アコムの金利・利率を他業者と比較してわかった金利よりも重要な点

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「キャッシングの利用を検討していて、アコム・プロミス・アイフルなどの大手を見ているのですが・・・。正直、似たりよったりでどこからお金を借りるべきなのか迷っています・・・」

「急にお金が必要になったものの、キャッシングのことが全然わかりません。利息が低いに越したことはないので、アコムのような消費者金融は避けるべきでしょうか?」

「どうしても10万円を用意しなければならなくなり、とにかく即日融資をしてくれる消費者金融から借りようと思っています。ちなみに、即日融資ってどれくらい時間がかかるのでしょうか?」

キャッシングやカードローンの業者を選ぶときは、融資スピードや限度額はもちろん気になるものの、やっぱり金利は気になりますよね。

どうせ借りるなら低金利の業者から借りたいと思うのは当然のことです。

そこで、アコムの金利や利息はどうなのかというのが、今回のテーマなんですが、一般的に金利はアコムやプロミスなどの消費者金融より、銀行のカードローンのほうが低金利の傾向にあります。

アコムの金利は3.0~18.0%ですが、たとえば、三菱UFJ銀行カードローン バンクイックなら年1.8%~年14.6%、ネット銀行の住信SBIネット銀行Mr.カードローンなら、0.99~14.79%です。

どう見ても、消費者金融のほうが損ですよね。

ただ、単純に金利だけで比較してしまうと、実は損をしてしまうこともあるんです・・・。

なぜなら、借入れの希望理由や返済計画によっては、銀行カードローンより消費者金融を利用したほうがおトクなことがあるからです。

こんにちは。
当サイト・ファイグーの編集歴8年、担当したキャッシング記事数も30本から先は数えるのをやめました、編集部のささきです。

この記事をご覧になっているのは、キャッシングの利用を検討しているものの、どこから借りるべきなのかわからなくて困っている方ではないでしょうか。

たしかに借入条件などは金融業者のホームページを宣伝文句はたくさん載っていますが、正直どこも同じようなことが書かれていて、決め手となるような情報は載っていませんよね。

「結局、どこが一番おトクなのかわからない!だれか詳しい人にオススメの金融業者を教えてほしい!」

そう思う気持ち、とてもよくわかります。

そこで今回は、大手消費者金融のアコムをピックアップし、【アコムを利用するべきなのはこんな人】という具体的な条件をみなさんにお伝えすることにしました。

たとえばアコムは、とにかく借入れを急いでいる方にはオススメできる金融業者なんです。

「いやいや、即日融資を実施している金融業者なら、融資スピードは大差ないでしょ?」

そう思いますよね。実際、私もそう思いました。

ただ、本当に違いはないのか、当サイトにキャッシング利用者のみなさんから寄せられている8,529件のクチコミからアコムのデータをピックアップして調べてみたんですよ。

その結果、融資スピードはアコムがダントツで早いことがわかりました。

また、一方で【アコムを利用しないほうがいい人の条件】も記事のなかでまとめています。

たとえば、返済方法。

アコムは、アコムの専用ATMだけでなく、銀行やコンビニの提携ATMも返済に利用できます。

身近にあるATMで返済ができるのって、すごく便利ですよね?

でも、銀行やコンビニのATMで返済をしたいなら、アコムは利用しないほうがいいんです。

実際の利用者のデータはもちろん、競合他社との比較も踏まえながら『どんな人がアコムを利用するべきか、あるいは利用しないほうがいいのか』を解説していきます。

借入先を迷っているみなさんにとって、ひとつでも多くのヒントをお渡しできればと思っていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

それでは本編のスタートです。

この記事のアドバイザー情報

  • ささき 英雄 編集者

    ささき 英雄編集者

    七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。

アコムを利用するべきなのは『借入れを急いでいる人』または『短期間で完済が可能な人』

わるきち

どうやら、銀行よりアコムを利用したほうがいい場合もあるっていう話みたいだが、本当にそんなことあるのか?

アコムって、金利が高い消費者金融の代表格みたいなイメージあるぞ・・・?

