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初めて屋形船に乗る方は必見!屋形船を満喫するために知っておきたいこと

「上司から会社の飲み会の幹事に任命され、屋形船を予約しようと思っています。でも、屋形船って東京だけでもたくさんあるので、どこに決めればいいか迷っているんですよね・・・」

「ウチの息子、乗り物酔いが激しいので船酔いが心配です。一応、酔止めは飲ませるつもりですが、屋形船ってどれくらい揺れますか?また服装はどんな感じがいいですか?』

「今度、友人と2人で予約してみようと思っています。ちなみに、乗合でも貸切でも料理の内容やスケジュールって変わらないですよね?なにか注意点があれば教えてほしいです」

美しい景色とおいしい料理を堪能しながら、船上で優雅に過ごす屋形船。

屋形船の特別感・非日常感って、想像するだけでもワクワクしてくるのは私だけではないはずです。

しかし、2020年のバレンタインデー、屋形船を取り巻く環境は急転します。

そうです。個人タクシーの運転手から新型コロナウイルス(COVID-19)のあの感染報道です。

それまではインバウンド需要もあり、週末ともなれば人気の船宿は予約困難な状況でしたが、2月の報道以降、屋形船は新型コロナウイルスのクラスターの象徴的な存在となりました。

そのため、屋形船を運営する船宿では、大規模宴会はもちろん、個人による予約もキャンセルが相次ぎ、つい最近までまったく予約が入らない状況となりました。

急転直下、青天の霹靂とはまさにことのことです。

私はこれまでフードライターとして12年、飲食業界に携わっていて、これほどまでに特定の業界が自然災害の影響を受けた事例を知りません。

飲食業界に生かされてきた人間として、この状況をただ指をくわえて見ているわけにはいかない。

今回はそんな思いで筆を執りました。

こんにちは。
今日は屋形船業界復活の一助になれればと思い、多くの方が知らない屋形船の魅力をお伝えする、屋形船ひとり応援団長のささきです。

この記事をご覧になっているということは、そろそろ新型コロナウイルスの感染拡大も収まってきて、近いうちに屋形船を利用したいと思っているのではないでしょうか。

もしくは、はじめて屋形船を予約しようと思っていて、どんな屋形船がいいのか調べている最中かもしれませんね。

私もこの記事を書くにあたり、46軒の船宿を調査しましたが、どのホームページにも美しい夜景やおいしそうな料理がたくさん載っていて、何度も勢いで申込んでしまいそうになりました(笑)。

ただ、屋形船なんてそう何度も乗るわけではないし、大切な友人や同僚を誘うとしたら、やっぱり料理もおいしくて、眺めもよくて、船も綺麗で、船頭さんも感じがいい船宿を選びたいですよね。

とはいえ、なにをとってもすべてが二重丸で、非の打ち所がない屋形船はそうありません。

そこで、大切になるのは、【なにに優先順位をおいて選ぶのか】です。

そして、結局のところ、どの屋形船、船宿がオススメなのかだと思います。

ということで、今回はフードライター歴12年の私が、みなさんが気になる項目を中心に、【東京で屋形船を出している船宿46軒を徹底調査】しました。

記事の後半では、その46軒のなかから厳選したオススメの屋形船をご紹介させていただきますね。

また、屋形船は地上のレストランと異なり、特別に注意しなければならないことがあります。

たとえば、貸切で屋形船の予約を取る場合ですが、地上の飲食店の宴会予約をする場合、事前に大まかな人数で席だけ予約をしますよね。

そのうえで、人数の確定が予約日の直前になったり、予約自体をキャンセルすることになったりしても、店側が問題なく対応することも多いと思います。

しかし、屋形船の場合はそうはいきません。

なぜなら、屋形船の予約では、出航日の1ヶ月前からキャンセル料が発生することが当たり前です。

私は屋形船の魅力をお伝えする屋形船ひとり応援団長として、屋形船を心から楽しんでいただくために、まずは『料金』『予約方法』『乗合と貸切の違い』など、屋形船の基本的な情報をお伝えしていきます。

そして、後半では東京の船宿46軒を調査したうえで、仕事でもプライベートでも飲食関連情報を調べまくっている私が自信をもってオススメできる船宿10軒を厳選して紹介していきたいと思います。

「屋形船で過ごす特別な時間を心から楽しんでもらいたい」という一心でこの記事を書きましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

