楽天銀行スーパーローンの審査項目・貸付基準を徹底的に調査してみた

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ここでは、楽天銀行スーパーローンの審査項目や難易度について徹底解説していきます。

銀行カードローンの審査の解説ではなく、
楽天銀行スーパーローンに特化した内容です。

ネット上には、銀行カードローンの審査について説明したサイトが多いですよね?

でも、カードローンは銀行ごとにチェックされる点が違いますから、一般的な銀行カードローンの審査と楽天銀行スーパーローンの審査は微妙に違います。

ですから、ネットで楽天銀行スーパーローンの審査のことを調べていると、

「銀行カードローンの大まかな審査難易度はわかったけれど、楽天はどうなの?」

こんなふうに思う方が多いのではないでしょうか。

そこで今回、私たちは楽天銀行スーパーローンの利用者に余すところなくインタビューを行い、楽天銀行の審査の実態を調査しました。

どんな人が楽天銀行スーパーローンの審査に落ち、どんな人が通るのかを知りたい場合に役立つと思いますので、ぜひご覧になってみくださいね。

この記事の編集者情報

  • ささき 英雄私が編集者です!

    七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。

楽天銀行スーパーローンの審査に落ちる人の特徴

それでは、まず「楽天銀行スーパーローン の審査に落ちる人」の条件を紹介していきますが、その前に一般的なキャッシング・カードローンの審査について知りたいは場合は下記をご覧ください。

年齢の条件を満たしていない

楽天銀行スーパーローンの年齢に関する申込条件は、次のようになっています。

  • 満年齢20歳以上62歳以下の方(※)

※ただし、パート・アルバイト、及び専業主婦の場合は60歳以下

つまり、20歳未満、または63歳以上の場合は申込みできません。

また、非正規雇用者の場合、61歳以上の方は申込み不可となります。

安定した収入がない

基本的に、安定収入がなければ審査に通りません。

ここでいう「安定収入」とは、月1回以上の継続的な収入を指します。

ただし、ここでちょっと朗報。

楽天銀行スーパーローンの利用者のなかには、「収入は2ヵ月毎だけど審査に通った」という方もいました。

この方の場合、楽天銀行から確定申告書の提出を求められたそうなので、収入状況を確認した上で審査通過となったのでしょう。

投資や年金以外の収入がない

楽天銀行で収入として認められるのは、主に下記です。

  • 給与収入(固定給・歩合給・時給)
  • 事業収入
  • 不動産収入
  • 内職収入
  • アフィリエイト収入

一方、下記のような収入は認められません。

  • 投資収入
  • 年金
  • 生活保護
  • 失業保険(雇用保険の基本手当)

上記のような収入しかない場合は、審査通過は難しいかもしれません。

日雇いアルバイトである

日雇いのアルバイトの場合、審査に落ちる可能性が高いです。

一方、通常の非正規雇用者、派遣社員、契約社員、正社員、自営業の場合は通る可能性があります。

社会的に問題のある企業に勤めている

過去に犯罪に手を染めた会社や、暴力団など反社会的勢力とつながりのある会社に勤めている場合は、審査に通りません。

銀行や消費者金融などの金融業者は、独自で「反社会的会社のリスト」を持っています。

申込時にそのリストと照らし合わせ、該当者は審査落ちとなるわけです。

申告した勤務先に勤めていなかった

楽天銀行スーパーローンの審査では、必ず在籍確認が行われます。

在籍確認とは、申込時に記入した会社で実際に働いているかどうかをチェックする作業のことです。

楽天銀行スーパーローンの場合、担当者が勤務先に電話して確認します。

この電話に本人が出れば、その段階で在籍確認は完了です。

本人が電話に出られなかったとしても、電話に応答した人から次のような返答があれば、在籍確認は完了となります。

  • ただ今、席を外しています
  • ただ今、外出中です
  • 本日は休んでおりますが、明日は出勤の予定です

一方、次のような事実が判明した場合は審査に落ちてしまいます。

  • 勤務先が実在しない
  • 退職している
  • そもそも働いていない
  • 休職中(復職時期不明)

