遠距離恋愛の費用を一方的に負担していたら生活が破綻した【体験談】

遠距離恋愛の交際費が毎月高額になり、自分の生活費すらおびやかすことに・・・

結果的に、スキルアップのために受講していた講座やショッピング代金、挙句の果てには携帯電話料金まで滞納することになってしまいました。

決してほめられたことではありませんが、この経験を通して、これまで知らなかった料金滞納の実態を学ぶことができました。今回はそのときの体験談をお話します。

体験者の情報

名前:西野 さき(仮名)
性別:女性
お金に困った理由:交際費が高額になった
何を滞納したのか:通信講座やショッピングの支払いなど
滞納金額:約15万円
当時の職業:臨時職員
当時の年齢:24歳

遠距離恋愛から生活苦に

10年ほど前のことになります。
当時私は、官公庁の臨時職員として働いていました。フルタイムの勤務で、給与は月に13万円程度。ボーナスなどはありませんでしたが、贅沢さえしなければ、なんとか生活していけました。

しかし、恋人が会社の人事異動で転勤になってしまったのです。場所は福岡。私は宮城に住んでいたので、遠距離恋愛をすることに。すべてはここから始まったのです。

恋人は当時、情緒が不安定だったこともあり、私は毎月恋人の元に通っていました。交通手段は飛行機です。交通費は最安値で4万円台。しかも、いつも恋人の仕事の日程がギリギリまで決まらず、安い航空券も購入できない状態でした。

結果、私が支払っていた交通費は月に6万円ほどになっていました。この金額は、給与の半額近くになります。

遠距離恋愛を長続きさせる秘訣は、交通費などを一方が負担しないことだと思うのです。しかし、恋人は一度として交通費を負担してくれることはありませんでした。おまけに食事などのデート費用さえ払ってくれることは稀でした。

その結果、恋人との交際費は、ひと月に10万円近くになり生活を圧迫していきました。

料金を滞納し始める

交際費のため、私は少しずつ貯めた貯金を崩しながら生活していましたが、生活は大変苦しくなっていきました。そして様々な支払いが遅れ、滞るようになったのです。

しかし、精神的に不安定だった恋人にはその現実を打ち明けることもできず、私の生活は苦しくなる一方でした。そうして数か月が過ぎ、とうとう貯金が底をつきました。

銀行にも、お財布にもまったくお金がありません。貴金属やバッグなど、お金になりそうな物は売りながらお金を工面し、交際費や生活費をつくっていましたが、限界はとうに過ぎていたのです。

通信講座の受講費を滞納

私はそのころ、とある通信講座を受講していました。仕事をしていたので学校には通うことはできず、通信講座で勉強をしていたのです。すべては自分のスキルアップのため、将来のためにと頑張っていたのです。

通信講座の受講費は高額でしたので、一括での支払いではなく4回の分割払いに設定していました。しかし気づいたときには、最後の1回分である6万円の支払いができていませんでした。

支払いをしたくても、お金がまったくなかったのです。そうしているうちに、支払いの督促状が何度も届くようになりました。講座のほうは、添削などをしてもらえなくなり、十分なサポートも受けられなくなっていました。

講座の受講期限が切れると、支払いの督促状は債権回収会社から送られてくるようになりました。家に何度も電話があり、今後の支払いについての話し合いもしました。

そして支払い期日が近づくと、債権回収会社から「●月●日がお支払い日になっています。指定口座の残高確認をお願いします」と連絡があるのです。

さらに「支払いが確認できない場合は法的手段を取ります」といった内容のハガキが届くようになります。家族には心配かけたくなかったので何も相談できず、気持ちは深く沈んでいきました。

なんとか支払いは完了できましたが、結果的に講座を修了することはできませんでした。お金はすべて無駄になってしまったのです。もちろん何のスキルも身につかないままです。

ネットショッピングの支払い滞納

そんなとき、ちょうど恋人の誕生日がやってきました。
以前から欲しいと彼が言っていたものを、ネットショップで見つけたので購入しました。後払いの用紙が、商品とは別に家に送付されたのですが、請求書を見ることが億劫になっていた私は、請求書をそのまま放置してしまったのです。

もちろん支払いはするつもりでしたが、銀行口座やお財布を見るたび、私は気分が落ちこんでいました。

支払い期限まで少し日にちがあったということもあり、私はその商品代金の支払いを後回しにしてしまったのです。

その結果、今回も債権回収会社が登場しました。
通信講座のときと同じように、支払いについての綿密なスケジュールが組まれます。

電話越しに、「支払いが遅れた場合は法的措置を取る」と強い口調で何度も言われます。確かに、悪いのは支払いをしなかった私です。

しかし、気持ちは沈む一方で、毎日泣いて夜を過ごしました。部屋は乱れ、生活そのものが崩壊していきました。

携帯電話料金を滞納

私はついに携帯電話の料金も滞納してしまいました。銀行引き落としにしていたのですが、口座にお金はありませんでした。

携帯電話料金は2か月滞納すると繋がらなくなる、と友人から聞いていた私は、2か月の滞納ギリギリの日に、1か月分を払うようにして、なんとかつなげている状態でした。

債権回収会社への支払いをまずは優先にしていたため、2か月滞納できる携帯電話の支払いは救いでした。そして、携帯電話が繋がらなければ恋人と連絡も取れなくなるので、必死に支払いを続けました。

限界を超えた先に

もうそのころになると、精神的に不安定なのは恋人ではなく、私のほうになっていました。何事もないようなふりをして、恋人と会うのも限界でした。恋人が寝静まってから部屋の隅で泣いたことも、何度もありました。

なぜ、私がこんな目にあわなくてはいけないのか。疑問は憎悪へと変わっていきました。恋人は年収1,000万円近くもある人でしたから、私の収入を知っていて、なぜサポートをしてくれないのか?

私は、恋人への愛情をとっくに失い、別れの方法をだけを考えるようになりました。そして、すべての苦しみを恋人に吐き出したのです。どれくらい金銭面が苦しかったのか、どのようにしてお金を工面したのか。債権回収会社にまでお世話になる状況だったことを。

堰を切ったように、恋人に言葉をぶつけました。
恋人は、ただ謝るだけでした。

私のサポートができなかったのは、恋人自身がギャンブルや友人とのつき合いで、給与のほとんどを使っていたため、手元にお金がなかったからだそうです。

そして、「今あるお金だけでも」と、20万近くを財布から取り出しました。一緒に出てきたレシートや領収書は、キャバクラや風俗店などのものばかり。しかも、10万を軽く越えるものばかりでした。

私は怒りで震えが止まりませんでしたが、情けないと思いながらも20万円を素直に受け取りました。現実問題、私には必要なお金でしたから。

負のループがまだ続いていたら

遠距離恋愛中は、交際費をどうにかしなければいけないと必死でした。最初にも言いましたが、遠距離恋愛で大切なのは、一方が負担を強いられないように支え合うことです。

私のように、「一方的に交際費の負担を強いられ、自分の生活費まで脅かしてしまい、結果的に様々な料金を滞納するようになってしまう」のは最悪のケースです。

あのまま交際を続けていても、良いことはひとつもなかったと断言できます。

私は今、料金を滞納することなどもなくなり、安心した生活ができています。贅沢な暮らしはできませんが、普通に暮らせることに、感謝する日々を送っています。

→ 税金滞納・料金滞納の事例と対処法

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