信用金庫カードローンは自営業のシングルマザーでも借りれました【体験談】

信用金庫のカードローンを使っている事を語ってくれた、自営業の伊藤さん

このご時世、自営業・フリーランスの方が金融機関からお金を借りるのって大変ですよね。

大手の銀行からはそもそも門前払いをくらってしまうことも多いです。

一方、ノンバンクならすんなり借りることができるかもしれませんが、金利が高くて今度は返済が大変になってしまいます。

そんな自営業の強い味方になってくれるのが、地元の信用金庫です。

今回は、信用金庫のカードローンを利用しているという自営業の方に話を聞きました。

体験者の情報

名前:伊藤 美智子(仮名)
性別:女性
当時の職業:グラフィックデザイナー
当時の年齢:39~52歳
借入件数:消費者金融3件、信用金庫1件、公的支援
会社名(借入先):武富士、プロミス、ノーローン、たちばな信用金庫、母子福祉資金貸付金、日本政策金融公庫
利用時期:2001年~2013年(たちばな信用金庫)
借金の合計額:総額600万円以上

自営業の強い味方、信用金庫

お話をうかがったのは、長崎県にお住まいの伊藤美智子さん(仮名)、52歳。フリーのグラフィックデザイナーです。

伊藤さんは女手ひとつで二人の娘さんを育てあげたシングルマザーです。

ただ、自分の収入だけでは生活費が足りず、ときに借入れが必要なこともあったそうです。

そんな彼女が利用した金融機関のうちのひとつが、地元の信用金庫でした。

今回は伊藤さんに、信用金庫カードローンの申込方法や利用時のちょっとした工夫について、詳しいお話をうかがいました。

自営業シングルマザーのギリギリ生活

― 当時の家計の状態を教えてください。

明るく華やかな雰囲気の伊藤さん

私はフリーのグラフィックデザイナーとして働いていました。

良いときの月収は30万円くらい、年収は400万円ほどありましたが、シングルマザーとして二人の娘を育てていたので、生活は大変でした。

貯金は一切できない状況です。

しかも2000年以降は本業の収入が減ってしまって、スナックや工場でもアルバイトをして、生活費を稼いでいました。

それでも足りない時は、いろいろなところからお金を借りていたんです。

― どんなところからお金を借りていたんですか?

引っ越しや子どもたちの教育資金など、まとまったお金が必要なときは、母子家庭の貸付制度を利用しました。

また、仕事関係でお金が必要なときは、日本政策金融公庫からも借りましたね。

そして、私が最も頼りにしていたのが、地元の信用金庫のカードローンだったのです。

地方銀行の審査は厳しい?

― 信用金庫から、どんな目的でお金を借りたのですか?

長女が高校に進学する際の入学金や授業料です。

長女は私立高校の美術科へ進学しました。美術科は公立や私立の普通科と比べると、授業料が高いんです。

― 信用金庫を利用することになったきっかけは?

そもそも、私のメインバンクは長崎県の地方銀行である「十八銀行」でした。私の仕事の報酬はすべてそこに振り込まれていたんです。

ですから、まずは十八銀行に行ってお金を借りられないか相談しました。

十八銀行には友人も勤めていて、これまでも色々と力になってくれていたのです。

結果、審査には通ったものの、限度額は10万円...。本当は50万円くらいの限度額を希望していたので非常に残念でした。

おそらく、「自営業だから収入が安定していない」とみられ、限度額が伸びなかったんだと思います。

― その後、信用金庫を選んだのはなぜですか?

ある友人にお金のことを相談したところ、「たちばなさんならお金を貸してくれるよ」と教えてくれて。

「たちばなさん」というのは、長崎県内にある「たちばな信用金庫」のことです。

たちばな信用金庫の支店は、私の家から徒歩2分のところにもありました。でも口座は持っていませんでした。

信用金庫のカードローンを利用することに

― どのように手続きしたのですか?

「母子家庭だからといって、子どもに不自由をさせたくなかった」と語っていた伊藤さん

信用金庫のことを教えてくれた友人は私に、「たちばなさんでローンを組みたいなら、まずは信用を築くことが大事」だと教えてくれました。

信用を築く方法は2つあります。
まず、信用金庫の口座に、コツコツと貯金をしておくこと。

それから、信用金庫のローンを利用して、きちんと返済した実績を積み重ねていくことです。

― まず、たちばな信用金庫に口座を作ったんですね?

はい。
早速口座を開設し、取引先からの入金口座をたちばな信用金庫に移しました。

そのうえで「10万円以上借りられたらラッキー」くらいの気持ちで、カードローンも申込んでみたんです。

すると、最初から30万円の枠をもらうことができました!「しんきんギャランティ」という名前のカードローンです。

― 申込みには何が必要でしたか?

