※1 専業主婦は本人に収入がないことが前提。年金生活者は収入が年金のみという前提。

専業主婦・年金生活者の申込不可

三菱UFJニコス ローンカードの場合、20~64歳で安定した収入があれば申込みできます。

雇用形態は問いません。
派遣社員やパート・アルバイト、自営業であっても申込可能です。

一方、専業主婦や年金生活者は申込み不可です。

専業主婦の場合 本人に収入がありませんし、年金はここでいう「安定した収入」と認められないのです。

ちなみに、三菱UFJ銀行カードローンであれば、年金生活者でも申込みできます。

金利

次は金利で比較してみましょう。

業種 商品名 金利 限度額
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード 6.0~17.6% 1~500万円
三井住友カード カードローン 1.5%~15.0%(振込専用は1.5%~14.4%) 900万円
消費者金融 プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6% 10万円~500万円

消費者金融並の高金利

各利用者に設定される金利と利用限度額は、審査で決まります。

一般的に、返済能力が高いほど利用限度額が上がり、金利が下がる傾向にあります。

しかし、申込み前に何%の金利が設定されるかわからないので、金利を比較する際は、必ず上限金利で比較しましょう(金額によりますが、実際に上限金利を適用されることが多いです)。

三菱UFJ ニコス ローンカードの上限金利は17.6%なので、プロミスの上限金利よりわずかに低い程度です。

大手の消費者金融の上限金利の平均は18%前後ですから、三菱UFJ ニコス ローンカードは消費者金融並の高金利だといえるでしょう。

ちなみに、今回、比較対象となっている業者のなかで、最も低金利なのは三井住友カード カードローンです。

三菱UFJ ニコス ローンカードとの上限金利の差は、なんと7.8%!

たとえば、30万円を借入れた場合、返済額に2万円近くの差が生まれます。

限度額

つづいて、限度額で比較してみましょう。

業種 商品名 金利 限度額
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード 6.0~17.6% 1~500万円
三井住友カード カードローン 1.5%~15.0%(振込専用は1.5%~14.4%) 900万円
消費者金融 プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6% 10万円~500万円

限度額は最大500万円だが...

三菱UFJニコス ローンカードの限度額は1~500万円ですが、実際の利用限度額は審査で決まるため、限度額が1万円に設定されてしまう可能性もあります。

最大限度額はあくまでも最大であることを知っておきましょう。

これは他社ローンに関しても同様です。

申込方法・スピードで比較

次は、申込方法や審査スピードで比較していきましょう。

業種 商品名 申込方法 契約方法 来店 審査時間 融資までの時間
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード ホームページ ホームページ 不要 - -
三井住友カード カードローン ホームページ
  • ホームページ
  • 郵送
不要 最短即日 最短即日
消費者金融 プロミス
  • ホームページ
  • プロミス自動契約機
  • 三井住友銀行ローン契約機
  • 電話
  • ホームページ
  • プロミス自動契約機
  • 三井住友銀行ローン契約機
不要
(※2)
最短20分(※) 最短20分(※)
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック
  • ホームページ
  • テレビ窓口
  • 電話
  • 郵送
  • テレビ窓口
  • 郵送
  • FAX
不要
(※3)
- -

※2 店舗や契約機に来店する場合は必要
※3 テレビ窓口に来店する場合は必要
※ 申込みの時間帯や審査の進行等により希望通りにならないことがあります。

申込みの流れ

比較に入る前に、三菱UFJ ニコス ローンカードの申込みの流れを確認しておきましょう。

  • 1ホームページから申込み
  • 2三菱UFJニコスから送られてくる書類に記入し、必要書類とともに返送(※4)
  • 3審査
  • 4メールで審査結果通知(※5)
  • 5契約(審査に通過すれば自動的に契約)
  • 6カード発行(郵送)

郵送でカードを受け取ったら、その段階から借入れ可能です。

※4
必要書類については、次章で詳しく説明します。

※5
審査結果はメールで通知されますが、ホームページからも確認できます。その際、「申込完了時に表示される受付番号」「生年月日」「申込時に登録した4ケタのパスワード」の情報が必要です。

