保育料が高い!意外と知らない安く通える保育園一覧と保育料の減免制度

働くお母さん達にとって、子供を預かってくれる保育園は不可欠な存在ですよね。

そのため、子供が保育園に入れるかどうかは、多くの共働きの家庭で死活問題になるわけですが、

そもそも保育料って、すごく高いと思いませんか?

特に、認可外の保育園は超高額ですよね。

子供を預けてパートに出ても、保育料を支払ったらマイナスになってしまう....なんていう家庭も少なくありません。

でも、多くの親御さんは、

「認可に入れないなら認可外に入れるしかないですよね...保育料は高いけど...」

こうおっしゃいます。

でも、ちょっと待ってください。

実は、認可保育所以外にも、自治体が認可・認定している保育施設があるんです。

しかも、これらの保育施設、

認可保育所と同額、もしくはそれよりも安い保育料で通えることがあるんですよ!

こういう保育施設を知らずに認可外の保育園に子供を入れてしまうのはホントにもったいないです。

ですので、今回はいわゆる認可保育所以外のリーズナブルな保育施設のメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。

さらに、

  • 各保育施設の保育料一覧
  • 保育料の決まり方
  • 保育料の減免制度

などについてもわかりやすく解説しましたので、安く保育園に子供を入れたいと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の編集者情報

  • 田中 靖子私が編集者です!

    編集・ライター歴20年。読み手にわかりやすく、正確・誠実に情報を伝えることをモットーにしています。ファイグーでは読み手が求める情報をいかに適切に把握し、発信できるかを日々模索中。ささやかでも生活に役立つヒントをお届けできたら幸いです!現在は保育士とのダブルワーク中。高校球児の母。朝5時起きで白飯大盛弁当づくりが日課です。

ホントに保育料は高い?各保育施設の保育料一覧

市区町村や都道府県などの自治体が認可、もしくは認定している保育施設には、下記のようなものがあります(各保育施設の特徴やメリット・デメリットについては記事の後半で説明しています)。

※下の表は右にスクロールすることができます。

施設
主に子どもを
みてくれるのは?
定員
対象年齢
基本的な開所時間
(保育時間)
必要な認定
認可保育所 認定こども園
(保育園として利用する場合)
小規模保育事業 家庭的保育事業 認証保育所
(東京都の場合)
保育士 保育士と幼稚園教諭
  • 保育士
  • 家庭的保育者(※1)
保育士・看護師・家庭的保育者(※1)など
(自治体によって異なる)
保育士
原則60人以上 園によって異なる 6~19人まで 3名まで
(補助者がいる場合は5名まで)
A型:20~120人
B型:6~29人
0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳~2歳まで 0歳~2歳まで A型:0~就学前まで
B型:0~2歳まで
11時間以上
(原則保育時間:8時間)
園によって異なる 11時間以上
(原則保育時間:8時間)
おおむね11時間
(原則保育時間:8時間以内)
13時間
  • 2号認定
  • 3号認定
  • 2号認定
  • 3号認定
3号認定 3号認定 なし

※1 市区町村の認定を受けた保育者です。自治体によって基準は異なりますが、基本的に、保育士、教員、看護師など一定の資格保有者が対象となります。また、市区町村の研修を受ける必要があります。

2号認定・3号認定とは?

自治体が認可・認定している保育施設は、2号認定もしくは3号認定を受けていないと利用できないことが多いです。

ここで、1号認定・2号認定・3号認定について確認しておきましょう。

認定 年齢 状態
1号認定 満3歳以上から就学前まで
  • 幼稚園などでの教育を希望する
2号認定 満3歳以上から就学前まで
  • 仕事・病気・介護といった理由で保護者が子どもの面倒を見ることのできない状態
  • 保育を希望する
3号認定 満3歳未満
  • 仕事・病気・介護といった理由で保護者が子どもの面倒を見ることのできない状態
  • 保育を希望する

下記のようなチャートで、どの認定を受けられるのかすぐにわかります。

保育施設利用の認定チャート

神戸市「支給認定とは?支給認定区分 2号・3号認定を受けるには?」
http://www.city.kobe.lg.jp/child/grow/shinseido/index03_01.html
<2017/06/01アクセス>

まずは、これらの施設の保育料がいくらなのか確認していきましょう。

認可保育所・認定こども園の保育料はいくら?

