更新日:2018/07/20
債務整理に強い弁護士を無料で探す方法まとめ
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評価を設定してください ×収入に占める借金返済の割合が大きすぎて毎月毎月赤字。残ったお金だけでは生活費が足りず、「返して、借りて」を繰り返して、利息が膨らむばかり。
いままでなんとか返してきたが、ついに滞納が発生!督促状が届いては慌てて返済するものの、また少し経つとと同じことの繰り返し。
返しても、返しても終わらない借金は、人の心にも大きな影響を及ぼして、心身ともに疲れ切ってしまう人も少なくありません。
せめて、毎月の返済額が少なくなればもう少し負担も減るのに、どうしたら、そんなことができるのかわからない。
こんな状況に陥っているのなら、早急に債務整理を行うべきタイミングだといえます。「既に滞納が溜まっている」という状況ならば一刻の猶予もありません、すぐに債務整理に着手するべきです。
債務整理と一口に言っても、方法はいろいろです。任意整理、特定調停、民事再生(個人再生法)、自己破産、そして、過払い金返還請求も厳密には債務整理の1種に含まれます。
債務の内容や金額によって、とるべき方法は違ってきますし、裁判所の利用が必須なのか?自分でできるのか、無理なのか?の見極めもしなくてはなりません。そのために、弁護士などの専門家と相談して進め方を考えていく必要があります。
しかし、現実には債務整理をしたいと思いながら、「弁護士、司法書士に相談」と聞くと「報酬が高くて手が出ないんじゃないか?」と考えてしまい、なかなか着手できない人も多いようです。
また、「依頼するなら債務整理が得意な弁護士に依頼したい。けれども、どうしたらそんな弁護士を探せるの?」と、困ってしまう人もかなりたくさんいるようです。
しかし、実は債務整理に強い弁護士を探すことはそれほど難しいことではありません。
探すだけなら無料でできます。
債務整理にはスピード感も必要です。日数が経つほど、利息や遅延損害金が雪だるま式に増えてしまいます。早く着手して早く処理するほど、あなたの借金返済負担は軽くなるのです。
そこで、今回は何から手をつけたらいいかわからない借金問題を思い切って片付けたい方のために、債務整理に強い弁護士を無料で探す方法をまとめてみました。
- 【目次】
- 弁護士、司法書士にも得意分野がある
- 法テラス・弁護士会は弁護士の紹介機関
- とにかく相談してみたい!という場合は無料法律相談
- 信頼できる友人、知人からの紹介も◎
- それでも見つからないときは、ネットで探すのも手
弁護士、司法書士にも得意分野がある
債務整理を依頼することができる専門家は、主に弁護士、司法書士、行政書士(まれに行政書士も取り扱う場合がある)です。しかし、名前が違うことで分かるとおり、この3つの専門家は守備範囲がかなり違います。
弁護士は、法律上、本人(この場合は債務者)の代理人として、本人と全く同じ立場と法律的な能力を持ち、法律行為を行うことができる法律職です。個人間交渉はもちろん、訴訟の席上で弁護士が代理人として回答したことは、本人が言ったことと同じものとして扱われるのです。
一方で、司法書士は法律文書の作成や、裁判所に提出する文書の作成を代行することはできますが、地方裁判の席では代理人になることはできません。ただし、簡易裁判及び、個人間交渉の代理人になることはできます。
行政書士は、自治体の各役所に提出する書類や、個人間の交渉事の代理人を行うことはできます。
それぞれの業務内容は、重なっている部分もあります。
ですから、債務整理を依頼するときは、必要な手続きにマッチした業務を扱う専門家を選ばなければいけません。
基本的に、弁護士は全ての業務内容を代理できるので、債権者から訴えを起こされている状況下で、自分で訴訟を進めることができないのなら、弁護士に依頼するのがベターです。
できなくはないけれど、多忙さから自分で手続きを進めていけない場合も、弁護士なら本人同様に権限を行使することが可能です。ただし、その分報酬が高いというデメリットもあります。
司法書士は、訴訟の代理人にはなれませんが、自分で必要に応じて裁判所に出向く覚悟があるのなら、書類の作成を代行してもらうことはできます。弁護士に依頼するよりは安価に手続きを進められます。
ただし、自分も一定の知識を得る必要がありますし、平日に仕事を休んで手続きに奔走する必要性もでてきます。
また、裁判所を利用せず、債権者との話し合い交渉で済む場合は、行政書士に依頼するのも手です。あなたの状況によって、どの専門家に依頼するのが望ましいか?また、費用面で負担が減るか?は変わってきます。
弁護士を例にとってみても、民事事件を得意とする弁護士もいれば、刑事事件を専門とする弁護士もいます。民事の中でも様々な分野があり、離婚問題を主に扱っている人もいれば、不動産ばかりやってます、という人もいます。
債務整理は民事事件の1つに過ぎません。全ての弁護士や司法書士、行政書士が、債務整理の問題に長けているとは限らないのです。
当然、多くの債務整理案件を手がけた専門家のほうが、あまり経験がない専門家よりも、現実的な手法や(言葉は悪いですが)駆け引きなどにも慣れているでしょう。
その分、スピーディーに問題が処理できたり、難しい場面での対処方法も知っていて頼りになると思います。債務整理を得意としている専門家を見つけることも、解決への早道になります。
【この続きは『債務整理バイブル!良心的な弁護士を無料で探す方法を徹底解説!』をご覧ください。】
【この記事の筆者】
槙野 由佳(仮名)
1960年代後半生まれ、浪費癖のある夫の度重なる転職のため、食費にも事欠く生活を強いられる。
物販系のクレジットカードでリボ払いの生活費を借りたことから、雪だるま式に膨らむ負債のために、夫婦の合算で700万の借金を負い、20代の大部分を、返済に追われる生活で過ごす。夫の自己破産をきっかけに離婚。自分名義の返済を続けるうち、金利の差額を利用して借り換えをすることで債務を縮小し、2年ほどで完済に成功する。
その後も、土地購入や再婚した夫の事業で巻き込まれ型のトラブルに遭遇する等、波乱に満ちた30代を過ごした。子供の手が離れた2年前より、夫の仕事の傍ら、フリーライターとして過払い金や借金返済、任意売却、公的福祉関連の記事を執筆している。
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