高時給のテレアポバイト。身につくスキルとデメリット。ノルマの実態

テレアポ(テレフォンアポインター)は、高時給なアルバイトの代名詞です。アルバイト情報誌や求人情報サイトでも多くの募集を見かけます。

でも実際に働いた経験がないと、なかなか仕事の中身は分かりにくいものですよね。

「会話がうまくなる」「時間の融通が利くわりに時給が良い」というようなおいしい話もあれば、「電話の相手に怒鳴られる」「ノルマがあって精神的につらい」という、応募するのをためらってしまうような話も聞いたりします。

では、実際のところどうなのでしょうか?

これから、テレアポバイトのお給料、お仕事の流れ、仕事をする上でのメリット・デメリットなどをご紹介していきたいと思います。

さらに、テレアポのコツ、必勝法もこっそりお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください!

どうやって仕事を見つけるの?

マイナビ、フロム・エー、an、バイトルドットコム、ジョブセンス、イーアイデムなどのアルバイト情報サイトで(フリーワード検索などで)「テレアポ」と検索してみてください。迷うほどたくさんの案件が出てくると思います。

地域や条件で分類すると、ご自分の都合(時給、勤務時間、勤務日、勤務地、売る商品、ノルマの有無など)に合った案件が見つけられると思います。

ここで注意したいのは、ノルマの有無と未達成の場合のペナルティの有無です。のちほど紹介していきますが、知らない相手と話すこと自体気を遣うことなので、ノルマがあると精神的にしんどいと思います。

募集要項ではノルマの有無が示されていなくても、採用前の面接の際には必ず確認しておくべきでしょう。

働き方は大きく2つに分かれます。

コールセンターの会社と直接契約してアルバイトとして働く形と、派遣会社に登録し、仕事を紹介してもらう形です。

派遣会社の場合一度登録すれば、その後定期的に仕事を紹介してもらうことも可能です。

また、以前より改善されましたが、商品、業界によっては、男性は採用されにくい場合があるといわれています。

例えば、化粧品や下着など女性向けの商品の営業なら、やはり女性からの電話のほうがいいということで、女性のほうが採用されやすい傾向があるようです。

男女雇用機会均等法の関係もあり、募集要項では性別を絞った表記ができないという事情もありますので、男性はその辺りも考慮をしておくと良いでしょう。

どのくらい稼げるの?好きな時に働けるの?

どのくらい稼げる?

テレアポは時給制が主ですが、時給は1,000円〜3,000円が一般的です。

時給に大きく開きがある場合は、企業の規模、商品やサービスの違いと考えてください。大企業は比較的高給ですが、求められるレベルも高い場合があります。

保険や通信回線など、専門的な知識を必要とするものは高い時給となる傾向があるようです。

最近は、環境関連(太陽光、蓄電池など)の業種でシェア獲得競争が激化しているので、比較的高い時給が設定されていることが多いです。

ただここで注意して欲しいのは、「時給1,000円〜2,500円」などと時給の設定に幅がある仕事の場合、1,000円を基本とし、それ以上は能力に応じた給与とされているところがほとんどだということです。

成果に応じて時給以外にボーナスがつく場合もあります。

例えば、「時給1,000円〜2,500円+インセンティブ」の場合、月内に獲得したアポイント数で翌月の時給が決定され、アポイントが契約につながれば、ボーナスが支給されるという意味です。

ボーナスは1件につき数千円程度の場合が多いようですね。

好きな時に働けますか?

次に勤務時間ですが、基本的に自分の都合に合わせられる、時間は選びやすいバイトです。一般的なもので「10〜21時で最低3時間から応相談」というパターンです。

特徴として、他に比べて時間の選択の幅が広く設定されています。そのため、主婦の方やアルバイトを掛け持ちする人も予定が組みやすいでしょう。

しかし、ここで注意したいのは、商品によってアポイントを取りやすい時間帯が異なるということです。

主婦向けの商品なら平日午後が狙い目ですし、働く男性向けの商品なら土日、祝日が狙い目といった具合です。

自分の働きたい曜日・時間と、商品の対象層へのアポの取りやすさが合致するかどうかも、頭に入れておくと良いかもしれませんね。

どんな仕事をすれば良いの?

