【保存版】奨学金制度を徹底解説。これだけは申込み前に知っておこう!

奨学金は借金?

「大学に進学したいけれど、授業料を払っていけるほど経済的余裕がない・・・」

「お金を借りたいけれど、制度をよく知らない・・・」

そんなとき、まず頭に浮かぶのが「奨学金」ではないでしょうか。

奨学金制度とは、ひとことで言うと、経済的に余裕がなく、進学できない学生を対象に、低金利、ないしは無利子でお金を貸し出す制度です。

あまり知られていませんが、
実は全大学生のうちの約50%が奨学金制度を利用しています。

とってもポピュラーな制度なんですね。

今回は、そんな奨学金制度のなかでも とくに利用者の多い、
日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金制度を徹底解説していきたいと思います!

みんなが利用しているといっても、最初はよくわからないことばかりですよね。

私もそうだったので、その気持ちはよくわかります。

ですから、今回の記事はできるだけわかりやすく奨学金制度を説明したつもりです。

たとえば、みなさんが気になるのは、下記のような点ではありませんか?

  • 奨学金を借りるための条件って?
  • 審査は厳しいの?
  • いくら借りられるの?
  • いつまでに申込まなければならないの?
  • 審査結果がわかるまでの期間はどれくらい?
  • 第一種、第二種って?どのタイプを選べばいいの?
  • 金利はどのくらいなの?
  • 連帯保証人は必要?
  • 返済はいつからはじまるの?

今回はこれらをすべて網羅して、これだけ読めば奨学金制度を理解できるように書いたので、ぜひご覧になってみてくださいね!

なにも知らないままでいると、申込みの機会を逃したり、本来なら利用できる奨学金に気づかなかったりする危険がありますよ!

この記事の編集者情報

  • 田中 靖子私が編集者です!

    編集・ライター歴20年。読み手にわかりやすく、正確・誠実に情報を伝えることをモットーにしています。ファイグーでは読み手が求める情報をいかに適切に把握し、発信できるかを日々模索中。ささやかでも生活に役立つヒントをお届けできたら幸いです!現在は保育士とのダブルワーク中。高校球児の母。朝5時起きで白飯大盛弁当づくりが日課です。

日本学生支援機構の奨学金ってどんな制度?メリット・デメリットを教えて!

奨学金とは、経済的理由で大学などの学校に通えない学生のために、学費や生活費を貸し出す制度です(無利子もしくは低利子)。

なかでも利用者が多いのは、日本学生支援機構(※1)の奨学金制度。

まずは、日本学生支援機構の奨学金がどんな制度なのかを確認しておきましょう。

※1
日本学生支援機構は独立行政法人です。奨学金制度の運営のほか、留学支援やキャリア・就職支援なども行っています。

奨学金の種類は主に3つ

日本学生支援機構でメインとなるのは、第一種奨学金第二種奨学金(いずれも貸与型)です。

平成30年度からは給付型が本格導入されます。

第一種奨学金・第二種奨学金(貸与型)

基本情報 第一種奨学金 第二種奨学金
契約者
(返済義務を負う人)
学生本人 学生本人
貸与金額 大学の場合、月3万円~6万4,000円 大学の場合、月3万円~12万円
(金額を選択可能)
利子 無利子 有利子
保証料 なし
(連帯保証人がいない場合は必要)
なし
(連帯保証人がいない場合は必要)
連帯保証人 必要
(保証料を支払えば不要)
必要
(保証料を支払えば不要)
学力・成績に関する申込基準 あり あり
収入に関する申込基準 あり あり
予約採用/在学採用
(※2)
予約採用・在学採用両方あり 予約採用・在学採用両方あり
主な申込方法 通っている学校を通じて申込む 通っている学校を通じて申込む
申込可能な時期 予約採用の場合 高校3年生の4月~5月頃
(学校により異なる)
  • 高校3年生の4月~5月頃
  • 高校3年生の10月~11月頃
    (学校により異なる)
在学採用の場合 大学入学後の春頃
(必要な場合は毎年申請が必要)
大学入学後の春頃
(必要な場合は毎年申請が必要)
貸与開始時期 予約採用の場合 大学入学後
4月~6月
大学入学後
4月~6月
在学採用の場合 5月~7月 5月~7月
返済開始時期 貸与終了月の翌月から数えて7ヶ月目 貸与終了月の翌月から数えて7ヶ月目
他の奨学金や教育ローンとの併用 可能 可能

いずれも契約者は学生本人なので、本人が返済義務を負うことになります。

第一種は無利子、第二種は有利子です。

第一種、第二種奨学金の併用貸与を受けることも可能です。

※2
大学進学前(高校在学中)に申込むことを予約採用、大学進学後に申込むことを在学採用といいます。それぞれ申込可能な時期が決められているので、忘れないようにしましょう。

