葬儀代が払えない方のための絶対に失敗しない葬儀ローンの選び方

人が亡くなるとお金がかかります。
葬儀、墓地、墓石、仏壇も含めると、数十万~数百万円の費用が必要になりますよね。

その費用をどうしても用意できない時は、ローンを組むのもひとつの手です。

しかし、葬祭会社に言われるがままローンを組んだりしてしまうと、余分に高い利息を取られて損してしまうかもしれません。

ここでは、金融機関ごとに葬儀ローンを紹介し、金利、限度額、融資までの時間など、それぞれの条件を比較していきます。

また、状況別に適した葬儀ローンをセレクトしたので、葬儀ローンを検討中の方はぜひ目を通してみてください。

葬儀ローンとは?

葬儀ローンとは、その名の通り葬儀費用のためのローンです。「葬祭ローン」「冠婚葬祭ローン」と呼ばれることもあります。

最近は、葬儀費用だけでなく、仏壇、仏具、墓地、墓石の購入費用もまかなえるローンが増えています。

  • 数十~数百万円を急に用意できない
  • 故人の死亡保険の受取りまでに時間がかかる
  • 墓地・墓石を買うためのお金がない

葬儀ローンは、このような場合に便利なローンです。

葬儀ローンの種類 (1)葬祭会社

多くの葬祭会社は、クレジットカード会社と提携した葬儀ローンを取り扱っています。提携クレジットカード会社は、オリコやJACCSといった大手です。

一般的な葬祭会社の葬儀ローンの内容は下記のようになっています。

種類 葬祭会社(クレジットカード会社)
申込から融資までのスピード 最短2~3時間、遅くても2日以内
金利 8~18%(固定)
限度額 10~500万円
返済回数 6~60回(頭金なしでも可、ボーナス併用払い可)
年齢 20~70歳以下(完済時の年齢)
保証人の有無 原則不要(審査内容によっては、連帯保証人が必要になることも)
仏具もローンに組み込める? 可能
申込時の来店 不要
必要書類
  • 本人確認書類
    例)運転免許証
    健康保険証
    パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン契約書
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
その他の条件 -

葬祭会社ローンの良い点・悪い点

金利の相場は8~18%とやや高めですが、インターネットから24時間申込ができ、来店不要、書類も最低限でOKなので、便利です

銀行や労金、信金に比べると審査難易度はやや低めで、融資までのスピードも速いため、急いでいる方にはオススメですね。

葬儀ローンの種類 (2)銀行

代表的な都市銀行の中から、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のローンを紹介します。

これら大手の銀行は、「葬儀ローン」という商品名ではなく「フリーローン」として扱っていて、それぞれ下記の商品名で取り扱っています。

  • 三菱東京UFJ銀行 ... 多目的ローン
  • 三井住友銀行 ... フリーローン
  • みずほ銀行 ... 多目的ローン
種類 銀行
申込から融資までのスピード 最短2~3日、遅くても1週間以内
金利 4~14.5%(変動)
限度額 10~300万円
返済回数 7~10年以内
年齢 20~65歳以下(完済時の年齢)
保証人の有無 原則不要(審査内容によっては、連帯保証人が必要になることも)
仏具もローンに組み込める? 可能
申込時の来店 不要
必要書類
  • 本人確認書類
    例)運転免許証
    健康保険証
    パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン申込書
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万円以上借入れる場合のみ)
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
その他の条件 -

地方銀行でも、葬儀ローンを取り扱う銀行が増えてきました。(商品名は「フリーローン」「メモリアルローン」「多目的ローン」など)

ただし、地方銀行でローンを組む際は特別な利用条件があり、注意が必要です。

地方銀行のローン 利用条件の例

  • 銀行の営業地区内に居住している
  • 銀行の口座を持っている
  • 前年度の収入が150万円以上

銀行によって条件は異なりますが、これらの条件を満たす必要があります。

また、契約時、

  • 源泉徴収票などの所得がわかる証明書
  • 住民票の写し
  • 届出印
  • 印鑑証明書

これらの書類が必要になることがあります。(先ほどの「銀行」の表内「必要書類」に載っているものに追加)