ある程度の想像はつくかと思いますが、知らない方に電話して、商品の営業をするお仕事です。職種によっては、受付専門の場合もあります。

ここでは簡単に、採用されてからの一般的な流れをご紹介していきます。

家庭教師のテレアポ案内を例にします。

採用されると、まず研修期間が1週間程度あり、その間の時給は最低限の1,000円に据え置かれます。

初日は、話す内容・ポイントなどをまとめたマニュアルの説明を受け、その日からマニュアルに沿って電話を掛けていきます。

業務終了後、「相手のアポイント獲得」か「後ほど改めてお電話をすると伝達できた連絡先」をリストアップします。例にとった仕事の場合は、リストアップのノルマが1週間で10件課されていたそうです。

このバイトをした方は週4日、4時間勤務でしたが、1週間で300件に電話し、そのうちの200件は留守もしくは断られ、成果は3、4件だったそうです。

指導官の「どうしてできないの?」というプレッシャーもきつかったのだとか...

いかがでしょうか?
他のテレアポも必ず研修はありますが、上記の例のようにその日から電話を掛けるパターン、実際に電話を掛ける前に指導教官の前でロールプレーイング(演じてみる)を行うもの、研修専門の会社が丁寧に流れを説明して養成するものまであります。

また、1日中事務的にマニュアル通りの決まったセリフを話すだけと思われがちですが、それではうまくいきません

相手の立場になってみると良くわかりますが、電話を掛けられた側にしてみれば、初めて話す人の電話の声だけで、商品やサービスを理解しなければなりません

これはなかなか難しいことですよね。

やはり相手によって、話し方や説明方法も変えていく必要があるのです。

そのような工夫をしている内に、自然とコミュニケーション力やプレゼンテーション力が身についていくと思います。

テレアポバイトをするメリット、得すること

ここまでいろいろと説明をしてきましたが、働くメリットを今一度まとめてみたいと思います。

好きな時に働きやすく、時給が良い

比較的、高額時給の案件が多いこと、柔軟性のある勤務形態がまずは一番の魅力でしょう。

また、電話だけのお仕事のため、服装や外見も関係なく、自由度が高いお仕事であることも大きな魅力です。

セールス力が向上

仕事をする上で、自分の言いたいことを明確に伝えることができれば、どんな職業にも役立ちますよね。

会話がうまくなる方法への近道は、やはり場数を踏むことでしょう。テレアポは、場合によっては1日に100回も他人と会話する仕事ですから、会話の訓練になることは間違いないです。

電話対応のマナーが身につく

  • 電話を掛ける前に相手の会社名・氏名をチェックし、用件をまとめる。
  • 「~の件でお電話しました」とまず前置きをして、用件は簡潔に伝達する。用件が多いときは「今、お時間よろしいでしょうか?」と相手の都合を確認。
  • 電話を掛ける時間帯に配慮する。(朝一番・昼食時間・17時以降の退社時間など)
  • 電話を切る際は、静かに受話器を置く。

以上、一般的な電話を掛ける際のマナーの一例(対法人)です。

特に学生の方は、ビジネスマナーが知らず知らずに身体に染みつくという大きなメリットがあります。これは社会に出てからも非常に役立つスキルになるはずです。

テレアポバイトのデメリット、注意点、大変なことは?

今度は、テレアポバイトのデメリットを考えていきましょう。

精神的なストレスに負けちゃう?

知らない人にいきなり電話を掛けて勧誘するのですから、ガチャ切りされる、怒鳴られる、説教されるは日常茶飯事です。

相手にはこちらの姿は見えませんから、余計に強気に出てくるものです。

反対に、話し相手が欲しい方に当たってしまうと、長時間電話に捕まってしまうこともあり、これも逆の意味でストレスになります。

また、職種によっては微妙な商品を売りつける悪質な企業もありますので、「騙しているわけじゃないけど...」という罪悪感との戦いもあります。

ノルマがある場合がある

まれに、掛ける件数や成績にノルマがある仕事もあります

具体例としては、電話を掛けるリストがあり、「4時間勤務の場合、ここまでは留守でも良いから電話を掛けて下さい」という掛ける件数でカウントするものもあれば、先ほど紹介した家庭教師案内のように、アポ獲得の件数を1週間で○件と課すものもあります。

ノルマ不達成時のペナルティについて気になる方もいらっしゃると思いますが、ペナルティがあるところはまずないと思って良いと思います。

ただ、一応採用される前にノルマとペナルティについて確認しておくことが大切です。

座りっぱなしでつらい

決められた勤務時間内は座って電話をし続ける仕事ですから、腰痛や肩こり、腱鞘炎を引き起こす危険性があります。

持病のある方や症状がひどい場合は、ケアが必要になることもあります。

ライバルのバイトを出し抜くテレアポのコツ・必勝法とは?