給付型奨学金

基本情報 給付型奨学金
(平成30年度進学者)
給付金額 2万円~4万円
学力・成績に関する申込基準 あり
収入に関する申込基準 あり
予約採用/在学採用 予約採用のみ
主な申込方法 通っている学校を通じて申込む
申込可能な時期 高校3年生の4月~5月頃
(学校により異なる)
給付開始時期 大学入学後の4月頃
他の奨学金や教育ローンとの併用 可能

金額は貸与型より少なめですが、返済する必要はありません。

第一種、第二種との併用も可能です。

日本学生支援機構の奨学金のメリット・デメリット(問題点)

先にメリット・デメリットをまとめておきますね。

メリット

  • 経済的に困窮している家庭でも利用できる
  • 第一種は無利子
  • 第二種は超低利子(たとえば、平成28年3月に貸与が終了した方の金利は0.01~0.33%)
  • 在学中は返済する必要がなく、利息も発生しない
  • 他の借金と比べると、世間体が気にならない

デメリット

  • 日本学生支援機構の奨学金だけでは学費をまかなえない場合がある
  • 申込資格・申込基準を満たしていても融資されない可能性がある(とくに第一種や第一種・第二種併用は審査が難しい)
  • 第一種など、高校の成績に関する申込基準がある場合は、出身校のレベルによって不公平が生じる
  • 返済期間が最長で20年間にのぼる
  • 最初の貸与(給付)が行われるのは大学入学後なので、後期分はいいとして、入学金や前期授業料の支払いに間に合わない可能性が高い

日本学生支援機構の奨学金はいくら借りられるの?

まずは、奨学金で貸与される金額(月額)についてまとめてみました。

奨学金の種類 貸与型/給付型 国公立/私立 自宅通学/自宅外通学 貸与(給付)月額
第一種奨学金 貸与型 国公立 自宅 3万円、4万5,000円
自宅外 3万円、5万1,000円
私立 自宅 3万円、5万4,000円
自宅外 3万円、6万4,000円
第二種奨学金 貸与型 国公立 自宅 3万円、5万円、8万円、10万円、12万円
自宅外
私立 自宅
自宅外
給付型奨学金
(平成30年度進学者)
給付型 国公立 自宅 2万円
自宅外 3万円
私立 自宅 3万円
自宅外 4万円

貸与額が複数設定されている場合は、好きな金額を選ぶことができます。

たとえば、第一種奨学金で、自宅外から私立大学への通学を希望する場合、借りられる金額は月3万円、ないしは6万4,000円です。

また、同条件で第一種・第二種併用を希望する場合は、

毎月、(3万円 or 6万4,000円)+(3万円 or 5万円 or 8万円 or 10万円 or 12万円)

の合計額を借りることができます。

日本学生支援機構の奨学金を利用できるのはどんな人?

日本学生支援機構の奨学金を利用するためには、申込資格と申込基準を両方満たす必要があります。

申込資格

まずは申込資格についてです。

予約採用に申込む場合

予約採用に申込む場合、下記の条件のうち、いずれかを満たす必要があります(第一種、第二種、給付型にかかわらず)。

  • 該当年の3月末に高校を卒業予定
  • 高校卒業後2年以内(まだ大学などに入学していない状態)
  • 高卒認定試験(※3)の合格者(まだ大学などには入学していない状態)

加えて、給付型を希望する場合は、下記のうちいずれかを満たす必要があります。

  • 住民税非課税世帯(市町村民税割額が0円)
  • 生活保護受給世帯
  • 18歳のときに児童養護施設、児童自立支援施設、児童心理治療施設、自立援助ホームに入所している
  • 18歳のときに里親やファミリーホームのもとで暮らしている

※3
正式名称は、高等学校卒業程度認定試験です。元来は大学入学資格検定(大検)と呼ばれていました。

在学採用に申込む場合

在学採用で奨学金に申込む場合、大学に正科生(※4)として通っていることが条件です(第一種、第二種にかかわらず)。

大学の科目履修生(※4)ではダメということですね。

※4
正科生は、卒業すると大学卒業の資格を取得できる正規の課程です。一方 科目履修生は、一部の科目のみを学ぶシステムで、履修しても大学卒業の資格は得られません。

学力に関する申込基準

申込資格を満たすだけではまだ足りません。

さらに、学力に関する基準や、家計に関する基準を満たす必要があります。

まずは学力に関する基準について説明していきますね。

第一種奨学金に申込む場合

予約採用の場合、下記のうちいずれかを満たす必要があります。

  • 高校1年~申込時までの成績の平均値が3.5以上(5段階評価)
  • 高卒認定試験に合格

また、大学1年生が在学採用を利用する場合は、下記のうちいずれかを満たさなくてはなりません。

  • 高校2年~3年の成績が3.5以上(5段階評価)
  • 高卒認定試験合格者で、「高校2年~3年の成績が3.5以上」に値すると在学中の学校の校長から認められる
  • 住民税非課税世帯

また、大学2年生以上が在学採用を利用する場合は、大学での成績が、学部(学科)の上位3分の1に入っていることが条件となります。

第二種奨学金に申込む場合

下記のうちいずれかを満たす必要があります。

  • 高校の成績(大学2年以降の在学採用の場合は大学での成績)が平均水準以上
  • 特定の分野でとくに優れた能力がある
  • 確実に卒業できる見込みがある
  • 高卒認定試験の合格者