来店なしで手続き可能

手続きはすべて、ホームページ上で済ませることができます。

自宅から一歩も出ずに利用できるのはいいですね。

しかし、上表をみてもわかるとおり、三菱UFJ ニコス ローンカード以外の3社も来店不要で手続きを済ませることができます。

ちなみに、利便性の面では、プロミスと三菱UFJ銀行カードローンが優れているようです。

特にプロミスでは、6種類の申込方法、5種類の契約方法を用意しているため、利用者の都合に合った方法を選べます。

融資までに最短10日

審査に最短3営業日、融資に最短10日が必要です。

最短で10日もかかるので、急いでいる人には不向きなカードローンです。

その点、スピードに強いのはプロミスです。

プロミスの場合、契約機に来店すれば、その場で申込み、契約し、カードを受け取れます。

契約機なら9時から21時まで営業しているので(※店舗により営業時間が異なるところもあります)、遅い時間でも手続き可能です。

また、来店が難しい場合は、平日14時までに契約を済ませ、14時50分までに振込みの依頼をすれば、当日中に振込んでもらえます。

三菱UFJ銀行カードローンの場合、テレビ窓口への来店が必須です(運転免許証の持参も必須)。

テレビ窓口で、申込みから契約までの手続きを済ませ、ローンカードを受取りましょう。

※テレビ窓口で、審査回答後(お申し込みから最短翌営業日)にカードをお受け取りいただけます。

テレビ窓口は平日20時まで営業しています。

※一部の店舗は曜日や店舗ごとに営業時間が異なります。

必要書類

申込みに必要な書類で比較をしてみます。

業種 商品名 必要書類 収入証明書が必要なケース
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 三菱UFJニコス ローンカードの借入希望額が50万円を超える場合
  • 下記の合計が100万円を超える場合
    他社借入額(※6)
    三菱UFJニコスカードのキャッシング利用枠(※7)
    三菱UFJニコス ローンカードの借入希望額
三井住友カード カードローン
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 三井住友カード カードローンの借入希望額と他社借入額(※6)の合計が100万円を超える場合
  • 下記の合計が50万円を超える場合
    三井住友カードのローンの利用残高(※8)
    三井住友カードのキャッシング利用枠(※9)
    三井住友カード カードローンの借入希望額
消費者金融 プロミス
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • プロミスの借入希望額が50万円を超える場合
  • プロミスの借入希望額と他社借入額(※6)の合計が100万円を超える場合
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 三菱UFJ銀行カードローンの借入希望額が50万円を超える場合

※6 他社借入とは、他の貸金業者(主に消費者金融やクレジットカード会社)からの借入れを指す
※7 複数枚の三菱UFJニコスカード(クレジットカード)を所有している場合は、そのキャッシング利用枠の合計
※8 三井住友カード提供のローンを複数契約している場合は、その利用残高の合計金額
※9 複数枚の三井住友カード(クレジットカード)を所有している場合は、そのキャッシング利用枠の合計

本人確認書類は必須

三菱UFJニコス ローンカードを含め、4社とも申込時に本人確認書類を提出する必要があります。

三菱UFJニコス ローンカードの場合、下記のような書類が本人確認書類として認められます(いずれかひとつ、コピーでOK)。

  • 運転免許証(または2012年4月1日以降に発行された運転経歴証明書)
  • パスポート(顔写真と所持人記入欄)
  • 在留カードまたは特別永住者証明書
  • マイナンバーカード(表面のみ)
  • 健康保険証

収入証明書が必要なケースは?

収入証明書が必要なケースは4社それぞれ違います。

三菱UFJニコス ローンカードの場合、下記のいずれかの条件を満たすと収入証明書の提出が求められます。

  • 三菱UFJニコス ローンカードの借入希望額が50万円を超える場合
  • 下記の合計が100万円を超える場合
    他社借入額(※6)
    三菱UFJニコスカードのキャッシング利用枠(※7)
    三菱UFJニコス ローンカードの借入希望額

なお、収入証明書とは、主に下記のような書類を指します(いずれかひとつ、コピーでOK)。

  • 源泉徴収票
  • 納税通知書(年収または所得金額が記載されているもの)
  • 給与明細(直近2ヵ月分)
  • 所得証明書
  • 確定申告書

借入方法

借入方法について比較をしてみましょう。

業種 商品名 借入方法 借入時の手数料
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード 銀行振込 無料
提携ATM 1万円:110円
2万円以上:220円
三井住友カード カードローン 銀行振込 無料
提携ATM 1万円以下:110円
1万円超:220円
消費者金融 プロミス 銀行振込 無料
専用ATM 無料
提携ATM 1万円以下:110円
1万円超:220円
(※10)
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン
バンクイック
銀行振込
(※11)
無料
専用ATM 無料
提携ATM 無料

※10 三井住友銀行ATMは手数料無料
※11 三菱UFJ銀行の普通預金口座とEメールサービス(返済期日をメールで知らせるサービス)への登録が必要

借入方法は2種類

借入方法については、4社ともほとんど変わりありません。

三菱UFJニコス ローンカードも他3社と同様、銀行振込みと提携ATMで借入れ可能です。

銀行振込みの場合、ホームページからWEBサービス(会員ページ)にログインし、そこから融資申込みの手続きを行えば、指定口座に振込みをしてもらえます(※12)

ATMや窓口へ行く必要はありませんし、手数料も無料です。

ただし、事前にWEBサービスへの登録が必要なので注意してください。

また、提携ATMの種類は豊富(※13)なので、探すのに困ることはないでしょう。

ただし、借入れの際は下記手数料が必要ですので、ご注意ください。

借入額1万円 110円
借入額2万円以上 220円

ちなみに、他社でも提携ATM利用時は手数料を必要とする業者が多いです(三菱UFJ銀行カードローンなど一部のカードローンは提携ATM手数料が無料)。

※12
平日0時~13時までに振込みを申込めば、最短でその日のうちに振り込まれますが、この時間帯以外に申込みをした場合、振込みは翌営業日の12時以降となります。なお、振込先がゆうちょ銀行だった場合は振込みまで3営業日かかります。

