更新日:2021/06/03
生活保護費の計算方法を初心者向けに解説!あなたはいくらもらえる?
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評価を設定してください ×『生活保護費』の計算って、ちょっと小難しいイメージがありませんか?
厚生労働省のホームページを読んでも、なかなか理解できない人が多いと思います。
私もその一人でした。
もはや、わざと難しく説明して、申請者を減らそうとしているんじゃないかと疑ってしまいますよね。
そこで、今回は生活保護費の計算方法を一から徹底してわかりやすく解説してみることにしました!
これだけ読めば、自分で簡単に生活保護費を計算できるようになるので、あなたがいくらもらえるのかがハッキリします。
生活保護を受けることは決して恥ずかしいことではありません。
生活保護は国民の権利として保障されているものです。
「病気をして仕事ができなくなって貯金が尽きそう・・・」
「リストラされて収入がなくなって、もうにっちもさっちもいかない・・・」
そんなときは、勇気をもって生活保護を申請しましょう!
ちなみに、今回は無収入の世帯を前提に話を進めていきます(年金収入・給与収入・事業収入などがわずかにある場合は、収入を差し引いた分を支給)。
それではまいりましょう!
- 目次
- 生活保護費(受給額)の内訳を教えて!
- 級地がわからないと生活保護費を計算できない!
- 生活保護って月いくらもらえるの?一覧表(2017年度版)
- 生活保護費(月額)の計算方法を簡単に解説!
- 必要なときだけ支給される生活保護費はいくら?
- まとめ
この記事の編集者情報
-
木村 澪子私が編集者です!
テレビ・雑誌等の取材歴15年。ファイグーではお金の話をわかりやすく、よりリアルにお伝えするために、背景や当事者の気持ちに寄り添う取材を心がけています。銀行マン、証券マン、利用者などからぶっちゃけたお話を聞くにつけ、「消費者も賢くならなければ…」と痛感する日々です。家族は夫・娘・ザリガニ2匹。
生活保護費(受給額)の内訳を教えて!
生活保護費は、世帯(※1)単位での支給です。
では、生活保護費は総額でいくら支給されるのでしょうか?
支給額を知るためには、まず保護費の内訳を理解しなければなりません。
※1
家および家計をともにしている集団のこと。
生活保護費の内訳は?
生活保護で支給されるお金のことを扶助と呼びます。
ここで、主な扶助の種類をあげてみましょう。
種類 | 対象者 | 内容 | 支給方法 | |
---|---|---|---|---|
基本の扶助 | 生活扶助 | 全員 | 日常生活に最低限必要な費用(食費、被服費、光熱費など) | 毎月規定額が支給される |
住宅扶助 | ほぼ全員 (※2) |
アパートなどの家賃 | ||
加算 | 母子加算 | 母子家庭 | - | |
児童養育加算 | 中学生以下の子どもがいる世帯 | - | ||
妊産婦加算 | 妊娠中または産後6ヶ月以内の産婦がいる世帯 | - | ||
障害加算 | 障害者がいる世帯 | - | ||
そのほかの扶助 | 教育扶助 | 小学生以上中学生以下の子どもがいる世帯 | 義務教育を受けるために必要な費用 | |
生業扶助 | 高校生の子どもがいる世帯 | 高校に通うための費用 | ||
必要に応じて | 小規模な事業資金、技能習得費、就職支度費 | 必要なときに、限度額の範囲内で支給される | ||
出産扶助 | 必要に応じて | 出産費用 | ||
葬祭扶助 | 必要に応じて | 葬祭費用 | ||
一時扶助 | 必要に応じて (※3) |
|
||
医療扶助 | 必要に応じて | 医療サービスの費用 | 支給ではなく、支払いが免除になる | |
介護扶助 | 必要に応じて | 介護サービスの費用 |
※2
住宅扶助の対象者は基本的に全員ですが、もともと家賃の支払いが不要な方や、入院している方などは除きます。
※3
必要に応じて支給されます。ただし、自治体に認められないと支給不可になることもあるので、注意してください。
毎月支給されるのは?
毎月支給されるのは、
生活扶助+住宅扶助+加算+教育扶助+生業扶助(※4)の合計です。
たとえば、母子家庭で子どもが中学生の場合は、
生活扶助+住宅扶助+母子加算+児童養育加算+教育扶助の合計額が支給されます。
※4
ここでの『生業扶助』は、高校生の子どもがいる世帯を対象にした扶助を指します。
必要に応じて支給されるのは?
必要に応じて、生業扶助(※5)、出産扶助、葬祭扶助、一時扶助が支給されます。
そして、医療費や介護費用の負担はありません(※6)。
病院にかかったときに支払う医療費は全額免除です。
また、要介護・要支援の方が介護サービスを受ける場合の費用も全額免除されます。
※5
ここでの『生業扶助』は、小規模な事業資金、技能習得費、就職支度費のいずれかに対する扶助を指します。
※6
余談ですが、生活保護受給中は以下の支払いも免除されます。
・所得税、住民税などの税金
・国民年金保険料
・国民健康保険料
・NHKの受信料
級地がわからないと生活保護費を計算できない!
