こうして私は総額1,200万円の借金を負いました【体験談】

私は過去に自己破産を経験しました。
その金額なんと 約1,200万円!!

自己破産の手続きをお願いした弁護士先生からは『よくここまで借りる事が出来ましたね。』と呆れられたほど・・・

今回は、この1,200万円をどこから、どのようにして借りたのかなどについて綴らせて頂きます。

体験者の情報

名前: 森村 凛子(仮名)
性別: 女性
当時の職業: 監査役
当時の年齢: 20代後半
借入先: アコム、ほのぼのレイク、セゾン、OMCなど
借入件数: 30数件
利用時期: 1999年~2004年
当時の借金の合計額: 1,200万円

はじめてのアコム

数年前再婚し、主人と主人の両親と会社を営む事になりました。それまで友人にすら借金したことのなかった私ですが、この会社のお陰で借金をする事になり、やがてそれがどんどん膨らんでいくことになります。

はじめての借金は、CMでおなじみのアコム。
はじめたばかりの会社の資金繰りが厳しく、早急にお金が必要でした。

本来は会社で使うお金なので公的融資を受けようとも考えましたが、それだと手続きから入金まで最低1ヶ月程度かかってしまうので、即日融資可能とCMで謳っていた消費者金融で個人的に借りる事にしたのです。

私は、最寄り駅の近くにあるアコムの門をたたきました。

私の借入希望額は100万円。
窓口の方には、「まず審査をさせて頂かないと何とも言えませんが、仮に審査が通ったとしてもいきなり100万円というのは難しいです。」と言われてしまいました。

どうしても100万円が必要だった私は「どうしても早急に100万円必要なんです。どうにかなりませんか?」と必死に訴えました。

しかし、とにかく審査してみないと何もわからないということだったので、とりあえず審査を受けてみることにしたのです。

必要書類に記入し、審査結果を待っていると「今日はもう審査結果がでない」とのこと。

「即日借入が出来ると聞いてきたんですが・・・」とくいさがると、「審査は夕方6時までとなっておりまして、既に6時を回っておりますので翌営業日、つまり明日の朝1番の審査となります。審査の結果が出ましたらすぐにご連絡致しますので。」という事だったので、仕方なくその日は手ぶらで退散し、翌日の連絡を待つ事にしました。

翌日朝10時。
予定通りアコムから電話がきました。
「審査が通りましたので、どうぞご来店下さいませ。」
私は窓口へ急ぎました。

再び窓口で、「昨日もお話したんですが、100万円ほど早急に必要なんです。」と話すと、「今ご用意出来る金額は50万円です。それ以上という事であれば、まず本日50万円をお借入頂き、明日、そのまま50万円を返済して下さい。そうすると返済の実績ができ、借入の限度額の枠が広がり、100万円までとなります。」と説明されました。

「即日融資可能と謳っていたのに、実際は3日もかかってしまうのか・・・それでも、公的融資よりは全然早い!」

50万円を借りた翌日、早速返済を行うと、機械から白い紙が出て来ました。その紙をよく見ると、【借入可能残高】の文字。

金額は100万円になっていました。
窓口の方の説明通り。
そこで、予定通り100万円を借り入れたのです。

ちなみに、50万円を借り入れた場合の返済金額は最低1万円で、100万円を借りた場合の最低金額は2万円になっていました。

2回目の借入はほのぼのレイク

運転資金として借りた100万円の返済が始まって数ヶ月後、今度は仕事の完了が遅れてしまい、取引会社から通常の入金日に予定していた金額が入金されませんでした。

そうなると当然、仕入れ先に支払うお金が足りなくなり、また100万円ほど必要となってしまいました。

そのときはまだアコムに返済し始めて数ヶ月しか経っていなかったので、それが完済になるまでは新たに借りられません。

「困ったな・・・」
私は新たな借入先を探すことにしました。

1か所で100万円揃うようなところはないか、手当たり次第消費者金融に問い合わせました。すると、ほのぼのレイクで良い返事がもらえたので、窓口を訪ねてみることにしたのです。