第一種・第二種併用に申込む場合

第一種奨学金と同じ基準です。

給付型奨学金に申込む場合

給付型の場合は高校が推薦者を選定するので、高校から選ばれる必要があります。

具体的な基準は、各校がそれぞれ定めているので、確認しましょう。

家計に関する申込基準

奨学金を借りるには、前年の世帯収入(※5)が基準以下でなければなりません。

給与所得者(サラリーマン)家庭の場合、対象になるのは源泉徴収票の支払金額。つまり、手取りではなく額面が対象です。

一方、給与所得者以外(自営業者や個人事業主)の場合、対象になるのは所得金額になります。

確定申告書のうち、収入から経費を差し引いた金額が対象です。

※5
父母共働きの場合は収入額を合算します。また、父母がおらず祖父母が代わって家計を支えている場合は祖父母の収入が選考の対象です。

予約採用の場合

では、前年の世帯収入がいくら以下でなければならないのでしょうか?

予約採用の場合は、世帯人数によって基準が異なります。

第一種奨学金

世帯人数 給与所得者 給与所得以外
3人 657万円 286万円
4人 747万円 349万円
5人 922万円 514万円

第二種奨学金

世帯人数 給与所得者 給与所得以外
3人 1,009万円 601万円
4人 1,100万円 692万円
5人 1,300万円 892万円

第一種・第二種併用

世帯人数 給与所得者 給与所得以外
3人 599万円 245万円
4人 686万円 306万円
5人 884万円 476万円

たとえば、下記の条件の学生が第一種を希望する場合、前年の世帯収入747万円以下なら家計基準クリアです。

  • 世帯人数4人
  • 両親は給与所得者

在学採用の場合

在学採用の場合は、「世帯人数」「国公立か私立か」「自宅通学か自宅外通学か」によって基準が異なります。

第一種奨学金

世帯人数 国公立/私立 自宅通学/自宅外通学 給与所得者 給与所得以外
3人 国公立 自宅 662万円 289万円
自宅外 729万円 336万円
私立 自宅 729万円 336万円
自宅外 791万円 383万円
4人 国公立 自宅 742万円 345万円
自宅外 800万円 392万円
私立 自宅 800万円 392万円
自宅外 847万円 439万円
5人 国公立 自宅 936万円 528万円
自宅外 1,030万円 622万円
私立 自宅 1,030万円 622万円
自宅外 1,124万円 716万円

第二種奨学金

世帯人数 国公立/私立 自宅通学/自宅外通学 給与所得者 給与所得以外
3人 国公立 自宅 1,012万円 604万円
自宅外 1,059万円 651万円
私立 自宅 1,059万円 651万円
自宅外 1,106万円 698万円
4人 国公立 自宅 1,096万円 688万円
自宅外 1,143万円 735万円
私立 自宅 1,143万円 735万円
自宅外 1,190万円 782万円
5人 国公立 自宅 1,314万円 906万円
自宅外 1,408万円 1,000万円
私立 自宅 1,408万円 1,000万円
自宅外 1,502万円 1,094万円

第一種・第二種併用

世帯人数 国公立/私立 自宅通学/自宅外通学 給与所得者 給与所得以外
3人 国公立 自宅 603万円 248万円
自宅外 670万円 295万円
私立 自宅 670万円 295万円
自宅外 737万円 342万円
4人 国公立 自宅 680万円 302万円
自宅外 747万円 349万円
私立 自宅 747万円 349万円
自宅外 804万円 396万円
5人 国公立 自宅 898万円 490万円
自宅外 992万円 584万円
私立 自宅 992万円 584万円
自宅外 1,086万円 678万円

たとえば、下記の条件の学生が第一種を希望する場合、前年の世帯収入847万円以下なら家計基準クリアです。

  • 世帯人数4人
  • 両親は給与所得者
  • 私立大学に通学
  • 自宅外から通学

申込資格・申込基準を満たしているのに奨学金の審査に落ちるケース

申込資格、学力に関する申込基準、家計に関する申込基準をすべて満たしていても審査に通らないことがあります。

とくに、第一種や第一種・第二種併用の奨学金の場合、審査に通らないケースが多いようです。

一方、第二種は、資格や基準を満たしていれば利用できる可能性が高いでしょう。

第一種と第二種、どちらに申込むべき?

