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2011年3月11日の東日本大震災以来、防災への関心が高まっています。

「首都直下型地震が30年以内に起こる確率70%」など、首都圏では特に警戒が高まっていますよね。

「もし突然大地震が襲ってきたら…」と家の中を見渡してみると、あちらこちらが危険だらけ。

実際、1995年に起こった阪神・淡路大震災では、約8割の方が建物や家財の下敷きになって亡くなっています。

また、大地震が起こったら一時的に深刻な食料不足になることが予想されます。おうちに十分な非常食は備蓄されていますか?

今回は、いつ、どこで起こってもおかしくない大地震に備えるために今からできるおうちでの対策をまとめてみました。

実際に被災された方の意見を基にして作成しています。備えあれば憂いなしです!

  • 【目次】
  • お風呂場での防災対策
  • 台所での防災対策
  • リビング・寝室・玄関口での防災対策
  • 非常食、飲み水を確保しよう
  • 非常時に使える日用品の意外な活用法
  • 寝るときの服装に注意!
  • 必ず役立つ!防災グッズの紹介

お風呂場での防災対策

お風呂に入っているときに大地震発生!なんて最もイヤなシチュエーションですよね。お風呂場に鏡や窓があるお宅は要注意です。

浴槽の残り湯は、水を入れ替えるまで残しておく

浴槽内の残り湯は飲料水としては使えませんが、残しておけば緊急時に活用できます。

たとえば、地震や停電などの災害が起きて断水になった場合、トイレの排水用として使えたり、ボヤ程度の火事のときには、消火用としても役に立ちます。

浴室内の鏡には曇り止めシート

曇り止めシートとは、水蒸気で鏡面が曇るのを防ぐ透明のシートです。

このシートは曇り止めだけでなく、鏡が割れて破片が飛び散るのを防ぐ役割も果たします。

浴室の窓には飛散防止フィルム

浴室の窓ガラスには飛散防止フィルムを貼っておくと良いでしょう。鏡同様、割れてガラスの破片が飛び散るのを防いでくれます。

また、浴室だけではなく、飛散防止フィルムは家中の窓に貼っておいたほうが安心です。

台所での防災対策

台所は、家の中で唯一火元になるところです。防災対策も念入りにしておきましょう。

ガスの元栓を閉める習慣をつける

地震でガス機器につないであるホースが外れた場合、ガス漏れの危険があります。

そのままにしておくと室内に充満し、わずかな静電気や火種によって発火、火事になることも考えられます。

災害時は、ガスのにおいがしても即座にガス漏れであるとわかりません。万一に備えて日頃からガスの元栓を閉める習慣をつけておくのが良いでしょう。

突っ張り金具や滑り止めシート、キャビネットロックで食器棚を固定

食器棚の中には、ガラスや瀬戸物の食器など、割れ物がたくさんしまってあります。

地震で棚が倒れた場合、食器類が割れて外に散乱してしまいます。

そんな事態にならないためにも、食器棚は壁にしっかり固定しておきましょう。ホームセンターに行けば、突っ張り金具が売っています。

突っ張り金具とは、スチールとプラスチックでできた太さ5センチほどの伸縮式の棒で、30センチ~45センチの範囲で固定する長さを調節できます。

突っ張り金具を棚上部に設置して天井まで伸ばします。そして、金具が天井と棚の間で動かなくなるように調節します。

きちんと固定できれば、棚を手で動かしてもおいそれとは倒れなくなります。

さらに、滑り止めのゴムシートを食器棚の下に敷いておけば振動を抑えられるので、食器が外に飛び出すのを防げます。

食器棚が傾いても扉が開かないように固定するキャビネットロックも取り付ければ万全です。

また、もし新たに食器棚を購入するなら、地震対応の扉がついているものをお勧めします。

我が家は地震に対応した食器棚を使っていますが、東日本大震災のとき 震度6強の揺れにも耐え、お皿が1枚も落ちませんでした。

突っ張り金具や滑り止めシート、キャビネットロックはホームセンターで容易に手に入ります。

滑り止めシートは100円ショップでも売っていますよ。

酒びんなど、割れ物は高い場所に置かない

瓶類は割れやすいため、一番下の棚にしまっておきましょう。

食器棚が倒れても割れる確率は低くなります。割れ物を割ってケガをしないためにも、収納の工夫はできる限りしておきたいものです。

リビング・寝室・玄関口での防災対策

タンスやテレビなど、落ちてきそうなものを固定すること、逃げ道を確保することが大事です。

部屋の家具類も壁に固定しよう

台所の食器棚と同じように、リビングや寝室にある本棚やタンスも壁に固定しておきましょう。

突っ張り金具を使う方法のほかに、上部にL字金具をつけて壁に固定するのもよいでしょう。

L字金具はホームセンターへ行けば容易に手に入ります。

もし何らかの事情で棚を金具類で固定できない場合は、天井との間に布団や座布団をはさみこんで隙間をふさげば役割を果たしてくれます。

子ども部屋に二段ベッドがあるときは、ベッドを部屋の角に設置するのが良いです。

L字金具を使って、ベッドの上部と下部に接している2つの壁と固定します。

また、二段ベッドの上下を接合している柱も、添え木を当てるか鉄パイプで囲えばより強固になります。

家具だけでなく、エアコンや壁掛け時計など落下の恐れがあるものにも対策を施しておくとよいでしょう。

タンスの一番下の引き出しは、転倒防止のために開けておく

これは寝る間だけでいいのですが、タンスの転倒防止のため、一番下の引き出しを開けておくという方法もあります。

最近の自動販売機には、転倒防止のためのスチール製板がついています。

販売機の前後に飛び出した平らな板ですが、それと同じ原理です。つまり、底面積を大きくすることで、転倒防止の役目を持たせるわけです。

周りに倒れてきそうなものがないところで眠る

テレビの側、本棚の側、タンスの側、エアコンの下、壁掛け時計の下など、大きな地震が起きたときに倒れてきそうなもの、落ちてきそうなもののまわりでは寝ないようにしましょう。

やむを得ない場合は、先に述べたような対策(棚を固定するなど)を施しましょう。

テレビを固定する

最近のテレビは薄くて軽いものばかりですが、地震が起きた時に飛んできたら立派な凶器となりえます。可能なら、テレビと台を固定しておいたほうがいいでしょう。

窓には飛散防止フィルムを貼っておく

お風呂のところでも紹介しましたが、万一窓ガラスが割れても足をケガすることがないよう、窓には飛散防止フィルムを貼っておくことをお勧めします。

フィルムはホームセンターで大体1,000円前後で購入することができます。

玄関や廊下に倒れやすい物を置かない

大きな揺れがあると、部屋中のものが倒れて外へ出るときの妨げとなります。

避難するときに外に出やすいよう、廊下や玄関口には無駄なものを置かないように工夫しましょう。

ゴルフバッグや傘立てなど、倒れやすいものが置かれたままになっていませんか?