そして、契約時には来店の必要があります。

銀行ローンの良い点・悪い点

葬祭会社のローンに比べ、提出する書類も多いですし、融資までの時間も長くなります。(申込から融資まで最短2~3日、長ければ1週間程度

また、地方銀行は、それぞれの銀行の利用条件を満たさなければなりませんし、契約時に来店が必要になることもあります。

葬儀まで日数に余裕があり、短時間で必要な書類を揃えられる方はいいかもしれません。葬祭会社に比べると、やや低金利でローンを組めます

葬儀ローンの種類 (3)労金・信金

労金や信金でも葬儀ローンを取り扱っています。

こちらも「葬儀ローン」「葬祭ローン」などの商品名ではなく、「個人ローン」「フリーローン」としている場合が多いようです。

種類 労金
申込から融資までのスピード 7~10日以内
金利 2~9%(固定)
限度額 10~500万円
返済回数 10年以内(ボーナス併用可)
年齢 18~71歳以下(完済時の年齢)
保証人の有無 原則不要
仏具もローンに組み込める? 可能
申込時の来店 必要
必要書類
  • 親権者の同意書(18歳の場合)
  • 本人確認書類
    例)運転免許証
    健康保険証
    パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • 印鑑
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • ローン申込書
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万円以上借入れる場合のみ)
その他の条件
  • 申込人の2親等以内の葬祭費用のみ
  • 労金に加盟する会員であること(口座開設の必要あり)
  • 労金の管轄内に居住または勤務している勤労者
種類 信金
申込から融資までのスピード 最短2~3日、遅くても10日以内
金利 5~10%(固定)
限度額 10~500万円
返済回数 7~8年以内(ボーナス併用可)
年齢 20~70歳以下(完済時の年齢)
保証人の有無 原則不要
仏具もローンに組み込める? 可能
申込時の来店 必要
必要書類
  • 本人確認書類
    例)運転免許証
    健康保険証
    パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン申込書
  • 印鑑
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万以上借入れる場合のみ)
その他の条件
  • 信金の営業地区内に居住する、もしくは信金管轄内の事業所に2年以上勤務している(どちらかを満たしていればOK)
  • 年収による制限あり(例:前年度の収入が年収300万以上)
  • 口座開設の必要あり

労金ローン・信金ローンの良い点・悪い点

審査は慎重かつ厳しいので、審査だけで平均して2~3日かかります。また、契約時には来店しなければならなく、必要書類も多いです。

そもそも会員ではない場合は、まず会員になる必要があります。

すでに会員になっていても、申込から融資まで最長10日程度かかります。あまりスピーディーな対応とは言えませんね。

ただし、信金も労金も、企業や個人と一体となって地域の繁栄を図る「相互扶助」を目的とした機関なので、低金利でローンが組めます。

金利は、葬祭会社や銀行に比べてもだいぶ低いので、その点は大きな魅力ですね。

なお、信用金庫についてはこちらでくわしく解説しております

葬祭会社、銀行、労金、信金のスペック徹底比較

※下の表は右にスクロールすることができます。

種類
申込から融資までの
スピード
金利
限度額
返済回数
年齢
保証人の有無
仏具もローンに
組み込める?
申込時の来店
必要書類
その他の条件
葬祭会社(クレジットカード会社) 銀行 労金 信金
最短2~3時間、遅くても2日以内 最短2~3日、遅くても1週間以内 7~10日以内 最短2~3日、遅くても10日以内
8~18%(固定) 4~14.5%(変動) 2~9%(固定) 5~10%(固定)
10~500万円 10~300万円 10~500万円 10~500万円
6~60回(頭金なしでも可、ボーナス併用払い可) 7~10年以内 10年以内(ボーナス併用可) 7~8年以内(ボーナス併用可)
20~70歳以下(完済時の年齢) 20~65歳以下(完済時の年齢) 18~71歳以下(完済時の年齢) 20~70歳以下(完済時の年齢)
原則不要
(審査内容によっては、連帯保証人が必要になることも)
原則不要
(審査内容によっては、連帯保証人が必要になることも)
原則不要 原則不要
可能 可能 可能 可能
不要 不要 不要 不要
  • 本人確認書類
    例)運転免許証 / 健康保険証 / パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン契約書
  • 葬儀見積書
    (墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 本人確認書類
    例)運転免許証 / 健康保険証 / パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン申込書
  • 源泉徴収票などの所得証明書
    (100万円以上借入れる場合のみ)
  • 葬儀見積書
    (墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 親権者の同意書(18歳の場合)
  • 本人確認書類
    例)運転免許証 / 健康保険証 / パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • 印鑑
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • ローン申込書
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万円以上借入れる場合のみ)
  • 本人確認書類
    例)運転免許証 / 健康保険証 / パスポート
    以上いずれかの書類の写し
  • ローン申込書
  • 印鑑
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 葬儀見積書(墓石や仏具費用を組み込む場合はその見積書も必要)
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万以上借入れる場合のみ)
- -
  • 申込人の2親等以内の葬祭費用のみ
  • 労金に加盟する会員であること(口座開設の必要あり)
  • 労金の管轄内に居住または勤務している勤労者
  • 信金の営業地区内に居住する、もしくは信金管轄内の事業所に2年以上勤務している
    (どちらかを満たしていればOK)
  • 年収による制限あり(例:前年度の収入が年収300万以上)
  • 口座開設の必要あり

葬儀ローンを選ぶ前に確認しておきたい!4つのチェックポイント

  • 葬儀までどのぐらい時間(日数)があるか?
  • 審査に必要な書類をすぐ用意できるか?
  • 葬儀費用はいくらか?また自分たちで費用の一部を用意できるか?
  • 月々いくらなら返済していけそうか?

