クレジットカードの盗難被害を最小限にするために必ずやるべきこと

クレジットカードの盗難や不正利用。

自分だけは大丈夫と思っていると、後で大変なことになるかもしれません。

日本クレジット協会の統計調査によると、2000年台初頭までは被害額が増加傾向にあったものの、業界の取り組みや利用者の防犯意識の高まりなどにより、被害額は減少傾向にあります。

しかし、不正利用の被害に遭ってしまう可能性は十分にありますし、あなたの周りにも不正利用された経験をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

クレジットカードの不正利用は、事前に準備をしておくことで被害を遭いにくくなりますし、仮にカード番号を盗難されても、すぐに対処すれば被害を最小限に抑えることができます。

たとえば、盗まれたカードを不正利用された場合、補償を受けられるケースとそうでないケースがあるって、ご存知でしたか?

今回の記事では、「カードの盗難に遭ってしまった時の対処法」や「不正利用時の補償」について詳しく解説しました。

クレジットカードのお持ちの方はぜひ読んで見てくださいね。

  • 目次
  • まずはすみやかにカード会社に連絡を!
  • カード会社への連絡だけじゃ不十分!
  • カード会社からの補償を受けられない?
  • 各種クレジットカード払いの再登録も忘れずに!
  • カードを不正利用されないために
  • もし不正使用されたらどんな被害を受ける?

まずはすみやかにカード会社に連絡を!

カードがないことに気づいたら、一刻も早くカード会社(紛失・盗難受付)に連絡してください!

連絡先は、カード会社のホームページにかならず載っています。また、契約時の書類から確認することもできます。

有名カード会社の紛失・盗難連絡先一覧(2014年8月現在)

クレジットカード会社 紛失・盗難に関するコールセンター
アメリカン・エキスプレス 0120-020120
03-3220-6100
マスターカード 00531-11-3886
シティカード 0120-074-024
JCB 0120-794-082
三井住友VISAカード 0120-919-456
06-6445-3530
三菱UFJニコス 0120-107542(MUFGカード)
0120-664476(DCカード)
0120-159-674(NICOSカード)
UCカード 03-6688-7669(東京)
06-7709-8500(大阪)
セディナ 03-5638-3511(セディナカード/OMCカード・東京)
06-6339-4082(セディナカード/OMCカード・大阪)
ライフカード 0120-225331
ジャックス 03-6758-0707
オリコ 0120-828-013(携帯電話以外から)
0570-080-848(携帯電話から)
クレディセゾン 0120-107-242
0570-064-107
イオン・ファイナンシャルサービス 0570-079-110
楽天カード 0120-86-6910
または
092-474-9256

紛失・盗難に関するコールセンターは年中無休・24時間営業です。カードがないことに気づいたのが真夜中であっても、すぐ電話しましょう!

この電話は必ず契約者本人がかけるようにしてください。

コールセンターにつながったら、オペレーターから住所や生年月日について確認されます(盗まれたカードのカード番号がわからなくても大丈夫です)。

また、電話する時、手元にカード会社からの請求書を用意しておくといいいでしょう。請求書に記載されているお客様番号、もしくはお問合せコード(カード会社によって名称は異なる)を伝えれば、スムーズに手続きを進めることができます。

本人確認が済んだら、オペレーターに「カードを盗まれた」と伝えてください。そして、質問に答えてください。

  • カードを盗まれた日時や場所
  • カードと一緒に盗まれたもの
  • カードの最終利用日
  • カード裏面のサインの有無

これらのことを聞かれるので、わかる範囲で答えてください。

その後、オペレーターはカードの利用停止手続きを行います。これ以降、あなたのカードは使用できなくなりますから、不正利用される心配もありません。

つづけて、カードの再発行手続きをおこないます。

これは電話口で済むこともありますが、カード会社によって 郵送でないと手続きできない場合もあります。

再発行にかかる日数は、会社やカードの種類によって異なりますが、おおよそ1週間~3週間くらいです。

また、カードの種類によって、再発行手数料がかかることがあるので、カード会社に確認しておきましょう。手数料の相場は1,000円程度のようです。

有名カードの再発行手数料(2014年8月現在)

クレジットカード会社 再発行手数料
三井住友VISAカード
セディナカード・OMCカード
セゾンカード
みずほマイレージクラブカード など
1,000円(税抜き)
セブンカード・アイワイカード
ライフカード
出光カード など
500円(税抜き)

カード会社への連絡だけじゃ不十分!

カード会社への連絡が済んだら、警察に盗難届を出しましょう。

空き巣や車上荒らしに遭ったら、その場で110番通報してください。あとからカードの盗難に気づいた場合は、盗難に遭った地域を管轄している交番か警察署に届けましょう。

どこで盗まれたかわからない場合は、所在地の最寄りの交番か警察署に届けておきましょう。

なぜ警察に盗難届を出さないといけない?

カード会社に届け出た時点で、カードは利用停止になります。それ以上、被害が広がる心配はありませんよね。

では、なぜ警察にも届けを出す必要があるのでしょうか?

