即日払いバイトは求人サイトにはない?本当に当日給料が出る仕事とは?

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アルバイトをしたその日にお金がもらえる「即日支払い」のアルバイト。

日々の生活費に困っている人にとっては、働いたその日に報酬がもらえるのはとても魅力的です。

しかし、即日支払いのアルバイトを探すのは意外と難しいと言われています。

例えば、求人サイトで検索すると、「即日支払い」と書かれたアルバイトはたくさんヒットしますが、実際その日にお金が受け取れるケースは少ないのです。

それでは、即日支払いのアルバイトはどうやって探せばいいのでしょうか?

即日支払いのアルバイトの探し方や、実際にどんな仕事があるのか、そして即日支払いのアルバイをする際に注意したいポイントを紹介していきます。

私が「即日支払い」のアルバイトを体験した理由

私は21歳のとき、海外旅行の費用をねん出するためキャッシングをしたのをきっかけに、次々と借入れを行なってしまいました。

そして社会人になっても借金癖が治らず、最高200万円の借金を背負ってしまいます。

そこで本業の傍ら、勤務先にはナイショで、さまざまな副業を行なっていたのです。その時に「即日支払い」のアルバイトをいくつか経験しました。

そして即日支払いの仕事は、探し方にもコツがあることが分かってきました。

27歳で完済するまで、私が実際に経験した即日支払いアルバイト、その見つけ方、時給、仕事の実態について、お話いたします。

求人サイトで「即日支払い」のアルバイトを探すのは難しい

現在、インターネットでアルバイトを探す人がほとんどだと思います。

しかし、こうした求人サイトで「即日支払い」を謳っていても、実際に報酬を支払うのは、この求人サイトを運営している派遣会社です。

派遣会社では給与の振り込み日があらかじめ決められており、「即日支払い」はあくまで例外として認められている程度。

しかも例外が認められても、振り込みではなく、派遣会社までわざわざお金を受け取りに行かなければなりません。

もちろん言葉通り、働いたその日に現金でもらえる仕事もあるようですが、それはごく一部です。

まず派遣会社に登録する際は、本当に「即日払い」かどうかを、きちんと確認しておくことが重要です。

アナログな求人張り紙や新聞広告に目を向けて

そこで「即日支払い」のアルバイトを見つけるには、ネットではなく、アナログな媒体に目を向けてみましょう。

例えば以下のような所にある、掲示板の求人をチェックしてみます。

  • 役所
  • 公民館
  • 銭湯
  • 最寄りの駅、道の駅
  • スーパー、ショッピングセンター

そこに張り出される求人広告は、雇い主が直接掲示しているので、たとえ張り紙に「即日支払い可」の文言がなくても、融通が効く可能性があります。

地域の商店や、個人事業主のような会社がこうした掲示板を利用しているので、気さくに応じてくれるかもしれません。

あるいは、以下のような媒体でも、「日払い可」「即日支払い」の求人を見つけることができます。

  • スポーツ新聞
  • 地方紙など地元の新聞
  • 新聞の折り込み求人チラシ
  • 喫茶店やコンビニに置いてある求人系のフリーペーパー

アナログな求人探しの利点は、すぐに電話で問い合わせができて、確認ができること。

面倒なサイト登録や派遣会社の登録説明会などの手間が省けて、すぐに働けることです。

「即日払い」のアルバイトの実態

私はこうした方法で「即日払い」のアルバイトを探し、実際に働いてきました。

ではそのアルバイトはどんな仕事があるのでしょう?私が体験したアルバイトの実態を紹介していきます。

お祭りの屋台の調理・販売補助

あるスポーツ新聞の求人欄に掲載されていた「調理接客補助 要普通免許 日払い可」の広告。その仕事内容は、なんとお祭り会場の屋台のアルバイトでした。

雇い主は、この道何十年というベテランの「親方」。会社ではなく、あくまで個人で屋台営業をしているとのことでした。

