キャッシングの一本化で失敗しないためにチェックすべきなのは?

借り換え・おまとめをするならどこのローンが良いの?

今はいろいろなサービスがありますし、金利の計算方法も複雑で、仕組み一つを把握するだけでも一苦労ですよね。

金融機関はそれぞれ独自強みや弱みを持っていますので、条件はまさに十人十色です。

現状よりも金利の低い会社を選ぶだけなら簡単なことかもしれませんが、金利以外の条件で「借り換え後・おまとめ後の損得」がわかれることもあります。

そこで、今回は、そんなときのために

「ローンのおまとめ・借り換え先を選ぶときに最低限押さえておきたいポイント」をまとめました。おまとめ・借り換えを考えている方はぜひ参考にしてください。

  • 目次
  • まずは現時点の借入額を把握する
  • おまとめ・借り換えの目的を明確にする
  • おまとめ・借り換え後のことをシミュレーションしてみる
  • 悪徳業者に要注意!
  • 借入先は「銀行」「信販」「消費者金融」の3タイプ!それぞれの特徴、傾向
  • 要チェック!借入れ条件の主な項目
  • おまとめ・借り換えローンを扱う主な銀行、消費者金融
  • おまとめローンは総量規制対象外?

まずは現時点の借入額を把握すること

まずは、自分の現在の借入状況について正確にチェックしましょう。確認しておくべき項目を下記に並べました。

  • 借入残高
  • 金利
  • 返済日
  • 毎月の返済額
  • 完済予定
  • 利息総額(現状のまま返済していけば利息の総額はいくらになるのか)
  • 返済総額(現状のまま返済していけば返済総額はいくらになるのか)

このように現状を的確にまとめていきます。余裕があればエクセルで「借入一覧表」を作成しておくといいかもしれません。

例)

業者 借入残高 金利 返済日 毎月の返済額 完済予定 利息総額 返済総額
A社 ¥200,000 18% 27日 ¥10,000 2017年5月 ¥39,554 ¥239,554
B社 ¥300,000 15% 15日 ¥10,000 2018年7月 ¥78,331 ¥378,331
C社 ¥400,000 15% 10日 ¥10,000 2019年12月 ¥157,950 ¥557,950
D社 ¥100,000 18% 27日 ¥5,000 2017年5月 ¥19,772 ¥119,772
合計 ¥1,000,000 - - ¥35,000 2019年12月 ¥295,607 ¥1,295,607

おまとめ・借り換えの目的を明確にする

現状を把握した後は、「目的設定」をしましょう。
「現状をどう改善したいのか」を明確にします。

「毎月の返済額を減らして、ゆとりのある返済をしていきたい!」
「なるべく早く完済し、一日でも早く返済から解放されたい!」

このように「自分がどうなりたいのか」をイメージしてください。それによって重視する条件が変わってきます。

たとえば、早めの完済を望むのであれば、

  • なるべく「低金利」のローンを探すこと
  • 1回の返済額を多く設定すること

これらのことが重要になってきます。

毎月の返済にゆとりを持たせたいなら、

  • なるべく「低金利」のローンを探すこと
  • 1回の返済額が低めに設定できること

を重視して探しましょう。

自分の「現状」と「目的」を照らし合わせることで、「重視するべきものは何か?」がわかってきます。そこをはっきりさせてしまえば、後は条件に合う借り換え先を探すだけです。

したがって「現状把握」と「目的設定」は2つでワンセットです。現状を少しでも改善させるために、最初の一歩をくれぐれも怠らないようにしてください。

おまとめ・借り換え後のことをシミュレーションしてみる

おまとめ・借り換えによって、どの程度 負担が軽くなるかの簡単な例を出します。

おまとめ前

借入件数:3社
借入総額:150万円(50万×3社)
金利:3社とも18.0%
返済期間:5年(60ヶ月)
返済日:毎月5日と15日と25日

毎月の返済額:3万8088円
返済総額:228万5343円(うち利息は、78万5343円)

とします。決して低いとは言えない金利ですし、返済日が3つもあるせいか精神的にも負担がかかります。

さて、ここでおまとめローンを組むと、どの程度変わるのでしょうか?

おまとめ後

借入件数:1社
借入総額:150万円(150万円×1社)
金利:15%
返済期間:5年(60ヶ月)
返済日:毎月5日のみ

毎月の返済額:3万5684円
返済総額:214万1075円(うち利息は、64万1075円)

おまとめ前と比べて、14万4268円も利息を減らすことができました。

このように、おまとめ前と後のことをシミュレーションしてみることが大事です(検討中の業者の条件でやってみてください)。

条件によっては、「おまとめ後のほうが返済総額が多くなる」なんてことにもなりますので、やって損はないと思います。

なお、返済期間については担当者と相談の上で決定されます。

「最長10年!」と掲載されていたからといって、必ずしも希望通りの返済期間にしてもらえるとは限りません。早合点は禁物です。

悪徳業者に要注意!