たしかにアコムの金利は上限18.0%で数あるキャッシングサービスのなかでもトップクラスの高さだし、いいイメージをもっていない人も多いよね。

でも、アコムにもいいところはちゃんとあるんだよ。

たとえば、融資スピードの早さ。

にゃんきち
わるきち

そういえば、アコムは即日融資OKだったよな。

でも、即日融資ができる消費者金融って、ほかにもあるだろ?

うん。
でも、ファイグーのクチコミをみてみると、他社より平均2時間も早く手続きが終わるんだよね。

にゃんきち
わるきち

2時間!?
そんなに違うのか・・・。

それに、実は、低金利の銀行カードローンよりも利息が安くなることだってあるからね。

にゃんきち
わるきち

くわしく教えてくれ!!

それでは、アコムがどんな人にオススメなのか確認していきましょう。

1分1秒でも早く借入れをしたい人

まずアコムの利用をオススメしたいのは、とにかく借入れを急いでいる方です。

以下に、即日融資が可能な消費者金融5社の最短審査時間と最短融資時間をまとめてみました。

種類 金融業者名 審査時間 融資までの時間
消費者金融 アコム 最短30分 最短30分
プロミス 最短20分(※) 最短20分(※)
アイフル 最短20分 最短20分
SMBCモビット 最短30分 最短即日
ノーローン 最短20分 最短即日

※ 申込みの時間帯や審査の進行等により希望通りにならないことがあります。

この表をご覧いただければわかるとおり、スピード融資はアコムの大きな強みです。

しかし、「アコムでもプロミスでも審査時間はそんなに変わらないんじゃない?」そんなふうに思うかもしれません。

たしかに、公式ホームページをみると、アコムも融資までの時間は最短30分、プロミスも融資までの時間も最短20分となっていますからね。

ただ、これはあくまでも『なんの問題もなく審査がスムーズに進んだ場合の最短時間』で、実際の融資時間は申込者によってバラつきがあります。

そこで見ていただきたいのが、次の表です。

当サイト・ファイグーではキャッシング利用者のみなさんから常に情報を寄せていただいており、2020年4月現在8,529件のクチコミが集まっています。

そのデータを集計し、実際にかかった審査時間・融資時間の平均をまとめてみました。

種類 金融業者名 審査時間(平均) 融資までの時間(平均) クチコミ件数
消費者金融 アコム 1時間 1時間 327件
プロミス 3時間 3時間 294件
アイフル 3時間 3時間 232件
SMBCモビット 6時間 1日 218件
ノーローン 3時間 3時間 36件

ご覧いただければわかるとおり、アコムは実際にかかった融資時間の平均も1時間となっています。

一方で、プロミスの平均融資時間は3時間となっており、アコムに比べて2時間も遅い結果となりました。

もちろん、ここで挙げた消費者金融5社は、いずれも最短即日のスピード融資を実現してくれる金融業者です。

ただ、さらに借入れのスピードを求めるなら、アコムを選ぶべきだといえますね。

ちなみに、アコムの場合、ATMでの即日借入れも可能ですし、指定口座へ即日振込んでもらうこともできます。

ただ、借入方法ごとに『何時までになにをしなければいけないか』が異なりますので、注意が必要です。

また、手続きを効率よくおこなうためのちょっとしたテクニックもあるんですよね。

そのあたりも踏まえつつ、以下の記事ではアコムで即日融資を受けるためのポイントを徹底解説していますので、借入れを急いでいる方はこちらもチェックしてみてください。

30日以内に完済が可能でアコムを初めて利用する人

「アコムは金利が高い」
「利息で損をする」

アコムに対して、おそらく多くの方がこんなイメージをもっていますよね。

もちろん、その認識は決して間違いではありません。

以下に、主要な消費者金融・銀行カードローンの金利をまとめてみました。

種類 金融業者名 金利
消費者金融 アコム 3.0~18.0%
アイフル 3.0~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%
ノーローン 4.9~18.0%
レイク 4.5~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
オリックス カードレスVIP 1.7~17.8%
銀行 PayPay銀行カードローン 1.59~18.0%
オリックス銀行カードローン 1.7~17.8%
じぶん銀行じぶんローン 2.2~17.5%
住信SBIネット銀行Mr.カードローン 0.99~14.79%
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6%
東京スター銀行スターカードローン 1.8~14.6%
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~14.5%
三井住友銀行カードローン 年1.5~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%