収納棚を設置して一カ所にまとめておきましょう。

机の下に余計なものを置かない

大きな地震が起きたらまず机の下に隠れろ、なんてよく言われますが、机の下がごちゃごちゃしていたら隠れることもできません。

万一のことを考え、机の下の整理もしておきましょう。

ガラスの額縁が動かないように固定しておく

大きな地震の際、額縁は凶器となりえます。

額縁が落ちないよう、単に紐をフックに引っ掛けるのではなく、紐をさらにもう一周させて落ちないようにしっかり固定しましょう。

また、額縁表面のガラスを、透明なアクリルに付け替えるだけでも良い対策となります。アクリル板は落ちても割れにくいのです。

ただ、割れにくいとは言っても落とせば壊れます。やはり額縁を壁にしっかり固定させることが大事です。

非常食、飲み水を確保しよう

大きな地震が起こったら、一時的に断水、停電になることが予想されます。

そんなときでも食べられる、飲める食料や水がないと不安ですよね。

冷凍庫で水入りペットボトルを何本か凍らせておく

非常時に備え、冷凍庫にペットボトルを凍らせておくと、次のような利点があります。

  • 停電の際、冷蔵庫の保冷剤代わりになる。
  • 氷が溶ければ、飲料水として使える。
  • やけどやケガの際、患部を冷やすのに使える。

もしものときに役立つとはいえ、たくさん保管してもかさばるだけです。

500ccのペットボトルを、家族の人数分ぐらい凍らせておけば十分です。

水は、家族の人数×2リットルは常備しておく

人間は、3~4日何も食べなくても平気ですが、水を我慢出来るのはせいぜい1日が限界です。

水分を補給しないと脱水状態になったり、血液の循環が悪くなるなど健康に悪影響を及ぼします。

成人が一日に必要とする水の量は最低2リットルといわれています。

そのため、非常用にペットボトルのミネラルウォーターを、家族の人数×2リットルは用意しておきましょう。

ただしこれでも1日分なのであまり余裕はありません。

できれば家族の人数×6リットルは欲しいところです。

家族に乳幼児がいる場合は、さらに数本用意しておきましょう。

非常用の飲料水として水道水を使う

水道水をペットボトルに入れて保存する場合は注意点があります。

ペットボトルに水道水を入れるとき、なるべく雑菌や埃が入らないよう空気を抜いてください。

しかし、この方法で保存しても長期間は持ちません。長くても1ヶ月サイクルで中身を入れ替えるようにしてください。

保管場所は、なるべく湿気がなく、涼しくて日の当たらないところを選びましょう。

納戸や階段下の収納庫など、ふだんから開け閉めするところがおすすめです。

備蓄米は無洗米がおすすめ

備蓄米を用意するなら、無洗米がおすすめです。

大地震など、災害時は断水になることが多く、水が大変貴重になります。お米をとぐ水さえもったいないので、とがないで炊ける無洗米がおすすめです。

量は、家族の人数×1 kgが目安です。米1kgはおよそ7合で、1合でおにぎり3個分となるので、1kgあれば21個程度おにぎりが作れます。

これだけあれば、大人の胃袋を3,4日はもたせられます。

ただ、無洗米も賞味期限がありますので、定期的に消費して新しいものに入れ替えておくようにしましょう。

保存食は3日分(家族全員分)常備しておく

東日本大震災のとき、電気や水道は数日で復旧しました。物流も大体同じ期間で元に戻りましたが、それまでの間は食料品の確保に苦労しました。