編集者
  • ささき 英雄

    ささき 英雄

    七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。

花見や花火の穴場としても人気!現代の屋形船の魅力

湾岸から海を眺めると船がポツポツと浮かんでいたり、川を運行する船を見かけたり、屋形船の存在は多くの方がご存じのだと思います。

しかし、屋形船の本当の魅力をきちんと理解している方は少数派ではないでしょうか。

「船の上で食事を楽しむだけでしょ?」

正直、これまで私も屋形船に対して、こんなイメージを持っていました。

でも、違うんです。
屋形船の魅力はそんなものにとどまりません。

そこで、まずは屋形船にどんな魅力があるのかをじっくりお伝えしていきますね。

屋形船は『食事』と『観光』を同時に楽しむことができる

屋形船の魅力はズバリ、食事だけでなく観光もできてしまう点にあります。

たとえば、東京の観光名所として有名な東京スカイツリーレインボーブリッジ

品川 船清『周遊コース』-東京スカイツリー

品川 船清『周遊コース』
https://www.funasei.com/course/

品川 船清『周遊コース』-レインボーブリッジ

品川 船清『周遊コース』
https://www.funasei.com/course/

もちろん地上からでも見ることはできますが、遮蔽物のない水上から見上げる景色には、屋形船に乗った人にしか味わえない美しさがあります。

このような絶景を眺めながら、食事やお酒を楽しめるのは屋形船ならではの魅力です。

季節ごとの風物詩を優雅に堪能できる

屋形船は春の桜や夏の花火をゆったりと楽しめる絶景スポットでもあります。

品川 船清『周遊コース』-春の桜

品川 船清『周遊コース』
https://www.funasei.com/course/

屋形船 三浦屋-夏の花火

屋形船 三浦屋
https://www.funayado-miuraya.co.jp/event/hanabi.html

花見も花火も、日本人には欠かせない大きなイベントです。

しかし、どちらも近くで見るためには場所取りが必要ですし、人混みによる苦労も避けることはできませんよね。

屋形船からであれば、咲き誇る桜を水上から優雅に眺めることも、頭上にあがる美しい花火を心ゆくまで堪能することも可能です。

料金はいくら?どうやって予約するの?屋形船の基本情報

次は、料金や利用方法など、屋形船の基本的な情報を確認していきましょう。

屋形船の料金相場は1人1万円

屋形船の料金は船宿ごとに多少の違いはあるものの、1人1万円に設定されていることが多く、以下が料金に含まれています。

  • 食事代
  • 飲み放題料金
  • 乗船料

屋形船で過ごすのにかかる費用はすべて含まれていますので、基本的に追加料金はかかりません。

中学生以下には割引料金が適用されるケースが大半です。

たとえば、品川の船清では以下のように子供料金が設定されています。

  • 中学生:8,000円(税別)
  • 小学生:7,000円(税別)
  • 未就学児:4,000円(税別)
  • 乳児(0~2歳):1船につき2名まで無料

料理のグレードを上げれば料金は高くなる

ちなみに、多くの船宿が基本コース以外にも複数のコースを設けています。

料理の内容がグレードアップするコース・プランを選択した場合は、その分だけ料金も高くなります。

お得に屋形船を楽しむならランチ利用がオススメ

ランチタイムの場合、食事代・乗船料込みで1人5,000円程度からコースを用意している船宿が多いです。

ディナータイムに比べると『料理のボリュームが下がる』『飲み放題がつかない』といったマイナス面もありますが、値頃に屋形船を楽しみたいのなら、ランチタイムの利用を検討してみてください。

料理は魚を中心とした和食コースが基本

品川 船清『屋形船のお料理』-

品川 船清『屋形船のお料理』
https://www.funasei.com/dining/

屋形船で提供される料理は、刺身や寿司、揚げたての天ぷらなど魚がメインの和食コースが定番です。

上記は品川 船清の基本コースの一例ですが、これにアルコール・ソフトドリンクの飲み放題がついて1万円。

料理の内容に応じて、以下のように料金が変わります。

  • Aコース(1万2,000円・税別)・・・刺身を上舟盛りに変更
  • Bコース(1万3,000円・税別)・・・特製和風オードブル(上)を追加
  • Cコース(1万5,000円・税別)・・・刺身を上舟盛りに変更+特製和風オードブル(上)を追加