日本学生支援機構の奨学金への申込みコースは計7種類あります。

  • 1第一種のみ希望(単願)
  • 2第一種を希望するが、NGなら第二種を希望(併願)
  • 3第二種のみ希望(単願)
  • 4第一種・第二種併用のみ希望(単願)
  • 5第一種・第二種併用を希望するが、NGなら第一種を希望(併願)
  • 6第一種・第二種併用を希望するが、NGなら第一種を希望、それでもダメなら第二種を希望(併願)
  • 7第一種・第二種併用を希望するが、NGなら第二種を希望(併願)

併願のほうが審査通過の確率も高くなるので、できれば併願タイプを申込むようにしましょう。

なかでも、とくにオススメなのは下記のタイプです。

  • 第一種・第二種併用の申込基準を満たしている場合
    ...7.第一種・第二種併用を希望するが、ダメなら第二種を希望(併願)
  • 第一種の申込基準を満たしている場合
    ...2.第一種を希望するが、ダメなら第二種を希望(併願)
  • 第二種の申込基準のみ満たしている場合
    ...3. 第二種のみ希望(単願)

日本学生支援機構の奨学金はいつ・どうやって申込みすればいいの?

次に、日本学生支援機構の奨学金の借り方(申込み方法や申込み時期)について説明します。

いつ・どこから申込みすればいいの?

高校在学中から申込み可能ですし、大学入学後も申込むこともできます。

もちろん、大学2年生や3年生などの途中から奨学金に申込み、借りることも可能です。

※下の表は右にスクロールすることができます。

予約採用/
在学採用
申込先
予約採用高校を通じて
申込む
日本学生支援機構に
直接申込む
在学採用大学を通じて
申込む
第一種奨学金 第二種奨学金 第一種・第二種併用 給付型奨学金
(平成30年度進学者)
高校3年生年の4月~5月頃
(学校により異なる)
  • 高校3年生の4月~5月頃
  • 高校3年生の10月~11月頃
    (学校により異なる)
高校3年生の4月~5月頃
(学校により異なる)
高校3年生の4月~5月頃
(学校により異なる)
5月~7月頃
  • 5月~7月頃
  • 10月~11月
5月~7月頃 5月~7月頃
原則として毎年春
(学校により異なる)
原則として毎年春
(学校により異なる)
原則として毎年春
(学校により異なる)

奨学金は、大学や高校など、通学中の学校を通じて申込みます(高卒認定試験合格者は、直接 日本学生支援機構へ申込みます)。

各校で申込期限が異なるので、詳細は学校へ確認してください。

予約採用で申込みしておいたほうがいい理由

志望校未定でも申込めるので、できれば予約採用時に申込みしておきましょう。

理由は下記の3つです。

  • 予約採用に申込み、審査に通しておけばその後の予定が立てやすくなる
  • 万一、予約採用で不採用だった場合、在学採用にリトライできる
  • 在学採用では入学時特別増額に申込みできない(入学時特別増額についてくわしくは後述

とくに、第二種奨学金の場合は年2回(春と秋)予約採用のチャンスがある(※6)ので、忘れずに申込みしておきましょう。

※6
年1回(春のみ)の高校もあります。

結果はいつわかるの?

奨学金の審査結果の通知時期を表にまとめてみました。

※下の表は右にスクロールすることができます。

予約採用/
在学採用
申込先
予約採用高校を通じて
申込む
日本学生支援機構に
直接申込む
在学採用大学を通じて
申込む
第一種奨学金 第二種奨学金 第一種・第二種併用 給付型奨学金
(平成30年度進学者)
高校3年生の10月下旬
(学校により異なる)
  • 高校3年生の10月下旬
  • 高校3年生の2月下旬
    (学校により異なる)
高校3年生の10月下旬
(学校により異なる)
高校3年生の10月下旬
(学校により異なる)
10月下旬
  • 10月下旬
  • 2月下旬
10月下旬 10月下旬
大学、奨学金の種類、申込時期によって異なる
(通知より先に振込みが行われることもある)

なお、第二種奨学金の予約採用の場合、結果通知のタイミングも2回あります。

1回目(4月~5月頃)の申込者への結果通知は10月下旬頃、

2回目(10月~11月頃)の申込者への結果通知は2月下旬頃です。

申込みから貸与開始までの大まかな流れ

申込みから貸与スタートまでの大まかな流れを紹介します(学校を通じて申込む前提です)。

予約採用の流れ

オレンジの部分は申込者が行うことです。

高校が日本学生支援機構の奨学金利用者を募集

高校に必要書類を提出し、インターネット上で必要な手続きを行う

高校が申込者から推薦者を選考し、日本学生支援機構へ推薦

日本学生支援機構での審査が行われる

高校を通して採用候補者決定通知が届く(審査結果がわかる)

大学に進学

大学に採用候補者決定通知などの書類を提出し、インターネット上で進学届を提出

大学を通じて採用の決定が通知

大学に返還誓約書の提出

貸与(振込み)開始

在学採用の流れ

オレンジの部分は申込者が行うことです。

大学が開催する日本学生支援機構の奨学金説明会に出席

大学へ必要書類を提出し、インターネット上で必要な手続きを行う

大学が申込者から推薦者を選考し、日本学生支援機構に推薦

日本学生支援機構で審査が行われる

大学を通して採用決定通知が届く(審査結果がわかる)

大学が開催する奨学金採用時説明会に出席する

返還誓約書を大学に提出する

貸与(振込み)開始

日本学生支援機構の奨学金はいつからいつまで借りられるの?