認可保育所認定こども園の保育料は、下記のルールにもとづいて決まっています。

  • 保育料は自治体が設定しているため自治体ごとに異なる
  • 世帯の前年度の市町県民税額(東京都の場合は特別区民税額)をもとに計算する
    • 市町県民税額が高いほど保育料が高く、市町県民税額が低いほど保育料は安くなる
  • 3号認定に該当する0~2歳児の保育料のほうが高く、2号認定にあたる3歳以上児の保育料は若干安くなる
  • 保育時間の長さに応じて保育料が上がる
  • 兄弟や姉妹で入園している場合、2人目・3人目の保育料が安くなる

保育料は市町県民税をもとに計算されるの?

保育料は、前年度(※2) の市町県民税額(配当控除、住宅借入金等特別控除などの控除を適用する前の所得割額。均等割額は含まれない)をもとに計算します。

通常は、父母の市町県民税額の合算をもとにしますが、祖父母をと同居している場合はそちらの市町県民税額も合算される場合があります。

例)
父母の市町県民税が非課税で、なおかつ収入が一定以下の場合は、同居している祖父母の市町県民税額が合算される

ちなみに、市町県民税額は、税額決定通知書もしくは税額決定・納税通知書に載っています。

会社員の場合、毎年5月~6月に勤務先で税額決定通知書が発行されますし、自営業者の場合、毎年6月に税額決定・納税通知書が自宅に郵送されてきますので、そちらを確認してください。

※2
4月~8月分までは、前年度の市町県民税額をもとに保育料が計算されます。一方、9月~3月分までは、現年度の市町県民税額をもとに保育料が計算されます。

人口の多い20自治体の認可保育所・認定こども園の保育料一覧

今回は、下記のような前提条件を元に具体的な保育料を調査してみました。

  • 1人目の子供を預ける
  • 2号認定か3号認定
  • 平日は全日10時間預ける
  • 両親共働き(2人とも40歳未満)
  • 市町県民税額は、下記の3通り
    • 4万円(世帯所得約200万円)
    • 9万円(世帯所得約300万円)
    • 14万円(世帯所得約400万円)

では、人口の多い自治体TOP20の認可保育所・認定こども園の保育料を一覧表にしてみましょう(下記は2017年のデータです)。

※下の表は右にスクロールすることができます。

自治体
神奈川県
横浜市
大阪府
大阪市
愛知県
名古屋市
北海道
札幌市
福岡県
福岡市
兵庫県
神戸市
神奈川県
川崎市
京都府
京都市
埼玉県
さいたま市
広島県
広島市
宮城県
仙台市
千葉県
千葉市
福岡県
北九州市
東京都
世田谷区
大阪府
堺市
新潟県
新潟市
静岡県
浜松市
熊本県
熊本市
東京都
練馬区
神奈川県
相模原市
認可保育所・認定こども園(保育利用)の保育料
市町県民税額4万円
(世帯所得約200万円)
市町県民税額9万円
(世帯所得約300万円)
市町県民税額14万円
(世帯所得約400万円)
2号認定 3号認定 2号認定 3号認定 2号認定 3号認定
7,600 10,000 15,600 20,400 24,800 38,000
9,100 10,100 23,500 24,900 31,000 39,400
5,800 7,500 18,400 25,800 22,800 34,900
8,800 11,000 20,350 22,550 29,150 39,600
14,400 17,000 22,400 28,200 25,000 35,600
10,400 12,300 21,600 24,000 29,800 35,600
5,400 7,100 13,400 22,000 26,000 37,200
6,700 7,800 21,900 25,500 35,200 41,900
7,500 10,000 16,000 19,500 26,000 44,000
6,050 8,000 19,850 23,850 24,000 41,600
6,300 8,860 21,800 27,400 28,200 44,500
5,280 6,170 19,310 26,650 24,680 44,000
12,000 14,100 25,500 28,400 30,400 39,900
11,200 11,300 15,500 23,000 17,600 26,500
10,000 12,000 23,000 25,000 30,000 40,000
11,500 13,300 22,900 25,000 29,500 33,000
11,000 13,200 20,200 22,500 25,000 29,700
9,500 12,000 24,500 27,500 28,500 34,500
7,700 8,800 11,800 16,500 15,700 23,300
8,500 9,200 20,500 23,600 29,500 34,900

たとえば、市町県民税額が4万円の世帯が、横浜市の認可保育所に、3歳児(2号認定)を10時間(8時30分~18時30分まで)預ける場合の保育料は月7,600円です。

この場合、預ける時間が1日8時間になると、保育料は7,500円とわずかに安くなります。

また、横浜市内の認可保育所に4歳と3歳の兄弟が入園している場合、1人目の保育料は7,600円ですが、2人目の保育料はたったの2,700円!