※13
三菱UFJニコス ローンカードの借入時に利用できる主な提携ATMは、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・セブン銀行・イオン銀行・三井住友信託銀行・ローソンATM・イーネット(ファミリーマート・ミニストップ・サークルKサンクス・ニューデイズなどに設置)・ゆうちょ銀行・信用金庫(一部の信用金庫は不可)・信用組合(一部の信用組合は不可)・全国の地方銀行(一部の地方銀行は不可)。

返済方法

最後に、返済方法で4社を比較してみましょう。

業種 商品名 返済方法 手数料 返済期日 繰上げ返済方法
(手数料無料)
クレジットカード会社 三菱UFJニコス ローンカード 口座振替 無料 毎月27日
提携ATM 1万円以下:110円
1万円超:220円
三井住友カード カードローン 口座振替 無料
  • 毎月10日
  • 毎月26日
口座振替
(※14)
振込み 有料(金融機関による)
提携ATM 1万円以下:110円
1万円超:220円
消費者金融 プロミス 口座振替 無料
  • 毎月5日
  • 毎月15日
  • 毎月25日
  • 毎月末日
    (※18)
  • インターネットバンキング
    (※15)
  • プロミスATM
  • 三井住友銀行ATM
  • マルチメディア端末(※16)
振込み 有料(金融機関による)
インターネットバンキング(※15) 無料
専用ATM 無料
提携ATM 1万円以下:110円
1万円超:220円
(※17)
マルチメディア端末
(※16)
無料
銀行 三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック 口座振替 無料
  • 毎月指定日(利用者が決定)
  • 35日ごと
  • 三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)
  • 専用ATM
  • 提携ATM
振込み 有料(金融機関による)
インターネットバンキング 有料(金融機関による)
専用ATM 無料
提携ATM 無料

※14 事前に引落し額の増額申込みが必要
※15 利用できるのは三井住友銀行、三菱UFJ銀行、PayPay銀行、みずほ銀行、楽天銀行の口座のみ
※16 ローソン・ミニストップのLoppi、ファミリーマートのFamiポート
※17 三井住友銀行ATMの手数料は無料
※18 口座振替での返済で三井住友銀行・PayPay銀行以外の口座を利用する場合、返済期日は毎月5日

返済方法は口座振替か提携ATMのみ

三菱UFJニコス ローンカードの返済方法は、口座振替か提携ATMのみです(※19)

口座振替は手数料無料ですが、提携ATMでは下記の手数料がかかります。

返済額1万円以下 110円
返済額1万円超 220円

一方、返済方法の選択肢が多いのは、プロミスと三菱UFJ銀行カードローンです。

手数料無料の返済方法に絞っても、プロミスには5種類、三菱UFJ銀行カードローンには3種類の返済方法があります。

ちなみに、三菱UFJ銀行カードローンの場合、専用ATMだけでなく提携ATMも手数料無料で利用できます。

※19
利用可能な提携ATMの種類が借入れ時と異なるので注意してください。返済に利用できる主な提携ATMは、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・セブン銀行・イオン銀行・信用金庫(一部の信用金庫は不可)・全国の地方銀行(一部の地方銀行は不可)。

返済日を選択できない

三菱UFJニコス ローンカードの返済日は毎月27日です。

一方、三井住友カード カードローンは2つ、プロミスは4つの候補から好きな日を選べます。

また、三菱UFJ銀行 カードローンの場合は返済日を自由に指定できるので、給料日など自分の都合に合わせられます。

繰上げ返済時に手数料がかかる

三菱UFJニコス ローンカードには、残念ながら手数料無料の繰上げ返済方法がありません。

「今月はちょっと余裕があるから、多めに返済したい」という場合は、提携ATMで多めに入金するしかないので、ATM手数料がかかってしまいます。

また、一括返済したい場合は、三菱UFJニコスに指定された口座へ振込むことになるので、振込手数料がかかります。

一方、他の3社はいずれも手数料無料で繰上げ返済ができます。

三菱UFJニコス ローンカードはどんな人におすすめ?

最後に、三菱UFJニコス ローンカードがどんな人におすすめなのかをおさらいしましょう。

メリット

  • 来店なしですべての手続きを済ませられる
  • 提携ATMが多い

デメリット

  • 専業主婦や年金生活者は申込不可
  • 高金利(6.0%~17.6%)
  • 申込方法はホームページのみ
  • 融資までに最短10日
  • 返済方法は口座振替か提携ATMのみ(提携ATMは手数料が必要)

どんな人におすすめ?

三菱UFJニコス ローンカードのメリットは「来店不要」「提携ATMが多い」の2つです。

しかし、これらの条件を満たすローンはたくさんあります。

来店不要で利用でき、提携ATMが多く、さらに低金利だったり、審査スピードも早いローンは少なくありません。

ですから、正直なところ、誰しもにおすすめできないローンという結論になります。

なんとも残念な結果になってしまいましたが、あなたが重視するポイントをきちんと決め、納得した業者に申込むようにしましょう。

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