新たにキャッシングへ申込む場合、上限金利が設定されるケースが多いです。

そのため、金利を比較する場合は上限金利に着目するのがポイントなのですが・・・。

上限金利で比較すると、アコムの18.0%は競合他社と比べても最高水準の高金利になっていますよね。

そのため、利息をなるべく抑えたい場合、基本的にアコムは借入先候補から外すべきなんです。

アコムには最大30日間の無利息サービスがある

しかし、例外的に低金利の銀行カードローンを利用するよりも、アコムを利用したほうが利息を抑えられるケースがあります。

なぜなら、アコムには最大30日間の無利息サービスがあるからです。

無利息期間 契約日の翌日から30日間
条件
  • 初回のみ

たとえば6月1日にアコムと契約をした場合、無利息期間は7月1日までとなります。

つまり、7月1日までに全額を完済できるなら、利息を支払う必要はなく、借りた金額だけを返せばOKです。

「利息を抑えたいから、低金利の金融業者から借りよう!」

そう考えている場合、アコムのような高金利の消費者金融は敬遠しがちですよね。

でも、以下2つの条件に当てはまる場合はアコムを利用したほうがおトクなんです。

  • アコムを初めて利用する
  • 契約日の翌日から数えて30日以内に完済できる

ちなみに、アコム以外にも無利息サービスを実施している金融業者が消費者金融で4社、銀行カードローンで1社あります。

その詳細は以下の記事でまとめて解説していますので、【短期間での完済が可能で借入先を検討している方】はこちらもぜひ参考にしてください。

金利の高さとATM利用手数料に注意!こんな人はアコムを利用しないほうがいい

わるきち

なるほど~。
アコムの利用がメリットになることもあるんだな・・・。

そうだね。
でも、一方でアコムを利用しないほうがいい人もいるよ。

にゃんきち
わるきち

たとえばどんなやつだ?

さっきもいったけれど、アコムの金利が高いのは間違いないんだよね。

だから、すぐに完済できない人がアコムを利用してしまうと、やっぱり利息で損をしちゃうんだ。

にゃんきち
わるきち

そっか。
これは、『アコムの利用をオススメできない人』の条件も聞いといたほうがよさそうだな・・・。

前章ではアコムの利用がオススメな人の条件を紹介しましたが、もちろんアコムを利用しないほうがいいケースもあります。

こちらも、順番に確認していきましょう。

キャッシングの長期利用を考えている人

アコムを利用しないほうがいいのは、完済の目処が立っていないでかつ、長期的にアコムを利用する可能性が高い人です。

もちろん、どの金融業者を利用する場合も無計画なキャッシングはオススメできません。

ただ、とくにアコムのような消費者金融からの長期借入れはデメリットが大きくなります。

なぜなら、前章でも触れたとおり、アコムは金利が高いからです。

種類 金融業者名 金利
消費者金融 アコム 3.0~18.0%
アイフル 3.0~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%
ノーローン 4.9~18.0%
レイク 4.5~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
オリックス カードレスVIP 1.7~17.8%
銀行 PayPay銀行カードローン 1.59~18.0%
オリックス銀行カードローン 1.7~17.8%
じぶん銀行じぶんローン 2.2~17.5%
住信SBIネット銀行Mr.カードローン 0.99~14.79%
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6%
東京スター銀行スターカードローン 1.8~14.6%
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~14.5%
三井住友銀行カードローン 年1.5~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0%
イオン銀行カードローン 3.8~13.8%

キャッシングの利息は、以下の計算式で算出することができます。

  • 借入額×金利÷365日×借入日数

当然、借入額と借入日数が同じなら、金利の高い金融業者を利用したほうが支払う利息は大きくなります。

  • 最大30日間の無利息期間内に完済できる目処が立っていない
  • 過去にアコムを利用したことがあり、無利息サービスを利用できない

上記のようなケースに当てはまる場合は、上限金利に着目してできるだけ低金利の金融業者からの借入れを検討しましょう。

なお、アコムからの借入れで利息がどのくらいかかるのかを知りたい方は、以下の記事で借入額5万円~100万円の利息シミュレーションをしていますので、参考にしてください。