かなり安くなりますね。

小規模保育事業・家庭的保育事業の保育料はいくら?

小規模保育事業・家庭的保育事業(保育ママ)の保育料のルールは、基本的に認可保育所・認定こども園と同じです。

人口の多い20自治体の小規模保育事業・家庭的保育事業の保育料一覧

今回は、下記のような前提条件を元に具体的な保育料を調査してみました。

  • 1人目の子供を預ける
  • 3号認定
  • 平日は全日10時間預ける
  • 両親共働き(2人とも40歳未満)
  • 市町県民税額は、下記の3通り
    • 4万円(世帯所得約200万円)
    • 9万円(世帯所得約300万円)
    • 14万円(世帯所得約400万円)

では、人口の多い自治体TOP20の小規模保育事業・家庭的保育事業の保育料を一覧にしてみましょう(下記は2017年のデータです)。

自治体 地域型保育事業(小規模保育事業・家庭的保育事業)の保育料
市町県民税額4万円
(世帯所得約200万円)
市町県民税額9万円
(世帯所得約300万円)
市町県民税額14万円
(世帯所得約400万円)
3号認定 3号認定 3号認定
神奈川県横浜市 6,300 19,000 35,000
大阪府大阪市 10,100 24,900 39,400
愛知県名古屋市 7,500 25,800 34,900
北海道札幌市 11,000 22,550 39,600
福岡県福岡市 17,000 28,200 35,600
兵庫県神戸市 12,300 24,000 35,600
神奈川県川崎市 5,000 17,600 29,800
京都府京都市 6,900 25,300 38,300
埼玉県さいたま市 10,000 19,500 44,000
広島県広島市 8,000 23,850 41,600
宮城県仙台市 8,860 27,400 44,500
千葉県千葉市 6,170 26,650 44,000
福岡県北九州市 14,100 28,400 39,900
東京都世田谷区 11,300 23,000 26,500
大阪府堺市 12,000 25,000 40,000
新潟県新潟市 13,300 25,000 33,000
静岡県浜松市 13,200 22,500 29,700
熊本県熊本市 12,000 27,500 34,500
東京都練馬区 8,800 16,500 23,300
神奈川県相模原市 9,200 23,600 34,900

※ 上記は2017年のデータです。

認証保育所の保育料はいくら?

認証保育所の保育料は、それぞれの園が設定しているため、認可保育所にくらべて高額なことが多いです(認証保育所は東京都の名称です。名称は自治体によって異なります)。

ただし、自治体によっては補助制度があり、認可保育所と同等程度の負担で済むこともあります。

人口の多い自治体の認証保育所の保育料一覧

今回は、下記のような前提条件を元に具体的な保育料を調査してみました。

  • 1人目の子供
  • 「0~2歳」と「3歳~就学前」の2通り
  • 平日は全日10時間預ける
  • 両親共働き(40歳未満)
  • 市町県民税額は、下記の3通り
    • 4万円(世帯所得約200万円)
    • 9万円(世帯所得約300万円)
    • 14万円(世帯所得約400万円)

