意外と知らない会社からお金を借りる貸付金制度。実際に使ってみた【体験談】

出産やお葬式など、人生には急にまとまったお金が必要になる機会が、何度も訪れます。

もちろんキャッシングやローンを利用するという手もありますが、身近なところで、もっと低金利でお金を貸してくれるところもあるのです。

例えば、出産費用のために、勤めている会社からお金を借りたというケースをご紹介しましょう。

体験者の情報

名前:丸山 鋭一(仮名)
性別:男性
職業:会社員
年齢:50歳
借入件数:1件
借入先:勤務先
利用時期:1997年7月ごろ
借金の合計額:30万円

低金利で利用できる会社の貸付金制度

当時の私は新婚ホヤホヤの新米社員。妻が妊娠したのに、その出産費用も用意できないほど、薄給の身でした。

金策に困っていたところ、勤めている会社が低金利でお金を貸してくれる制度があるということを知ります。それを利用して、出産費用を工面することができました。

私の利用した貸付金制度がどんなものだったか、詳しく説明いたします。

妻の妊娠

私は26歳の時に結婚しました。当時、私は衣料品のメーカーに勤めていて、給料は手取りで15万円

家賃、光熱費、食費と払っていくと、毎月ほとんど残らないという、苦しい生活でした。

しかし結婚して間もない頃、妻が最初の子供を妊娠していることが分かったのです。私の両親にとっては初孫だったこともあって、両家揃って大変な喜びに包まれました。

そして、産着・ベビーベッド・アルバム・ベビーカーなど、自分たちで買ったり、人からもらったりして、お金がない中でも精一杯、出産の準備をしたのです。

しかし、肝心な出産費用を工面するのが、一番大変な問題でした。

出産育児一時金は後払い

「出産育児一時金」という制度が日本にはあります。

出産に関わる費用をほぼ全額、国が払ってくれるという実にありがたい制度です。

ところが一時金を受け取れるのは、いったん自分たちで、出産費用を全額支払った後なのです。

平成21年からは、先に一時金を受け取れるようになったようですが、うちの子供3人は全員、制度改正前に生まれたため、先に出産費用を用意しなければなりませんでした。

当時、1回の出産費用はざっと30万円。いくら後からもらえるとはいっても、それだけの金額を用意するのは困難です。

なにせ当時の私は手取り15万円! 給料の2ヶ月分をどうやって用意したらいいのか?私たち夫婦は途方にくれました。

会社の貸付金制度を利用

まとまった現金を用意するにはどうしたら良いのか?まだ世間に出て日の浅い私たち夫婦には、金策が思いつきません。

親に借りるのも気が引けるし、だからといってサラ金に駆け込むのはさすがにためらわれます。

悩んだあげく、私は会社の先輩に相談しました。すると、会社からお金を借りられると教えてくれたのです。

相応の理由があれば10万円単位のお金を貸してくれて、返済は分割でOK。しかも利息は格安です。確か2%ぐらいだったと思います。

貸付金制度」という、非常にありがたい制度があることを初めて知った私は、本当に驚きました。

未熟者に給料を払ってくれて、なおかつ金に困ったら貸してもくれる。会社とは何とありがたいものかと、しみじみ思ったものです。

ただし、勤続年数などによって、借りられる金額が違い、当時の私は50万円が限度でした。

手続きはすべて社内の担当者と行い、支払い回数はこちらの都合に合わせて提案してくれます。

「分割は○回まで」という制限はなかったように思いますが、大体10回~12回で提案されることが多く、それを月々の給料から天引きで返済するものでした。

貸付金はボーナスで返済

返済方法は会社の総務部の担当者が、親身に相談に乗ってくれたので、知らないうちに変な契約書にサインさせられるという不安はありませんでした。

30万円という高額なお金なので、分割ももちろん可能ですが、ちょうどボーナスの支給が近かったこともあり、思い切って一括払いを利用しました。

会社からの借入れなので、安心感があると言っても、やはり借金は借金。お金がある時にすっきり払ってしまいたいと思ったからです。

ようやくお金の心配もなくなり、あとは子供の誕生を待つだけ。夜に妻が産気づき、覚えたてのラマーズ法で必死に頑張りました。

そして一晩かけてやっと産声を聞いたのが、まさにボーナス支給の日!

40万円ほど支給されたうち、30万円を返済に充てることができたので、「すごいタイミングで生まれて来たね」と今でも妻と笑っています。

大変な時ほど冷静に

会社の「貸付金制度」には、それからも2回お世話になりました。

1回は真ん中の子どもの中学受験で、入学金として。そしてもう1回は1番下の子どもが生まれる時でした。

受験の時は結局落ちてしまったので使うことはありませんでしたが、会社がかなり細かい返済計画を立ててくれました。

一番下の子が生まれた時は最初の時と同じ30万円でしたが、この時は何かと物入りだったので10回均等払いにしてもらいました。

もちろん、どこの会社でもこの制度があるわけではないでしょう。

けれども大変な時ほど落ち着いて、「何か利用できる制度はないか、相談できる人はいないか」と考えてみることは大切です。

金策に焦る余り、怪しい業者に騙されたりしては、元も子もありません。

当たり前のことかも知れませんが、お金に関する非常に大切なことを、妻の出産をきっかけに教えてもらったような気がしています。

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