お葬式は、故人にとっては人生最後の儀式です。

「故人のためなら」とお金を惜しみたくない気持ちもわかりますが、納得した金額、無理のない金額でローンを組むことが大切です。

タイプ・要望別に紹介「どの葬儀ローンがおすすめ?」

時間に余裕があり、金利を抑えたい場合

  • 葬儀まで、日数に余裕がある
  • 労金(信金)の融資条件をクリアできる
  • 信金、労金の会員

以上の条件に全てあてはまる場合は、まず労金や信金のローンを検討してください。とにかく低金利なので利息は抑えられます。

時間に余裕があり、金利もほどほどに抑えたい場合

都市銀行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)のローンを検討してみてください。

金利が劇的に低いというわけではありませんが、葬祭会社に比べると低金利です。また、来店不要で手続きできる点も◎です。

とにかくすぐに融資を受けたい場合

葬祭会社と提携しているクレジットカード会社の葬儀ローンがオススメです。

インターネットから24時間申込み可能、最短で申込み当日、遅くても2日程度で借入れ可能です。金利はやや高めですが、融資までのスピードはとても速いです。

また、来店不要、必要書類も少なめなので、時間も手間もかかりません。

葬儀ローンにこだわる必要はない?銀行カードローンも検討の余地あり

三菱東京UFJ銀行カードローンに「バンクイック」というカードローンがあります。

種類 三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」
申込から融資までのスピード 最短当日
金利 1.8~14.6%(固定)
限度額 10~500万円
返済回数 -
年齢 20歳以上65歳未満
保証人の有無 不要
仏具もローンに組み込める? 可能(資金用途自由)
申込時の来店 不要(当日融資希望の場合は必要)
必要書類
  • 本人確認書類
    例)運転免許証
    健康保険証
    パスポート
    以上いずれかの書類の写し
    (学生の場合は学生証も必要!)
  • 利用申込書
  • 源泉徴収票などの所得証明書(100万以上借入れる場合のみ)
  • 運転免許証(即日融資を望む場合のみ)
その他の条件 -

この商品の特徴は、

  • 低金利(1.8~14.6%)
  • 高限度額(10~500万円)
  • 即日融資対応
  • 学生、専業主婦も申込み可能(ただし、未成年の場合は親の同意書が必要。自身に収入がない専業主婦は、配偶者に収入がある場合のみ申込み可能)
  • 三菱東京UFJ銀行の口座がなくても利用できる

カードローンなので資金用途は自由です。当然、葬儀や墓地の費用に使うこともできます。

金利1.8~14.6%ということは、葬祭会社のローンより低く、銀行の葬祭ローン並みの金利ですよね。

しかも申込み当日に融資を受けることができます。(もちろん審査に通ることが前提ですが...)

申込み当日に融資を受けるためには、三菱東京UFJ銀行の店舗に併設された「テレビ窓口」というコーナーに出向き、手続きをする必要があります。

その場でカードが発行されるので、すぐATMから借入可能です。

(ただし、必ず運転免許証を持参する必要があります。運転免許証がないとその日のうちにカードを受けとれません。運転免許証を持参しなかった場合、カードは自宅へ郵送されます。)

テレビ窓口は土日祝日も営業しているので、労金や信金のように、営業日を気にする必要もありません。

なお、三菱東京UFJ銀行カードローンのホームページから申込み、テレビ窓口で契約、カード発行、といったような方法もあります。

これであれば、テレビ窓口に行ってからの手続きや時間を大幅に短縮できます。

いかがでしょうか?

この三菱東京UFJ銀行カードローンのように、利便性が高く、低金利、資金用途自由のローンもあります。

葬儀費用のためのローンだからといって、必ずしも葬儀ローンに限定する必要はないのですね。

最後に、銀行のカードローンについては、

これらの記事でも特集しています。あわせて読んでみてください。

この記事の筆者

大場 ゆかり(仮名)
ライターは初経験。
現在、音楽講師として生徒の指導にあたっている。また、短期間ではあったが、葬祭会社に出入りする音楽業者として勤務していたこともあり、葬祭業界については多少なりとも知識がある。

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