人口の多い自治体TOP20のうち、認証保育所(のような制度)がある自治体の保育料を調べてみました。

下記表内の保育料は、「各自治体にある認証保育所の平均的な保育料から、補助金を差し引いた金額」です(下記は2017年のデータです)。

※下の表は右にスクロールすることができます。

自治体名称
神奈川県
横浜市
横浜
保育室
神奈川県
川崎市
川崎認定
保育園
埼玉県
さいたま市
ナ―サリー
ルーム
宮城県
仙台市
せんだい
保育室
千葉県
千葉市
千葉市
保育ルーム
東京都
世田谷区
認証
保育所
大阪府
堺市
さかい
保育室
静岡県
浜松市
認証
保育所
東京都
練馬区
認証
保育所
神奈川県
相模原市
認定
保育室
認証保育所の平均的な保育料-自治体からの補助金
市町県民税額4万円
(世帯所得約200万円)
市町県民税額9万円
(世帯所得約300万円)
市町県民税額14万円
(世帯所得約400万円)
3歳~就学前 0~2歳 3歳~就学前 0~2歳 3歳~就学前 0~2歳
5,000 22,000 32,000
49,000 39,000 49,000 39,000 49,000 39,000
29,000 40,000 29,000 40,000 29,000 40,000
34,000 39,000 44,000
43,000 49,000 43,000 49,000 43,000 49,000
28,000 33,500 33,000 38,500 48,500 43,000
24,000 29,000 29,000 34,000 29,000 34,000
30,000 30,000 30,000
39,000 37,000
(※3)
39,000 37,000
(※3)
39,000 37,000
(※3)
25,000 31,000
(※4)
25,000 31,000
(※4)
25,000 31,000
(※4)

※ 上記は2017年のデータです。
※3 東京都練馬区の0歳児への補助金は月2万5,000円、1~2歳児への補助金は月2万円です。上記の表では、1~2歳児の場合で算出しています。
※4 神奈川県相模原市の0~1歳児への補助金は月1万9,000円、2歳児以上への補助金は月1万7,000円です。上記の表では、0~1歳児の場合で算出しています。

たとえば、現在(2017年)、横浜市内に20ヶ所ある横浜保育室の平均的な保育料は、0~2歳で5万2,000円、3歳以上で5万円程度です。

ただし、世帯の市町県民税額によって、最大5万円も保育料が軽減されます。

たとえば、市町県民税額4万円の世帯が、2歳児を保育料5万2,000円の横浜保育室に預けた場合、4万7,000円が軽減されるため、実質の負担は5,000円で済みます。

これは、横浜市の認可保育所に預けるより安いです。

さらに、兄弟姉妹で横浜保育室を利用する場合、2人目の保育料はさらに減額されます。

たとえば、市町県民税額9万円の世帯が2歳児と1歳児を保育料5万2000円の横浜保育室に預けた場合、1人目(2歳児)の保育料は2万2,000円ですが、2人目(1歳児)の保育料は5,100円で済んでしまいます。

さらに保育料が安くなる?保育料の減免制度

特定の条件にあてはまる方は、さらに保育料を安くすることができます。

保育料の減免措置を受けられるからです。

たとえば横浜市の場合、下記の条件にあてはまる方は、さらに保険料が安くなります。

  • 母子家庭もしくは父子家庭
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている世帯
  • 特別児童扶養手当の支給対象となる児童がいる世帯
  • 障害基礎年金の受給者がいる世帯
  • 収入が激減して保育料の支払いが困難になった世帯(自己都合による退職や育児休業は除く)

このような条件にあてはまる場合、保育料の減額や免除を受けられます。

該当する方は役所の担当窓口に相談し、減額(もしくは免除)の申請を行いましょう。

子どもを預けられるのは認可保育所だけじゃない!各保育施設のメリット・デメリット

ここからは、ここまで紹介した保育施設の特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。

認可保育所ってどんな施設?

認可保育所は、都道府県が認可した保育施設です。

職員の資格・配置基準、児童の定員、園の広さ、防災、衛生管理などに関して、国の定めた基準を満たしています。

  認可保育所
主に子どもをみてくれるのは? 保育士
定員 原則60人以上
(連携して運営されている幼稚園や保育園がある場合は、10人以上でも可)
対象年齢 0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳児保育 あり
(園によって異なる)
基本的な開所時間(保育時間) 11時間以上
(原則保育時間:8時間)
基準面積

【0~1歳児】
乳児室として、1人当たり1.65㎡、または、ほふく室として1人当たり3.3㎡以上が必要

【2歳以上児】
保育室として、1人当たり1.98㎡以上、なおかつ、園庭として1人当たり3.3㎡以上必要(ただし、園庭は近隣公園で代替可能)

利用資格 2号認定もしくは3号認定
保育料
  • 自治体によって金額の設定が異なる
  • 市町県民税額(23区の場合は特別区民税額)によって金額が変わる
申込み先 市区町村

認可保育所のメリット

  • 主に子どもをみてくれるのは保育士
  • 保育環境に関して国の定めた基準を満たしている
  • 保育料が安い(市町県民税額に応じて金額が変わる)
  • 入園したら小学校入学まで継続して保育を受けられる
  • 同じ小学校に進学する子どもも多く、学校生活になじみやすい
  • 園の規模が大きいため、同年齢だけでなく、年下、年上などさまざまな年齢の子どもと関わりを持てる
  • 保育環境に関して国の定めた基準を満たしている

認可保育所のデメリット

  • 特に低年齢児(0歳~2歳)は入園希望者が多く、入園が難しい
  • 年度途中での入園が難しい
  • 1クラスの規模が大きいため、1人1人に合わせた細かい配慮がされにくい
  • 運営している自治体や福祉法人などの規定に従って運営されているため、個々のニーズにこたえられない場合がある(柔軟な対応が難しい)

認定こども園ってどんな施設?

