今回は、専業主婦でもお金を借りられるカードローン50社を一挙公開します。

専業主婦は、アコムやプロミスなどの消費者金融には申込めません。

そのため、「銀行カードローン」か「配偶者貸付ができる業者」へ申込む必要があります。

でも、どれを選んでいいのかよくわかりませんよね。

金利や限度額も各業者さまざまです。

「そもそも配偶者貸付がよくわからない」という人も多いでしょう。

そこで、

専業主婦のためのカードローンの選び方に始まり、配偶者貸付の説明、各業者の金利や限度額などを一気にまとめて解説することにしました。

これだけ読めば、専業主婦がお金を借りる前の準備ができるように書きましたので、ぜひ今のうちに読んでおいてくださいね。

「夫に対しての電話確認があるのか？」など専業主婦ならではの気になるポイントもすべて盛り込みましたので、どうしてもお金を借りたい時に使える内容になっていると思います。

• 目次
• 専業主婦でも借りられる銀行カードローン一覧
• 配偶者貸付を実施しているキャッシング・カードローン一覧
• 専業主婦が業者を選ぶときのポイント
• まとめ

専業主婦でも借りられる銀行カードローン一覧

収入がない専業主婦の場合、アコムやプロミスなどの貸金業者でお金を借りることはできません（※1）。

しかし、実は専業主婦でも申込みできるカードローンはたくさんあります。

主に下記の2つですね。

• 銀行のカードローン
• 配偶者貸付を実施している消費者金融のローン

まずは、専業主婦でも申込みできる銀行カードローンを一覧表で紹介していきましょう。

※1
貸金業者とは、主に消費者金融とクレジットカード会社のことです。貸金業者は、原則として専業主婦に貸出すことができません。総量規制という規制により、「貸金業者が個人に貸付けられるのは年収の3分の1まで」と決められているからです。そのため、収入ゼロの専業主婦には基本的にお金を貸すことができません。一方、銀行は貸金業者ではないので総量規制の対象外となります。

メガバンク・ネット銀行編

地方銀行編

「配偶者の安定収入」が必須条件

専業主婦が銀行カードローンに申込む場合の必須条件は、「配偶者に安定した収入があること」です。

では、安定収入とは具体的にどのような収入でしょうか？

大事なのは、「月1回の収入があるかどうか」です。

収入の種類としては、給与収入だけでなく、自営業者の事業収入、不動産収入なども安定収入として認められます（※2）。

※2
給与収入以外の場合、源泉徴収票や確定申告書などの収入証明書が必要となるケースもあります。

「専業主婦でも申込可能か」を見分ける方法

上の表に挙げたもの以外にも、「専業主婦が申込可能な銀行カードローン」があるかもしれません。

そこで、「専業主婦が申込可能か」を簡単に調べる方法を紹介します。

• コールセンターに電話して確認する
• ホームページを確認する
  銀行カードローンのホームページに「専業主婦も申込み可能」と書かれていればOKです。
• ホームページから、「商品概要」「商品説明書」を見て確認する
  銀行カードローンのホームページから「商品概要」「商品説明書」などのページに行き、「ご利用いただける方」「ご利用限度額」などの項目を確認しましょう。「専業主婦」や「配偶者に収入がある方」について言及されていればOKです。

