自動融資型カードローンが怖いのは毎月の返済額がわかりにくいから【体験談】

7年前、私は語学留学のためカナダに滞在しました。

4ヶ月の滞在のつもりだったのですが、途中でどうしても延長したくなり、留学前に申請しておいた信用金庫のカードローンを利用することになったのです。

それ以来、カードローンとの長いお付き合いが始まりました。

体験者の情報

名前:前田 京子(仮名)
性別:女性
当時の職業:フリーター
当時の年齢:24歳
借金の合計額:30万円
会社名(借入先):京都中央信用金庫
借入件数:信用金庫1件
利用時期:2007年11月~2010年

留学を延長したいけどお金がない!

2007年6月、私は語学の勉強のためカナダへ短期留学しました。

当時の私は、勤続6年になるコンビニのアルバイトと派遣アルバイトのダブルワークをしているフリーター。

留学費用は、アルバイトで貯めた120万円。
そのお金で4ヶ月間、カナダに滞在したのです。

しかし留学してみると、4ヶ月なんてあっという間...!
あと2ヶ月くらいカナダに残りたくなってしまいました。

すでに手持ちのお金は日本円で10万円しかありません。延長するならあと30万円は必要です。

こんな時、親に頼れたらどんなに楽だったでしょうか。
しかし我が家は「人にお金は貸さない・借りない」という家訓がありました。

それで「もうこれしかない!」と思ったのが、京都中央信用金庫のカードローン。これは、留学前に申込んでおいたものです。

アルバイトでも信金カードローンの審査に通った!

私がカードローンの存在を知ったのは、メインバンクの京都中央信用金庫のATM画面に出てくる案内でした。

私は「初めての留学だし、備えておけば安心かな」くらいの軽い気持ちでカードローンに申込みました。アルバイトという身分ですが、審査もとくに不安はありませんでしたね。

京都中央信用金庫のカードローンの申込条件は、下記の通りです。

京都中央信用金庫のカードローン申込条件

  • 1満20歳以上65歳未満の者。
  • 2同一勤務先での勤続年数が1年以上の者。
  • 3前年度税込年収が150万円以上の者。
  • 4公的健康保険制度に加入している者。
  • 5三菱UFJニコス株式会社の保証を受けられる者。
  • 6京都中央信用金庫の定める融資基準を満たしている者。
  • 7京都中央信用金庫の会員資格のある者。
  • 8京都中央信用金庫に総合口座があり、キャッシュカードを利用している者。

参考:京都中央信用金庫「カードローン」
http://www.chushin.co.jp/kariru/card.html

私はこれらの条件をすべて満たしていました。

留学費用を稼いでいたので、前年の税込収入は150万円を超えています。勤続年数もコンビニのアルバイトは6年勤めているので、問題ありません。

申込みはホームページからおこないました。

入力項目は申込金額、氏名、生年月日、住所、電話番号、家族構成、運転免許の有無、勤務先名、勤務先住所、電話番号、入社年月日、就業形態、仕事内容、年収、健康保険証の種類、最終学歴などです。

「勤務先名」は、いくつか仕事をしている中から、コンビニの会社情報を入力しました。

限度額は10万円・30万円・50万円・70万円から選べます。10万円では少ないので、30万円に決めました。金利は13.9%です。

この後、あっさりと審査に通り、2週間後にカードが届きました。

海外で信金のカードローンを利用できたワケは?

日本国内の銀行キャッシュカードは、海外ではほとんど使えません。

もちろん京都中央信用金庫のキャッシュカードも利用できませんから、お金を引き出すことはできません。

しかしクレジットカードは海外でも使えます。

そこで、カナダでは買い物などをすべてクレジットカードで支払い、そのカードの引き落としにカードローンを利用することにしたのです。

私はもともと京都中央信用金庫を、クレジットカードの引き落とし口座にしていました。

京都中央信用金庫のカードローンは口座一体型・自動融資型なので、口座の残高が0になったら、そこからはカードローンが代わりに支払いをしてくれるのです。

私はその方法を思いたち、留学を延長することにしました。

その後、カナダではほとんどの精算をクレジットカードで済ませました。

さいわい、カナダはかなりのクレジットカード社会です。
公共の交通機関以外は、どこでもクレジットカードの端末機が用意されています。

また他の留学生とレストランで食事をする際は、私がクレジットカードで支払い、みんなから現金を受け取ることでカードの現金化もできました。

こうして留学生活を乗り切ることはできましたが、カードローンの限度額30万円は、カナダの留学生活で使い切ってしまったのです。

帰国後、重くのしかかる30万円の借金

帰国後、私はすぐに京都中央信用金庫の口座残高を確認しました。

案の定ですが、「-¥300,000」と残高がマイナスで表示されています。

私はこの表示を見てギョッとしました。
自分の口座なのに、マイナス...つまり借金があるということを思い知らされたのです。

私は他の銀行に残っていたわずかなお金をかき集めて、信用金庫の口座に5万円入れました。が、それではまだぜんぜん足りませんよね。

さらにこの口座から毎月、利息が自動的に引かれていきます。

というのも、京都中央信用金庫のカードローンは口座一体型・自動融資型なので、返済の手間はないのですが、利息分は毎月引き落とされていくのです。

私は「すぐに働かなくては」と思い、留学前にお世話になっていた職場へ一週間も経たないうちに復帰しました。

派遣会社にも登録して、ダブルワークを再開。
「半年もしないうちに完済できるはず...」と思っていました。

ところが、そうはいかなかったのです。

口座一体型・自動融資型カードローンの思わぬ落とし穴

ダブルワークの収入は、毎月20万円以上ありました。

しかし、そのことで安心してしまい、「その気になればいつでも返せる」と思ってしまったのが過ちの始まりでした。

バイクの免許を取ったり(教習所代:約10万円)、英会話スクール(月謝:1万円)に通ったり...借金があるのに余計なお金を使ってしまったのです。

また、カードローンが口座と一体型だったのも、完済が遅れた原因のひとつです。

毎月のお給料が口座に入ると、マイナスの残高が一気に0円に近付きます。一瞬、借金を完済したような錯覚に陥るのです。

しかし月末になるにつれて、またマイナスは大きくなります。

実際は、毎月1万~3万円くらいしか返済できていないのですが、口座一体型なので毎月いくら返済しているのかよくわかりません。

というわけで、ダラダラと返済期間が延び、ようやく完済したのは、帰国してから約一年後のことでした。

再びカードローンを利用するように

その後、私は一度完済したカードローンを、また利用するようになりました。

貯金額はギリギリなのに「カードローンがあるからいいかな」と安易に考えるようになってしまったのです。

バイクのような高額商品も一括で購入。
もちろん、20~50万円ほど貯金がある時もあるのですが、マイナスになっても危機感を感じなくなりました。

口座一体型・自動融資型のカードローンは、お金を「貯める」と「借りる」の間に垣根がありません。

借入れも、自分の貯金と同じような感覚で引き出してしまうのです。

カードローンとの付き合い方

あれから数年経ち、現在はカードローンを使う機会はありません。

留学をきっかけに、仕組みを十分に知らないまま利用してしまったカードローン。安易に利用したせいで、多くの利息を支払うはめになってしまいました。

社会に出るとお金が必要な時もありますが、カードローンを利用する際は必要最低金額におさえ、できるだけすぐ完済するようこころがけましょう。

また、繰上げ返済をすれば、その分利息を節約することができます。

よく、カードローンの広告に「ご利用は計画的に」と書かれていますが、本当にそのとおりです。

カードローンが借金であること、利息を上乗せして返済しなければならないことをくれぐれも忘れないで下さい。

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