オリックスVIPローンカードBUSINESSを銀行の元融資担当の視点で解説

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今回は、オリックス・クレジットのビジネスローン、
VIPローンカードBUSINESSを第三者の立場から客観的に比較・検証していきたいと思います。

ビジネスローンというと、日本政策金融公庫や銀行のプロパー融資、さらには銀行や消費者金融のビジネスローンが比較対象になるわけですが、

それらとくらべて、VIPローンカードBUSINESSがどうなのかを徹底比較しました。

さらに、銀行の元融資担当者から話を聞き、

「もし自分が借りるのであれば」という前提で厳しくチェックしましたので、VIPローンカードBUSINESSを検討している方にとって役立つ内容になっていると思います!

それではどうぞ!

オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSの申込資格

オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSへ申込むには、まず次の条件を満たさなければいけません。

  • 申込時の年齢が20歳以上69歳以下
  • 安定継続して収入のある人
  • 法人経営者または業歴1年以上の個人事業主

VIPローンカードBUSINESSは事業性資金の借入れを目的としたローンなので、事業を営んでいる人が申込みの対象となります。

また、個人事業主の場合は事業期間が1年以上ないと申込めません。

ちなみに、他社のビジネスローンの申込資格について知りたい方は、以下を参照してみてください。

他社のビジネスローンの申込資格はこちら

  金融機関名 ビジネスローン商品名 申込条件
銀行 三菱UFJ銀行 融活力
  • 業歴2年以上の法人企業
  • 債務超過でない
  • 税金の未納がない
  • 最寄りの受付窓口に来店可能
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン
  • 業歴2年以上
  • 窓口の取引地域内に所在
  • 債務超過ではない
  • 税金の未納がない
楽天銀行 楽天銀行ビジネスローン
  • 個人事業主
  • 楽天銀行の普通預金口座がある
  • 決算書または確定申告書3期分を提出可能
  • 税金や他金融機関からの借入れの滞納がない
地方銀行 横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン
  • 売上高10億円以下の法人
  • 業歴2年以上
  • 直近2期以上の確定申告を継続完了している
  • 税金や他金融機関からの借入れの滞納がない
  • 金融保険業、不動産業、パチンコホールは不可
静岡銀行 しずぎんビジネスクイックローン
  • 静岡銀行に普通預金または当座預金がある
  • 静岡銀行の営業区域内
福岡銀行 ファストパス
  • 福岡銀行の営業区域内
  • 福岡銀行の口座がある
  • 福岡銀行もしくは他行の預金明細が13ヶ月以上ある
  • マネーフォワードの会計ソフトを利用している
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 業歴1年以上の個人事業主
プロミス 自営者カードローン 個人事業主
アイフル ビジネスアイフル 個人事業主または法人
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 業歴1年以上の個人事業主
アプラス ビジネスプラン 業歴3年以上の個人事業主
セゾン VIPローンカード/事業コース 個人事業主

オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSのメリット

次に、VIPローンカードBUSINESSの長所をチェックしていきましょう。

即日融資可能

審査時間は最短1時間です。

また、最短即日融資が可能

銀行や信用金庫のプロパー融資信用保証協会の保証付き融資(以下、信用保証付き融資)はもちろん、日本政策金融公庫などは最短でも審査に2週間から1ヶ月はかかるので、それらと比べると審査は早いですね。

ただし、住信SBIネット銀行などのネット銀行、アコムやプロミスなどの消費者金融のビジネスローンはVIPローンカードBUSINESSと同程度の審査スピードですから、とくに速いというわけではありません。

