ティッシュ配りバイトの時給・注意点・配る時の意外なコツ【体験談】

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繁華街の街頭でよく見かけるティッシュ配り。パチンコ屋・英会話・居酒屋・出会い系など、様々なポケットティッシュが配られています。

このティッシュ配りをしている人の多くは、日雇いのアルバイトで働く人たち。

とても簡単そうな仕事に見えますが、効率よく配るコツやルールもあるようです。

実際にティッシュ配りのアルバイトを体験した人が仕事の実態を語っています。

体験者の情報

名前(仮名): 佐々木 小次郎
このアルバイトをしていた時期: 2011年1月―2011年2月
時給: 1200円×8時間=9600円

ティッシュ配りのアルバイトの実態

ティッシュ配りのアルバイトは、繁華街でティッシュを配る仕事です。

一見、「人に見られると恥ずかしいのでは」「立ちっぱなしで辛そう」と思われるかもしれませんが、他の接客業のように気を遣うこともなく、意外と気楽にできるアルバイトでした。

また簡単な仕事なのに、高報酬なのも魅力です。

ティッシュ配りのアルバイトの、仕事内容や時給、仕事を上手くこなすコツなどもご紹介したいと思います。

ティッシュ配りをはじめたきっかけ

私はうつ病を発症して会社を退職し、その後は体に負担をかけない日雇いのバイトをいくつか行なっていました。

引越し作業や自転車の撤去など、いくつかのアルバイトを経験しましたが、これらの仕事は派遣会社に登録して、そこから発注されたものです。

このティッシュ配りもその一つでしたが、日雇い形式にしては珍しく、長期派遣ということで紹介されました。

私は連続して仕事を入れたくなかったのですが、派遣会社に強いて頼まれたので、担当してみることにしたのです。

またティッシュ配りというと、出会い系か消費者金融というイメージがあったのですが、私が依頼されたのは、コンタクトレンズの会社からでした。

ティッシュ配りの仕事内容

午前11時ごろ、代理店の事務所に集合し、昼を過ぎて人が繁華街に増えてくる頃から夕方まで、ポケットティッシュの配布を行います。服装は基本的に自由でした。

配布地域は、コンタクトレンズの店舗があるビルから、徒歩5分圏内です。

配布現場には、ポケットティッシュが1,000個入った段ボールを持って行きます。ポケットティッシュといえども1,000個は結構重たいです。

初めのうちは1時間に100個も渡せなかったのですが、慣れてくると1時間に200個以上配布できるようになりました。

ティッシュを捨てて配ったことにすることもできそうでしたが、コンタクトレンズの店が配布率を把握していて、サボるとおのずと分かってしまうシステムになっていました。

100個配布すれば、2人からレスポンス(反応)があるという目安があったようです。

またコンタクトレンズの割引券が入ったティッシュは、相手を選ばず、誰に配布してもいいので気楽でした。

コンタクトレンズというと、割引券だけのビラを配ることが多く、興味がない人には受け取ってもらえないのですが、ポケットティッシュだと受け取ってくれる確率がぐんと高くなることも分かりました。

ティッシュ配りの時給

時給は1200円と、私が働いていた関西では高い水準でした。

ティッシュ配りの仕事のコツ

受け取ってくれる人の見分け方

しばらくこの仕事をしていると、受け取ってくれる人と受け取ってくれない人の、区別ができるようになります。

目を伏せている人はほぼ100%受け取ってくれません。

友達と会話をしながらでも、前をしっかり見ている人なら、受け取ってくれる可能性は高いです。

そして大阪の典型的なおばちゃんは、1つ渡すと「もう1個ちょうだい」みたいなノリでした。同じ人に複数配布するのは禁止されていましたが、こんな時には2~3コと渡すこともありました。

夏より冬がオススメ

このアルバイトをするなら、夏よりも冬の方がいいと思います。

私がこのバイトをした時期は冬だったのですが、着込んでさえいれば、ずっと動き回っているので寒くはありません。

むしろ夏の方が厳しく、特に汗っかきの人には、難しい仕事かもしれません。

手袋をして配布

手袋をしていた方が、神経質そうな人でもティッシュを受け取ってくれました。

「素手でティッシュを渡されるのを嫌がる人がいる」と聞いてやってみたのですが、確かに素手より手袋をしていた方が、配布率は上がった気がします。

意外と人にバレにくい

街頭に出てティッシュを配布するなんて、知り合いに会ってしまったら恥ずかしいという思いもあったのですが、実際には知り合いに出くわすことは「ほとんど」ありませんでした。

たまに、知り合いが歩いてくるのを目撃することはありますが、知り合いはまさか知人がティッシュの配布をしているとは思わないので、気がつかないものなのです。

別に隠すことでもないのですが、そのうちに全く気にしなくなりました。

見えない縄張りが存在する?

人通りが多いポイントを選んで配布したいのですが、そのようなゴールデンポイントは、他の種類のティッシュ配布のベテランに占領されていました。

別に縄張りがあるわけでもないのですが、近づきがたい雰囲気がありました。

この仕事のいいところ

時給が高い

1000円以上の時給が稼げるという点では、結構お勧めです。

神経を使わずに済む

余計な神経を使わないので、意外と気楽に行えます。

マナーや姿勢など、接客の仕事のように、気を遣うことがありません。

運動になる

立ちっぱなしで結構疲れますが、立ち止まっているようで、結構体は動かしているので、いい運動になり、ダイエットもできてしまいます。

ティッシュ配りは宣伝効果があるの?

ティッシュを1,000個配布すると、20人はお客が来るという計算でした。

しかしポケットティッシュの単価は10円もしないのです。

私はポスティングでマンションのチラシやピザの割引券も配布していましたが、ポケットティッシュ配布が、一番宣伝効果があると思いました。

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