運転免許証と、収入を証明するものとして前年度の確定申告書類です。

保証人は必要ありませんでした。

― 借入額、金利、月々の返済額は?

このときはとりあえず10万円だけ借りました。
金利は18%、月々の返済額は1万円です。

返済も順調で、当初の予定通り10ヶ月後には完済したと思います。

― 増額の案内はありましたか?

メインバンクを信金にしたので、頻繁に店舗に行くようになりました。窓口の人ともすぐに顔なじみになったんです。

いつも世間話の延長で、ちょくちょく増額をすすめられました。私もすすめられるがまま、増額をOKしていましたね。

生活が楽ではないので、いざという時にたくさん借りられるほうがありがたいですから。

― 増額する際、なにか手続きは必要でしょうか?

手続きは書類に記入するだけでしたね。

より低金利のカードローンをすすめられて...

― ほかのローンもすすめられたようですね?

はい。
最初に申込んだ「しんきんギャランティ」は、信金に口座がある人のための、おまけのカードローンサービスでした。

それとは別に、「ローンの達人」というキャッシング専用のカードローンをすすめられたんです。こちらは金利15%と低めなので、すぐ申込みました。

しかも、限度額は80万円までもらうことができたんです。

― 「ローンの達人」はいつ利用しましたか?

返済で苦労されたようですが、それも笑いながら話していた伊藤さん

美術科の高校に進んだ娘が今度は美大へ進学したいというので、またお金が必要になって、そのときに...。

美大へ進学するためには専門の予備校に通わなければなりません。

特に東京芸大を受験するなら、夏休みの間だけでも、東京の美術専門の予備校に行ったほうがいいというので。

それで地元長崎の予備校の費用、東京の予備校の費用、東京の滞在費など、およそ100万円が必要になりました。

― 借入額、金利、毎月の返済額は?

「ローンの達人」で、限度額いっぱいの80万円を借りました。金利は15%でした。

毎月の返済額は1万円だったと思います。

― 返済は順調でしたか?

コツコツ返して、余裕がある月は繰上げ返済していました。

これで信用が築けたようで、「ローンの達人」の限度額は100万円まで増えました。

― その後も「ローンの達人」を利用しましたか?

娘が受験する時にも借りました。第一志望だけでなく合計4校受験するので、受験費用だけで合計30万円かかります。

しかも1年目は不合格だったので、浪人して翌年も受験。結局、受験費用だけで60万円かかったんですよ。

その都度、たちばな信用金庫の「ローンの達人」から借りました。

― 娘さんの受験はどうなりましたか?

残念ながら、娘は翌年の受験も失敗してしまいました。

結局、借金だけが残ることになってしまって(笑)

― 100万円以上借りたことになりますが、返済はどうなりましたか?

返済のため、本業のグラフィックデザイナー以外の副業もして、とにかく働きまくりましたよ。それでようやく、去年(2013年)すべて完済することができました。

一度も滞納せずにいけたのでよかったです。

また、可能なかぎり繰上げ返済をしていたので、信用はさらに上がったようです。

最終的に、「ローンの達人」の限度額は150万円まで上がりました。

最近も生活費が足りないときは、ちょくちょく利用しています。

信用金庫との付き合い方

― 信用金庫を利用した感想は?

すでに二人の娘さんは成人されているそうで、これからは自分の老後のために限度額を増やしていきます!と話してくれた伊藤さん

信用金庫のいいところは、私のような自営業にも貸してくれただけでなく、ちゃんと返済さえしていれば限度額も増額してくれるところですかね。

それから、消費者金融ほど金利が高くないところもいいですね。

消費者金融だと、最高金利18%くらいのところが多いと思うのですが、私の利用していた信金のカードローン「ローンの達人」なら、最高金利15%。この差は地味に大きいですよ。

― 信用金庫でお金を借りたい場合、どのようなお付き合いをすればいいでしょうか?

信用金庫は地域のための金融機関なので、自営業者や個人にもやさしく対応してくれます。

窓口の行員と顔見知りになればいろいろ相談もしやすいと思います。身構えずに気軽に相談してみると良いと思いますよ。

インタビューを終えて

現在も、たちばな信用金庫をメインバンクとして利用しているという伊藤さん。自宅から近いので、とても身近な存在になっているようです。

信用金庫は、地域の人から集めたお金を、地域の中小企業や個人に貸すことを目的とした金融機関です。

CMをしている都市銀行や消費者金融と比べると、とても地味な存在かもしれません。

しかし伊藤さんがいうように、消費者金融よりも比較的低金利でお金を借りることができますし、きちんと返済していれば限度額も増額していきます。

借入先を探している方は、近所の信用金庫も一度検討してみてはいかがでしょうか。

なお、伊藤さんは信用金庫のほかに、母子家庭の貸付制度日本政策金融公庫を賢く利用しています。そのときのお話もぜひ一緒にご覧になってみてください。

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