具体的にどの金融機関の審査スピードが速いのかは、のちほど解説していきますね。

来店不要

申込みは、インターネットまたは電話で行います。

さらに、インターネット申込みの場合、契約までの手続きはネットで完結してしまうのは嬉しいポイント。

これも、銀行や信用金庫のプロパー・信用保証付き融資にはないメリットですね。

銀行や信用金庫は基本的に対面での面接を必要とすることがほとんどです(ネット銀行や消費者金融のビジネスローンはネット完結可)。

ちなみに、電話で申込む場合、必要書類はFAXで送信可能です。

ローンカードは契約後に郵送で送られてきますので、電話の場合も来店不要で手続きが可能です。

オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSのデメリット

次に、VIPローンカードBUSINESSのおもなデメリットを紹介していきます。

金利が高い

金利は6.0~17.8%です。

上限金利17.8%は、アコム(18.0%)やプロミス(17.8%)と同水準。

また、銀行のビジネスローンには、三菱UFJ銀行(9.0%)のように、上限金利で10%を切るローンもあるので、ビジネスローン全体からみても、高金利の部類入ります。

ちなみに、銀行や信用金庫の信用保証付き融資は、保証料を含めて3~5%になることが多いので、かなりの差がありますね。

そこへ持ってきて、日本政策金融公庫は1.81~2.4%ですから、金利だけで考えるとずいぶんと損ということになります。

利用限度額が低い

利用限度額は50~500万円です。

上限500万円は、ビジネスローンの中では平均的ですね。

とはいえ、銀行のビジネスローンには利用限度額の上限が5,000万円、または1億円というローンあります。

さらに、日本政策金融公庫の普通貸付は4,800万円、銀行や信用金庫の信用保証付き融資の場合、担保なしで8,000万円ですから、まとまった事業資金が必要な方には不向きといえますね。

ただし、銀行や信用金庫が担保なしで8,000万円といっても、実際には月商の3ヶ月分が限度額になりますので、その点はご注意ください。

返済に手数料がかかりやすい

オリックス・クレジットには、手数料無料の専用ATMがありません。

毎月の返済を提携ATMで行う場合、返済時にATM手数料がかかってしまうことがあります。

また、繰上げ返済も提携ATMからしか行えませんので、繰上げ返済を行うたびに手数料が発生してしまうのは嫌ですよね。

できるだけムダな出費はカットしたいところですよ。

どんな人にオススメ?

これまで紹介メリットとデメリットをもとに、オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSに向いている人のタイプをまとめてみました。

とにかく早くお金を借りたい

VIPローンカードBUSINESSの最大のメリットは、即日融資が可能という点です。

とにかくすぐに借入れが必要な人は、利用を検討してみてください。

正直なところ、その他の面では、見劣りする点が多いビジネスローンといえるかもしれません。

とくに、ビジネスローン選びにおいて大きなウェイトを占める金利・利用限度額においては、銀行や日本政策金融公庫とくらべてマイナス部分が大きいですね。

ということで、ここからは金利や利用限度額などの項目別で、オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSをさらに深く掘り下げて説明していきたいと思います。

資金用途

まずは、資金用途について、他のビジネスローンと比較してみましょう。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 資金用途
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 自由(事業性資金)
  金融機関名 ビジネスローン商品名 資金用途
銀行 三菱UFJ銀行 融活力 自由(事業性資金)
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン 運転資金、設備資金
住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 運転資金(仕入資金・諸経費支払資金など)
※設備資金は不可
地方銀行 横浜銀行 はまぎんスーパービジネスローン 運転資金、設備資金
※不動産取得資金、建設資金など一部の設備資金は不可
静岡銀行 しずぎんビジネスクイックローン 自由(事業性資金)
関西アーバン銀行 ビジネスアシストローン 運転資金、設備資金
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 自由(事業性資金)
プロミス 自営者カードローン 生計費、事業性資金
アイフル ビジネスアイフル 運転資金、設備資金
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 自由(事業性資金)
アプラス ビジネスプラン 自由(事業性資金)
セゾン VIPローンカード/事業コース 自由(事業性資金)