誰もが食料品を買い求めてスーパーへ殺到したため、十分な調達ができませんでした。

これを教訓として、少なくとも3日分の食料(家族全員分)を自宅に用意しておくと良いと思います。

非常食におすすめ、アルファ米

アルファ米とは、精白米を炊飯して急速な処理をした乾燥加工食品です。水や熱湯を注ぐだけですぐに食べられます。

白米だけでなく、赤飯や炊き込みご飯と種類も豊富ですので、非常食としても役立ちます。

ただし、食べられるまで時間がかかるのが難点です。(水で1時間、熱湯でも20分かかる)

小麦粉を備蓄しておこう

小麦粉は保存がきき、調理の応用がしやすいため非常時に広く活用できます。

小麦粉があれば、お好み焼き風に焼くこともできるし、水でこねて硬めの団子にすれば、すいとんの材料にもなります。

非常時に使える日用品の意外な活用法

非常時は、意外なものが意外なことに使えて重宝します。知っておいて損はないですよ!

カセットコンロはいつでも使えるようにしておく

卓上用のカセットコンロは、電気やガスが使えないときにお湯を沸かしたり調理をするのに大活躍します。いざというときに使えないと困るので、定期的に取り出して着火テストを行いましょう。

また、予備のカセットボンベの準備もお忘れなく。カセットボンベは家族の人数分を用意しておけば安心です。

乳幼児がいる家庭の場合は、さらに数本確保しておくと良いでしょう。(ちなみに、プロパンガスを使用している家庭の場合、災害時でもそのまま使用できます。)

キッチンペーパーやラップを応用しよう

台所用品のキッチンペーパーやラップは、災害時に広く活用できます。

キッチンペーパーは吸水性が高いので、止血用の包帯として代用できます。

また、素材はトイレットペーパーと同じ化学繊維なので、トイレで用を足したときの後始末にも使えます。

ただし、そのままトイレに流すと配管が詰まってしまうので、別の方法で捨てるようにしてください。

寒いときはキッチンペーパーを腹巻き代わりにまきつけておくだけでも一時的に寒さをしのげます。

ラップも包帯代わりに応用できます。

特に、やけどをした箇所にラップを巻いておくと、短期間できれいに治すことができます。(湿潤療法といいます。やけどした箇所を十分冷やし、ワセリンを塗り、その上からラップを巻いて治す方法です。)

また、ラップはお皿代わりにもなります。

断水になったら皿洗いなんてもっての他ですよね。

お皿や茶碗にラップを敷いてからごはんや料理を載せるようにすれば、そのあとラップを捨てるだけで後始末ができます。皿洗い要らずです。

紙コップや紙皿を常備しておく

先ほど述べたように、断水になったら皿洗いなんてもっての他です。かと言って、毎回同じ食器を使うのは衛生的によくありません。

そんなとき、使い捨ての食器やコップがあると便利です。

100円ショップなどで安く手に入れることができますので、お箸・紙皿・紙コップは、それぞれ何十個か常備しておくといいでしょう。

シーツの活用方法

包帯や三角巾がないときに医療品の代用になるのが寝室のシーツです。

木綿のシーツを切れば三角巾や包帯として使えます。

2本の棒の間に2回ぐらい渡せば、担架の代わりにもなります。これも覚えておくと良いでしょう。

また、非常時にはロープ代わりとして使えます。

地震で階段が使えなくなってしまったり、1階で火災が起きたりして、どうしても下りられない場合、あなたが2階にいるなら、シーツを使ったロープで下に下りられる可能性があります。