生活保護費を知りたいなら、あなたがお住まいの市区町村が、『どの級地(※7)にあたるか』を確認しなければなりません。
例)
級地 | 主な市区町村 |
---|---|
1級地-1 | 東京23区、八王子市、横浜市、さいたま市、川崎市、相模原市、大阪市、堺市、京都市、神戸市、名古屋市、東大阪市、西宮市、尼崎市、枚方市、豊中市、高槻市 |
1級地-2 | 札幌市、仙台市、千葉市、青梅市、武蔵村山市、船橋市、横須賀市、大津市、倉敷市、福山市、姫路市、岡山市、呉市、倉敷市、広島市、福岡市、北九州市 |
2級地-1 | 旭川市、函館市、青森市、秋田市、山形市、福島市、盛岡市、水戸市、宇都宮市、柏市、高崎市、川越市、前橋市、越谷市、新潟市、金沢市、福井市、甲府市、富山市、豊田市、岐阜市、岡崎市、長野市、豊橋市、浜松市、静岡市、津市、鳥取市、松江市、山口市、徳島市、和歌山市、奈良市、下関市、松山市、高松市、高知市、鹿児島市、大分市、佐賀市、長崎市、宮崎市、久留米市、熊本市、那覇市 |
2級地-2 | 夕張市、塩竃市、日立市、足利市、長岡市、諏訪市、多治見市、安城市、松阪市、加古川市、櫃原市、三原市、防府市、大牟田市、佐世保市 |
3級地-1 | 北見市、稚内市、弘前市、八戸市、宮古市、石巻市、能代市、米沢市、いわき市、郡山市、石岡市、栃木市、伊勢崎市、行田市、秩父市 |
3級地-2 | 銚子市、西多摩郡日の出町、足柄上郡中井町、三条市、魚津市、七尾市、敦賀市、富士吉田市、飯田市、須坂市、高山氏、富士宮市、半田市、津島市、伊勢市 |
たとえば、東京都23区なら『1級地-1』ですね。
あなたがお住まいの市区町村が上の表に載っていない場合は、下記のページで確認してください。
厚生労働省『生活保護制度』
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html
こちらのページの、『お住まいの地域の級地を確認』より確認可能
厚生労働省『お住まいの地域の級地を確認』
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/29kyuchi.pdf
※7
場所によって必要な生活費も異なるため、生活保護では全国の市区町村を級地と呼ばれる6つのランクに分けています。
生活保護って月いくらもらえるの?一覧表(2017年度版)
実際のところ、生活保護は毎月いくら支給されるのでしょうか?
いくつかの場合別に、生活保護費の金額(月額)を計算してみました。
単身世帯の場合
単身世帯の生活保護費を計算してみました(加算なし、そのほかの扶助なし、住宅扶助除くという前提)。
世帯員の年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
20~40歳 | 7万9,230円 | 7万5,840円 | 7万1,620円 | 6万9,960円 | 6万6,840円 | 6万4,030円 |
41~59歳 | 8万160円 | 7万6,720円 | 7万2,450円 | 7万0,770円 | 6万7,630円 | 6万4,780円 |
60~69歳 | 7万9,790円 | 7万6,370円 | 7万2,110円 | 7万450円 | 6万7,310円 | 6万4,480円 |
70歳以上 | 7万4,630円 | 7万1,430円 | 6万7,460円 | 6万5,900円 | 6万2,960円 | 6万0,310円 |
単身世帯の生活保護費の支給額の平均は、6万7,747円です。
ただし、こちらは住宅扶助を含んでいない金額なので、実際は上の表の金額に住宅扶助が加算されます。
2人世帯の場合
2人世帯の生活保護費を計算してみました(加算なし、そのほかの扶助なし、住宅扶助除くという前提)。
世帯員の年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
20~40歳+20~40歳 | 11万9,110円 | 11万3,760円 | 10万8,390円 | 10万4,370円 | 9万9,730円 | 9万5,530円 |
20~40歳+41~59歳 | 11万9,030円 | 11万3,930円 | 10万7,590円 | 10万5,090円 | 10万430円 | 9万6,190円 |
41~59歳+41~59歳 | 11万9,850円 | 11万4,710円 | 10万8,320円 | 10万5,800円 | 10万1,130円 | 9万6,860円 |
20~40歳+60~69歳 | 11万8,700円 | 11万3,620円 | 10万7,290円 | 10万4,800円 | 10万140円 | 9万5,930円 |
41~59歳+60~69歳 | 11万9,520円 | 11万4,400円 | 10万8,020円 | 10万5,520円 | 10万840円 | 9万6,590円 |
60~69歳+60~69歳 | 11万9,200円 | 11万4,090円 | 10万7,720円 | 10万5,240円 | 10万560円 | 9万6,330円 |
20~40歳+70歳以上 | 11万4,140円 | 10万9,250円 | 10万3,170円 | 10万780円 | 9万6,290円 | 9万2,240円 |
41~59歳+70歳以上 | 11万4,960円 | 11万030円 | 10万3,910円 | 10万1,490円 | 9万6,990円 | 9万2,900円 |
60~69歳+70歳以上 | 11万4,630円 | 10万9,720円 | 10万3,610円 | 10万1,210円 | 9万6,710円 | 9万2,640円 |
70歳以上+70歳以上 | 11万60円 | 10万5,350円 | 9万9,490円 | 9万7,180円 | 9万2,860円 | 8万8,950円 |
たとえば、夫婦2人暮らしで生活保護を受給する場合、生活保護費の平均金額は、10万5,115円です。
ただし、こちらは住宅扶助を含んでいない金額なので、実際は上の表の金額に住宅扶助が加算されます。
母子家庭(15歳以下の子ども1人)の場合
『シングルマザー(20代~60歳未満)+子ども(15歳以下)』の世帯が生活保護を受給する場合、いくらもらえるのでしょうか?