品川 船清『クルーザー』-洋食のコース

品川 船清『クルーザー』
https://www.funasei.com/plan/cruiser/

なかには、洋食のコース・プランを用意している屋形船もありますよ。

ただ、屋形船の利用方法には大きくわけて乗合貸切の2つがあり、乗合の場合は基本的に料理の選択ができません(後ほどくわしく説明します)。

そのため、屋形船では魚が中心の認識でいましょう。

伝統的な座敷タイプだけでなくイス・テーブル完備の屋形船もある

屋形船って見た目がレトロなものもたくさんありますから、なんとなく船内も古風な造りなんじゃないかと思いがちですよね。

船宿あみ清『屋形船の紹介』座敷タイプ

船宿あみ清『屋形船の紹介』
https://amisei.com/introduction.html

もちろん、『畳に座布団』の座敷席は、「これぞ屋形船!」という定番の形ですよね。

品川 船清『貸切船』-掘りごたつ式

品川 船清『貸切船』
https://www.funasei.com/plan/kashikiri/

でも最近は、より座りやすい掘りごたつ式の船も増えてきました。

品川 船清『貸切船』-イス・テーブルの席

品川 船清『貸切船』
https://www.funasei.com/plan/kashikiri/

また、船宿によっては、イス・テーブルの席を完備している船もあります。

とくに年配の方がいらっしゃる場合、座敷に長く座るのは負担が大きいと思いますので、座席のタイプも屋形船を選ぶ基準のひとつになりますね。

ただ、こちらもコース内容と同じように、乗合の場合は座席タイプの選択ができないことがあるので注意してください(後ほどくわしく説明します)。

乗船時間は2~3時間

大まかな乗船時間はどの船宿も同じで、以下のようになっています。

  • ランチ・・・11時から12時30分の間で出航乗船時間は1時間30分から2時間程度
  • ディナー・・・17時30分から19時30分の間で出航乗船時間は2時間から3時間程度
屋形船は完全予約制

屋形船を利用するには事前予約料金の前払いが必要です。

①事前予約をする

まずは、電話・インターネット・FAXのいずれかで予約をしましょう。

予約時に必要となるのは、主に以下のような情報です。

  • 希望日時
  • 乗合か貸切か
  • 希望のコース
  • 代表者の名前
  • 代表者の連絡先
  • 予約人数

予約日の10日前までなら、ある程度の人数変更にも対応してもらえることが多いものの、それ以降は予約日が近づくほど人数調整が難しくなります。

ちなみに、人数が大幅に減少したとしても、その連絡が直前の場合は当初の予約人数分の料金を請求されることが多いです。

団体利用で早めに予約をする場合は、人数変更のリミットを確認したうえでなるべく早く予約人数を確定するようにしてください。

②料金を支払う

予約が確定したら、事前に料金を支払います。

支払方法は、以下のいずれかとなっている船宿が大半です。

  • 銀行振込
  • クレジットカード

乗合の場合は通常、この時点で料金の全額を支払います。

一方、貸切の場合は事前に予約金(前金)のみを支払い、残金を当日支払うのが一般的です。

ここで注意したいのが、当日支払いのタイミングと方法。

船宿によっては、以下のように当日支払いのルールを設けているところもあります。

  • 残金はかならず乗船前に支払う
  • 当日支払いのクレジットカード利用は不可
  • 残金の後日支払いは不可

残金の全額を現金で用意しなければいけないこともありますので、支払方法を確認のうえで事前にきちんと準備しておきましょう。

予約人数の違いだけじゃない!『乗合』と『貸切』メリデメ

前章でも少し触れましたが、屋形船の利用方法には乗合貸切の2つがあります。

「予約人数が多いか少ないかだけじゃないの?」

そう思いがちですが、実は他にもいろんな違いがあるんです。

ここでは、乗合と貸切それぞれのメリットデメリットを紹介していきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

『乗合』は気軽に利用できるけど、全体的に自由度がない

それでは、まず乗合のメリットデメリットからみていきましょう。

少人数でも屋形船を楽しめる

屋形船って、なんとなく『団体で船を貸切って』というイメージがありますよね。

でも、一隻貸切るには最低でも10名以上での予約が必要です。

社会人の場合、プライベートで10名以上を集めるのも、当日キャンセルが出ないように管理をするのもカンタンではないですよね・・・。

とくに今は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、そもそも大規模な飲み会を開催できません。

そんな方にこそオススメしたいのが、乗合での屋形船利用。

乗合なら2名からでも予約ができるため、友人・家族・恋人と手軽に屋形船を楽しむには打ってつけなんです。

同席した他のお客さんと仲良くなれることもある

乗合の場合、他のお客さんと同じ空間・時間を共有することになります。

そこに『船の上』という非日常感も加わるため、自然と一体感が生まれて、他のお客さんと仲良くなれることも多いです。

もちろん、反対に気の合わないお客さんに当たってしまうこともありますので、一長一短ではありますが・・・。

普段から、飲食店などで知らない人と盛り上がってしまう社交的な人にとっては、新たな出会いを楽しめる場所になると思います。

希望の日時に予約が取れない場合もある

乗合で屋形船を出している船宿は、かならず最小催行人数を設定しています。

最小催行人数とは、船を出航させるための最低人数のことで、乗合の予約が最低人数に満たなかった場合は、船を出せません。

ちなみに、最小催行人数の平均は10名以上です。

たとえ予約をしていたとしても、その日に他の乗合客が集まらなければ出航中止となります。

また、乗合客全体の都合で決まった出航時間が、自分の希望と合わないこともあります。

少人数で気軽に申込める一方、スケジュール面で自由がきかない可能性があることは頭に入れておきましょう。

座席のタイプを選べないケースが多い

屋形船の席数は船によって異なるため、船宿は予約全体を踏まえたうえで、それぞれの予約人数に合った船を割り当てます。

たとえば、以下の2つの船を持つ船宿があるとします。

  • 屋形船A・・・座席数10席(座敷)
  • 屋形船B・・・座席数60席(テーブル席)

