警備員アルバイトの収入、拘束時間、応募資格、主な仕事場、注意点

最近は、大きな会社やファッションビル、ホテルなど、いたる所で警備員さんの姿を見かけますよね。

制服をビシッと着ている警備員さんを見かけるだけで、この建物はちゃんとセキュリティについて考えているんだな・・・と少し安心しませんか?

警備員のお仕事は、一見すると立っているだけの仕事に見えますが、実際のところはどうなのでしょう?また、お給料はいいのでしょうか?

今回は、警備員のお仕事で気になることについて調べてみたいと思います。

時給・日給の相場、拘束時間

どれくらい稼げるの?

一般的な警備業務は、日勤で8,000~12,000円、夜勤で9,000~13,000円が目安。

仮に仕事が早く終了した場合も日給は全額保証されることが多いですが、現場によって違いますので、事前確認が必要です。

建設現場に特化した警備会社は日給が固定されている場合が多いとのこと。

拘束時間は?

日勤は8:00~17:00、夜勤は20:00~翌5:00の実働8時間(休憩60分)のようなパターンが多いです。

ただし、常駐警備の場合は月176時間を平均とした変形労働時間制を取り入れているところがあるので注意しましょう!(例:9:00~翌9:00、日中4時間休憩、夜4時間仮眠)

主な仕事内容

イベント会場の観客の人員整理

サッカー、コンサート・ライブ会場、テレビ中継、ロケ、各地域の催し物などの運営、設営、イベント終了後の撤収をサポートします。

たとえば、

  • 観客の誘導や規制
  • 立ち入り禁止区域の警備と災害時の避難経路の確保

会場周辺や場内では多くの観客がいますので、どんな犯罪やトラブルが発生するか予想がつきません。

駐車場・道路工事現場の交通誘導

一般車両や歩行者の通行の安全を図り、渋滞や事故の発生を未然に防ぐことを目的として、人や車両の誘導を行う交通誘導警備業務です。

この仕事に就く警備員は、交通ルールや誘導技術をしっかりと身につけておく必要があります。

商業施設など、建物内の巡回と案内

  • 施設の管理室、防災センターに常駐する業務
  • 巡回業務(不審者、不審物、迷子、急病人がいないか)

ショッピングセンターなどの商業施設は、不特定多数の人が来店するため、スリ・万引き・クレーム・急病人・迷子など、ありとあらゆるトラブルが発生する可能性があります。

大学構内の管理、夜間対応

休日、夜間に研究室内の異常(実験機器のブザー音鳴動や水漏れ等)を発見した場合、警備員がマスターキーを利用して研究室へ入室し、必要な対応を行う業務があります。

また、大学生協と提携して学生が入居するアパートの夜間巡回や管理対応も行います。

特に大学の場合は、深夜まで研究を行っている教員や、研究室で朝を迎える教員もいるため、24時間体制で不審者侵入防止のための校内巡回警備をします。

空港の手荷物検査

ハイジャック防止のため、空港の保安検査場で手荷物及び、所持品等の検査業務を担当します。(空港保安検査員と呼ばれます)

検査は航空機内に凶器や危険物、爆発物などを持ち込ませないことが仕事です。

空港勤務は週平均40時間の変形労働時間制をとっているので、このようなローテーションに耐えられないと続けるのは大変かもしれません。

仕事はどうやって探すの?

無料のアルバイト情報サイト(マイナビバイト、フロムエー、タウンワーク、an、バイトルドットコムなど)にたくさん掲載されています。

ただし、警備会社の中には募集要項に簡単な説明しか掲載しておらず、あなたが知りたい情報(例:入社後はどんな研修があるの?この仕事で身につくスキルは?先輩の体験談が聞きたい!など)が載っていない可能性もあります。

そのため、疑問点があれば、必ず応募前に問い合わせて聞いておきましょう。

※警備業務は警備業法上で定められている業務なので、派遣会社では募集していません。労働者派遣法によって、派遣で働くことは禁止されています。

仕事上の注意

原則、「長髪」「染髪」「髭」「ピアス」は不可です。

また、警備中に油断は禁物。勤務中は常に緊張感を持って行動しましょう。

手際も大事です。

イベント会場内の混雑した場所で立ち止まりや押し合いが起こり、不特定多数の人が一斉にパニックを起こす可能性もあります。十分注意して取り組みましょう。

事件例その1

Jリーグの試合終了後、サポーターと警備員がもつれて転倒。警備員は気を失い、ひざに軽傷を負った。

事件例その2

韓国政府の中央庁舎で、偽造した身分証を所持した男が警備員らのチェックをくぐり抜けて建物内に侵入し、室内に放火後、投身自殺をする事件が発生。

男は庁舎1階で警備員に偽造した政府職員の身分証を見せて建物内に侵入。

幸い、火は休日出勤していた職員が消し止めて大きな被害はなかったが、国内では「ずさん警備」との批判が高まっている。

メリット

シフト制が基本なので、1週間、2週間、1ヶ月ごとなどで勤務できる曜日や時間を自己申告し、自分のペースで仕事ができます。(ダブルワークも可能)現場へは直行直帰です。

