奨学金の申込時に登録した住所・返済額・保証人をあとから変更する方法

奨学金の申込時に登録した住所は変更できる?

今回は、奨学金の申込み時に届け出た住所などの情報をあとから変更する方法を解説していきます。

住所の変更方法にくわえ、下記についてもまとめてみました。

  • 名前(姓)・住所・電話番号の変更
  • 毎月の返済額の変更
  • 連帯保証人・保証人の変更
  • 利率の変更

日本学生支援機構の公式ホームページにも同じ説明があるものの、断片的にしか説明されておらず、正直わかりにくいので、その断片的な情報を整理し、できるだけわかりやすくまとめてみました。

公式ホームページの説明だけだとよくわからないという人にオススメです。

また、この記事の前半では、奨学金振込口座の変更方法・振替口座の変更方法・毎月の貸与額の変更方法・奨学金辞退の方法を解説しています。

気になる方ははじめからご覧になってみてください。

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奨学金の振込・振替口座の変更方法をわかりやすく解説しました!

この記事の編集者情報

  • 田中 靖子私が編集者です!

    編集・ライター歴20年。読み手にわかりやすく、正確・誠実に情報を伝えることをモットーにしています。ファイグーでは読み手が求める情報をいかに適切に把握し、発信できるかを日々模索中。ささやかでも生活に役立つヒントをお届けできたら幸いです!現在は保育士とのダブルワーク中。高校球児の母。朝5時起きで白飯大盛弁当づくりが日課です。

名前(名字)・住所・電話番号の変更方法と変更可能なタイミング

学生本人・連帯保証人・保証人の3人について、下記の情報が変更になった場合、変更手続きが必要です。

  • 名前(名字)
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先

変更可能なタイミング

奨学金の申込方法 本人に関する情報の変更可能なタイミング 本人以外の情報を変更可能なタイミング
予約採用 いつでも
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中
在学採用 いつでも
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中

住所、名前(名字)、電話番号が変更になったら、なるべく早めに届け出ましょう。

変更方法

変更可能なタイミング 変更の申請方法 変更申請に必要なもの
返還誓約書の提出時 返還誓約書に書かれた内容を訂正

ホームページから
「返還誓約書記載事項訂正届」をダウンロードして必要事項を記入

2つ合わせて学校に提出
左記に記載
貸与中・返還中
(姓の変更以外)
スカラネット上で変更可能 とくになし
貸与中・返還中
(姓の変更)
ホームページから「転居・改氏名・勤務先(変更)届」をダウンロード

必要事項を記入後、日本学生支援機構(※1)に郵送
左記に記載

※1
〒162-8412 東京都新宿区市谷本村町10-7
独立行政法人日本学生支援機構 返還部 奨学事務センター

奨学金の返済額の変更方法・変更可能なタイミング

厳密にいうと、毎月の返済額を任意の金額に変更することはできません。

ただ、返還方式を変更することはできます。

奨学金の返還方式は下記の2通りです。

  • 定額返還方式・・・毎月同じ金額を返済していく(※2)
  • 所得連動返還方式・・・前年度の所得をもとに毎月の返済額が決まる(収入に変化があれば、毎月の返済額も変化する)

基本的に、定額返還方式より所得連動正式のほうが毎月の返済額を低くおさえられます(※3)

毎月の返済額については、下記のツールでシミュレーションしてみてください。

日本学生支援機構「奨学金貸与・返還シミュレーション」
http://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/