そして、同日・同時刻に『乗合10名』『貸切60名』の2つの予約がある場合、『乗合10名』に割り当てられるのは座敷席の屋形船Aです。

つまり、あなたがテーブル席の屋形船を利用したくても、乗合の場合その希望が通らない可能性があるわけです。

座席のタイプごとに複数の船を所有する船宿へ申込む場合は、とくに注意してください。

料理の内容は基本的に選べない

乗合の場合、料理のコースが複数ある屋形船へ申込んだとしても、オーソドックスなコースのみ選択可能です。

理由は、いろんなお客さんがそれぞれ異なるコースを選んでしまうと、食材の調達や調理の面で対応ができなくなってしまうからです。

先ほども説明したとおり、魚を中心とした和食コースを提供する屋形船が多いので、それを踏まえたうえで申込みをしましょう。

遅刻厳禁!時間に遅れても船は待ってくれない

乗合の場合、たとえ自分が遅刻してしまったとしても、出航時間になったら船は出航してしまいます。

なぜなら、スケジュールが乱れると同じ船に乗る他のお客さんに迷惑がかかってしまうからです。

ちなみに、これは公共交通機関の乱れなどの正当な理由があった場合でも同じ。

さらに、遅刻によって乗船ができなかったとしても料金は返してもらえません。

当日は出航時間に遅れることのないように、余裕をもって集合場所へ向かうようにしてください。

乗合は『とりあえず屋形船に乗ってみたい人』にオススメ

メリットスデメリットを踏まえると、乗合での利用は以下のような方にオススメです。

  • 一度でいいから屋形船に乗ってみたい
  • いつもとは違うシチュエーションで友人・家族・恋人と食事がしたい
  • 食べ物の好き嫌いがない(魚料理に抵抗がない)

乗合の最大のメリットは、予約時の人数を気にする必要がなく、気軽に屋形船を楽しめる点です。

スケジュール・料理・座席タイプなどの面である程度の融通を利かせられるのなら、ぜひ乗合を検討してみてください。

人数さえ集められれば『貸切』のほうが気兼ねなく楽しめる

次は、貸切で屋形船を利用する場合のメリットデメリットです。

他のお客さんへ気を遣う必要がない

当たり前ですが、貸切の屋形船に乗っているのはあなたのグループだけですから、騒ぎたいだけ騒げます(笑)

これが地上の飲食店なら、たとえ店ごと貸し切ったとしても近隣への配慮はある程度必要ですよね。

でも、屋形船は水上に浮かんでいますので、騒音を気にする必要はありません。

最近はカラオケ設備のある屋形船も多く、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への配慮は必要なものの、仲間内で存分に盛り上がることができます。

料理や座席タイプの選択肢が多い

複数のコースがある屋形船の場合、貸切なら好みの料理を選択することが可能です。

貸切には少なくとも10名以上での予約が必要ですから、それだけの人数が集まれば、肉が苦手な方、魚が苦手な方が当然いるはずです。

好きな料理を選ぶことができれば、一層屋形船を楽しむことができますね。

また、座席のタイプを指定したい場合も、大人数で1隻まるごと利用する貸切のほうが圧倒的に希望は通りやすいです。

スケジュールの融通もある程度は利く

貸切のほうがスケジュール面の調整もしやすいです。

たとえば、『ディナーは17時30分から19時30分の間で出航』となっている屋形船の場合、この2時間の範囲内であれば、自分たちの都合で出航時間を決めることができます。