シーツは、ホテルにあるような、厚め、木綿製のものを使ってください。できれば3枚ぐらいあるとベストです。

シーツがなるべく長くなるように対角線で細く畳み、隅の部分を他のシーツと結びます。

シーツの片方をベランダの手すりなどに結び、片方を地面に下ろし(下ろせない場合は、地上1メートルぐらいまで)、それを伝って下ります。

かなり握力が要りますが、飛び降りるよりもだいぶ安全な下り方です。

ちなみに、ロープとして使うなら、化学繊維のシーツはNGです。結び目がほどけやすい、熱に弱いなどの欠点があります。

軍手

軍手は、割れ物や汚れ物の後片付け、そして火回りの扱いでとても役立ちます。

1ダース数百円で売っているので、家族で使うことを考えて、まとめ買いしておくのがよいでしょう。

有毒ガス対策に有効な透明ゴミ袋

火災が起きると、建材や床材が燃えるときに有毒ガスが発生します。

実は火災における死亡者は、焼死よりも、この有毒ガスを吸い込んで呼吸困難になったり呼吸系統が冒されて死亡する方の方が圧倒的に多いのです。

防毒マスクがあれば一番良いのですが、いざというときに身近なもので有毒ガスを防げるんです。

それは透明ビニール袋です。

ただし、既に周りに火の気があるときは使えない方法なので要注意。

有毒ガス対策としてビニール袋を有効に使える状況は、「火災が発生したけれどまだ火の気はなく、もうもうと煙だけがやってくる。しかしその方向に逃げないといけない」というときです。

まずは透明なビニール袋を膨らませます。(ゴミ袋ぐらいの大きさが最も適しています。)

袋を広げ、あたりの空気をすくうように入れ、頭からかぶります。

そして片手で首元を絞め、自分の息でさらに膨らませます。

そのまま ビニール袋の中で呼吸しながら歩きます。

逃げるときは、速足で逃げてください。走ると酸素を余計に消費してしまいますし、遅いと火がやってきてしまいます。

徐々に息苦しくなってきますが、2,3分は余裕で呼吸ができます。

これがなかったら、有毒ガスの中を突っ切るしかありません。途中で息絶えたら終わりです。

(小さい子どもがいる家庭限定)おんぶひもを用意しておく

災害時、小さいお子さんを連れて避難しなければならないとき、そして、ベビーカーを使っての移動が難しいときは、おんぶひもが活躍します。(「だっこひも」という名称でも売られています。)

最近は小さく折り畳め、赤ちゃんのお尻をうまく包みこめる形状のものもあります。値段も数百円~売っているので手軽に購入できますね。

寝るときの服装に注意!

特に寝るときの服装、履物の準備は大事です。

寝るときの服装はスウエットがおすすめ

スウエットの素材は木綿なので、夏は汗を吸収してくれるし、冬は温かいです。

重ね着用に、2セットぐらい用意しておくと、着替えや防寒に役立ちます。

また、木綿は燃えにくい素材なので、万一火事が起こったとき逃げる服装としても適しています。

ちなみに、ジャージは化学繊維で火に弱いので、おすすめできません。

化学繊維の服は輻射熱で溶けたり、最悪の場合、発火する可能性もあります。

枕元に履き物を常備しておく

夜中、地震や火災が起きた時にすぐ部屋の外へ逃げ出せるよう、寝るときは枕元に履き物を置いておきましょう。裸足で外に飛び出すのは大変危険です。

玄関がふさがって使えないことも考え、スリッパよりもスニーカーを準備おきましょう。

あれば必ず役立つ!防災グッズの紹介

災害時、あれば役立つこと間違いなしのグッズを紹介していきます。

手回し式ランタン

手回し充電ができるランタンは電池を気にする必要がありません。

使い方は簡単で、手回し式のハンドルを数分ほど回せば10分程度照明が付きます。

ホームセンターに行けば購入出来ますし、値段は大きさや機能によって違いますがだいたい数千円です。

最近はLED電球を使用し、ソーラー発電できるものまであります。

停電時の照明器具としてだけでなく、アウトドアでも使うことができますね。

手回し発電式ラジオ

地震で電気が使えなくなるとインターネットやテレビから情報を得ることができません。このようなときに活躍するのがラジオです。

乾電池で動作するものもありますが、東日本大震災後は手回し発電式の防災用ラジオも多数販売しています。

大体2,000~3,000円で購入できます。(LED照明やサイレン、携帯電話の充電端子もついた高機能なものも最近は多いです。)

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