認定こども園は、幼稚園と保育園の機能を持った新しい施設です。

認定こども園をより詳しく分けると、次の4つに分類されます。

  • 幼保連携型認定こども園...認可幼稚園と認可保育所の要素が混在した施設
  • 幼稚園型認定こども園...認可幼稚園に、預かり保育など保育園の機能が入っている
  • 保育所型認定こども園...認可保育所に幼稚園の要素(教育)が入っている
  • 地方裁量型認定こども園...幼稚園と保育園の機能を併せ持った幼保連携型に近いが、自治体によって基準が異なる

認定こども園も、都道府県が認定する保育施設です。

職員の資格・配置基準、園の広さ、防災、衛生管理などに関して、国の定めた基準を満たしています。

  認定こども園
主に子どもをみてくれるのは?

【幼保連携型】
幼稚園教諭と保育士、両方の資格を持っている保育教諭

【その他の型】
満3歳未満の子どもがいる場合は保育士。満3歳以上の子どもがいる場合は、幼稚園教諭と保育士、両方の資格を持っている保育教諭が望ましい

定員 園によって異なる
対象年齢 0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳児保育 あり
(園によって異なる)
基本的な開所時間

【幼保連携型・保育所型】
原則11時間開所・土曜日開園

【幼稚園型・地域裁量型】
地域の実情に応じて設定

基準面積

【0~1歳児】
乳児室として1人あたり1.65㎡またはほふく室として3.3㎡が必要

【2歳以上児】
保育室は1人あたり1.98㎡が必要。園庭は1人あたり3.3㎡以上が必要

利用資格
(保育園として利用する場合)
2号認定もしくは3号認定
保育料
  • 自治体によって金額の設定が異なる
  • 市町県民税額(23区の場合は特別区民税額)によって金額が変わる
申込み先
(保育園として利用する場合)
市区町村

認定こども園(保育利用)のメリット

  • 主に子どもをみてくれる職員は、幼稚園教諭と保育士、両方の資格を持っている(保育士資格のみの場合もある)
  • 保育環境に関して国の定めた基準を満たしている
  • 保育料が安い(市町県民税額に応じて金額が変わる)
  • 入園したら小学校入学まで継続して保育を受けられる
  • 同じ小学校に進学する子どもも多く、学校生活になじみやすい
  • 園の規模が大きいため、同年齢だけでなく、年下、年上などさまざまな年齢の子どもと関わりを持てる
  • 園によっては、英語やピアノ、スイミングスクールなど外部講師による教育を実施している

認定こども園(保育利用)のデメリット

  • 保護者が働いていなくても入園可能なケースもあるので、仕事を持つ保護者との間でトラブルが起こることがある
  • 新しいタイプの施設のため、保育環境がまだ定着しておらず、手探り状態
  • 長時間保育や土曜保育を実施していないところもある

小規模保育事業ってどんな施設?

小規模保育事業は、市区町村が認可した保育施設です。

職員の資格・配置基準、児童の定員、園の広さ、防災、衛生管理などに関して、国の定めた基準を満たしています(規模や職員の資格等に応じて、A型・B型・C型の3タイプに分かれます)。

認可保育所とよく似ていますが、最大の違いは規模です。

小規模保育事業の場合、定員が6名以上19名以下と決められています。

また、入園対象となるのは0~2歳の低年齢児です。

  小規模保育事業
主に子どもをみてくれるのは?
  • A型...保育士
  • B型...半分以上は保育士、ほかは子育て支援員(※5)など
  • C型...家庭的保育者(※6)
定員 6人~19人まで
対象年齢 0歳~2歳まで
0歳児保育 あり
基本的な開所時間
(保育時間)
11時間以上開所
(原則保育時間:8時間)
基準面積