ここでは、生活扶助+母子加算+児童養育加算+教育扶助(※8)の金額を紹介していきます。
親の年齢 | 子どもの年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | ||
20~40歳 | 0~2歳 | 14万5,580円 | 14万970円 | 13万3,640円 | 13万1,380円 | 12万5,560円 | 12万1,730円 |
20~40歳 | 3~5歳 | 14万3,510円 | 13万8,770円 | 13万1,280円 | 12万8,970円 | 12万3,040円 | 11万9,100円 |
20~40歳 | 6~11歳 | 15万2,930円 | 14万8,030円 | 14万330円 | 13万7,920円 | 13万1,840円 | 12万7,770円 |
20~40歳 | 12~15歳 | 16万3,060円 | 15万7,650円 | 15万600円 | 14万5,640円 | 13万9,390円 | 13万5,160円 |
41~59歳 | 0~2歳 | 14万6,400円 | 14万1,750円 | 13万4,370円 | 13万2,090円 | 12万6,260円 | 12万2,400円 |
41~59歳 | 3~5歳 | 14万4,330円 | 13万9,550円 | 13万2,020円 | 12万9,690円 | 12万3,740円 | 11万9,760円 |
41~59歳 | 6~11歳 | 15万3,750円 | 14万8,810円 | 14万1,070円 | 13万8,640円 | 13万2,540円 | 12万8,430円 |
41~59歳 | 12~15歳 | 16万1,960円 | 15万6,840円 | 14万8,870円 | 14万6,350円 | 14万090円 | 13万5,830円 |
母子家庭(15歳以下の子ども1人)の生活保護費の平均は13万8,321円でした。
ただし、こちらは住宅扶助を含んでいない金額なので、実際は上の表の金額に住宅扶助が加算されます。
※8
教育扶助が追加されるのは、義務教育を受けている子ども(6歳~15歳の子ども)がいる世帯だけです。
母子家庭(15歳以下の子ども2人)の場合
母子家庭で、15歳以下の子どもが2人いる世帯の生活保護費を計算してみました。
ここでは、生活扶助+母子加算+児童養育加算+教育扶助(※8)の金額を紹介していきます。
親の年齢 | 子どもの年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | ||
20~40歳 | 0~2歳+0~2歳 | 19万380円 | 18万4,560円 | 17万5,630円 | 17万2,770円 | 16万5,750円 | 16万940円 |
20~40歳 | 0~2歳+3~5歳 | 18万8,140円 | 18万2,210円 | 17万3,130円 | 17万210円 | 16万3,090円 | 15万8,170円 |
20~40歳 | 0~2歳+6~11歳 | 19万7,340円 | 19万1,250円 | 18万1,980円 | 17万8,970円 | 17万1,710円 | 16万6,660円 |
20~40歳 | 0~2歳+12~15歳 | 20万5,310円 | 19万9,060円 | 18万9,560円 | 18万6,480円 | 17万9,050円 | 17万3,860円 |
20~40歳 | 3~5歳+3~5歳 | 18万5,900円 | 17万9,860円 | 17万620円 | 16万7,660円 | 16万430円 | 15万5,400円 |
20~40歳 | 3~5歳+6~11歳 | 19万5,100円 | 18万8,900円 | 17万9,470円 | 17万6,420円 | 16万9,050円 | 16万3,890円 |
20~40歳 | 3~5歳+12~15歳 | 20万4,110円 | 19万7,360円 | 18万8,910円 | 18万3,920円 | 17万6,390円 | 17万1,090円 |
20~40歳 | 6~11歳+6~11歳 | 20万5,370円 | 19万8,630円 | 19万180円 | 18万5,180円 | 17万7,660円 | 17万2,380円 |
20~40歳 | 6~11歳+12~15歳 | 21万6,770円 | 20万9,710円 | 20万910円 | 19万3,850円 | 18万5,090円 | 17万9,580円 |
20~40歳 | 12~15歳+12~15歳 | 22万8,170円 | 22万780円 | 21万1,640円 | 20万4,250円 | 19万5,160円 | 18万7,750円 |
41~59歳 | 0~2歳+0~2歳 | 19万1,150円 | 18万5,300円 | 17万6,320円 | 17万3,440円 | 16万6,410円 | 16万1,560円 |
41~59歳 | 0~2歳+3~5歳 | 18万8,920円 | 18万2,940円 | 17万3,820円 | 17万890円 | 16万3,750円 | 15万8,790円 |
41~59歳 | 0~2歳+6~11歳 | 19万8,120円 | 19万1,990円 | 18万2,670円 | 17万9,650円 | 17万2,370円 | 16万7,290円 |
41~59歳 | 0~2歳+12~15歳 | 20万6,090円 | 19万9,790円 | 19万260円 | 18万7,150円 | 17万9,710円 | 17万4,490円 |
