キャッシングの支払い利息や返済額を少しでも少なくするには?

「支払う利息をできるだけおさえたい!」

キャッシング利用者なら誰もが思うことですよね。では、利息をおさえるためにはどうすればいいのでしょう?

「金利の低いローンを利用すればいいんじゃないの?」

そのとおりです。
金利が低くなれば、その分、利息も小さくなりますからね。

しかし、方法はそれだけではありません。

今回は、利息をおさえる方法を大きく分けて2つ紹介していきます。

これからキャッシングを利用する方も、すでに利用中の方も、これを知れば利息をおさえることができますよ。

ぜひ一度目を通してみてください。

利息をおさえる2つの方法とは?

結論から言ってしまうと、利息をおさえるには下記の方法が有効です。

  • 低金利のローンを利用する
  • 繰上げ返済

ここでは、これらがどうして有効なのかを解説していきます。まずは、「利息がどのように計算されているのか」計算方法をおさらいする必要があります。

利息はどうやって計算されるの?

例えば、下記の条件で返済していく場合、

借入額:10万円
金利:15%
返済方式:元利定額リボルビング
月々の返済額:1万円

(返済方式については、『知ってしまえば怖くない!悪魔と呼ばれるリボ払いの利息を簡単解説』をご覧ください)

初回返済時の利息は、

10万円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 1,233円

1,233円となります。

※ 基本的な利息の計算方法については、『「金利って何?」利息、利子との違いを解説【今さら聞けないシリーズ】』にて解説しています。

返済額1万円のうち1,233円が利息となるので、

1万円 - 1,233円 = 8,767円

初回返済時は8,767円を元金の返済に充てることになります。

すると残高は、

10万円 - 8,767円 = 9万1,233円となります。

そして2回目返済時の利息は、

9万1,233円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 1,125円

1,125円となります。

返済額1万円のうち1,125円が利息となるので、

1万円 - 1,125円 = 8,875円

2回目返済時は8,875円を元金の返済に充てることになります。

すると残高は、

9万1,233円 - 8,875円 = 8万2,358円となります。

低金利のローンが利息節約に有効なワケ

ここで、上記の緑色の式に注目してください。

10万円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 1,233円

例えば、この「15%」を「10%」にすると、

10万円 × 10% ÷ 365日 × 30日 = 822円

となります。

金利別利息推移

当たり前ですが、金利が低くなればそれだけ利息も低くおさえられるのです。

繰上げ返済が有効なワケ

こちらも上記の緑色の式に注目してください。

10万円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 1,233円・・・初回返済時の利息

9万1,233円 × 15% ÷ 365日 × 30日 = 1,125円・・・2回目返済時の利息

上の式を見るとわかるように、金利は残高に対してかけられています。

つまり、残高が小さくなるほど利息も小さくなっていくのです!

ここで繰上げ返済の出番です。
繰上げ返済とは、簡単に言うと月々の返済額よりも多く返済すること。

繰上げ返済の分は、すべて元金の返済にあてられるので、繰上げ返済すればするほど、

残高を減らせる ⇒ 金利は残高に対してかけられるので、発生する利息が減る

ということになります。

繰上げ返済残高推移

ここまで大丈夫でしょうか?

次は、「低金利ローンの利用方法」「繰上げ返済」についてもっと具体的な話に入っていきます。

使わなきゃ損?低金利ローン・無利息ローンを利用しよう!

前章で、「ローンの金利は低ければ低いほど良い!」とお話しました。まずは、各ローンを比較して、どこのローンが低金利なのか検証する必要がありますね【徹底レポ】キャッシングの大手各社の金利比較表を参考にしてください)。

ただ、ここで注意です。金利を見比べるうえで注目すべきは各ローンの「最高金利(上限金利)」だって知っていましたか?