銀行やコンビニのATMで返済をしたい人

アコムの返済はアコムの専用ATMだけでなく、銀行やコンビニのATMも利用できます。

借金ってやっぱり後ろめたいものですから、毎月の返済をキャッシング専用のATMでおこなうことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

そんな人にとって、銀行やコンビニのATMで返済ができるのはありがたいですよね。

  • 「アコムのATMを利用しているところを誰かに見られたら・・・」と気にする必要がない
  • 銀行やコンビニのATMを操作していれば、周りに借金の返済をしているとは気づかれない
  • うっかり返済日を忘れたとしても、近所のATMですぐに返済ができる

このように、たくさんのメリットがあります。

ただ、銀行やコンビニのATMで返済をおこなう前提でキャッシングを利用するなら、残念ながらアコムはオススメできません。

アコムの提携ATM利用には110~220円の手数料がかかる

先ほども少し説明しましたが、アコムの返済にはアコム専用ATMだけでなく、以下のような提携ATMも利用できます。

種類 アコムの返済に利用できるATM
コンビニ
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • ゼロバンク
銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • イオン銀行
  • 北海道銀行
  • 北陸銀行
  • 東京スター銀行
  • 第三銀行
  • 広島銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 福岡銀行
  • 十八親和銀行
  • 熊本銀行
クレジットカード セゾンカードATM

ただし、このような提携ATMを利用すると、利用1回ごとに110~220円のATM利用手数料がかかってしまうんです。

返済期間が1年間なら1,320円、2年間なら2,640円、ムダな費用が発生します。

それなら、この費用も返済にまわしたほうがいいですよね。

もちろん、キャッシングで人の目が気になる気持ちはよくわかりますので、どうしても銀行やコンビニのATMを返済に利用したい場合は銀行カードローンの利用を検討してみてください。

種類 金融業者名 利用できる主な銀行・コンビニATM ATM利用手数料
消費者金融 アコム
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
プロミス
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • ゆうちょATM
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
アイフル
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • 西日本シティ銀行
  • 十八親和銀行
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
SMBCモビット
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ゆうちょATM
  • ローソン銀行
  • E-net
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
ノーローン
  • 新生銀行
  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
レイク
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • 利用額1万円以下:110円
  • 利用額1万円超:220円
銀行 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
無料
三井住友銀行カードローン
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • ゆうちょATM
無料
みずほ銀行カードローン
  • みずほ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
無料
楽天銀行スーパーローン
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • みずほ銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
無料
住信SBIネット銀行Mr.カードローン
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • イオン銀行
  • ゆうちょATM
無料
オリックス銀行カードローン
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • 西日本シティ銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • ゆうちょATM
無料
じぶん銀行じぶんローン
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • E-net
  • ゆうちょATM
無料

このように、銀行カードローンの多くは銀行やコンビニのATMを手数料無料で利用できます。

なお、すでにアコムを利用している方は、以下の記事で【アコムの返済で損をしないためのポイント】を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

借入総額300万円超でおまとめを検討している人

複数の金融業者から借入れをしている人の一部は、借金を一本化する目的でアコムを検討していると思います。

たしかにアコムには通常のキャッシングだけでなく、貸金業法に基づく借換え専用ローンというおまとめローン専用の商品もありますが、こちらも基本的にはオススメできません。

アコムのおまとめローンは高金利・低限度額

種類 金融業者名 おまとめ専用商品 金利 限度額
消費者金融 アコム 貸金業法に基づく アコムの借換え専用ローン 7.7~18.0% 1~300万円
プロミス 貸金業法に基づくおまとめローン 6.3~17.8% 1~300万円
アイフル 3.0~17.5% 1~800万円