お祭りや盆踊りが各地で行なわれる夏場は、とにかく人手不足で、頻繁にこうした個人事業主が募集広告を出しているのです。

「ああ、求人見たのね。じゃあ明日来れる? そう、じゃ、よろしく」

電話での応対は、ぶっきらぼうでしたが、すぐに話がまとまりした。

日給は1万円。朝8時から夜8時までの12時間労働で、長い休憩は取れません。

屋台の販売補助は、原則的に現地集合、現地解散。交通費は出ませんでした。

その日お祭りに出した屋台は1つだけだったので、アルバイトは私一人だけ。ただし屋台を2つ3つ出すときは、複数人アルバイトを雇うこともあるそうです。

しかし場所が遠方のお祭り会場となると、集合時間が早朝だったり、夜の残業もあります。

もちろんきちんと残業代を支払ってくれる業者がほとんどですが、とにかく朝から晩まで体力勝負でした。

屋台を設営する際は、重たい機材や食材を車から運び出さなければいけません。

そしてこの日の屋台は「焼きそば」。営業が始まれば一日中呼びこみの声を出し続け、屋台の前で焼きそばを売っていきます。

少しでも手際が悪いと、屋台の前にはあっという間に行列ができてしまいます。

早く正確にお金を計算しながら、パック詰めされた焼きそばをビニールに入れてどんどんお客に渡していきます。

「そのうち慣れてきたら調理もまかせるから」

親方はそう言っていましたが、体力的には熱い鉄板の前に立ち続ける調理担当の方が、ずっと辛いでしょう。

その日はお昼頃から焼きそばを売りはじめ、夜の8時過ぎに営業は終了。

翌日も営業する場合は、営業が終われば勤務も終了となりますが、もしお祭りの最終日であれば、撤収作業も手伝います。

とにかく立ちっぱなしで、ほとんど休憩も取れない屋台のアルバイト。肉体的な負担が大きいので、あくまで週末のアルバイトと割り切るのが、長続きするコツです。

親方は、「アルバイトに雇うのは20代から30代の男性で、ある程度体力に自信がある人だ」と話していました。

そして、このアルバイトのポイントは、とにかく雇い主に気に入られること。

もしも見込みがあれば、その後も直接アルバイトを頼まれることがあります。

親方から聞いた話では、アルバイトをずっと続けた30代の方が独立。今は「親方」となって、1つの屋台を切り盛りしているとのこと。

形はどうあれ、飲食店での独立開業を目指している人には、いいアルバイトなのかもしれません。

家屋等の解体作業員

即日支払いのアルバイトを探す上で、意外な穴場が銭湯や工務店の入り口です。

とくに東京の台東区や足立区など、下町の銭湯は、地元のガテン系会社の交流の場として機能しています。

私がこの銭湯の張り紙で、解体作業員の仕事を見つけました。

そこは社員がたった3人という小さな工務店で、解体作業といっても大きなビルを解体するわけでもなければ、大型重機などを操縦するわけではありません。

事務所に集合するのは朝8時。

そこまでの交通費は自己負担となります。そこから車で現場へと向かいます。

解体するのは木造家屋がほとんど。解体作業で出た瓦礫をトラックに積んだり、作業中の現場に水を撒いたりするのが主な仕事でした。

日給は朝8時頃から日没まで働いて8千円から1万円が相場です。

ただし、マスクや安全靴など最低限の装備は自費で購入する必要もあるので、頭に入れておいた方がいいでしょう。

また解体現場に危険はつきもの。うっかり釘を踏んで、大怪我を負うこともあります。労災関係はチェックが必要です。

このアルバイトをした時は、仕事の後に雇い主である50代の社長さんが、携帯番号を教えてくれました。

「たいてい人手不足だから働ける日があったら電話してよ。あと、こっちから連絡してもいい?」働きたいときに、携帯電話で直接やり取りできるのも、こうした地域密着型のガテン系アルバイトのメリットではないでしょうか。

深夜の飲食店清掃

常駐スタッフが数名しかいないような小さな清掃会社であれば、即日支払いに応じてくれるところが意外とあります。

新聞の求人広告などで求人をかけている清掃会社を探して連絡し、「○曜日の深夜なら働けます」というように、あらかじめ働ける条件などを登録しておくと、スムーズかもしれません。