配偶者貸付を実施しているキャッシング・カードローン一覧

さきほど、「収入がない専業主婦の場合、貸金業者でお金を借りることはできません」と説明しましたが、一部例外があります。

それが配偶者貸付です。

配偶者貸付けを利用すれば、専業主婦でも「夫婦の年収（合算）の3分の1まで」のお金を借りることができます。

しかし、全ての貸金業者が配偶者貸付を実施しているわけではありません。

たとえば、アコムやプロミスなどの大手消費者金融は、主にコストや手間がかかるという理由で配偶者貸付を受け付けていません。

一方、一部の中小消費者金融やクレジットカード会社は、配偶者貸付を受け付けています。

配偶者貸付を実施しているキャッシング・カードローン一覧

配偶者貸付けに必要な書類は？

配偶者貸付を利用するには、次のような書類が必要です。

• 配偶者との婚姻関係を証明する書類（住民票、戸籍妙本、婚姻届受理証明書など）
• 配偶者の同意書

同意書の内容は？

「配偶者の同意書」に記載されている内容は、主に次の2つです。

• 「配偶者貸付を利用して申込みを行うこと」への同意を求める
• 「審査の際に信用情報（※3）の照会を行うこと」に同意を求める

配偶者貸付けの審査では、申込者本人だけでなく配偶者の信用情報も確認されるのですね。

※3
あなたの、クレジットカード・ローン・キャッシング・分割払いに関する情報はすべて信用情報として信用情報機関に記録されています。たとえば、申込み、契約、借入れ、返済に関する情報はすべて記録されています。あなたの信用情報を見れば、「いくら借りているか」「これまでちゃんと支払いをしてきたか」がわかるのです。そのため、キャッシングやカードローンの審査で、金融業者は必ずあなたの信用情報を確認します。配偶者貸付けの場合は、あなたと、あなたの配偶者の信用情報を確認するのです。

配偶者の収入証明書を求められることも

追加で配偶者の収入証明書が必要な場合もありますので注意しましょう。

収入証明書として認められるのは、給与明細書、源泉徴収票、所得証明書、確定申告書、課税証明書、納税通知書などです。

専業主婦が業者を選ぶときのポイント

ここまで紹介したとおり、専業主婦でも申込みできるキャッシング・カードローンは数多くあります。

ここからは、「専業主婦がキャッシングやカードローンを選ぶときのポイント」を紹介していきます。

限度額(専業主婦の場合)

業者によって、限度額の設定はさまざまです（※4）。

上限30万円のローンもあれば1,000万円のローンもあります。

しかし、実際にあなたが借りられる上限額（利用限度額）は審査によって決まります。

専業主婦の場合は、どこに申込みをしても最大50万円程度しか借りられないと思っておきましょう。

少ない場合は10万円程度、多くても50万円が限界です。

※4
専業主婦の場合、通常よりも限度額の上限が低く設定されることが多いので、注意してください。たとえば、みずほ銀行カードローンの限度額は本来10～800万円ですが、専業主婦が申込む場合の上限は30万円となります。