アコムと同じ様に審査書類に必要事項を記入し、審査を待つ事15分。
結果が出て、その場で100万円を手にする事が出来ました。

怒涛の借金ラッシュ

ここまでで既に200万円もの借金をしてしまった私でしたが、ここから更に追い打ちをかけられる事になったのです。

お陰さまで会社の方は仕事がどんどん入ってきました。
が、その半面、持ち出しの資金も増えていきます。

ガソリン代、高速代、材料費など・・・
そして車両も増やさなければならなくなりました。

車両は通常の自動車ローンがありますが、ガソリン代や高速代、材料費などは別で必要になるわけです。

今度の借入れ希望金額は50万円。

100万円よりも金額は少ないので、借りやすいと思っていました。ところが、これまでのアコムとほのぼのレイクがあるので審査の書類には「現在の借入件数2件。借入金額200万円」と記入しなければならなくなり、その分不利になるのです。

インターネットで借りやすいところを探し、武富士というところにアクセスする事にしました。

審査はほんの数分。
あっという間に50万円を手にする事が出来ました。

その帰り道のことです。
食料品を買いに寄った西友で、セゾンカードのチラシを目にしたのは・・・

最悪、生活費を会社の為に使ってしまっても、食料品だけは購入出来るようにしたいと考えていた私は、その場でセゾンカードの申し込みをしました。

(今でこそ信販・銀行・消費者金融はオンラインで情報を共有していて、どこで借りてもその情報が共有されるようになっていますが、当時はそれぞれ別になっていましたので、このときセゾンの審査に簡単に通ってしまったのだと思います。)

続いて、ダイエー(OMCカード)VISAカード、マスターカードと次々に申し込みをしていきました。"備えあれば憂いなし"のつもりで、どんどんカードを増やしてしまったのです。

一応、
≪クレジットカードはプライベートにしか使わない!≫
≪クレジットカードは商品を購入するだけ!!≫
と心に決めていたので、クレジットカードのキャッシング枠だけは利用しませんでした。

無人契約機の登場でさらに増える借金

気がつけば、会社用のカードとプライベート用のカードが数十枚。
トランプができる程でした。

そのカード類の返済期日は全て頭に入っていましたので、会社の入金日とお給料日には、返済に走り回っていたのです。

そんなある日、審査も返済も24時間可能という無人契約機が各社で登場しはじめたのです。

窓口に行かなくても借入・返済可能。
審査を何日も待たなくて良い。

近所にも無人契約機が出来ていたので、夜中に行って確かめてみると、今まで私がわざわざ最寄りの駅まで返済に行っていたほのぼのレイクや武富士の返済が出来る事がわかりました。それに加えて、プロミスやオリコもその無人契約機で申し込みできることを知ってしまったのです。

ただでさえトランプが出来るほどカードを持っていたのにもかかわらず、すでに精神状態がおかしくなっていた私は、新たにプロミスとオリコで少額の借入れを申し込みました。

経験上、少額の借入れをし、返済をすれば枠が広がる事を知っていたので、いざという時の為に申し込み、枠を広げておくという事を考えてしまったのです。

後日、結局 プロミスとオリコ両方で100万円ずつ借りることになりました。

結局は自己破産することに

そうこうしているうちに借金は1,200万円まで膨らみ、最初にアコムで借金をしてから数年後に自己破産する事になったのです。

自己破産時、弁護士先生から呆れられていたのもさることながら、金利だけでも物凄い金額になっていたらしく、「女性で、しかも個人で作れる借金の額ではない。」と言われてしまいました。

借金をする事よりも、手元にお金が無い事の方が大きな不安となり、いつでも現金を手に出来る様にカードを増やしてしまったのです。

その挙句、精神的にも圧迫され、自己破産時は躁うつ病と判断されて精神障害者に認定されてしまいました。本当に最後の方は、いつ、どの様にカードを増やしたのかすら覚えてない状態だったのです。

今回のことは一生涯忘れられない出来事となりました。(忘れてはいけないと思います。)

現在は、銀行・信販会社・金融会社が連携をとり、私のように無理な借入をしてしまう人が増えないように、全てオンラインで情報を共有しているそうです。また、総量規制で個人の借入は年収の3分の1までに制限されています。

借り過ぎにはくれぐれもご注意を!

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