また、他の屋形船のスケジュールに迷惑をかけないレベルであれば、当日に遅刻が発生した場合に出航を待ってもらえることもあります。

貸切は人数を集めるのがやっぱり大変

貸切で屋形船を利用する場合は、やはり人数をきちんと確保できるかがポイントです。

屋形船の最小催行人数は貸切の場合も同じで、最低でも10名以上としている船宿が多いですね。

この10名以上を自分たちのグループだけで集めないといけないのは、やはり大変です。

ただ、船宿によっては、最小催行人数に満たない場合でも屋形船を貸切にできることがあります。

とはいえ、その場合は、最小催行人数分の料金を支払う必要がありますので、注意しましょう。

たとえば、1人1万円、最小催行人数15名の屋形船を予約したとします。

この船を10名で貸切ることも可能ですが、そのためには15万円を支払わなければなりません。

貸切は『忘年会・同窓会・結婚披露宴』にオススメ

貸切での屋形船利用がオススメなのは、以下のようなシーンです。

  • 歓送迎会などの会社の集まり
  • 忘年会・新年会
  • 結婚披露宴・結婚式の二次会
  • 同窓会

問題になるのは、人数が集まるかなので、このように自然と人が集まりやすいタイミングこそ屋形船を貸切る絶好の機会といえます。

ただ、春の歓送迎会シーズンや年末の忘年会シーズンは屋形船の貸切予約が殺到しますので、予約はなるべく早めに済ませておきましょう。

屋形船に乗るときは船酔い対策を!女性のヒールも要注意!

前章では、『乗合』と『貸切』、利用方法ごとのメリットデメリットをお伝えしてきました。

ただ、それら以外にも屋形船を利用するうえで注意するべきポイントがいくつかありますので、順番に確認していきましょう。

船酔いに要注意!

屋形船は基本的に水流の穏やかな場所を運行するため、船酔いの心配はほとんどありません。

しかし、以下のようなケースで船酔いをしてしまうことも少なくありません。

  • 乗船してから出航するまでの間や、停泊中の揺れ
  • 他の船とすれ違うときの波によって発生する揺れ
  • 強風によって発生する揺れ
  • 屋形船のエンジンの振動によって発生する揺れ
  • 乗船する屋形船が小型(大型船舶よりも波の影響を受けやすい)

船酔いの不安がある方は、睡眠不足を避け、事前に酔い止めの薬を飲んでおきましょう。

それでも船酔いになってしまうこともありますので、その場合は『なるべく遠くの景色を眺める』『適度に風に当たる』など、屋形船での過ごし方を工夫してみてください。

夏でも羽織れるものを1枚は持っていくべき

最近はどの屋形船にもエアコンがついていますので、船内では季節を問わず快適に過ごすことができますが、防寒対策はきちんとしておきましょう。

とくに注意したいのが夏場です。

水上は地上よりも涼しいため、薄着のまま長時間デッキで過ごしていると寒さを感じることもあります。

たとえ暖かい季節であっても、さっと羽織れるものを1枚は持っていくようにしてください。

また、雨などで濡れたデッキはとても滑りやすいので、靴もヒールなどは避けたほうが無難です。

キャンセル料は最短で予約日の30日前から発生する

屋形船は、一般的な飲食店に比べるとキャンセル料の規定が厳しいです。

たとえば、品川 船清で貸切の屋形船を予約した場合、以下のように予約日の30日前からキャンセル料がかかります。

予約日までの日数 キャンセル料
30~22日前 5万円
21~8日前 料金の30%×人数分
7日前~前日まで 料金の50%×人数分
当日 料金の100%×人数分

乗合の場合も、最短で予約日の10日前からキャンセル料が発生しますので、予約した屋形船のキャンセル規定は事前にきちんと確認しておきましょう。

予約日までの日数 キャンセル料
10日前~前々日 料金の50%×人数分
前日 料金の90%×人数分
当日 料金の100%×人数分

なお、当日に雨が降った場合も注意が必要です。
屋形船の船内は屋根や窓でしっかりと覆われているため、船の運行に支障がない程度の雨天なら出航します。

雨が降ってしまうと景色を楽しむ魅力も減ってしまいますし、できれば出かけたくはないですよね・・・。

しかし、屋形船が出航する以上、乗船しないと当日キャンセル扱いとなってしまうため、キャンセル料が100%かかってしまうんです・・・。

また、先ほども説明しましたが、乗合で出航時間に間に合わなかった場合も当日キャンセル扱いとなります。

東京の船宿46軒を徹底調査!オススメの屋形船10選

ここまでご覧になってみて、

「屋形船、一度は行ってみようかな?」

こんな風に思っていただけたら私の編集者冥利に尽きるのですが、いざ屋形船の予約をするとなると、どの屋形船に乗るべきなのか迷うと思います。

  • 観光の名所は限られているため、周遊コースはどの屋形船も大差ない
  • どの屋形船も、料理は基本的に魚が中心の和食
  • どの屋形船も、料金は基本的に1万円以上

基本的な内容がほとんど変わらないため、なにを基準に屋形船を選べばいいかわからなくなる方も多いと思います。

そこで今回は、フードライター歴12年の私ことささきが、以下の項目を中心に東京で屋形船を出している船宿46軒を調査しました。

  • 相場よりも安く利用できる屋形船はあるか
  • 乗り心地のよい屋形船はあるか
  • 他社とは違う独自のサービスを提供している屋形船はあるか

そのうえで、自信をもってオススメできる10社を厳選して紹介していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