日本学生支援機構の奨学金の貸与開始時期、貸与期間について調べてみました。

奨学金の種類 予約採用/在学採用 貸与(給付)開始時期 貸与(給付)される頻度 貸与(給付)期間
第一種奨学金 予約採用 大学入学後の4月~6月 月1回 原則卒業まで
在学採用 5月~7月
第二種奨学金 予約採用 大学入学後の4月~6月 月1回 原則卒業まで
在学採用 5月~7月
給付型奨学金
(平成30年度進学者)
予約採用 大学入学後の4月 月1回 原則卒業まで

いつ振り込まれるの?

貸与や給付は、銀行振込みで行われます。

振込みがはじまるのは、早くても大学入学後の4月以降です。

少なくとも、入学金の支払いには間に合わないので注意しましょう。

また、振込みが開始すると、それ以降は毎月1回ずつ振り込まれます。

卒業までずっと借りられるの?

在学中は貸与(給付)を受けられます。

ただし、毎年「奨学金継続願」の提出が必要です(※7)

※7
学校は、「奨学金継続願」の内容をもとに、人物、健康、学業、経済状況等の審査を行い、奨学金を継続するかどうか決めます。たとえば、成績がいちじるしく低下した場合は学校から警告を受けることがありますね。成績が回復しないと貸与が停止されることもあるので注意しましょう。また、留年や1ヵ月以上の欠席などの問題がある場合も貸与停止となることがありますし、世帯収入が一定金額を超えてしまうと、適正な貸与額かどうか検討され、場合によっては減額を勧められます。

日本学生支援機構の奨学金の金利はどのくらい?

貸与型の第二種奨学金は有利子です。

金利はどのくらいなのでしょうか?

金利は2種類

金利は利率固定方式利率見直し方式の2つがあり、いずれかを選ぶ形になります。

利率固定方式とは

利率固定方式は固定金利のこと。

貸与終了時に設定された金利が、返済終了まで適用されます。

利率見直し方式にくらべてやや高く設定されていますが、金利はずっと変わりません。

利率見直し方式とは

利率見直し方式は変動金利のことです。

約5年ごとに金利が見直されるため、途中で変動する可能性があります。

情勢によっては金利上昇リスクがあるので、注意が必要ですね。

固定と見直し、どっちがおトク?

現在(平成28年3月に貸与終了と仮定)の金利は下記のようになっています。

利率固定方式...年0.33%
利率見直し方式...年0.01%

利率見直し方式のほうが、ややお得ですね。

しかし、奨学金の返済は最長で20年にのぼります(完済は35~40歳になることが多い)。

金利上昇のリスクを嫌うなら、利率固定方式を選んでおいたほうが無難ですね。

とはいえ、利率固定方式でも利率見直し方式でも、金利が3%を超えることはありません。

在学中はゼロ金利

日本学生支援機構の奨学金の場合、在学中は無利息で利用できます。

利息が発生するのは卒業後です。

4年間無利息なのはかなり嬉しいですよね。

日本学生支援機構の奨学金は保証人・連帯保証人が必要

日本学生支援機構で、第一種、第二種など貸与型の奨学金を利用する場合は、人的保証か機関保証のうちいずれかの保証が必要です。

人的保証とは?

人的保証を選択した場合、連帯保証人と保証人両方を立てる必要があります。

連帯保証人とは、契約者本人と同等の返済義務を負う人のことです。

また、保証人とは、契約者・連帯保証人の次に返済義務を負う人を指します。

万が一、契約者本人が返済に応じなかった場合、連帯保証人・保証人が代わりに返済していかなければなりません。

だれが連帯保証人になるの?

契約者が未成年の場合は、親権者か未成年後見人が連帯保証人になることが可能です。

一方、契約者が成人している場合は、父母が連帯保証人になれます。

ただし、下記のような方は父母や親権者であっても連帯保証人になれないので、注意してください。

  • 未成年
  • 学生
  • 配偶者
  • 債務整理(※8)を行っている人
  • 貸与終了月の末日時点で、60歳以上の人(貸与終了月の末日時点で契約者の年齢が45歳を超える場合に限る)

※8
借金を合法的に整理すること。主に借金を減額する目的で行われます。

だれが保証人になるの?

  • 4親等以内の親族(※9)であること
  • 契約者・連帯保証人と生計が別であること

この2つの条件を満たせば保証人になれます。

ただし、下記のような方は保証人になれないので注意してください。

  • 未成年
  • 奨学金の申込み時点で65歳以上
  • 学生
  • 契約者もしくは連帯保証人の配偶者
  • 債務整理を行っている人
  • 貸与終了月の末日時点で、60歳以上になってしまう人(貸与終了月の末日時点で契約者の年齢が45歳を超える場合に限る)

※9
4親等以内とは、祖父母・兄弟姉妹・おじおば・いとこまでを含みます。

機関保証とは?