41~59歳 | 3~5歳+3~5歳 | 18万6,680円 | 18万590円 | 17万1,320円 | 16万8,340円 | 16万1,090円 | 15万6,020円 |
41~59歳 | 3~5歳+6~11歳 | 19万5,880円 | 18万9,630円 | 18万170円 | 17万7,100円 | 16万9,710円 | 16万4,510円 |
41~59歳 | 3~5歳+12~15歳 | 20万3,850円 | 19万7,440円 | 18万7,750円 | 10万2,710円 | 17万7,050円 | 17万1,720円 |
41~59歳 | 6~11歳+6~11歳 | 20万5,080円 | 19万8,680円 | 18万9,020円 | 18万5,850円 | 17万8,320円 | 17万3,010円 |
41~59歳 | 6~11歳+12~15歳 | 21万4,840円 | 20万7,850円 | 19万9,150円 | 19万3,360円 | 18万5,670円 | 18万210円 |
41~59歳 | 12~15歳+12~15歳 | 22万6,230円 | 21万8,920円 | 20万9,880円 | 20万2,590円 | 19万3,570円 | 18万7,410円 |
母子家庭(15歳以下の子ども2人)の生活保護費の平均は、18万4,149円でした。
ただ、こちらは住宅扶助を含んでいない金額なので、実際は上記表の金額に住宅扶助が加算されます。
※8
教育扶助が追加されるのは、義務教育を受けている子ども(6歳~15歳の子ども)がいる世帯だけです。
生活保護費(月額)の計算方法を簡単に解説!
ここからは、生活保護費の計算方法についてくわしく解説していきます。
まずは、世帯に支給される保護費の内訳を再確認しましょう。
生活保護費(月額)=【A】生活扶助+【B】住宅扶助+【C】加算+【D】そのほかの扶助
【A】【B】【C】【D】がどのように算出されるか、順番に解説します。
【A】生活扶助の計算方法を解説
まずは、生活扶助の計算方法を解説しましょう。
1.生活扶助基準①を計算する
それでは、生活扶助基準①の計算方法の説明です。
生活扶助基準①=(★×▲)+■
(1)★を求めよう
以下の表のうち、世帯員にあてはまる金額を合計し、これを★とします。
世帯員の年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
0~2歳 | 2万1,510円 | 2万540円 | 1万9,570円 | 1万8,600円 | 1万7,640円 | 1万6,670円 |
3~5歳 | 2万7,110円 | 2万5,890円 | 2万4,680円 | 2万3,450円 | 2万2,240円 | 2万1,010円 |
6~11歳 | 3万5,060円 | 3万3,480円 | 3万1,900円 | 3万320円 | 2万8,750円 | 2万7,170円 |
12~19歳 | 4万3,300円 | 4万1,360円 | 3万9,400円 | 3万7,460円 | 3万5,510円 | 3万3,560円 |
20~40歳 | 4万1,440円 | 3万9,580円 | 3万7,710円 | 3万5,840円 | 3万3,980円 | 3万2,120円 |
41~59歳 | 3万9,290円 | 3万7,520円 | 3万5,750円 | 3万3,990円 | 3万2,220円 | 3万450円 |
60~69歳 | 3万7,150円 | 3万5,480円 | 3万3,800円 | 3万2,140円 | 3万460円 | 2万8,790円 |
70歳以上 | 3万3,280円 | 3万2,020円 | 3万280円 | 2万9,120円 | 2万7,290円 | 2万6,250円 |
例)
『1級地-1』に住む夫婦2人世帯(どちらも65歳)なら、
37,150+37,150=74,300
★は7万4,300円となる
(2)▲を求めよう
以下の表のうち、自分の世帯にあてはまる逓減率(ていげんりつ)を確認し、これを▲とします。
世帯の人数 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
1人 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
2人 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
3人 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
4人 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 |
5人 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 | 0.950 |
例)
『1級地-1』に住む2人世帯なら1.0
▲は1.0となる
(3)■を求めよう
以下の表のうち、自分の世帯にあてはまる金額を確認し、これを■とします。
世帯の人数 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
1人 | 4万4,690円 | 4万2,680円 | 4万670円 | 3万8,660円 | 3万6,640円 | 3万4,640円 |
2人 | 4万9,460円 | 4万7,240円 | 4万5,010円 | 4万2,790円 | 4万560円 | 3万8,330円 |
3人 | 5万4,840円 | 5万2,370円 | 4万9,900円 | 4万7,440円 | 4万4,970円 | 4万2,500円 |
4人 | 5万6,760円 | 5万4,210円 | 5万1,660円 | 4万9,090円 | 4万6,540円 | 4万3,990円 |