VIPローンカードBUSINESSは、事業性資金の範囲内であれば使途は自由。

細かな制限がないのは便利な点ですね。

ビジネスローンの中には使途が制限されるローンもあります。

たとえば、「住信SBIネット銀行 レンディング・ワンは設備資金への利用不可」ですし、銀行のプロパー融資や信用保証付き融資は使途を明確にしないと、そもそも審査に通りません。

金利・事務手数料

次は、金利を他のビジネスローンと比較してみましょう。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 金利 手数料
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 6.0~17.8% 不要
  金融機関名 ビジネスローン商品名 金利 手数料
銀行 三菱UFJ銀行 融活力 2.35~9.0% 不要
静岡銀行 しずぎんビジネスクイックローン 5.0~14.9% 不要
広島銀行 〈ひろぎん〉サクっと!ビジネスローン 6.0~14.5% 収入印紙代
福岡銀行 ファストパス 5.0~12.5% 不要
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 12.0~18.0% 不要
プロミス 自営者カードローン 6.3~17.8% 不要
アイフル ビジネスアイフル 6.0〜18.0% 不要
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 6.0~15.0% 収入印紙代
アプラス ビジネスプラン 14.4~16.8% 収入印紙代
セゾン VIPローンカード/事業コース 6.5~17.8% 不要

※金利はすべて実質年率です。

上限金利は17.8%

金利は6.0~17.8%です。

上限金利17.8%は、アコム(18.0%)やプロミス(17.8%)と同水準ですから、ビジネスローン全体からみても高金利と言えます。

金利の低いビジネスローンを探している方は、銀行の信用保証付き融資、日本政策金融公庫、地方銀行も含めた銀行のビジネスローンを検討してみてください。

たとえば、「三菱UFJ銀行 融活力」は、上限金利でも9.0%と低金利です。

変動金利に注意!

今回ピックアップしているビジネスローンは、いずれも固定金利。

ただし、一部のビジネスローンは変動金利制なので、注意が必要です。

変動金利の場合、原則半年に1回のペースで金利が見直されますので、返済中に金利が上がってしまうこともあります。

次のような場合は、返済が長期化して金利変動の影響を受けやすいので、注意してください。

  • 借入額が多い(目安は300万円以上)
  • カードローンタイプのビジネスローンで追加借入れを行う

目安は、返済期間が3年を超えるかどうかです。

3年以内に完済できるようであれば、金利の変動によるリスクは低いでしょう。

利用限度額

次は、利用限度額を他のビジネスローンと比較してみます。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 利用限度額
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 50~500万円
  金融機関名 ビジネスローン商品名 利用限度額
銀行 三菱UFJ銀行 融活力 500~5,000万円
住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 10~1億円
楽天銀行 楽天銀行ビジネスローン 100~1億円
地方銀行 横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン 100~5,000万円
静岡銀行 しずぎんビジネスクイックローン 50~500万円
福岡銀行 ファストパス 100~1,000万円
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 1~300万円
プロミス 自営者カードローン 1~300万円
アイフル ビジネスアイフル 1~500万円
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 100~1,000万円
アプラス ビジネスプラン 10~200万円
セゾン VIPローンカード/事業コース 1~500万円

利用限度額は50~500万円です。

上限500万円は、消費者金融や信販会社のビジネスローンの中では平均的と言えますね。

ただし、銀行のビジネスローンは文字通り、ケタが違います。

より高額の融資を希望している人は、三菱UFJ銀行(上限5,000万円)や楽天銀行(上限1億円)など、全国対応している銀行のビジネスローンを中心に検討してみてください。