【A・B型】
0~1歳児...1人当たり3.3㎡以上必要
2歳児...1人当たり1.98㎡ 以上必要

【C型】
0~2歳児...1人当たり3.3㎡以上必要

利用資格 3号認定
保育料
  • 自治体によって金額の設定が異なる
  • 市町県民税額(23区の場合は特別区民税額)によって金額が変わる
申込み先 市区町村

※5 子育て経験を持つ主婦が、自治体が行う20~25時間程度の研修(一定の基準に基づく全国共通の研修)を受けると、子育て支援員の資格を取得できます。
※6 市区町村の認定を受けた保育者です。自治体によって基準は異なりますが、基本的に、保育士、教員、看護師など一定の資格保有者が対象となります。また、市区町村の研修を受ける必要があります。

小規模保育事業のメリット

  • 保育料が安い(市町県民税額に応じて金額が変わる)
  • 保育環境に関して国の定めた基準を満たしている
  • 少人数のため、1人ひとりに合わせた手厚い保育を受けることができる
  • 保育者の目がそれぞれの子どもに行きわたりやすく、子どもとの愛着関係を築きやすい
  • 家庭的な雰囲気のなかで落ち着いて過ごすことができる

小規模保育事業のデメリット

  • 2歳までの保育となるため、2歳以降も保育が必要な場合は転園する必要がある(※7)
  • 2歳までと3歳以降で保育園が変わるため、一貫した保育を受けにくい
  • 子どもの対象年齢が低いため、認可保育所に比べると異年齢交流は少ない
  • 職員が保育士資格を持っているとは限らない

※7
小規模保育事業には連携して運営されている幼稚園や保育園がありますが、それらに必ず入園できるとは限りません。

家庭的保育事業(保育ママ)ってどんな施設?

家庭的保育事業(保育ママ)は、市区町村が認可した保育施設です。

職員の配置基準、児童の定員、園の広さ、防災、衛生管理などに関して、国の定めた基準を満たしています。

小規模保育事業と同様、0~2歳児が対象です。

また、小規模保育事業より小規模で、最大3~5名までの保育を行います。

  家庭的保育事業
(保育ママ)
主に子どもをみてくれるのは? 保育士・看護師・家庭的保育者(※8)など
(自治体によって異なる)
定員 保育ママ1名につき3名まで
補助者がいる場合は5名まで
対象年齢 0歳~2歳まで
0歳児保育 あり
基本的な開所時間
(保育時間)
自治体によるが大体11時間
(原則保育時間:8時間以内)
基準面積 1人あたり3.3㎡の保育室、かつ、2歳以上児には、園庭として1人当たり3.3㎡が必要
(ただし、園庭は近隣公園で代替可能)
利用資格 3号認定
保育料
  • 自治体によって金額の設定が異なる
  • 市町県民税額(23区の場合は特別区民税額)によって金額が変わる
申込み先 市区町村

※8 市区町村の認定を受けた保育者です。自治体によって基準は異なりますが、基本的に、保育士、教員、看護師など一定の資格保有者が対象となります。また、市区町村の研修を受ける必要があります。

家庭的保育事業のメリット

  • 保育料が安い(市町県民税額に応じて金額が変わる)
  • 保育環境に関して国の定めた基準を満たしている
  • 保育ママによる自宅での少人数保育になるため、小規模保育より、さらに家庭的な雰囲気のなかで保育を受けることができる
  • 保育ママと相性が合えば、規模の大きな保育施設よりも信頼関係を深めることができる

家庭的保育事業のデメリット

  • 主に保育ママの自宅で保育を行うため、子どもが十分に遊べる環境でないこともある(広さなど、環境について一定の基準を満たしていても)
  • 保育ママ個人の資質に左右される部分が多い
  • 閉鎖的な環境のため、虐待や放置などが行われていてもわかりづらい
  • 自治体によって保育ママの基準が異なるため、保育ママの経験や知識が十分でないことがある

認証保育所ってどんな施設?