借金をまとめた後も返済は続きますので、金利は少しでも低いほうがいいですよね。

ただし、アコムのおまとめローンの上限金利は18.0%で、他社と比べてももっとも高く設定されています。

また、利用限度額が上限300万円までとなっているため、借入総額が300万円超の場合は借金をひとつにまとめることができません。

このように、キャッシング・ローンを選ぶ肝となる金利・限度額の両面で他社に劣っているため、アコムのおまとめローンはオススメできないんです。

なお、現段階でおまとめローンの利用を考えている場合は、あわせて債務整理も検討してみてください。

  • 任意整理・・・金融業者と話し合い、借金を減額する手続き
  • 特定調停・・・裁判所を通して金融業者と話し合い、借金を減額したうえで返済計画を立て直す手続き
  • 個人再生・・・裁判所を通して住宅ローン以外の借金を減額し、返済計画を立て直す手続き
  • 破産・・・裁判所に申請をおこない、返済能力がないことが認められれば借金を帳消しにできる手続き

というのも、返済が苦しいと感じた時点で、おまとめローンでは借金問題を解決できないケースが非常に多いからです。

以下の記事では、【実はデメリットもあるおまとめローンの実態】を、元銀行員の経営コンサルタント監修のもとでまとめています。

また、以下の記事では【おまとめローンと債務整理、それぞれのメリット・デメリット】について弁護士の方に解説してもらっていますので、こちらもぜひ読んでみてください。

まとめ

いかがでしたか?

それでは最後に、記事のポイントをおさらいしましょう。

アコムの利用をオススメできる人の特徴

  • 1分1秒でも早く借入れをしたい人
    • 審査時間は最短1時間
    • 融資までの時間は最短30分
    • 実際に利用した人の審査時間は平均1時間
    • 実際に利用した人の融資時間は平均1時間
  • 30日以内に完済が可能でアコムをはじめて利用する人
    • アコムの上限金利18.0%は業界最高水準
    • ただし、アコムには最大30日間の無利息サービスがある
      • 無利息期間内に完済すれば、金利は一切かからない

アコムの利用をオススメできない人の特徴

  • キャッシングの長期利用を考えている人
    • アコムの上限金利18.0%は業界最高水準
    • 借入額と借入日数が同じなら、金利の高い金融業者のほうが支払う利息は多くなる
  • 銀行やコンビニのATMで返済をしたい人
    • 返済にはアコムの専用ATMだけでなく、銀行やコンビニのATMも利用可能
      • コンビニ
        • セブン銀行
        • ローソン銀行
        • E-net
        • ゼロバンク
      • 銀行
        • 三菱UFJ銀行
        • イオン銀行
        • 北海道銀行
        • 北陸銀行
        • 東京スター銀行
        • 第三銀行
        • 広島銀行
        • 西日本シティ銀行
        • 福岡銀行
        • 十八親和銀行
        • 熊本銀行
      • クレジットカード
        • セゾンカードATM
    • ただし、提携ATMの利用には手数料がかかる
      • 利用額1万円以下:110円
      • 利用額1万円超:220円
  • 返済に銀行やコンビニのATMを利用したい場合は、銀行カードローンの利用を検討する
    • 銀行カードローンは提携ATMを手数料無料で利用できるものが多い
      • 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
      • 三井住友銀行カードローン
      • みずほ銀行カードローン
      • 楽天銀行スーパーローン
      • 住信SBIネット銀行Mr.カードローン
      • オリックス銀行カードローン
      • じぶん銀行じぶんローン
  • 借入総額300万円超でおまとめを検討している人
    • アコムには『貸金業法に基づく借換え専用ローン』というおまとめ専用ローンがある
    • 上限金利18.0%は業界最高水準
      • 利息が高くなる
    • 最大でも300万円までしかおまとめができない
      • 借入総額が300万円超の場合は借金をひとつにまとめられない

金利の高さがアコムの大きなマイナスポイントであることは間違いありません。

ただ、30日以内に完済できる人にとっては、無利息で利用できる優秀なキャッシングサービスとなります。

また、最短30分融資のスピード感もアコムの魅力です。

もちろん、利用条件によってはデメリットのほうが大きくなってしまうこともありますので、自分の借入目的や返済プランを踏まえたうえで、利用を検討してみてください。

なお、当サイトにはアコムについて特集した記事がほかにもあります。

【アコムの審査基準】【申込時の在籍確認】【延滞した場合の注意点】など、アコムを利用するうえで気になるポイントをくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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