お金に困っている人の弱みにつけこむ悪徳業者は残念ながら存在します。

「真面目に返済しているのに、借入残額がいつまでたっても底をつかない!」

「大した借入額じゃないのに、気づけば利息を払うだけで精いっぱいに......」

というように、時間をかけて多額の利息を搾取されるケースはいくらでもあります。

詐欺は、あなたの気づかぬところで始まっているかもしれません......。

下記に「悪徳業者を避けるためのポイント」をいくつか紹介します。

知名度、設立年数

「知名度」は何より参考になる基準です。

気をつけたいのは「一度も名前を聞いたことがない会社」。

一般的に知名度のある会社、銀行以外は利用しないほうが賢明です。

ただ、なかには有名金融機関名に似た名前を名乗って、DMを送る悪質な業者も存在します。

たとえば、みずほフィナンシャルコンシェルジュグループや三井UFJカードローンなど、大手銀行名やサービス名を組み合わせたりして社名を作っている場合です。

こういった業者は完全に違法金利で貸し出しをしているケースが多いので、絶対に手を出してはいけません。

また「設立年数」もチェックすべきポイントです。

その会社が「設立から何年目なのか」がポイント。

設立から1年以内の会社は要注意ですよ。

登録番号を偽証している

利息制限法の制限(年利20%)を超える貸し付けをしている業者は、国(財務局長)や都道府県(知事)に「賃貸業」としての登録をしていない可能性が高いです。

登録すればもらえるはずの番号を偽証しているか、ひどい場合は表示すらしていません。

登録番号を確認したいときは、営業所等を管轄する「財務局」、あるいは都道府県の「賃金業担当課」に問い合わせましょう。

極端な低金利をうたっている

通常と比べて「金利が低すぎる!」と思ったときは一度疑ってください

顧客のニーズを必要以上に汲みとり「極端な低金利」をアピールする悪徳会社は少なくありません。

「金利1%!」など、その数字があまりにも現実性に乏しければ、「果たしてそれが自分に適用されるのか」を確認しておくことも大切です。

電話、チラシ、ダイレクトメールで勧誘してくる

知らない会社から、こうした手軽な方法で勧誘がきたときは用心しましょう。

「融資枠があります」「他店で断られた場合でもOK」などの誘い文句を使う業者は、傾向として悪徳業者である確率が高いです。

連絡先が携帯電話のみ

固定電話の番号を公開していない業者はまずNGです(法律違反です)。絶対に利用してはいけません。

申し込みの際、親や兄弟、親類の連絡先を聞いてくる

それが保証人の確認ならともかく、保証人でもないのに親や兄弟の連絡先を聞かれたときは、悪徳会社である可能性が高いです。

取り立てなどで使用される可能性があり、運が悪ければ後々トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