時間があるのなら、日本政策金融公庫や銀行の信用保証付き融資も必ず検討しましょう。

ただし、利用限度額はあくまでも審査によって決まります。

上限1億円のビジネスローンに申込んだからといって、誰でも1億円を借りられるわけではありません。

申込方法・必要書類

次は、申込方法を他のビジネスローンと比較してみました。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 申込方法
インターネット 窓口 その他
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 電話
  金融機関名 ビジネスローン商品名 申込方法
インターネット 窓口 その他
銀行 三菱UFJ銀行 融活力
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン
楽天銀行 楽天銀行ビジネスローン
住信SBIネット銀行 レンディング・ワン
地方銀行 横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン
近畿大阪銀行 ビジネスカードローン「わくどりくん」
広島銀行 〈ひろぎん〉サクっと!ビジネスローン
福岡銀行 ファストパス
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン
プロミス 自営者カードローン
アイフル ビジネスアイフル
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 郵送
アプラス ビジネスプラン
セゾン VIPローンカード/事業コース

申込方法

申込方法は次の2種類です。

申込方法 受付時間
インターネット 24時間
電話 平日9時~19時

それぞれ、手続きの流れを確認していきましょう。

インターネット申込み

下記の手順のうち、オレンジの箇所は利用者が行う手順です。

申込みフォームに必要事項を入力する

必要書類を提出する(アップロード)

申込確認の電話がある

審査が行われる

審査結果の通知(メール)

ホームページで契約手続きを行う

振込融資を電話で依頼する

カードが届く(郵送)

カードを使ってATMで借入れ

電話で申込み

下記の手順のうち、オレンジの箇所は利用者が行う手順です。

パーソナルセンター(0120-70-5756)に電話し、必要事項をオペレーターに伝える

必要書類をFAX(0120-20-8470)で提出する

審査が行われる

審査結果の通知(電話)

振込融資を電話で依頼する

カードが届く(郵送)

カードを使ってATMで借入れ

必要書類と提出方法

申込みに必要な書類についても確認しておきましょう。

必要書類の種類

VIPローンカードBUSINESSの申込みには、まず次のような本人確認書類が必要です。

  • 運転免許証の写し
  • 健康保険証の写し
  • パスポートの写し

氏名・生年月日・住所が確認できる面(ページ)は、全て提出しなければいけません。

本人確認書類に記載されている住所と現住所が違う場合は、公共料金の領収書など、現住所の記載がある書類も合わせて提出してください。

また、申込みには次のいずれかの収入証明書が必要です。

  • 源泉徴収票(直近年度分)
  • 給与明細書(直近2ヶ月連続分+直近1年分の賞与明細書)
  • 確定申告書(直近年度分)
  • 課税証明書(直近年度分)

ちなみに、自営業者が申込む場合は直近年度分の確定申告書に加えて経営状況申告書の提出が必要です。

経営状況申告書は事業計画や資金計画などを申告する書類で、オリックス・クレジットのホームページからダウンロードできます。

書類の提出方法

書類提出のタイミングは、申込み完了後です。

インターネット申込みの場合は、必要書類をスマートフォンやカメラで画像化し、申込みフォームへの入力完了後にホームページへアップロードしてください。

電話で申込んだ場合は、必要事項を電話でオペレーターへ伝えた後、FAXで提出します。

審査時間・融資までの時間

次は、審査時間と融資までの時間を他のビジネスローンと比較してみます。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 審査時間 融資までの時間
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS 最短1時間 最短即日
  金融機関名 ビジネスローン商品名 審査時間 融資までの時間
銀行 住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 最短即日 最短即日
横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン 最短1ヶ月 最短1ヶ月半
福岡銀行 ファストパス 最短即日 最短1週間
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 最短即日 最短即日
プロミス 自営者カードローン 最短即日 最短即日
アイフル ビジネスアイフル 最短即日 最短即日

審査時間

審査時間は最短1時間です。

ビジネスローン全体からみても、トップクラスのスピード審査ですね。

プロパー融資や信用保証付き融資はもちろん、横浜銀行のビジネスローンのように、審査に最短1ヶ月かかるローンもあることを考えると、すぐに審査回答をもらえるのは助かります。