例えば、金利4.0~18.0%のローンがあったら、4.0%ではなく18.0%に注目してください。

適用利率は審査によって決定します――つまり、利用者によって異なる利率が設定されます。

はじめは最高金利かそれに近い金利を適用されることがほとんどなので、チェックすべきは最高金利なのです。

一定期間は利息ゼロ!無利息サービスのあるローンを利用しよう

低金利どころか、一定期間利息がかからない無利息サービスを提供しているところもあります。

大手の金融機関の中で、無利息サービスがある業者を下記の表にまとめてみました。

業者 金利 無利息期間 上限金額 備考
新生銀行カードローン レイク
(2種類から選べます)
4.5~18.0% 180日 5万円 初回のみ
30日 借入限度額まで
プロミス 4.5~17.8% 30日 借入限度額まで 初回のみ
ノーローン 4.9~18.0% 1週間 借入限度額まで 月に1回利用可
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 2.5~18.0% 30日 借入限度額まで 初回のみ

無利息サービスを利用する場合としない場合では、どのくらい利息総額に差が出るのでしょう?計算してみました。

借入額:50万円
金利:15%
返済方式:元利定額リボルビング方式
月々の返済額:5万円

上記の条件で返済していくと仮定します。

無利息サービスなしの場合

  返済額 利息 元金返済にあてる金額 残高
- - - - 50万円
初月 5万円 6,164円 4万3,836円 45万6,164円
2ヶ月目 5万円 5,624円 4万4,376円 41万1,788円
3ヶ月目 5万円 5,077円 4万4,923円 36万6,865円
4ヶ月目 5万円 4,523円 4万5,477円 32万1,388円
5ヶ月目 5万円 3,962円 4万6,038円 27万5,350円
6ヶ月目 5万円 3,395円 4万6,605円 22万8,745円
7ヶ月目 5万円 2,820円 4万7,180円 18万1,565円
8ヶ月目 5万円 2,238円 4万7,762円 13万3,804円
9ヶ月目 5万円 1,650円 4万8,350円 8万5,453円
10ヶ月目 5万円 1,054円 4万8,946円 3万6,507円
11ヶ月目 3万6957円 450円 3万6,507円 0円
合計 53万6,957円 3万6,957円 50万円 -

完済まで11ヶ月、支払う利息の総額は3万6,957円となります。

無利息サービスありの場合

では、30日間無利息のサービスを利用すると どうなるのでしょうか?

  返済額 利息 元金返済にあてる金額 残高
- - - 50万円
初月 5万円 0 5万円 45万円
2ヶ月目 5万円 5,548円 4万4,452円 40万5,548円
3ヶ月目 5万円 5,000円 4万5,000円 36万548円
4ヶ月目 5万円 4,445円 4万5,555円 31万4,993円
5ヶ月目 5万円 3,883円 4万6,117円 26万8,876円
6ヶ月目 5万円 3,315円 4万6,685円 22万2,191円
7ヶ月目 5万円 2,739円 4万7,261円 17万4,931円
8ヶ月目 5万円 2,157円 4万7,843円 12万7,087円
9ヶ月目 5万円 1,567円 4万8,433円 7万8,654円
10ヶ月目 5万円 970円 4万9,030円 2万9,624円
11ヶ月目 2万9,989円 365円 2万9,624円 0
合計 52万9,989円 2万9,989円 50万円 -

完済まで11ヶ月、支払う利息の総額は2万9,989円となります。

3万6,957円 - 2万9,989円 = 6,968円

無利息サービスなしの場合に比べると、7,000円近く利息が浮いたことになります。これは大きいですね。

特におすすめなのは、無利息期間内に完済する予定のある方です。無利息期間内に完済できれば、利息ゼロでお金を借りることができます。

ただし、ノーローン以外はいずれも初回利用者限定になっているので、初めての方以外は利用できません。

なお、無利息サービスについては、『キャッシングの無利息サービス徹底比較!無利息は本当に得なのか?』をご覧ください。

繰上げ返済を使えば数万円の利息減も夢じゃない?

先ほど、「繰上げ返済とは、月々の返済額よりも多く返済すること」と説明しましたが、具体的にはどういうことなのでしょうか?

例えば、毎月5万円ずつ返済していく中で、ある月だけ20万円返済する。

これが繰上げ返済です。

では、繰上げ返済によってどれくらい利息を減らすことができるのでしょうか?