機関保証を選択した場合、保証人を立てる必要はありません。

その代わり、保証機関「日本国際教育支援協会」に保証料を支払っていくことになります(保証料は、月々振込みされる奨学金から自動的に差し引かれる仕組みです)。

保証料の金額は、貸与額に応じて変わるため、一覧表にまとめました(※10)

第一種/第二種 国公立/私立 自宅/自宅外 貸与月額 保証料月額 4年間の保証料の合計
第一種 国公立・私立 自宅・自宅外 3万円 947円 4万5,456円
国公立 自宅 4万5,000円 1,515円 7万5,720円
自宅外 5万1,000円 1,821円 8万7,408円
私立 自宅 5万4,000円 1,928円 9万2,544円
自宅外 6万4,000円 2,666円 12万7,968円
第二種 3万円 1,121円 5万3,808円
5万円 2,117円 10万1,616円
8万円 4,320円 20万7,360円
10万円 5,400円 25万9,200円
12万円 6,480円 31万1,040円

なお、機関保証を選択した場合、契約者が返済に応じなければ、一旦は保証機関が代わりに支払いを行います。

その後は、日本学生支援機構に代わって保証機関が契約者に請求・督促を行うのです。

※10
第一種・第二種併用の場合は、第一種と第二種の保証料の合算となります。

入学時は多めに貸してもらえる!入学時特別増額を活用しよう

入学初年度には、入学金や新生活の準備資金など多くのお金がかかります。

それを補うための制度が、入学時特別増額貸与奨学金

詳細を以下にまとめてみました。

入学時特別増額貸与奨学金
貸与金額 10万円、20万円、30万円、40万円、50万円
(選択可能)
貸与回数 1回のみ
貸与開始時期 奨学金第1回振込みもしくは第2回振込みと同時
申込みのタイミング 予約採用の採用候補者決定通知を受け取った後
現在の利率固定方式の金利
(入学時特別増額の場合)
0.53%
(平成28年3月に貸与終了と仮定)
現在の利率見直し方式の金利
(入学時特別増額の場合)
0.21%
(平成28年3月に貸与終了と仮定)

利用を希望する場合は、必ず予約採用時に申込むようにしましょう(在学採用では申込みできません)。

ただし、実際に貸付けを受けられるのは入学後なので、入学金等の支払いには間に合いません。

入学時特別増額を利用できるのは?

第一種、第二種、第一種・第二種併用、給付型への申込者のみ利用可能です。

加えて、下記のうちいずれかの条件を満たす必要があります。

  • 本人の年間収入(アルバイト、両親からの仕送り、奨学金など)と、配偶者の年間収入(定職によるもの)の合計が、120万円以下
  • 日本政策金融公庫の「国の教育ローン」へ申請し審査に落ちた人(申込みと審査落ちを証明する書面の提出が必要)

日本学生支援機構の奨学金の返済はいつからはじまる?

卒業してしばらく経つと、返済がスタートです。

返済方法は口座振替で、毎月27日に契約者の口座から所定の金額が引落とされます。

ボーナス払いも可

割賦方法は、下記の2タイプから選択できます。

  • 毎月払い(月賦)
  • 毎月払いと半年払いの併用(月賦・半年賦併用)

後者の場合、貸与総額(元金)のうち、半分は毎月払い、もう半分は半年ごとに支払いとなります。

半年に一度、ボーナス払いがあるイメージですね。

いつから返済開始?

返済が始まるのは、「貸与が終了した月の翌月から数えて7ヶ月目」です(※11)

3月で貸与(振込み)が終了した場合、10月から返済が始まります。

半年払いの分は、「貸与が終了した月の翌月から数えて7ヵ月目以降にくる1月か7月(どちらか早いほう)」から返済開始です。

たとえば、3月に貸与が終了した場合は、翌年の1月から返済開始ということですね。

その後、半年払いの分は、毎年1月と7月に返済していくことになります。

例)

返済額
10月 1万円
11月 1万円
12月 1万円
1月 5万円(1万円+4万円)
2月 1万円
3月 1万円
4月 1万円
5月 1万円
6月 1万円
7月 5万円(1万円+4万円)
8月 1万円
9月 1万円
10月 1万円
11月 1万円
12月 1万円
1月 5万円(1万円+4万円)

※11
卒業後、初回の返済までの半年間は、利息が発生します。この期間内に発生した利息は、返済開始後に均等に分けて支払っていくことになります。

返済期間と返済回数は?

返済期間および返済回数は、返済方式によって変わります。

返済方式は2種類。

所得連動返還方式定額返還方式です。

ただし、所得連動返還方式を選択できるのは第一種のみ。

第二種など他の奨学金では選択できません。

所得連動返還方式とは?

卒業後、前年の年収に応じて、その年の月々の返済額が決まる方式です。

年収に応じて月々の返済額も変わるので、返済期間がわかりません。

返済期間や毎月の返済額は、ケース・バイ・ケースなので、日本学生支援機構の公式ホームページにあるシミュレーションツールを活用してください。

日本学生支援機構「奨学金貸与・返還シミュレーション」
http://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/

また、所得連動返還方式についてはいくつか注意点があるので紹介します。

  • 所得連動返還方式を選択できるのは第一種奨学金を利用する場合のみ
  • 所得連動返還方式を選択する場合は、機関保証への加入が必須
  • 所得連動返還方式を選択する場合は、ボーナス払いなし(月賦)で支払っていくことになる

定額返還方式とは?