税込1万円未満で飲み放題つきのプランがあるリーズナブルな屋形船

屋形船の料金は基本的に1万円以上。
それが相場だとはわかっていても、できれば少しでも安くと考えるのは私だけじゃないはずです。

そんな費用面の悩みを手っ取り早く解決する手段のひとつがランチ利用。

ランチの場合、『料理はディナーよりも軽め』『飲み放題なし(ついても1ドリンク)』の船宿が多いです。

とはいえ、たとえ安くなっても、内容の充実度が大きく下がってしまうのはやっぱり寂しいですよね。

そんな方のために、今回は安くてもたくさん飲める屋形船をピックアップしてみました。

船宿 釣新(浅草)

船宿 釣新『お料理』

船宿 釣新『お料理』
https://www.yakatabune-tsurishin.com/foods.html

値頃に屋形船を満喫したい方にまずオススメしたいのが、船宿 釣新のランチコース『業平』です。

ランチのため乗船時間は1時間30分とやや短めですが、飲み放題つきの屋形船を6,480円(税別)の安さで楽しめます。

昼からしっかり飲みたい方にはオススメです。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 1万~1万5,000円(税別) 1万~1万5,000円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 6,480~8,400円(税別) 6,480円(税別)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ 座敷
テーブル
座敷
テーブル
最小催行人数 ディナー15名、ランチ20名
(金土日祝のディナーは20名)
ディナー10名、ランチ15名
(金土日祝のディナーは20名)
1隻あたりの収容人数 15~60名 10名~
URL https://www.yakatabune-tsurishin.com/
電話番号 03-3622-3572

屋形船 網さだ(一之江)

屋形船 網さだ『8,000円メニュー』

屋形船 網さだ『8,000円メニュー』
https://amisada.com/menu01/8000yen/

貸切利用に限られますが、屋形船 網さだ『8,000円メニュー』もオススメ。

刺身や天ぷらを中心とした料理の構成もしっかりしていますし、そのうえで飲み放題がついて1人8,000円(税別)です。

『15名以上で貸切』の条件をクリアできる方は、ぜひ利用を検討してみてください。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 8,000~1万2,000円(税別) 1万円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 8,000~1万2,000円(税別)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ 掘りごたつ
テーブル
掘りごたつ
テーブル
最小催行人数 15名
(1万円メニューのみ10名)
15名
1隻あたりの収容人数 10~82名 15名~
URL https://amisada.com/
電話番号 03-3679-3859

屋形船 深川冨士見(深川)

屋形船 深川冨士見『お料理のご紹介』

屋形船 深川冨士見『お料理のご紹介』
https://www.f-fujimi.co.jp/food.html

『屋形船で飲む』ことを重視するなら、深川冨士見も押さえておきたい屋形船のひとつ。

というのも、深川冨士見には『二次会プラン』があるから。

食事は簡単にツマめるものが中心になりますが、1人8,000円(税別)で飲み放題つきの屋形船を楽しむことができます。

ただ、こちらも貸切利用(平日15名以上、金土日祝は20名以上)が前提となりますので、その点は注意しましょう。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 8,000~1万円(税別) 1万円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 8,000円(税別)
料理の種類 和食
洋食
和食
座席のタイプ 掘りごたつ 掘りごたつ
最小催行人数 15名
(金土日祝は20名)
要問合せ
1隻あたりの収容人数 15~120名 15名~
URL https://www.f-fujimi.co.jp/
電話番号 03-3641-0507
船酔いが心配な方にオススメな『揺れにくい』屋形船

前章で説明したとおり、屋形船の船酔いのリスクが伴います。

そこで、体質的に乗り物酔いをしやすい場合は、『船の揺れにくさ』で屋形船を選ぶのもひとつの手です。

屋形船 なわ安(浜松町)

屋形船 なわ安『新大型屋形船 飛鳥』

屋形船 なわ安『新大型屋形船 飛鳥』
http://www.nawayasu.com/houseboat/asuka.html

船酔いが心配な方にまずオススメしたいのは、浜松町なわ安の屋形船『飛鳥』です。

飛鳥に搭載されているフィンスタビライザーという装置が揺れに合わせて船の角度を自動調整するため、船の揺れを最小限に抑えてくれます。

ちなみに、なわ安は新米のコシヒカリや岩手のブランド豚・佐助豚を使用するなど食材へのこだわりも強く、料理のクオリティを求める方にも人気の船宿です。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 1万~1万8,000円(税別) 1万円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 8,500円(税別)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ 掘りごたつ 掘りごたつ
最小催行人数 15名 15名
1隻あたりの収容人数 15~63名 15名~
URL http://www.nawayasu.com/
電話番号 03-3451-1379