私が登録をした清掃会社は、主に飲食店の清掃を行なっていて、お店が閉店した深夜から朝にかけて仕事が入りました。

作業内容は、飲食店から椅子やテーブルを一度、店外へ運び出し、床をブラシで磨いたり、ワックスをかけたりと誰にでもできる軽作業です。

実動時間は8時間。交通費は均一で、1回の出勤につき1千円が支給されました。

深夜のアルバイトのため、日払いで概ね1万円以上と高報酬なのもポイントです。

ただし、清掃中はお店の空調を止めるケースがほとんどで、夏場は蒸し暑く、冬は防寒具が必要なほどの寒さ。

屋内の軽作業とはいえ意外と体力を消耗する仕事なので、日中とのアルバイトとの掛け持ちは避けた方が無難です。

勤務時間帯は深夜。しかもほとんどが屋内での作業のため、ほとんど人の目につくことはありません。

「会社に秘密でアルバイトしたい」というサラリーマンの副業にも最適ではないでしょうか。

市場調査のモニター

サラリーマンが会社帰りにできるアルバイトとして最近人気なのがこの市場調査モニターのアルバイト。

これまでアナログな探し方を紹介してきましたが、このモニターアルバイトだけは例外で、インターネットで市場調査会社を探し、あらかじめ登録しておく必要があります。

ここで主な市場調査会社を挙げておきます。

市場開発研究所
http://www.mdr-j.co.jp/

D STYLE WEB(ディースタイルウェブ)
http://www.dstyleweb.com/index.html

SUGATA Reserch
http://www.sugataresearch.com/

登録後の手順は以下のとおりです。

  • 1調査会社のサイト内の「モニター登録」の欄から登録を行う
  • 2モニターが必要な案件が見つかり次第、メールもしくは電話で連絡が来る
  • 3会場や時間帯を打ち合わせて、調査会場に向かう

だいたい1~2時間のモニター調査で、5千~8千円の報酬をその場で受け取ることができます。ただし交通費は支給されません

モニターとなって調査する対象はお酒やタバコ、スナック菓子などさまざま。

指定された調査会場へ行き、用意された試作品を試します。その場で味やパッケージデザインなどへの感想をアンケート用紙に記入していくだけ。

モニターには守秘義務があるため、詳しくは書けませんが、私の場合は夜7時~8時半までの1時間半、とあるアンケートで6千円の報酬を受け取りました。

ただし、モニターの依頼が来るのは半年に1~2回程度です。市場調査の会社の方針で、同じ人に何度も頻繁にモニターのアルバイトを依頼できないという事情も影響しています。

水商売の体験入店

女性ならば、水商売の体験入店で日払いの収入を得る方法もあります。

この仕事はもちろん私自身体験していませんが、詳しい友人から聞きました。

水商売関連の求人雑誌では、この体験入店という言葉をよく目にしますが、キャバクラやスナックでは大半が、この制度を取り入れています。

これは水商売に抵抗がある女性に対して、「少しでもお店の雰囲気を知ってもらえたら」という配慮からはじまったもので、実際に面接して採用が決まったら、さっそくフロアで接客、もしくは接客の補助を行ないます。

この時点で、時給が発生するので、体験入店の期間中は即日支払いで報酬がもらえます。

時給は1千~1500円が相場で、オープンからラストまで働くと、実動時間は5~7時間ほどになり、日当は1万円近くになるかもしれません。

ただし、「3日間」「1週間」など、どのお店も体験入店の期間を決めているので、あらかじめ確認しておく必要があります。

またお店によっては、ヘアメイク代や衣装代が給与から差し引かれることもあります。

お店から借りたドレスを汚してしまうと、クリーニング代を請求されることもあるので注意が必要です。

最後になりましたが、実際に即日バイトを募集している会社はいくつもあるんです。

ただ、即日バイトのなかには危険なものもあります。最悪の場合 犯罪にまきこまれる可能性もあるので注意が必要です。

この記事の筆者

亀井幸雄(仮名)
1975年生まれ。21歳のときに海外旅行の費用をねん出するため初めてのキャッシング。社会人になっても借金癖が治らず最高200万円の借金を背負うことに。勤務先にはナイショでさまざまな副業を行ない、27歳で完済。現在も自らの借金経験、アルバイト経験をもとに副業としてライター活動を続けている。

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