毎月一定額を返済する方式です。

毎月の返済額は、貸与総額と割賦方法(ボーナス払いの有無)によって自動的に決まります(自分で好きな金額を設定することはできません)。

こちらも返済期間や毎月の返済額はケースごとに異なるので、日本学生支援機構の公式ホームページにあるシミュレーションツールを活用してください。

日本学生支援機構「奨学金貸与・返還シミュレーション」
http://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/

たとえば、

  • 第二種奨学金
  • 貸与期間...48ヵ月(2017年4月~2021年3月)
  • 貸与額...月10万円(総額480万円)
  • 利率...0.33%(利率固定方式)

このケースをシミュレーションしてみましょう。結果は下記のとおりです。

  毎月の返済額 半年ごとに
上乗せする返済額
返済回数 利息増額
ボーナス払いなし
(月賦のみ)
2万702円 240回
(20年)
16万8,451円
ボーナス払いあり
(月賦・半年賦併用)
1万351円 6万2,115 円 240回
(20年)
16万8,757円

積極的に繰上げ返済をしよう

毎月の返済額は自動的に決まってしまうので、余裕があれば積極的に繰上げ返済しましょう。

繰上げ返済すると、返済期間が短くなり、支払う利息も節約できます(※12)

繰上げ返済は、下記の方法で申込可能です。

  • スカラネット・パーソナル(日本学生支援機構の会員ページのようなもの)
  • 郵送
  • FAX
  • 電話

また、繰上げ返済方法は、口座振替か、払込用紙を使って振込みます。

いずれも手数料はかかりません。

※12
機関保証を選択していた場合、繰上げ返済をすることで、支払った保証金が戻ってくることもあります。

日本学生支援機構の奨学金に関するよくある質問

最後に、これまでに紹介できなかったよくある質問をQ&A形式で紹介していきます。

国の教育ローンなどの他の制度と併用は可能?

基本的に可能です。

日本学生支援機構の各種奨学金、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」、その他奨学金制度や教育ローンとの併用可否について、表にまとめてみました。

日本学生支援機構 日本学生支援機構 日本政策金融公庫
国の教育ローン
日本学生支援機構以外の奨学金制度
その他金融機関の教育ローン
第一種奨学金 第二種奨学金 第一種・第二種併用 給付型奨学金 入学時特別増額
第一種奨学金
第二種奨学金
第一種・第二種併用
給付型奨学金
入学時特別増額

予約採用の場合、進学後に辞退・変更は可能?

予約採用の場合、進学後の辞退や変更が可能です。

たとえば、進学後に進学届を提出する場合、下記のような辞退・変更を受け付けてもらえます。

例)

  • すべての奨学金の辞退
  • 入学時特別増額の辞退
  • 第一種、第二種の貸与月額の変更
  • 入学時特別増額の貸与額の変更
  • 金利の方式の変更(利率固定方式 or 利率見直し方式)
  • 保証制度の変更(人的保証or機関保証)
  • 返還方式の変更(定額返還方式or所得連動返還方式)

日本学生支援機構以外の奨学金を探す方法

日本学生支援機構以外で奨学金を運営しているのは、主に下記のような団体です。

  • 都道府県や市区町村など各地方自治体
  • 大学
  • 民間団体

自治体や大学が運営している奨学金の種類については、日本学生支援機構の公式ホームページにも一覧が掲載されていますね。

日本学生支援機構「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/shogaku_dantaiseido/index.html#searc

また、大学によっては学費の減免制度、分納制度などを設けているところもあります。

そのような情報を把握するためにも、積極的に志望校のパンフレットやホームページをチェックしましょう。

まとめ

最後に今回のポイントをまとめていきます。

日本学生支援機構の奨学金の基本情報

  • 契約者は学生本人(契約者が返済義務を負う)
  • 種類は3種類(それぞれ併用可能)
    • 第一種奨学金(貸与型、無利子)
    • 第二種奨学金(貸与型、有利子)
    • 給付型奨学金(給付型)
  • 大学進学前に申込む「予約採用」と大学進学後に申込む「在学採用」がある

メリット

  • 経済的に困窮している家庭でも利用できる
  • 第一種は無利子
  • 第二種は低利子(例、0.01~0.33%)
  • 在学中は返済する必要がなく、利息も発生しない

デメリット

  • 日本学生支援機構の奨学金だけでは学費をまかなえないことがある
  • 申込資格・申込基準を満たしていても利用できない可能性がある
  • 第一種など、高校の成績に関する申込基準がある場合は、出身校のレベルによって不公平が生じる
  • 返済期間は20年間にのぼることがある
  • 最初の貸与(給付)が行われるのは大学入学後なので、入学金や前期授業料の支払いに間に合わない可能性が高い

いくら借りられる?