それは、不正利用の被害に対する救済措置のためです。

万一、盗まれたカードを不正に利用されたとしても、それによる損害は、カード会社から補償されます(通常は届出日の60日前からさかのぼって補償が受けられます)。

この補償制度を利用するために、カード会社と警察の両方に届けを出しておく必要があるのです。

したがって、警察にも必ず盗難届けを出しておくようにしましょう!(補償を受けることになったら、警察から発行される届出番号が必要になりますので、必ず控えておきましょう)。

カード会社からの補償を受けられない?

さきほど、「万一、盗まれたカードを不正に利用されたとしても、カード会社から補償される」と説明しましたが、カード会員であるあなた自身に過失がある場合、補償が適用されないことがあります。

下記に、会員の過失とみなされる事例をあげてみましょう。

  • カードの裏面にサインしていなかった
  • 暗証番号が容易にわかるものだった
    例:4桁同じ数字(1111)、4桁連続した数字(1234)、生年月日、電話番号、住所、車のナンバー
  • 暗証番号を推測できるもの(例:運転免許証、国民健康保険証、パスポート)と一緒にカードを携行・保管していた
  • 暗証番号を記したメモとともにカードを携行・保管していた
  • カードの入った財布を他人の目に触れやすい場所に放置していた
  • 家族や同居人がカードを勝手に使用した

カード会社から補償されなかった事例

日ごろからクレジットカードを愛用しているAさんは、ある日、カード会社から届いた明細書に、身に覚えのないキャッシングの記録を見つけた。

Aさんは、即座に警察に通報。また、カード会社に連絡、相談した。

しかし、「正確な暗証番号を一回目で入力している」ことから、カード会社に不正利用として認めてもらえなかった。

Aさんは、カードの暗証番号を自分の誕生日の月日(4月20日なので0420)に設定していたのだった。

カード会社から補償をうけることができず、不正利用されたキャッシングの元金と利息は、Aさん自身が返済していてくことになってしまった。

また、インターネット上の不正利用は補償対象外となっているカードがあるので、注意が必要です。不安な場合は、ネットの不正利用に対してきちん補償があるカードを選ぶようにしましょう。

各種クレジットカード払いの再登録も忘れずに!

「カード会社にも警察にも届け出が終わり、もうやることはないだろう!」

いえ、実はまだ必要な手続きがあります!

カードの明細をチェックして、「毎月・自動・カード払い」になっている支払いを確認しましょう。

例)

  • 電気料金、ガス料金、水道料金などの公共料金
  • 固定電話、携帯電話料金
  • プロバイダ利用料金
  • 国民年金、国民健康保険料
  • 生命保険料
  • NHKの受信料
  • 家賃
  • 新聞代金

すでにカードは利用停止になっていますから、毎月自動で支払いがおこなわれるものは、今後支払い不能になります。

カードが再発行されたら、すみやかにカードの情報を登録しなおしましょう。

サービスごとに手続きしなければならないので 面倒ですが、こればかりはしかたないですね。

カードを不正利用されないために

ここまで「カードの盗難に遭ってしまった後の対処法」を紹介してきましたが、そもそもカードの不正利用を避けたいですよね。

普段からカードをきちんと管理しておけば、盗難や不正利用を防ぐことができますので、ここですぐにできる気をつけたいことをまとめてみました。

  • 普段使用しないカードは持ち歩かない
  • 毎月必ず利用明細を確認する
  • カードの裏面に自分のフルネームをサインしておく(漢字のサインは外国人が模倣しにくいと言われています)
  • 推測されやすい暗証番号を設定しない
    NG例:4桁同じ数字(1111)、4桁連続した数字(1234)、生年月日、電話番号、住所、車のナンバー
  • 暗証番号を推測できるものと一緒にカードを携行・保管しない
  • 契約者以外は絶対に使用しない(家族であってもNG)
  • オンラインショッピング認証サービスを設定しておく(オンラインショッピング認証サービスとは、オンラインショッピングの際、専用のパスワードの入力を求めることで、第三者による不正利用を防ぐサービス)

後悔する前に、できる限りの備えをしておきましょう。

もし不正使用されたらどんな被害を受ける?

もしカードを不正利用されたら、どんな被害を受けるのでしょう?最後にカードの不正利用による被害例を紹介したいと思います。

勝手に買い物されてしまう

不正にショッピングに利用されます。

たとえば、セルフ式ガソリンスタンドなら、サインも暗証番号チェックもなしで給油できてしまいますし、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも、店舗によってはサインなしで買い物できます。

インターネットショッピングでも、暗証番号なしで買い物できてしまうところが多いです(カード番号と有効期限の入力のみ)。

勝手にキャッシングされてしまう

暗証番号を知られてしまうと、ATMでキャッシングされてしまう可能性もあります。

カードの現金化に使われる

盗まれたカードが現金化に使われる可能性もあります
現金化は、カード会社の規約違反となる行為です。

偽装カードが作られる、個人情報が売られる

あなたの個人情報をスキミングされると、それをもとに偽装カードを作られる可能性があります。さらに個人情報が違法な市場で売買されることもあります。

たかがカードの盗難、されどカードの盗難です。こんな被害にあう可能性があるんですね...!おそろしいです。

この記事の筆者

梧桐 弘
1968年生まれ。大学在学中に詩・小説を執筆。その後、教育関連、金融関連、その他、種々の職業を経験。現在Webにて執筆活動。執筆ジャンルは、健康、金融、教育など。

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