ちなみに、審査が行われるのは、オリックス・クレジットの営業時間内(平日9時~19時)です。

平日19時以降に申込んだ場合や土日祝に申込んだ場合、審査回答は最短で翌営業日となります。

融資までの時間

VIPローンカードBUSINESSは、最短で申込み当日中の借入れが可能です。

審査時間のみならず、融資時間も非常に速いですね。

福岡銀行のビジネスローンのように、審査は最短即日でも融資までに1週間もかかってしまうようだと、そもそも即日審査の意味がありません。

その点、VIPローンカードBUSINESSは審査も最短1時間、融資も最短即日です。

ただし、即日融資のためには、銀行の営業が終了する平日15時までに「申込み→契約→振込依頼」の手続きを完了させる必要があります。

申込条件や審査の混み具合により、審査が1時間で終わらないこともありえます。

即日融資を希望なら、なるべく早めに申込みを開始してください。

借入方法

次は、借入方法を他のビジネスローンと比較してみました。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 借入方法
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS
  • 提携ATM
  • 振込み
  金融機関名 ビジネスローン商品名 借入方法
銀行 三菱UFJ銀行 融活力 振込み
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン 振込み
住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 振込み
近畿大阪銀行 ビジネスカードローン「わくどりくん」
  • 専用ATM
  • 提携ATM
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン
  • 専用ATM
  • 提携ATM
  • 振込み
  • インターネットバンキング
プロミス 自営者カードローン
  • 専用ATM
  • 提携ATM
  • 振込み
  • インターネットバンキング
信販 アプラス ビジネスプラン 振込み
セゾン VIPローンカード/事業コース
  • 提携ATM
  • インターネットバンキング

提携ATM

VIPローンカードBUSINESSの借入れは、原則的に提携ATMで行います。

利用できるのは、次のATMです。

銀行ATM 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、イオン銀行
コンビニATM セブン銀行、ローソンATM、イーネット、ZERO BANK、BANK TIME、@BANK
その他金融機関ATM ゆうちょ銀行、信用金庫、三井住友信託銀行、セゾンカード

利用する時間帯や曜日に応じて110円~220円の手数料がかかりますので、注意しましょう。

振込み

契約完了後、電話で振込融資依頼を行ってください。

振込融資依頼が15時以降になってしまった場合、振込みが実施されるのは最短でも翌営業日以降となります。

返済方法

次は、返済方法を他社と比較してみました。

  金融機関名 ビジネスローン商品名 返済方法
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS
  • 提携ATM
  • 口座振替
  金融機関名 ビジネスローン商品名 返済方法
銀行 住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 口座振替
横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン 口座振替
近畿大阪銀行 ビジネスカードローン「わくどりくん」
  • 専用ATM
  • 提携ATM
広島銀行 〈ひろぎん〉サクっと!ビジネスローン 口座振替
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン
  • 口座振替
  • 専用ATM
  • 提携ATM
  • 振込み
  • インターネット返済
プロミス 自営者カードローン
  • 口座振替
  • 専用ATM
  • 提携ATM
  • 振込み
  • インターネット返済
  • マルチメディア端末(コンビニ)
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 口座振替
アプラス ビジネスプラン 口座振替
セゾン VIPローンカード/事業コース 口座振替

VIPローンカードBUSINESSの返済方法は、提携ATMと口座振替の2種類です。

提携ATM

契約完了の時点では、提携ATMによる返済しかできません。

利用できるのは、次のATMです。

銀行ATM 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、イオン銀行
コンビニATM セブン銀行、ローソンATM、イーネット、ZERO BANK、BANK TIME、@BANK
その他金融機関ATM ゆうちょ銀行、信用金庫、三井住友信託銀行、セゾンカード