5人 | 5万7,210円 | 5万4,660円 | 5万2,070円 | 4万9,510円 | 4万6,910円 | 4万4,360円 |
例)
『1級地-1』に住む2人世帯なら49,460
■は4万9,460円となる
(4)生活扶助基準①を求めよう
生活扶助基準①=(★×▲)+■
(★×▲)+■を計算してみましょう。
例)
(74,300×1.0)+49,460=123,760
この場合の生活扶助基準①は、12万3,760円となる
2.生活扶助基準②を計算する
つづいて、生活扶助基準②を計算します。
生活扶助基準②=(☆×△)+□
(1)☆を求めよう
以下の表のうち、世帯員にあてはまる金額をすべて合計し、これを☆とします。
世帯員の年齢 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
0~2歳 | 2万6,660円 | 2万5,520円 | 2万4,100円 | 2万3,540円 | 2万2,490円 | 2万1,550円 |
3~5歳 | 2万9,970円 | 2万8,690円 | 2万7,090円 | 2万6,470円 | 2万5,290円 | 2万4,220円 |
6~11歳 | 3万4,390円 | 3万2,920円 | 3万1,090円 | 3万360円 | 2万9,010円 | 2万7,790円 |
12~19歳 | 3万9,170円 | 3万7,500円 | 3万5,410円 | 3万4,580円 | 3万3,040円 | 3万1,650円 |
20~40歳 | 3万8,430円 | 3万6,790円 | 3万4,740円 | 3万3,930円 | 3万2,420円 | 3万1,060円 |
41~59歳 | 3万9,360円 | 3万7,670円 | 3万5,570円 | 3万4,740円 | 3万3,210円 | 3万1,810円 |
60~69歳 | 3万8,990円 | 3万7,320円 | 3万5,230円 | 3万4,420円 | 3万2,890円 | 3万1,510円 |
70歳以上 | 3万3,830円 | 3万2,380円 | 3万580円 | 2万9,870円 | 2万8,540円 | 2万7,340円 |
例)
『1級地-1』に住む夫婦2人世帯(どちらも65歳)の場合、
38,990+38,990=77,980
☆は7万7,980円となる
(2)△を求めよう
以下の表のうち、自分の世帯にあてはまる逓減率を△とします。
世帯の人数 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
1人 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
2人 | 0.8850 | 0.8850 | 0.8850 | 0.8850 | 0.8850 | 0.8850 |
3人 | 0.8350 | 0.8350 | 0.8350 | 0.8350 | 0.8350 | 0.8350 |
4人 | 0.7675 | 0.7675 | 0.7675 | 0.7675 | 0.7675 | 0.7675 |
5人 | 0.7140 | 0.7140 | 0.7140 | 0.7140 | 0.7140 | 0.7140 |
例)
『1級地-1』の2人世帯の場合は0.8850
△は0.8850となる
(3)□を求めよう
以下の表のうち、あなたに世帯にあてはまる金額を確認し、これを□とします。
世帯の人数 | 級地 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1級地-1 | 1級地-2 | 2級地-1 | 2級地-2 | 3級地-1 | 3級地-2 | |
1人 | 4万800円 | 3万9,050円 | 3万6,880円 | 3万6,030円 | 3万4,420円 | 3万2,970円 |
2人 | 5万180円 | 4万8,030円 | 4万8,030円 | 4万8,030円 | 4万2,340円 | 4万2,340円 |
3人 | 5万9,170円 | 5万6,630円 | 5万3,480円 | 5万3,480円 | 4万9,920円 | 4万7,810円 |
4人 | 6万1,620円 | 5万8,970円 | 5万5,690円 | 5万4,390円 | 5万1,970円 | 4万9,780円 |
5人 | 6万5,690円 | 6万2,880円 | 5万9,370円 | 5万7,990円 | 5万3,090円 | 5万3,090円 |
例)
『1級地-1』の2人世帯なら50,180
□は5万180円となる
(4)生活扶助基準②を求めよう
生活扶助基準②=(☆×△)+□
(☆×△)+□を計算しましょう。
例)
(77,980×0.8850)+50,180=119,192.3
10円未満の端数がある場合は切り上げるので、生活扶助基準②は11万9,200円となる
3.生活扶助基準①と②を比較する⇒生活扶助が確定
生活扶助基準①と②を以下の方法で比較し、生活扶助を確定します。
- 生活扶助基準②<生活扶助基準①×0.9の場合・・・生活扶助=生活扶助基準①×0.9
- 生活扶助基準②>生活扶助基準①×0.9の場合・・・生活扶助=生活扶助基準②
例)
生活扶助基準①=12万3,760円
生活扶助基準②=11万9,200円
この場合、
生活扶助基準①×0.9=123,760×0.9=11万1,384円
生活扶助基準②>生活扶助基準①×0.9となるので、
生活扶助=生活扶助基準②
つまり生活扶助は11万9,200円となる
【B】住宅扶助は最大いくら?