ただし、返還方式を選択・変更できるのは第一種のみです。

第二種の場合は、自動的に定額返還方式となります(変更はできません)。

※2
定額返還方式には、月賦返済(毎月定額を返済)のほか、月賦・半年賦併用(毎月定額を返済するが、半年に一度だけ増額して返済する)もあります。

※3
年収400万円以下なら、所得連動返還方式のほうが毎月の返済額を低くおさえられます。

返還方式を変更できるタイミング

奨学金の申込方法 変更可能なタイミング
予約採用
  • 進学届提出時
  • 貸与中
  • 返還中
在学採用
  • 貸与中
  • 返還中

ただし、それぞれ変更の条件があります。

所得連動返還方式への変更を希望する場合、もともとの保証制度が人的保証(※4)なら、機関保証(※5)に変更する必要があるんですね。

この場合、すでに貸与された奨学金に対する保証料は、一括で支払いしなければなりません。

また、返還中は、所定連動返還方式から定額返還方式に変更不可です。

※4
連帯保証人・保証人を設定します。

※5
連帯保証人・保証人の代わりに保証会社(日本国際教育支援協会)が保証します。この場合、貸与額に応じた保証料を支払わなければなりません。

返還方式の変更方法

変更可能なタイミング 変更の申請方法 変更申請に必要なもの
進学届提出時 進学届(スカラネット)の画面上で変更 とくになし
貸与中
(定額返還方式に変更する場合)
学校の担当者から「返還方式変更願」を受取る

必要事項を記入して学校の担当者に提出
左記に記載
貸与中・返還中
(所得連動返還方式に変更する場合・もともと機関保証を選択していた場合)
学校の担当者から「第一種奨学金返還方式変更届」を受取る

必要事項を記入して学校の担当者に提出
左記に記載
貸与中・返還中
(所得連動返還方式に変更する場合・もともと人的保証を選択していた場合)
保証制度を機関保証に変更

学校の担当者から「第一種奨学金返還方式変更届」を受取り、必要事項を記入

左記の書類と一緒に、日本学生支援機構宛に簡易書留で郵送
左記のほか、下記のものが必要
  • マイナンバー提出書(学校の担当者から受け取る)
  • 個人番号のコピー
  • 本人確認書類

連帯保証人・保証人の変更は可能?

一度設定した連帯保証人・保証人(※6)をあとから変更することもできます。

※6
連帯保証人は学生本人と同じ返済義務を負い、保証人は、学生本人・連帯保証人が返済できなくなったときに返済義務を負います。
連帯保証人になれるのは、原則として父母どちらか。
保証人になれるのは、祖父母、兄弟、姉妹、おじ、おば、いとこなどです(ただし、学生本人、連帯保証人と生計をともにしていないことが条件)。
日本学生支援機構「人的保証制度」
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/houhou/hosho_sentaku/jinteki_hosho.html

連帯保証人・保証人の変更可能なタイミング

奨学金の申込方法 変更可能なタイミング
予約採用
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中
在学採用
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中

連帯保証人・保証人の変更方法

変更可能なタイミング 変更の申請方法 変更申請に必要なもの
返還誓約書の提出時 返還誓約書に書かれた内容を訂正

ホームページから
「返還誓約書記載事項訂正届」をダウンロードして必要事項を記入

2つ合わせて学校に提出
左記のほか、下記が必要
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の署名、実印による捺印
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の印鑑証明書
  • 新たに連帯保証人になる方の収入証明書
貸与中 学校の担当者から「連帯保証人・保証人等変更届」を受取る

必要事項を記入して、学校の担当者に提出
左記のほか、下記が必要
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の署名、実印による捺印
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の印鑑証明書
  • 新たに連帯保証人になる方の収入証明書
返還中 ホームページから「連帯保証人変更届」もしくは「保証人変更届」をダウンロード

必要事項を記入し、日本学生支援機構(※7)宛に提出
左記のほか、下記が必要
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の署名、実印による捺印
  • 新たに連帯保証人もしくは保証人になる方の印鑑証明書
  • 新たに連帯保証人になる方の収入証明書

※7
〒162-8412 東京都新宿区市谷本村町10-7
独立行政法人日本学生支援機構 返還部 奨学事務センター

利率の変更方法・変更可能なタイミングは?

第二種(有利子)の場合、利率固定方式利率見直し方式の2つから好きなほうを選択できます。

  • 利率固定方式・・・貸与終了時に決まった利率が完済まで変わらない
  • 利率見直し方式・・・およそ5年単位で利率が見直される

基本的には、利率見直し方式のほうが低金利です。

例)平成29年3月に卒業した場合

  • 利率見直し方式・・・0.01%
  • 利率固定方式・・・0.33%

そのため、利率固定方式から利率見直し方式に変更すれば、ひとまず金利を引き下げられます(ただし、利率見直し方式は将来的な金利上昇リスクをはらんでいます)。

利率の方式を変更できるタイミング

奨学金の申込方法 変更可能なタイミング
予約採用
  • 進学届提出時
  • 貸与中
在学採用
  • 貸与中

貸与中に変更する場合は、変更できる期限がありますので、注意してください(学校によって異なる)。

利率の方式の変更方法

変更可能なタイミング 変更の申請方法 変更申請に必要なもの
進学届提出時 進学届(スカラネット)の画面上で変更 とくになし
貸与中 学校の担当者から「第二種奨学金 利率の算定方法 変更届」を受取る