利用する時間帯や曜日に応じて110円~220円の手数料がかかりますので、注意してください。

ちなみに、毎月の返済日は10日・20日・末日のいずれかを選択可能です。

口座振替

契約後に振替用口座の登録を済ませれば、毎月の返済を口座振替で行うことも可能です。

手数料無料のため、契約後はなるべく早めに口座振替へ切替えることをオススメします。

毎月の返済日は、10日・20日・末日のいずれかを選択可能です。

繰上げ返済は提携ATMで可能

繰上げ返済は、提携ATMから可能です。

提携ATMの場合、最少返済額より大きい金額を入金すればOKなので、簡単ですね。

一方、口座振替の場合は、毎月の返済日に最少返済額しか引落されません。

そのため、繰上げ返済を行う場合は、別途提携ATMによる返済が必要です。

利用できるATMは次の通り。

銀行ATM 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、イオン銀行
コンビニATM セブン銀行、ローソンATM、イーネット、ZERO BANK、BANK TIME、@BANK
その他金融機関ATM ゆうちょ銀行、信用金庫、三井住友信託銀行、セゾンカード

利用する時間帯や曜日に応じて110円~220円の手数料がかかってしまいますので、繰上げ返済のペース配分には注意しましょう。

たとえば、3ヶ月連続で5万円の繰上げ返済を行うと、手数料が3ヶ月分かかってしまいますが、3ヶ月に1回、15万円の繰上げ返済ならば、手数料は1ヶ月分で済みます。

返済方式・返済額

  金融機関名 ビジネスローン商品名 返済方式
消費者金融 オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESS
  • 新残高スライドリボルビング返済
  • 元利込定額リボルビング返済
  金融機関名 ビジネスローン商品名 返済方式
銀行 三井住友銀行 ビジネスセレクトローン 元金均等返済
住信SBIネット銀行 レンディング・ワン 元金均等返済
横浜銀行 〈はまぎん〉スーパービジネスローン 元金均等返済
消費者金融 アコム ビジネスサポートカードローン 定率リボルビング
プロミス 自営者カードローン 残高スライド元利定額返済
アイフル ビジネスアイフル
  • 借入後残高スライドリボルビング
  • 元利定額返済
信販 オリコ ビジネスサポートプラン 元利均等返済
アプラス ビジネスプラン 元利均等返済
セゾン VIPローンカード/事業コース 定額リボルビング

VIPローンカードBUSINESSの返済方式は、次の2つです。

  • 新残高スライドリボルビング返済
  • 元利込定額リボルビング返済

新残高スライドリボルビング返済

契約直後は、返済方式が新残高スライドリボルビング返済に設定されています。

新残高スライドリボルビング返済は、次のように借入後の利用残高に応じて最少返済額が決まる仕組みです。

借入後の利用残高 最少返済額
50万円以下 15,000円
50万円超100万円以下 25,000円
100万円超200万円以下 40,000円
200万円超300万円以下 60,000円
300万円超400万円以下 70,000円
400万円超500万円以下 80,000円

たとえば100万円を借入れた場合、毎月の返済額は完済するまで2万5,000円です。

注意したいのは、「返済が進んで利用残高が50万円以下になっても、返済額が1万5,000円に下がるわけではない」という点。

返済額が変わるタイミングはあくまでも「借入後」なので、追加借入れを行わない限り、返済額は変わりません。

元利込定額リボルビング返済

希望すれば、返済方式を元利込定額リボルビング返済に変更することもできます。

元利込定額リボルビング返済の場合は、次のように設定されている利用限度額によって月々の返済額が決定します。

利用限度額 最少返済額
50万円 15,000円
100万円 25,000円
200万円 40,000円
300万円 60,000円
400万円 70,000円
500万円 80,000円