悪徳業者の見分け方についてもっと知りたい方は、違法金融業者の特徴と見分け方もご覧ください。より詳しい説明が載っております。

借入先は「銀行」「消費者金融」の2タイプ

金融業界には複数の業態があり、主に「銀行」「消費者金融」の2つのタイプがあります。

それぞれ特徴があり、条件もバラバラです。業態別に説明していきます。

銀行

信頼性が高く、低金利のローンが多いのが特徴です。

例えば、三菱東京UFJ銀行カードローンの金利は1.8~14.6%。

消費者金融よりだいぶ低めです。また、限度額が高めに設定されているのも銀行の特徴でしょう。

しかし、審査は厳しめです。ある程度の年収があっても、自営業の方や収入が不安定な方はより厳しく見られます。

そのため、銀行系の消費者金融に流れる人が多いようです。

消費者金融

より広く門戸を開放しているのが消費者金融の特徴です。

正社員じゃなくても、パートやアルバイトとして働いていて、なおかつ信用情報にキズがついていなければ(信用情報のキズとは?)、借入れはそう難しくありません。

消費者金融の金利は、先の銀行や信販よりは若干高めの傾向がありますが、それでもこの業態を利用するメリットは多数あります。

  • 1審査スピードが早い
  • 2返済方法が豊富(店頭、ATM、インターネット銀行、口座引落など)
  • 3比較的(銀行と信販に比べると)審査に通過しやすい

また、ほとんどの会社がおまとめローンを実施しています。

要チェック!借入条件の主な項目

金融機関によって借入条件はバラバラです。

おまとめ・借り換え先を選ぶ上で、ぜひ注目してもらいたい「借入条件の主な項目」を紹介します。

金利

金利はほとんどの方が気にするポイントでしょう。

そもそも、おまとめ・借り換えローンの目的は、「現在の利息を少しでも下げ、負担を軽くする」ことです。ここでは金利について基本的な知識を抑えておきます。

(1) 利息の上下

まず、「借入金額が大きくなるほど金利が低くなる」ということを認識しておきましょう。

各社の金利を把握して、現状の金利より低い金利を実施している会社を見つけてください。

(2) 金利の計算方法

基本的は日割り計算です。金利の計算式は以下の通りです。

利息=借入残高×金利(年率)÷365日×借入日数

例えば、金利18%で50万円の借入残額の場合の今月の利息を計算すると、

50万円×18.0%÷365日×30日

という計算式になり、今月の返済額のなかに7397円の利息が含まれていることになります。

なお、借入日は含まれませんが、返済日は含まれるので注意が必要です。

限度額

借入額が高ければ、限度額の高い会社を選ばなければいけません。

しかし、アルバイトの方は基本的に50万円を限度とされるケースが多いようです。

他社借入件数

審査の際、一番重視されるのが「他社からの借入件数」です。ですから、借入総額より借入件数を減らすことを心がけたほうが賢明です。

消費者金融の審査においてOKとされる借入件数は一般的に3件まで

4件以上の場合、一度に一本化するのはかなり厳しいです。

その場合は、一番借入額の少ないローンを早めに完済、解約し、なんとか3件以下にまで落としておきたいところです。

また、申込件数が多いのも問題です。

借入件数ではなく申込件数です。借入れをしていなくても、「金融会社に融資を申し込んだ記録そのもの」が信用情報に残ってしまいます。

短期間で申込件数が多いと、業者側に「この人相当お金に困っているのかな」と思われ、敬遠されてしまいます。

一般的に、1ヶ月に3~4件以上が危険ゾーンだと言われていますので、すでに申込み記録が複数ある方は、次の申込みまで3ヶ月程度の時間を空けましょう。

おまとめ・借り換えローンを扱う主な消費者金融

おまとめ・借り換えローンを扱う主な消費者金融、銀行をまとめました。

銀行

三菱東京UFJ銀行カードローン 限度額 10~500万円
実質年率 1.8~14.6%
オリックス銀行カードローン 限度額 800万円(最高)
実質年率 3.0~17.8%
みずほ銀行カードローン 限度額 10~1,000万円
実質年率 3.5~14.0%
楽天銀行スーパーローン 限度額 10~800万円
実質年率 1.9~14.5%
東京スター銀行おまとめローン 限度額 30~1,000万円
実質年率 5.8~14.8%
三井住友銀行カードローン 限度額 10~800万円
実質年率 4.0~14.5%

消費者金融

プロミス 限度額 1~500万円
実質年率 4.5~17.8%
モビット 限度額 1~800万円
実質年率 3.0~18.0%
ノーローン 限度額 1~300万円
実質年率 4.9~18.0%
アコム 限度額 1~800万円
実質年率 3.0~18.0%

おまとめ・借り換えローンは総量規制対象外?

総量規制とは、「年収の1/3を超える貸し付けをしてはいけませんよ」という、貸金業者に向けた決まりです。

例えば、あなたの年収が300万円ならば、現在は100万円までしかキャッシングができないきまりになっています。

「これじゃ、おまとめ・借り換えローンを組むのは難しいかな...」

と思った方、落ち込むのはまだ早いです。総量規制の対象は主にキャッシングですが、対象外になるいくつかの例外があります。

【総量規制対象外(例外)】

  • 銀行のキャッシングは対象外(銀行は貸金法の対象外)
  • 住宅ローン、自動車ローン、ショッピングローンは対象外
  • 「個人顧客の利益の保護に支障を生じることがない契約」の場合は対象外

3つ目の「個人顧客の利益の保護に支障を生じることがない契約」に注目してください。

これは、信販や消費者金融でも、「借り手に有利になる借り換え」であれば総量規制の適用を受けないことを意味しています。

「借り手に有利になる条件」とは、例えば「低金利のローンに借り換えることによって、毎月の支払額が少なくなる」などです。

つまり、おまとめローン・借り換えローンは総量規制対象外となります。

参考になりましたでしょうか?

おまとめ・借り換え先を正しく選ぶためには「事前準備」がどうしても欠かせません。"求める結果"を得るために手間を惜しまず準備することが大切です。この記事があなたのお役に立つことを願っています。

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【この記事の筆者】
英(仮名)
1987年生まれ。家計が逼迫し、大学時代にはじめて消費者金融を利用する。20万、30万と債務は増えていくが、滞りなく完済する。借金できない両親の事情をきっかけに知識を深め、現在は副業でライティング活動を行なっている。

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