また、基本的に人が足りていないところが多いので、仕事は見つけやすいと思います。研修も充実しているので、はじめての場合も基本から徹底的に教育を受けることができます。

何もトラブルがなければ、立っているだけの時間も長いので、忍耐力が身につきますね

デメリット

悪天候で中止になる現場も少なくないので、勤務できる日を多めに申告しておかないと収入が少なくなる時があるかもしれません。

また、暑さ寒さ関係なくずっと立ちっ放しでいなければならない時があるので、体力や身体に自信がなければやめておいたほうがいいでしょう。

特に道路工事現場の交通誘導(旗振り)は延々立ち仕事なので慣れるまで大変かもしれません。

何かトラブルがあったときは、迅速な対応、判断が求められますので、誤った判断をしてしまうと後で責任を問われることになる可能性があります。

交通誘導でミスをしてしまい、万が一、事故になってしまった場合などは責任を問われます。そういった面では、普通のアルバイトに比べて責任重大なお仕事になりますね。

そこが気になるよくある質問

男性でないと仕事できないの?

女性の方もいらっしゃいます。

もちろんフリーター、学生、主婦の方でも大丈夫です!

同じ現場で働きたい!

ほとんどの現場が直行直帰のため、希望を出しておけばレギュラー勤務も可能です。

また、異なる現場であってもほとんどの場合交通費が支給されるので安心です。

応募資格は?

警備業法の定めにより、18歳以上(高校生不可)でないと応募できません。

身分証明書、住民票、健康診断書等の提出が必要です。(通常の健康な人であれば問題ありません。)

警備員は不特定多数の人命や財産を取り扱う仕事。通常のアルバイトよりも提出する書類が多いのはそのためです。

用意する書類は警備会社によって異なることもあるので、不明な点はきちんと警備会社に確認しましょう。

事前研修は受けないといけないの?

警備のお仕事を始める前に、必ず法定研修を受ける必要があります。(警備業法第21条第2項で規定されています)

たとえアルバイトであっても受講義務が発生し、これを修了しないと仕事をすることができません。

研修の期間、内容は?

基本的にどの警備会社でも、研修は5日間30時間のメニューで構成されています。(合宿形式ではありません。)

  • ビデオ研修(1日目)
    警備業務実施の基本原則、警備業法、警備業実施の基本原則、施設管理権について勉強します。
  • 関連法令の講習(2日目)
    憲法、基本的人権、刑法、刑事訴訟法、道路交通法、遺失物法について勉強します。
  • 礼式訓練(3日目)
    交通誘導の基本動作、護身術などを勉強します。
  • 警備業務別教育(4日目)
    警備業務対象施設における人または車両の出入管理方法、巡回業務の方法、警備員としてのモラル、事故発生時における警察・消防機関への連絡方法、応急処置方法などについて勉強します。
  • 現地での法定研修(5日目)

うまく仕事をするポイント

できることから始めよう!

事前の法定研修で学んだことを活かすのも大事ですが、現場では相当の体力と注意力を使います。

特に未経験の場合は先輩警備員と一緒にOJTを何ヶ月間か経験することになるので、その間にわからないことは何でも聞いておきましょう。

いつ必要になるかわからない基本的な知識や能力(応急手当・護身術・現場保存・消火器や避難用具の使い方など)は自分のものにできるように日頃から訓練しておきましょう。

不規則な時間帯にチャレンジ!

決まったシフトにこだわるのはあなたの自由ですが、慣れてきたら曜日と時間帯をわざと変則的にして多くの場面に遭遇してみましょう。

たとえば深夜は道路工事が集中したり、人通りの少ない時間が増えるので余計、警備意識の質が求められるところ。逆に昼間では違うことが経験できるかもしれません。

何度か夜勤と日勤のローテーションを経験し、日々培ってきた注意力と観察力を最大限に発揮しましょう。

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【この記事の筆者】
太田 伊織(おおた いおり)
1981年生まれ。東京都世田谷区出身。大学卒業後はアルバイトを続けるが、なかなか適職が見つからず派遣社員の道へ。2006年2月から一人暮らしを始め、数年後に現在の千葉県市川市へ転居。リーマンショックや東日本大震災を経て、これまで多くの派遣切りを経験。 他の人にはないチャレンジ精神の強さと幅広い人脈を持ち、自身の宿命転換と人間革命のため日々努力している。ライターの経験は浅いが、その分記事執筆の得意分野は幅広い。 (例.保険会社のプラン、アルバイト情報サイト、芸能関係の仕事、覆面調査など)

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