新残高スライドリボルビング返済とは異なり、利用残高は返済額に影響しません。

  • 利用限度額100万円の人が30万円を借りた場合、返済額は2万5,000円
  • 利用限度額50万円の人が30万円を借りた場合、返済額は1万5,000円

また、完済するまで返済額に変更はありません。

利用残高が減っても毎月の返済額は変わらないので、返済がはかどり、利息を節約することができます。

ビジネスローン以外の融資方法と比較

ここからは、オリックス・クレジットVIPローンカードBUSINESSをビジネスローン以外の事業性融資と比較しながら、メリット・デメリットを考えていきましょう。

まずは、他の融資方法と比較してみます。

※下の表は右にスクロールすることができます。

融資の
種類
業者名
ビジ
ネス
ローン
オリックス・クレジット
VIPローンカード
BUSINESS
融資までの時間 金利(年利) 限度額上限 担保 保証人 審査難易度
最短即日 6.0~17.8% 500万円 不要 不要
融資の
種類
業者名
プロパー
融資
メガバンク
地方銀行
信用金庫
保証協会
付融資
(東京都)
小規模企業向融資
創業融資
日本政策
金融公庫
普通貸付
新規開業資金
企業活力
強化資金
融資までの時間 金利(年利) 限度額上限 担保 保証人 審査難易度
最短2週間 融資先により異なる 融資先により異なる 不要 不要
最短2週間 融資先により異なる 融資先により異なる 不要 不要 中~高
最短2週間 融資先により異なる 融資先により異なる 不要 不要
最短1ヶ月 2.1~2.7% 1,250万円 原則不要 不要 低~中
最短1ヶ月 金融機関により異なる 2億8,000万円 原則不要 不要 低~中
最短1ヶ月 1.81~2.4% 4,800万円 原則不要 低~中
最短1ヶ月 1.81~2.4% 7,200万円 原則不要 不要 低~中
最短1ヶ月 1.81~2.4% 7,200万円 原則不要 低~中

※審査難易度は、銀行の融資担当者に判定してもらっています。

ビジネスローン以外で事業資金を融資してもらうには、次のような方法があります。

  • プロパー融資......金融機関に直接融資してもらう方法
  • 信用保証協会の保証付き融資......公的制度を利用して融資してもらう方法
  • 日本政策金融公庫......国に融資してもらう方法

それぞれ、メリットとデメリットをまとめてみました。

融資方法 メリット デメリット
オリックス・クレジットVIPローンカードBUSINESS 最短即日融資可能 高金利
プロパー融資 低金利
  • 新規事業者に対する審査基準が厳しい
  • 融資を受けるまでに最短2週間かかる
保証協会付融資
  • 低金利
  • 新規事業者でも借りやすい
融資を受けるまでに最短1ヶ月かかる
日本政策金融公庫
  • 低金利
  • 新規事業者でも借りやすい
融資を受けるまでに最短1ヶ月かかる

オリックス・クレジットVIPローンカードBUSINESSが勝っているのは、融資スピードです。

他の融資方法ですと、最も早いのはプロパー融資(審査はかなり厳しい)ですが、それでも借入れには最短2週間かかります。

一方、金利は群を抜いて高いですね。

上限金利で比較すると、東京都の信用保証付き融資(2.7%)との差は15.1%、日本政策金融公庫(2.4%)との差は15.4%もあります。

借入れが1ヶ月ほど先でも問題ない状況であれば、他の融資方法の方が将来的にかかる利息の大幅なカットが可能です。

プロパー融資は新規事業者に対する審査基準が厳しいため、はじめて融資を受けるのであれば、まずは保証協会付融資や日本政策金融公庫からトライしてみるといいでしょう。

まとめ

それでは最後に、オリックス・クレジット VIPローンカードBUSINESSのメリット・デメリットをおさらいしましょう。

メリット

  • 最短即日融資が可能
  • 来店不要で手続きが完結する

デメリット

  • 金利が高い(6.0~17.8%)
  • 利用限度額が低い(50~500万円)
  • 返済に手数料がかかりやすい

どんな人にオススメ?

  • 借入れを急いでいる人

やはり、上限17.8%という金利の高さはネックと言えますね。

でも、即日融資が可能というのは大きなメリットですので、借入れを急いでいる人はぜひ候補のひとつとして検討してみてください。

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