金利

業者によっては、金利に幅が設けられていますが、専業主婦の場合は上限金利が適用されると思っておきましょう。

たとえば、「4%～15%」なら、15%が適用されると思ってください。

なぜなら、専業主婦の場合は利用限度額が低く設定されるからです。

一般的に、金利と利用限度額は反比例の関係にある（利用限度額が低いほど金利は高くなる）ので、専業主婦の場合は上限金利が適用される確率が高いです。

できるだけ低金利で利用したいなら、上限金利の低い業者を選びましょう。

例）

申込条件

申込条件は、主に3つです。

• 年齢（申込者の年齢）
• 地域制限
• 配偶者に関する条件

「地域制限」と「配偶者に関する条件」の注意点について説明していきましょう。

地域制限

地域制限があるのは地方銀行のみです。

地域制限ありの場合、申込者がその銀行の営業エリア内に勤務または居住していなければ申込みできません。

たとえば、北洋銀行カードローンに申込めるのは「北海道に勤務または居住している人のみ」です。

あてはまらない場合は申込みできません。

配偶者に関する条件

専業主婦の場合配偶者に安定した収入がなければカードローンに申込めません。

これは銀行カードローンでも配偶者貸付けでも同様でした。

さらに、下記のような条件がついている場合もあります。

配偶者の勤務先に在籍確認の電話がある

PayPay銀行カードローンの場合、配偶者の勤務先に在籍確認の電話があります（※5）。

つまり、PayPay銀行の担当者が配偶者の勤務先に電話をかけ、「実際に在籍しているか」を確認するのです。

もちろん、担当者が配偶者以外の第三者に用件を話すことはありませんが、心配な方は在籍確認のない業者を選びましょう。

※5
実際の在籍確認の様子を知りたい場合はこちらをご覧ください。

配偶者に同意確認の電話がある

アスカとレディースフタバの場合、担当者が配偶者に直接電話をかけ、「申込みに同意しているか」の確認を取ります。

配偶者の勤務先の記入が必要

アスカとベルーナノーティスへ申込む際は、配偶者の勤務先情報を記入しなければなりません。

配偶者に関する書類が必要

アスカ、レディースフタバ、ベルーナノーティス、キャネットはいすれも配偶者貸付けなので、下記の書類が必須です。

• 配偶者の同意書
• 婚姻関係を証明する書類

アスカやキャネットへ申込む場合は、配偶者の収入証明書も必要となります。

一方、銀行カードローンの場合、配偶者に関しての書類は不要のところが多いものの、「福邦銀行 新なんでもザウルス」に申込む場合は配偶者の同意書が必要です。

「自宅への電話」の有無

自宅に電話をかけないでほしい方も多いでしょう。

今回紹介した銀行カードローン、および配偶者貸付けの業者は、いずれも希望連絡先を指定できます。

そのため、希望連絡先を携帯電話にしておけば、自宅に電話がかかってくることはまずありません（※6）。

希望連絡先には、申込み確認の電話や、審査結果連絡の電話がかかってくるので、注意してください。

※6
返済を延滞した場合、自宅にも電話がかかってくる可能性があります。

「自宅への郵送物」の有無

多くの業者が、「自宅への郵送物あり」です。注意してください。

※7
来店せずに契約した場合（ホームページ、郵送、FAXなどで契約した場合）はローンカードや契約書が自宅に届きますが、来店して契約した場合は郵送されません（その場で受取ります）。

契約時に、契約書やローンカードが届くケースが多いです。

また、定期的に利用明細が届くこともあるので、注意してください。

来店の要否

「来店が必要か」どうかも確認しておきましょう。

来店が必要なケースは、下記の3つに分けられます。

• 口座開設のために来店しなければならない（銀行カードローンのみ）
• 契約方法が来店のみ
• 来店すれば最短で融資を受けられる

特に、銀行の窓口に来店しなければならない場合は、営業時間が平日9時～15時に限られます（※8）。

※8 窓口以外は営業時間が異なります。

融資までの時間（最短）

なかには、申込みから融資まで、最短数週間かかるカードローンもあります。

そのため、融資までの時間も事前にチェックしておくことをおすすめします。

急いでいる場合は、「口座なしでも最短即日融資可能」なカードローンを選びましょう。

次のような、全国対応しているカードローンがおすすめです。

※9
お申込みされた時間によっては、翌日以降となる場合がございます。

まとめ

それでは最後に、今回のポイントをおさらいしましょう。

専業主婦でも申込みできるカードローンは？

専業主婦でも申込み可能なのは「銀行カードローン」か「配偶者貸付を実施している貸金業者」

• いずれの場合も、配偶者の安定収入が必要
• 配偶者貸付けの場合は、「配偶者との婚姻関係を証明する書類」と「配偶者の同意書」が必須

専業主婦がカードローン選ぶときのチェックポイント

• 限度額はいくらか（ただし専業主婦の場合は10万～50万円程度になる場合が多い）
• 金利はいくらか（上限金利をチェックすべき）
• 地域制限の有無
• 配偶者の勤務先に在籍確認の電話があるか
• 配偶者に同意確認の電話があるか
• 配偶者の勤務先情報の記入が必要か
• 「配偶者との婚姻関係を証明する書類」「配偶者の同意書」「配偶者の収入証明書」が必要か
• 自宅への電話があるか
• 自宅への郵送物があるか（契約時・利用時など）
• 来店が必要か
• 融資までの時間（最短）はどのくらいか？

いかがでしたか。

今回わかったように、専業主婦でも申込めるカードローンは数多く存在するので、間違っても違法金融業者やクレジットカードの現金化には手を出さないようにしてくださいね。

※カードローンやキャッシングは計画的に利用しましょう。無理な借入れは絶対に禁物です。