誠意が一番大切

相手を丸め込もう、だましてやろうという気持ちで電話をかけても契約やアポは取れません。

自分が売ろうとしている商品のどこが優れているのか、そのセールスポイントをよく研究し、相手に役立つものを紹介してあげたいという気持ちで取り組むことが大事です。

商品に自信がなければ卑屈なイメージの電話になってしまうので、相手にも信じてもらえませんよね。

とにかく数をこなす

私は断られている数も間違いなく日本一です。」

これは、生命保険営業で何年も連続で日本一を獲得した営業の方の言葉です。

話術で落とそうとするより、「ちょうど興味があったんだよね」というお客さんを多く見つけた方が早いという理屈ですね。

ですから、まずは数! 断られる数もナンバーワンを目指すくらいの気持ちを持てれば良いでしょう。

用件は最初の10秒で伝える

商品内容にもよりますが、基本的に用件は最初の10秒程度で伝えることが大事。前フリのあいさつや説明が長いほど、断られる率も高まります。

会話例を挙げて説明してみましょう。

例)対個人、太陽光発電の機器販売の場合
「私はA社の○○と申します。今日は、△△様がまだご存じでない、毎月の電気代が安くなる商品のご案内でお電話させて頂きました。失礼ですが、△△様のお宅では今1ヶ月にどのくらいの電気代がかかっているかご存知ですか?」

このトークには、相手に「説明する」のではなく「相手の情報を聞いてコミュニケーションをとる」ことを根底に、いくつかのポイントが入っています。

まず「失礼ですが」という言葉は、かなり使い勝手が良く、謙虚さも伝えられますので積極的に使いたい言葉です。

また「ご存知でない」「電気代が安くなる商品のご案内」という部分は、「○○様に得して欲しいので電話をしました」というメッセージがこもっています。

いきなり商品名やサービスの内容を伝えるよりも、ずいぶんプラスのイメージを持っていただけるでしょう。

さらに、「1か月の電気代は?」という部分は、相手に電気代について意識させる狙いがあります。

「いける」「いけない」の「振り分け」をおこなう

最初のトークがスムーズにいっても、この後のお客様の反応はさまざまです。相手の反応を見た上で、「いける」「いけない」の「振り分け」を行いましょう

先ほどの電気代の質問に対して「~円くらいかしら?」などと答えてくれたら、そのまま次の会話に進んで行きましょう。

逆に、「忙しい」「興味がない」「教えたくない」などの返答の場合はあまり見込みがないと思っていいと思います。この場合は丁寧に電話を切って、次の電話を掛けたほうが賢明でしょう。

「忙しい」と言われても...

電話の相手は、たいてい「忙しい」という言葉を使ってきます。そこで相手に譲歩する魔法の言葉を紹介します。

「1分だけお時間よろしいでしょうか?」と言って、「まあ、1分くらいなら良いか」と相手に思ってもらうのです。

また、いよいよアポイントがとれそうだ、という締めの場面にたどり着いたときのポイントについてもお教えします。

例えば、アポを取りたいときに「来週、伺ってもよろしいですか?」ではNG。これでは断る口実を与えているようなものです。

良い例として、「来週の木曜日か金曜日に、10分ほど説明に伺わせていただきたいと思うのですが、どちらがご都合よろしいでしょうか?」というように、「伺うことが決まりましたが何か?」と当然のように話をすすめるのがコツなのです。

「来週伺ってもよろしいですか?」のような答えがYES/NOになる質問ではなく、「来週の木曜日か金曜日、どちらがご都合よろしいでしょうか?」のように、説明に伺うことは決定済みとして、あとは都合の良い時間を選ばせるのみ、という質問がベストです。

この記事の筆者

本田 浩史(仮名)
1975年生まれ。大学卒業後、広告会社勤務後、ひょんなことから、某国会議員の秘書に。超大金持ちから河原で暮らしている方まで、多様な業界に営業、接客をする毎日を12年続け、「たらし込み技術の向上」をライフワークとして目指す。

組織作りや、資金集めのノウハウを元に、現在では企業の相談にも日々応じる。仕事柄、様々な文章(各種祝辞・仲人・葬儀委員長のあいさつ原稿、祝電文章、新人秘書向けの営業マニュアルなど)を作成した経験をもつ。

→ オトクなアルバイトの探し方!知らなきゃ損する!複数サイト利用術

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