住宅扶助は、家賃などにあてるお金です。必要な分だけ支給されます(※9)。
ただ、『家賃ならいくらでも支給される』というわけではありません。
自治体や級地ごとに限度額が決められてます。
一例をあげましょう。
自治体・級地 | 世帯人数や部屋の広さ | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | ||||||
6m²以下 | 6m²超~10m²以下 (※10) |
10m²超~15m²以下 (※11) |
15m²以上 | |||||||
東京都 | 1級地 | 3万8,000円 | 4万3,000円 | 4万8,000円 | 5万3,700円 | 6万4,000円 | 6万9,800円 | |||
2級地 | 3万2,000円 | 3万6,000円 | 4万1,000円 | 4万5,000円 | 5万4,000円 | 5万9,000円 | ||||
3級地 | 2万9,000円 | 3万3,000円 | 3万7,000円 | 4万900円 | 4万9,000円 | 5万3,200円 | ||||
大阪市 (1級地) |
2万8,000円 | 3万2,000円 | 3万6,000円 | 4万000円 | 4万8,000円 | 5万2,000円 | ||||
札幌市 (1級地) |
2万5,000円 | 2万9,000円 | 3万2,000円 | 3万6,000円 | 4万3,000円 | 4万6,000円 | ||||
横浜市 (1級地) |
3万6,000円 | 4万2,000円 | 4万7,000円 | 5万2,000円 | 6万2,000円 | 6万8,000円 | 7万3,000円 | 8万1,000円 |
例)
東京都の1級地に住む単身世帯が生活保護を受ける場合、
住宅扶助の金額は、3万8,000円~5万3,700円(部屋の大きさによって異なる)
※9
生活保護を受ける場合、基本的に持ち家を手放さなければなりません。ただし、家を売却しても大した金額にならない場合は、持ち家に住み続けることができます。この場合は家賃が不要なので住宅扶助は支給されません。また、入院している場合や、保護施設や介護施設に入居する場合も、住宅扶助は支給されません(この場合、施設基準費、介護施設入所者基本生活費が支給されます)。
※10
大阪市・札幌市・横浜市の場合、広さが7~10m²
※11
大阪市・札幌市・横浜市の場合、広さが11~15m²
【C】加算はいくら?
中学生以下の子どもがいる世帯・母子家庭・障害者がいる世帯・妊婦がいる世帯は、加算があります。
加算の種類 | 対象 | 級地 | |||
---|---|---|---|---|---|
1級地 | 2級地 | 3級地 | |||
母子加算 | 児童1人 | 2万2,790円 | 2万1,200円 | 1万9,620円 | |
児童2人 | 2万4,590円 | 2万2,890円 | 2万1,200円 | ||
児童3人以上 (1人につき追加される額) |
920円 | 850円 | 780円 | ||
児童養育加算 | 第1子と第2子 | 3歳未満の児童 | 1万5,000円 | ||
3歳以上~中学卒業 | 1万円 | ||||
第3子以降 | 小学校卒業前 | 1万5,000円 | |||
小学校卒業~中学卒業 | 1万円 | ||||
妊婦加算 | 妊娠6ヶ月未満 | 8,960円 | 7,610 | ||
妊娠6ヶ月以上 | 1万3,530円 | 1万1,500 | |||
産婦加算 | 母乳のみで育てる場合産後6ヶ月間 | 8,320円 | 7,070円 | ||
その他の場合産後3ヶ月間 | |||||
障害者加算 | 障害者1~2級 | 2万6,310円 | 2万4,470円 | 2万2,630円 | |
障害者3級 | 1万7,530円 | 1万6,310円 | 1万5,090円 |
例)
1級地に住む母子家庭で、2歳、7歳、10歳の3人の子どもがいる場合、
- 母子加算・・・24,590+920=25,510
- 児童養育加算・・・15,000+10,000+10,000=35,000
25,510+35,000=60,510
毎月6万510円が加算される
【D】そのほかの扶助はいくら?
世帯の状況に応じて、その他の扶助が出る場合もあります。
教育扶助
小学生~中学生の子どもがいる場合、教育扶助が支給されます。
教育扶助には、級地による金額の差はありません。
種類 | 対象 | 1人あたりの金額(月額) |
---|---|---|
基準額 | 小学生 | 2,210円 |
中学生 | 4,290円 | |
特別基準額 | 小学生 | 670円 |
中学生 | 750円 | |
学習支援費 | 小学生 | 2,630円 |
中学生 | 4,450円 | |
教材代・学校給食費・交通費など | 小学生・中学生 | 福祉事務所から直接支払い (もしくは実費支給) |
毎月支給されるのは、基準額、特別基準額、学習支援費です。
教材代・学校給食費・交通費などは、直接学校に支払われるか、後から実費が支給されます。
例)
中学生と小学生の子どもが1人ずついる場合、
2,210+4,290+670+750+2,630+4,450=15,000
月1万5,000円の教育扶助が受けられる
生業扶助(高校に通うための費用)
高校生の子どもがいる場合、生業扶助が支給されます。
こちらも、級地による差はありません。
種類 | 1人あたりの金額(月額) |
---|---|
基本額 | 5,450円 |
学級費 | 1,670円 |
学習支援費 | 5,150円 |
授業料、教材費、交通費など | 必要最低限の額を支給 |
毎月支給されるのは、基本額・学級費・学習支援費の合計1万2,270円です。
授業料、教材費、交通費はかかった分だけ実費で支給されます。
必要なときだけ支給される生活保護費はいくら?