例に挙げて計算しましょう。

借入額:50万円
金利:15%
返済方式:元利定額リボルビング方式
月々の返済額:5万円

上記の条件で返済していくと仮定します。

繰上げ返済なしの場合

  返済額 利息 元金返済にあてる金額 残高
- - - - 50万円
初月 5万円 6,164円 4万3,836円 45万6,164円
2ヶ月目 5万円 5,624円 4万4,376円 41万1,788円
3ヶ月目 5万円 5,077円 4万4,923円 36万6,865円
4ヶ月目 5万円 4,523円 4万5,477円 32万1,388円
5ヶ月目 5万円 3,962円 4万6,038円 27万5,350円
6ヶ月目 5万円 3,395円 4万6,605円 22万8,745円
7ヶ月目 5万円 2,820円 4万7,180円 18万1,565円
8ヶ月目 5万円 2,238円 4万7,762円 13万3,804円
9ヶ月目 5万円 1,650円 4万8,350円 8万5,453円
10ヶ月目 5万円 1,054円 4万8,946円 3万6,507円
11ヶ月目 3万6957円 450円 3万6,507円 0円
合計 53万6,957円 3万6,957円 50万円 -

完済まで11ヶ月、支払う利息の総額は3万6,957円となります。

繰上げ返済ありの場合

次に、繰上げ返済した場合を考えてみます。3ヶ月目に余裕ができたので、5万円に加えて20万円返済したとしましょう。

  返済額 利息 元金返済にあてる金額 残高
- - - - 50万円
初月 5万円 6,164円 4万3,836円 45万6,164円
2ヶ月目 5万円 5,624円 4万4,376円 41万1,788円
3ヶ月目 25万円 5,077円 24万4,923円 16万6,865円
4ヶ月目 5万円 2,057円 4万7,943円 11万8922円
5ヶ月目 5万円 1,466円 4万8,534円 7万389円
6ヶ月目 5万円 868円 4万9,132円 2万1,256円
7ヶ月目 2万1,518円 262円 2万1,256円 0円
合計 52万1,518円 2万1,518円 50万円 -

この場合、7ヶ月で完済、利息の総額は2万1,518円となります。

3万6,957円 - 2万1,518円 = 1万5,439円

繰上げ返済なしの場合と比較すると、1万5,000円以上利息が浮くことになります

数万円でもOK!余裕があれば繰上げ返済を

上記の例は一気に20万円繰上げ返済するものでしたが、「そんなにまとまったお金用意できないよ...」という方も多いと思います。

...はい!それでもかまいません!

1万円でも2万円でもいいから、多く返せそうなときは繰上げ返済にまわしましょう。

塵も積もれば山となりますので、すこしずつでも多く返済していけばその分元金の減りが早くなり、利息を節約できることになります。

まとめ

さて、今回の内容をまとめましょう。利息をおさえるうえで重要なポイントは下記の2つです。

低金利のローンを利用する

できるだけ金利の低いローンを利用しましょう。

ただし、金利を比較する際は最低金利ではなく最高金利に注目!また、無利息期間サービスのあるローンを利用するのも有効です。

繰上げ返済

余裕があるときは繰上げ返済しましょう

ボーナスが出たり、臨時収入があったときは浪費せず、思い切って返済に回せばそれだけ利息をおさえられます。

さらにおまけとして付け加えるならば、必要以上に借りないことも大切です

必要な額は30万円なのに、「念のために40万円借りておこう」と思う方もいると思いますが、その余計な10万円に対しても利息が発生することを忘れてはいけません。

借入額は必要最低限におさえておきましょう。

この記事の筆者

田中 勤(仮名)
1974年生まれ。大学卒業後、数学の講師の傍ら、経済学、特に金融工学を学ぶ。パソコンを使った資産運用の研究と実践の毎日を送る。現在は主として株式を中心とした長期投資の研究と、株価指数先物やFXなどのデリバティブを対象としたアルゴリズム取引の研究を行うとともに、経済・金融関連の啓蒙を行うためにライターとして活動中。

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