大江戸(品川)

大江戸『屋形船』

大江戸『屋形船』
https://o-edo.net/ship/

品川から出航する大江戸も、快適な時間を過ごすことができる屋形船です。

こちらの屋形船も横揺れ防止装置つきのため、そもそも船事態が揺れにくい構造になっています。

さらに、座席タイプはテーブルのみなので、貸切はもちろん乗合でも快適に過ごすことが可能です。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 9,900~1万4,300円(税込) 1万1,000~1万4,300円(税込)
1名あたりの料金(ランチ) 6,600~8,250円(税込)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ テーブル テーブル
最小催行人数 平日10名、週末15名
(繁忙期は平日15名、週末20名)
平日10名、週末15名
(繁忙期は平日15名、週末20名)
1隻あたりの収容人数 10~70名 10名~
URL https://o-edo.net/
電話番号 03-5479-7007
乗合でもスケジュールの希望が通りやすい屋形船

乗合で屋形船を利用する場合、基本的に『料理が選べない』『座敷が選べない』などの不自由は受入れなければいけませんでしたよね。

でも、それ以上に大きいのが、希望スケジュールが通らない可能性があること。

自分の希望日に他の乗合客が集まらなければ、そもそも船は出してもらえません。

でも、そんなスケジュール面の不安を払拭してくれる屋形船があるんです。

船宿 縄定(浜松町)

船宿 縄定『乗合・屋形船』

船宿 縄定『乗合・屋形船』
http://www.nawasada.com/noriai/noriai.html

乗合を検討されている方にぜひ押さえておいていただきたいのが、浜松町の船宿 縄定の屋形船です。

一般的な乗合の最小催行人数は15~20名が相場で、どんなに少なくとも10名となっています。

でも、縄定の場合、乗合の最小催行人数は4名。

4名テーブルが1卓でも埋まれば、乗合船を出してくれるんです。

4名のスケジュールを合わせるだけなら、そこまでハードルは高くないですよね。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 1万1,000円(税込) 1万1,000円(税込)
1名あたりの料金(ランチ) 1万1,000円(税込)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ 座敷
テーブル
座敷
テーブル
最小催行人数 15名 4名
1隻あたりの収容人数 15~60名 4名~
URL http://www.nawasada.com/
電話番号 03-3431-5629
東京下町のローカルフード『もんじゃ』を楽しめる屋形船

東京で屋形船を探すなら、ぜひ選択肢に加えてもらいたいのがもんじゃ専門の屋形船です。

その魅力はもちろん、屋形船の定番である和食ではなく、もんじゃ焼きやお好み焼きを楽しめるところ。

また、料金も和食コースの屋形船より安いので、費用を抑えたい方にもオススメなんです。

千羽丸(月島)

千羽丸

千羽丸
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13081599/

千羽丸は、お台場エリア・または浅草エリアを周遊するもんじゃ専門の屋形船です。

もんじゃ焼き・お好み焼きは食べ放題、さらに飲み放題つきのプランを大人(中学生以上)1人6,000円~の低価格で楽しめます。

月島へもんじゃを食べにいくだけでもイベント要素は十分ですが、そこへさらに『屋形船』という非日常感を加えるのはアリですよね。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 6,000~7,000円(税込) 6,000~7,000円(税込)
1名あたりの料金(ランチ) 6,000~7,000円(税込) 6,000~7,000円(税込)
料理の種類 もんじゃ・お好み焼き・焼きそば もんじゃ・お好み焼き・焼きそば
座席のタイプ 座敷 座敷
最小催行人数 40名 15名
1隻あたりの収容人数 40~60名 15名~
URL http://www.senbamaru.jp/
電話番号 03-6221-2666

江戸前汽船(新木場)

江戸前汽船

江戸前汽船
https://www.facebook.com/edomaekisen/

もんじゃを楽しめる屋形船といえば、もうひとつハズせないのが江戸前汽船

周遊コースは、お台場エリアまたは浅草エリア。

こちらも食べ放題・飲み放題で、もんじゃ焼きやお好み焼きを存分に楽しめます。

そのうえで、値頃感を求める方には江戸前汽船がオススメです。

たとえば乗合の場合、ランチ利用なら先ほど紹介した千羽丸よりもさらに1,000円ほど予算を抑えられます。

また、貸切利用時の料金が1人あたりではなく、以下のように1団体ごとに設定されているんですよね。

日程 定員 ランチ(12時~16時45分) ディナー(17時~20時)
月曜~木曜
日曜夜などの平日の前日
40名まで 17万円(税込) 20万円(税込)
50名まで 21万円(税込) 25万円(税込)
60名まで 25万5,000円(税込) 30万5,000円(税込)
65名まで 27万5,000円(税込) 33万円(税込)
土日祝
(日曜夜など平日の前日を除く)
40名まで 18万5,000円(税込) 22万円(税込)
50名まで 23万円(税込) 27万5,000円(税込)
60名まで 28万円(税込) 33万円(税込)
65名まで 30万5,000円(税込) 36万円(税込)