生活保護の受給中に、突然大きなお金が必要になることもありますよね。
状況によって、一時的に支給される扶助もあるので紹介しましょう。
生業扶助
小規模なお仕事を営むための生業費、技能や資格を取得するための技能習得費、就職準備のための就職支度費も、必要に応じて支給されます。
種類 | 限度額 |
---|---|
生業費 | 4万6,000円以内 |
技能修得費 | 7万8,000円以内 |
就職支度費 | 3万1,000円以内 |
いずれも、限度額の範囲内で実費が支給されるものです。
出産扶助
出産にかかる費用が実費で支給されます。
種類 | 限度額 |
---|---|
施設分べんの場合 | 29万3,000円以内 |
居宅分べんの場合 | 26万2,000円以内 |
衛生材料費 | 5,700円以内 |
葬祭扶助
葬儀にかかる費用が実費で支給されます。
亡くなった方 | 級地 | ||
---|---|---|---|
1級地 | 2級地 | 3級地 | |
大人 | 20万6,000円以内 | 18万300円以内 | |
小人 | 16万4,800円以内 | 14万4,200円以内 |
ただし、級地や亡くなった方の年齢によって限度額が異なるので、注意してください(大人、小人の年齢の分かれ目は自治体によって異なるので、自治体に問い合わせてください)。
一時扶助
生活扶助の範囲でまかなえない下記のような費用が別途支給されることもあります。
種類 | 限度額 | |
---|---|---|
被服費 | 布団類(1組分) | 1万9,100円以内 |
平常着(1人分) | 1万3,800円以内 | |
新生児衣料 | 5万900円以内 | |
入学準備金 | 小学校 | 4万600円以内 |
中学校 | 4万7,400円以内 | |
高校 | 6万3,200円以内 | |
家具什器費 | 一般基準 | 2万8,700円以内 |
暖房器具 | 2万円以内 | |
配電設備費、上下水道設備費 | 12万円以内 | |
住宅維持費(年額) | 12万円以内 | |
紙おむつ代など (※12) |
月1万9,900円以内 | |
就職活動促進費 (※13) |
月5,000円 |
これらの一時扶助は、自治体に認められた場合のみ実費で支給されますが、ほかの扶助と比べて支給が下りにくいものだと思っておいてください。
※12
要介護者がいる世帯には期間限定で毎月おむつ代が支給されることがあります。
※13
就職活動中の人がいる世帯には、期間限定で毎月 就職活動促進費が支給されることがあります。
まとめ
最後に今回のポイントをおさらいしましょう。
- 生活保護費は、世帯単位で支給される
- 生活保護費は、世帯人数、住む場所(級地)、子どもの有無・年齢などによって異なる
- 毎月支給されるのは、『生活扶助+住宅扶助+加算+教育扶助+生業扶助(※4)』の合計
- 生活扶助・・・全員支給される
- 住宅扶助・・・全員支給される
- 母子加算・・・母子家庭に支給される
- 児童養育加算・・・中学生以下の子どもがいる世帯に支給される
- 妊産婦加算・・・妊娠中または産後6ヶ月以内の産婦がいる世帯に支給される
- 障害加算・・・障害者がいる世帯に支給される
- 教育扶助・・・小学生以上中学生以下の子どもがいる世帯に支給される
- 生業扶助(※4)・・・高校生の子どもがいる世帯に支給される
- 必要に応じて、一時的に、生業扶助(※5)、出産扶助、葬祭扶助、一時扶助が支給されることもある
- 生活保護受給中は、医療費と介護費用の負担はなし(医療扶助・介護扶助)
- 単身世帯の生活保護費の平均は、6万7,747円(加算なし、そのほかの扶助なし、住宅扶助を除くという前提)
- 2人世帯の生活保護費の平均は、10万5,115円(加算なし、そのほかの扶助なし、住宅扶助を除くという前提)
- 母子家庭(15歳以下の子ども1人)の生活保護費の平均は13万8,321円(住宅扶助除く)
- 母子家庭(15歳以下の子ども2人)の生活保護費の平均は18万4,149円(住宅扶助除く)
いかがでしょうか?
今回の記事を参考に、『生活保護費がいくらになるか?』を計算してみてください。
最後になりましたが、他にも生活保護の特集をしていますので、あわせて参考にしてくださいね。
生活保護が認められない事例まとめ。所有していいもの、ダメなもの
生活保護のメリット・デメリット、義務や制限、ご近所にバレる可能性は?