認証保育所は、都道府県もしくは市区町村に認定された保育施設です。

もともとは待機児童の解消を目指して東京都が制定したものでしたが、現在では半数以上の自治体で似たような施設が運用されています(名称は自治体によって異なります)。

東京都の認証保育所の場合、職員の資格・配置基準、児童の定員、園の広さ、防災、衛生管理などに関して、都の定めた基準を満たしています。

また、定員、児童の年齢などに応じてA型・B型に分けられています。

  認証保育所
(東京都の場合)
主に子どもをみてくれるのは? 保育士
定員
  • A型:20~120人
  • B型:6~29人
対象年齢
  • A型:0~就学前まで
  • B型:0~2歳まで
0歳児保育 あり
基本的な開所時間(保育時間) 13時間
基準面積

【0~1歳児】
乳児室・ほふく室として、1人当たり2.5㎡以上必要

利用資格 なし
保育料
  • 園が設定している
  • 料金の上限額は東京都が定めている
  • 自治体から利用者に補助金が出る
申込み先 各々の園

認証保育所のメリット

  • 主に子どもを見てくれるのは保育士
  • 保育環境に関して自治体の定めた基準を満たしている
  • 保育料の補助金が出る自治体もある
  • 駅の近くに設置されているので預けやすい(A型の場合)
  • 開所時間が長い
  • 入園希望者は園に直接申込むため、自治体を通すよりも柔軟に対応してもらいやすい
  • リトミック、英語、体操など独自の保育サービスを実施している園もある

認証保育所のデメリット

  • 保育料は市町県民税に関係なく設定されており、一般的には認可保育所よりも高い(ただし、自治体から補助金が出る場合は、認可保育所とほとんど変わらない負担で利用できるケースもある)
  • 自治体によって運営基準や施設基準が異なる(認可保育所のように全国一律の基準がない)
  • 駅の近くなど利便性を重視した立地の場合、子どもが保育を受ける環境として最適とは言いがたい

まとめ

いかがでしたか?
最後に、今回のポイントをまとめましょう。

自治体が認可・認定している主な保育施設

※下の表は右にスクロールすることができます。

施設
主に子どもを
みてくれるのは?
定員
対象年齢
基本的な開所時間
(保育時間)
必要な認定
認可保育所 認定こども園
(保育園として利用する場合)
小規模保育事業 家庭的保育事業 認証保育所
(東京都の場合)
保育士 保育士と幼稚園教諭
  • 保育士
  • 家庭的保育者
保育士・看護師・家庭的保育者など
(自治体によって異なる)
保育士
原則60人以上 園によって異なる 6~19人まで 3名まで
(補助者がいる場合は5名まで)
A型:20~120人
B型:6~29人
0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳~就学前まで
(園によって異なる)
0歳~2歳まで 0歳~2歳まで A型:0~就学前まで
B型:0~2歳まで
11時間以上
(原則保育時間:8時間)
園によって異なる 11時間以上
(原則保育時間:8時間)
おおむね11時間
(原則保育時間:8時間以内)
13時間
  • 2号認定
  • 3号認定
  • 2号認定
  • 3号認定
3号認定 3号認定 なし

認可保育所・認定こども園・小規模保育事業・家庭的保育事業の保育料

  • 保育料は自治体が設定しているため自治体ごとに異なる
  • 世帯の前年度の市町県民税額(東京都の場合は特別区民税額)をもとに計算するため、保育料は市町県民税額が高いほど高く、市町県民税額が低いほど安くなる
  • 3号認定に該当する0~2歳児の保育料のほうが高く、2号認定にあたる3歳以上児の保育料は若干安くなる
  • 保育時間の長さに応じて保育料が上がる
  • 兄弟や姉妹で入園している場合、2人目・3人目の保育料が安くなる

認証保育所の保育料

  • 保育料は各園が設定しているが、自治体が上限を設定していることもある
  • 補助金が出る自治体もあり、認可保育所より負担減となるケースもある

保育料の減免を受けられるケース(例)

  • 母子家庭もしくは父子家庭
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている世帯
  • 特別児童扶養手当の支給対象となる児童がいる世帯
  • 障害基礎年金の受給者がいる世帯
  • 収入が激減して保育料の支払いが困難になった世帯(自己都合による退職や育児休業は除く)

このように、認可保育所以外にも自治体が認可・認定している施設は複数あります。

場合によっては、認可保育所よりも安い保育料で通えることもありますので、お住まいの自治体の保育施設・制度をよく調べて、比較検討してみてください。

また、保育園を選ぶ時に大事なのは、料金だけではありません。

実際の状況は、園によって大きく異なります。

保育料だけで決めず、利用している保護者の話を聞いたり、保育園を見学するなどをオススメします。

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