そのため、なるべく上記の定員上限に近い人数で予約をすることで、1人あたりの料金を安くすることができます。

  • 40名で平日ディナー・・・1人5,000円(20万円÷40名)
  • 41名で平日ディナー・・・1人6,097円(25万円÷41名)
  • 45名で平日ディナー・・・1人5,555円(25万円÷45名)
  • 49名で平日ディナー・・・1人5,102円(25万円÷49名)
  • 50名で平日ディナー・・・1人5,000円(20万円÷40名)
貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 平均5,000~5,500円(税込) 6,000~6,500円(税込)
1名あたりの料金(ランチ) 平均4,500~5,000円(税込) 5,000~5,500円(税込)
料理の種類 もんじゃ・お好み焼き・焼きそば もんじゃ・お好み焼き・焼きそば
座席のタイプ 座敷 座敷
最小催行人数 40名 要問合せ
1隻あたりの収容人数 40~65名 40名~
URL http://www.edomaekisen.com/
電話番号 03-6276-9963

ちなみに千羽丸も江戸前汽船も、貸切の最小催行人数は最低40名と多めです。

また、座席タイプは座敷に限定されますので、その2点だけは注意してください。

海外のゲストを招くシーンでピッタリの屋形船

次に紹介するのは、日本人だけでなく外国の方といっしょに屋形船を楽しみたいときにオススメの船宿です。

屋形船 晴海屋(東砂)

屋形船 晴海屋『貸切屋形船』

屋形船 晴海屋『貸切屋形船』
https://www.harumiya.co.jp/yakatafune/charter/

晴海屋の魅力は、英語・中国語・韓国語での対応が可能なスタッフが乗船する点。

英語対応可の船宿はいくつもありますが、ここまで外国語対応が充実している屋形船は他にありません。

また、2万円(税別)以上のプランには、芸者・芸人(獅子舞・南京玉すだれ・落語など)・マジシャンに場を盛り上げてもらえるオプションもついています。

外国の方に日本の食事や文化を満喫してもらいたいなら、断然オススメです。

貸切/乗合 貸切 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 1万~2万5,000円(税別) 1万円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 5,000~8,500円(税別)
料理の種類 和食 和食
座席のタイプ 掘りごたつ 掘りごたつ
最小催行人数 20名
(金土日祝は25名)
15名
(7・8月の金土日祝は20名)
1隻あたりの収容人数 20~144名 15名~
URL https://www.harumiya.co.jp/
電話番号 03-3644-1344

船清(品川)

品川 船清『クルーザー』-洋食のコース

品川 船清『クルーザー』
https://www.funasei.com/plan/cruiser/

日本へ来てまだ日が浅い外国の方の場合、やはり生魚を食べることに抵抗がある方もいるかもしれません。

そんなときにオススメしたいのが、品川の船清です。

この記事の前半でも紹介しましたが、船清のクルーザープランでは本格的な西欧料理を楽しむことができます。

座席タイプもテーブルですし、立食スタイルでの対応も可能。

もちろん、伝統的な屋形船で和食を楽しむプランも充実しています。

お招きする方のニーズに幅広く対応してもらえるのは、船清の大きな魅力です。

貸切/乗合 貸切(屋形船) 貸切(クルーザー) 乗合
1名あたりの料金(ディナー) 1万~1万5,000円(税別) 8,500~1万5,000円(税別) 1万円(税別)
1名あたりの料金(ランチ) 5,000~8,300円(税別)
料理の種類 和食 洋食 和食
座席のタイプ 掘りごたつ
テーブル
テーブル
立食
掘りごたつ
テーブル
最小催行人数 20名 20名
(金土日は30名)
20名
1隻あたりの収容人数 20~120名 20~46名
(立食は最大35名)
20名~
URL https://www.funasei.com/
電話番号 03-5479-2731

まとめ

いかがでしたか?

屋形船は観光と食事を同時に楽しめる、とても魅力的な空間・時間を提供してくれるものです。

でも、『乗合だとスケジュールや料理の自由が利かない』『貸切には最低でも10名以上必要』など、利用方法に応じたデメリット・注意点もあります。

とはいえ、船宿・屋形船の選び方を工夫することで問題を解消できますので、「屋形船に乗ってみたい!」と思った方は、ぜひこの記事で紹介した10社を中心に検討をしてみてください。

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