生活保護を受けるには?申請の流れ・必要書類・申請時の注意点まとめ
※4
ここでの「生業扶助」は、高校生の子どもがいる世帯を対象にした扶助を指します。
※5
ここでの「生業扶助」は、小規模な事業資金、技能習得費、就職支度費のいずれかに対する扶助を指します。
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以上です。
ご返信頂けますと非常に助かります。
私は平成23年から現在も生活保護を受けてます。
前々から精神疾患で通院歴があり、病院の先生からも仕事を辞める様にいわれておりました。
でも、それは突っぱね続けてきたんです。
というのも、母子家庭で子供がおり、また親族に連絡をされることに抵抗あったんですよね。
でも、最後は無理がたたり、引きこもりになってしまいました。
その後、私は生活保護を受給することになります。
もともと、幼い頃からのネグレクトや男性からのDVでパニック障害や自傷行為があったため、病院の先生の協力を得て、障害者手帳の発行手続きと控えを持って生活保護の申請に行き、1ヵ月弱で受給できました。
親や親族に連絡はしたそうですが、これも病院の先生が市役所の方へ口添えしてくれたようで、支援拒否してもらえました。
住居も保護の基準よりも高くなく、自分で節約出来る範囲であれば、無理な引越しは求められません。私は現在、1万円(共益費と合算すると1万5,000円)をオーバーしています。
バスや電車に乗ることができないため、つい最近まで通院すら難しかったのですが、タクシーで通院させてほしいと病院の先生が伝えてくれて、往復7,000円ほど負担してもらえました。
ただ、一旦は自分で負担しないといけないので、手持ちがない時は結局行けずじまい。
そのため、もうすぐ引越しをする予定です。
新居は徒歩で病院へ行けるので、通院や薬切れの不安から解消されそうでホッとしています。
病気等で障害者手帳の発行可能、もしくは介護の必要な方の受給許可はスピーディーだと思います。
地域によって金額や審査の厳しさは違うと思いますが、病院の先生との信頼関係を築き、普段から生活保護受給の話をしておくと、市役所から連絡が入っても、ある程度融通が利く面が多いですね。
私は働きたくて何度もチャレンジしましたが、そのたびに倒れてしまい、逆に働くことを考えないで療養して欲しいと生活保護の担当者さんにいわれてしまいました。
働ける方は働くべきです。お給料の控除額があるので、その金額内であれば保護費プラスお給料になります。
オーバー分は保護費から引かれてしまいますが。
私も病状が安定すれば控除内で働きたいですが、公共の乗り物は倒れてすぐ救急車。
人付き合いの不信があると未だに1~2ヶ月引きこもることがあり、障害者手帳の等級も軽くならず、通院歴8年以上となりました。
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生活保護申請中なのですが、精神科へ通院することになりそうです。生活保護受給から通院6ヶ月で精神障害者保健福祉手帳を申請して、もし障害年金が申請できない状態なら生活保護の障害者加算もいただけないですよね。
私も生活保護を受けることになりましたが、毎月の支給金額が28,000円しかないので家賃が払えません。どうすればよいのでしょう。
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宜しくお願いします。
今、離婚を考えています。
相手の両親と上手くいきません。
その場合、母80代と私40代と中学生の子供の3人で暮らすことになると思います。
母の年金収入が毎月約11万円、私の給料が22万円(手取り17万円)、子供手当が1万円です。
この場合、生活保護は受けられるのでしょうか。
また、母が足を骨折した際に入院費用が掛かり、私名義で銀行から借金をしました。
返済があと2年残っています。
横浜市在住です。バイト収入が月9万円ほどありますが、生活保護申請が認められたとして、支給額は約13万円-9万円=4万円になるのでしょうか?
生活扶助と家賃扶助は一緒の支給となります。
足りない収入分を補うのが生活保護です。
いっぱい貰えるのは大きな間違いです。
できません。毎月5日。土、日、祝日、年末年始の時は早めの支給です。
まずは、借金の消費生活センターへ相談してください。
キャッシングにて過払い金があるかもしれないのなら無料の弁護士相談があります。
弁護士の選び方としては、まず話をしっかり聞いてくれる。
次に、金儲けせず、信頼できる。
最後に、「結審した」等を連絡してくれる。金儲けしかいわない弁護士は避けるべし。
アルバイトしてる場合は収入と見做すので、生活保護は受けられません。
生活保護というのは、大きな病気や大きなケガ、災害等でどうしても働くことができない人の為の制度なんです。
3級の1です。64歳でひとりだと家賃扶助をしていくらですか?103,000円ですか?
また、18才以上の子供と同居の場合はいくらになりますか?
所沢市在住です。
学校が休校中なのに、生活保護費から給食費が差し引かれています。
なぜか市の担当者は詳しく説明してくれません。
なぜ学校で給食費免除なのに、生活保護費から給食費を差し引かれるのでしょうか?
とにかくですね、国民全員を年金暮らしにもって行かないとダメです。
昔の政治家の知恵で、生活保護にして、ケースワーカーに仕事を持たせて雇用を生み出した訳です。
そこにはいろいろな損得勘定があった訳ですが、ケースーワーカーに支払うお金は?保護者に払うお金とあまり大差ないといわれています。
今、福井県敦賀市で保護費を受けている者です。夫婦二人で妻は土日曜だけパート(美容室)で働いて居ます。私は体幹障害三級で仕事はしていません。月々の受給額で¥24,324が支給額でした。妻の給与は月々¥70,000前後で私は障害年金で月々にして¥48,000くらいです。家賃¥30,000で家賃分も割り込んでの支給でどんな計算をしているのかなぁ?と思います。
私は福岡に住み、骨折後のリハビリをしている母と暮らしています。私自身、目に多少疾患があります。(障害認定にはなりません)母の年金と父の遺族年金の合計金額を最低生活費から引いた額を保護費として助けてもらっています。それで、保護費支給額と家賃扶助金額が記載された書類は頂けるのですが、家賃扶助金額が口座への入金額に含まれていないです。これは最低生活費の年金があるのだから、年金から支払えという事なのかと納得出来て無い状態です。