  • 第一種の場合、月額3万円~6万4,000円
  • 第二種の場合、月額3万円~12万円(金額を選択可能)
  • 給付型の場合、月額2万円~4万円(給付なので返済の必要なし)

利用できるのはどんな人?

  • 申込資格、学力に関する申込基準、家計に関する申込基準をいずれも満たす必要がある(予約採用か在学採用か、第一種か第二種か、などによって細かく条件が分かれることもある)
  • 申込資格、学力に関する申込基準、家計に関する申込基準をすべて満たしていても審査に落ちることがある
    • とくに、第一種や第一種・第二種併用の審査は厳しい
    • 第二種は資格・基準を満たしていれば利用できる確率が高い

オススメの申込みコース

  • 第一種・第二種併用の申込基準を満たしている場合
    ...7.第一種・第二種併用を希望するが、NGなら第二種を希望(併願)
  • 第一種の申込基準を満たしている場合
    ...2.第一種を希望するが、NGなら第二種を希望(併願)
  • 第二種の申込基準のみ満たしている場合
    ...3. 第二種のみ希望(単願)

いつ・どこから申込めばいいの?

  • 原則として、予約採用の場合は高校、在学採用の場合は大学を通じて申込む
  • 予約採用の場合、高校3年生の4月~5月頃に申込み、10月下旬頃結果がわかる(第二種に限り、高校3年生の10月~11月頃に申込み、2月下旬に結果がわかるケースもある)
  • 在学採用の場合、原則として毎年春に申込む
  • 予約採用で申込みしておいたほうがいい理由
    • 予約採用に申込み、審査に通っておけばその後の予定が立てやすくなるから
    • 万一、予約採用で不採用だった場合、在学採用にリトライできるから
    • 在学採用では入学時特別増額に申込みできないから

いつからいつまで借りられるの?

  • 予約採用の場合、大学入学後の4月~6月に貸与開始
  • 在学採用の場合、5月~7月に貸与開始
  • 貸与は月1回(振込み)
  • 原則として卒業まで貸与を受けられるが、毎年「奨学金継続願」の提出が必要(毎年学校が審査を行い、奨学金を継続するかどうか決める)

金利はどのくらい?

  • 貸与型の第二種奨学金は有利子(在学中は無利子)
  • 金利は利率固定方式と利率見直し方式の2つがあり、いずれかを選ぶ
    • 利率固定方式の場合、貸与終了時に設定された金利が返済終了まで変わらない
    • 利率見直し方式の場合、約5年ごとに金利が見直されるため、情勢によっては途中で金利が上がることも
  • 現在(平成28年3月に貸与終了と仮定)の金利
    • 利率固定方式...年0.33%
    • 利率見直し方式...年0.01%

保証人・連帯保証人が必要?

  • 第一種、第二種など貸与型の奨学金を利用する場合は、人的保証か機関保証のうちいずれかの保証が必要
  • 人的保証を選択した場合、連帯保証人と保証人両方を立てる必要がある
  • 機関保証を選択した場合、保証料を支払っていく必要がある(保証料は貸与月額によって異なる。月947円~6,480円)

入学時特別増額を活用しよう

  • 入学初年度にかぎり追加で入学時特別増額貸与奨学金を借りられる
  • 貸与金額は10万円~50万円(選択可能)
  • 予約採用のときに申込みしなければならない
  • 実際に振込まれるのは入学後なので入学金等の支払いには間に合わない
  • 金利は0.21%~0.53%(平成28年3月に貸与終了と仮定)

返済はいつから・どうやって行うの?

  • 返済方法は口座振替
  • 「ボーナス払いの有無」を選択できる
  • 返済が始まるのは、「貸与が終了した月の翌月から数えて7ヶ月目」
  • 返済期間や毎月の返済額はケース・バイ・ケースなので、日本学生支援機構の公式ホームページにあるシミュレーションツールを活用すること
  • いつでも繰上げ返済可能(手数料無料)

その他Q&A

  • 他の奨学金制度や教育ローン等の併用は可能
    • 基本的に可能ですが、日本学生支援機構の「入学時特別増額」と、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は併用不可
  • 予約採用の場合、進学後に辞退・変更は可能?
    • 進学後に進学届を提出する際、以下のような辞退・変更が可能
      • すべての奨学金の辞退
      • 入学時特別増額の辞退
      • 第一種、第二種の貸与月額の変更
      • 入学時特別増額の貸与額の変更

いかがでしょうか。

日本学生支援機構の奨学金は、教育関係のローンのうち、もっとも低金利でもっともポピュラーです。

進学資金が足りないなら、まずは日本学生支援機構を検討するようにしましょう。

そのほかの選択肢として、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」なども考えられますが、やはり第一選択肢は日本学生支援機構の奨学金です。

下記の記事は日本学生支援機構の奨学金と、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」を比較していますので、もしよろしければご覧になってみてください。

また、学費が払えなくなった場合の免除・分納制度については下記の記事で特集しています。

こちらもあわせてチェックしてみてください。

奨学金は紛れもなく借金です。

どこで借りるのかはよく検討するようにしてくださいね。

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