必要事項を記入して学校の担当者に提出
左記のほか、下記が必要
【人的保証を利用している場合】
  • 連帯保証人および保証人の署名、実印による捺印
  • 連帯保証人および保証人の印鑑証明書

保証制度の変更方法・変更可能なタイミング

奨学金を利用するには、連帯保証人と保証人の両方が必要です。

連帯保証人、保証人を立てられない場合は機関保証(※8)を利用することもできます。

ただし、機関保証を利用するには、保証料がかかります。

※8
連帯保証人・保証人の代わりに保証会社(日本国際教育支援協会)が保証します。この場合、貸与額に応じた保証料を支払わなければなりません。

保証料はいくら?

第一種/第二種 国公立/私立 自宅/自宅外 貸与月額 保証料月額 4年間の保証料の合計
第一種 国公立・私立 自宅・自宅外 3万円 947円 4万5,456円
国公立 自宅 4万5,000円 1,515円 7万5,720円
自宅外 5万1,000円 1,821円 8万7,408円
私立 自宅 5万4,000円 1,928円 9万2,544円
自宅外 6万4,000円 2,666円 12万7,968円
第二種 3万円 1,121円 5万3,808円
5万円 2,117円 10万1,616円
8万円 4,320円 20万7,360円
10万円 5,400円 25万9,200円
12万円 6,480円 31万1,040円

保証制度を変更できるタイミング

奨学金の申込方法 機関保証から人的保証に変更可能なタイミング 人的保証から機関保証に変更可能なタイミング
予約採用
  • 進学届提出時
  • 進学届提出時
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中
在学採用
  • 返還誓約書の提出時
  • 貸与中
  • 返還中

連帯保証人や保証人が、倒産・失業・死亡などやむを得ない理由で支払能力を失った場合のみ、機関保証への変更が認められます。

また、返還中に変更する場合、返済を延滞していると変更が認められないので注意しましょう。

保証制度を変更する方法

変更可能なタイミング 機関保証から人的保証に変更する方法 人的保証から機関保証に変更する方法
進学届提出時 進学届(スカラネット)の画面上で変更
(保証人の氏名や住所などを入力する必要あり)
進学届(スカラネット)の画面上で変更

学校の担当者に、機関保証を選択した旨伝える
返還誓約書の提出時 返還誓約書に書かれた内容を訂正

ホームページから
「返還誓約書記載事項訂正届」をダウンロードして必要事項を記入

2つ合わせて学校に提出
貸与中 学校の担当者から「保証依頼書・保証料支払依頼書」を受取る

必要事項を記入して学校の担当者に提出

すでに貸与を受けた奨学金分の保証料を一括で支払う
返還中 日本学生支援機構(0570-666-301)に連絡

送付されてくる「保証の変更依頼書」に必要事項を記入後、日本学生支援機構に返送

保証機関から送られてきた請求書を使って保証料を一括払い

まとめ

いかがでしたか。

最後に、日本学生支援機構の奨学金に申込み後、変更できる項目をまとめて紹介しましょう。

  • 奨学金振込口座の変更
  • 振替口座(返済用の口座)の変更
  • 第一種で借りる金額の変更
  • 第二種で借りる金額の変更
  • 入学時特別増額貸与奨学金の金額変更
  • すべての奨学金の辞退
  • 第一種のみ(もしくは第二種のみ)の辞退
  • 入学時特別増額貸与奨学金の辞退
  • 名前(名字)の変更
  • 住所の変更
  • 電話番号の変更
  • 毎月の返済額(返還方式)の変更(第一種のみ)
  • 連帯保証人の変更
  • 保証人の変更
  • 利率(利率の方式)の変更
  • 保証制度の変更

また、日本学生支援機構 奨学金の基本情報について知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

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