休職中の場合、休職期間中の収入に関係なく、審査落ちとなります。

就職内定者(まだ働きはじめていない)も、その時点で収入がなければ審査に落ちます。

ちなみに、在籍確認の中身について詳しく知りたい場合は下記をご覧になってみてください。

勤続期間が6ヵ月未満

勤続期間が短いと、審査に落ちる確率が上がります。

楽天銀行スーパーローンの場合、最低でも6ヵ月以上は必要なので、注意しましょう。

他社借入件数が3件以上

楽天銀行スーパーローン以外で、すでに3件以上の借入れがあると、審査には通りません。

ここでいう「借入れ」に含まれるのは、次の3つです。

  • キャッシング・カードローン・住宅ローン・自動車ローン・教育ローンを含む個人向けのローン(金融業者の種類を問わず)
  • クレジットカードのリボ払い・分割払い
  • 奨学金

たとえば、すでにカードローンで2社、自動車ローンで1社の借入れのある人が楽天銀行スーパーローンに申込みをしても、審査には通りません。

上記基準は、106人の楽天銀行スーパーローン利用者へ電話取材を行い、そこから抽出した審査否決者のデータをもとに作っています。

信用情報に事故情報の記録がある

信用情報に金融事故の情報が記録されている場合は審査に通りません。

信用情報って何?

私たち利用者と、金融業者(銀行・消費者金融・クレジットカード会社等)との取引履歴は、全て信用情報機関に記録されています。

たとえば、

「クレジットカードに申込みをした」
「カードローンで1万円借入れた」
「自動車ローンで2万円返済した」

これらの履歴は、すべて信用情報機関に残っているのです。

この履歴のことを信用情報と呼びます。

楽天銀行スーパーローンにかぎらず、
ローンの審査では必ず申込者の信用情報を確認されます。

そして、現在・過去の取引に問題がないかをチェックされるのです。

信用情報については、こちらで解説していますので、もっと詳しく知りたい場合はご覧ください。

金融事故って何?

過去に金融事故を起こしたことがあれば、その事実も信用情報機関に記録されます。

いくつか代表的な金融事故を挙げてみましょう。

金融事故の種類 内容 登録期間
長期延滞 2~3ヵ月以上 ローンやクレジットカード等の支払いを延滞すること 延滞解消日から数えて最長1~5年
債務整理 合法的に借金を整理する手続き(任意整理、破産など) 債務整理の発生日から数えて最長5~10年
強制解約 金融業者から強制的に契約を解除されること 解約実行日から数えて最長5年
代位弁済 保証会社が利用者の返済を肩代わりすること 代位弁済の発生日から数えて最長5年

金融事故の記録が消えるまで、審査には通らないと思ってください。

ちなみに、金融事故についての詳しい説明は下記をご覧になってみてくださいね。

信用情報に延滞の記録がある

ローンやクレジットカードの支払いを延滞する(※1)と、その事実が信用情報機関に記録されます。

最短で延滞初日に記録され、一度記録されると延滞解消後も最長1~5年は残るので、かなり痛いですよね。

楽天銀行スーパーローンの場合、信用情報に1つでも延滞の記録があると、それだけで審査に通りづらくなるので、注意が必要です。

※1
下記の延滞情報を確認されます。
・ キャッシング・カードローン・住宅ローン・自動車ローン・教育ローンを含む個人向けのローンの延滞
・ クレジットカードのリボ払い・分割払い支払い延滞
・ 奨学金の返済延滞
・ 携帯電話の割賦払いの延滞

楽天銀行スーパーローンで15営業日以上延滞した

過去に楽天銀行スーパーローンを利用したことがある場合、当時の利用状況は楽天銀行内のデータに残っています。

そのため、過去に15営業日以上延滞した記録がある場合、審査には通りません。

申込内容にウソがあった

申込内容にウソがあった場合、発覚した時点で審査に落ちてしまいます。

たとえば、次のような虚偽申告は、すべて審査落ちに直結します。

  • 年齢を偽る
  • 年収を偽る(実際の年収より高く申告する)
  • 他社借入件数や金額をごまかす

楽天銀行スーパーローンへ申込む際、本人確認書類と収入証明書を提出するため、年齢・収入を偽ることはできません。

また、他社借入情報は、信用情報機関を通して確認できるので、ウソをついたら必ずバレてしまうと思っておきましょう。

まとめ

それでは最後に、楽天銀行スーパーローンの審査に関するポイントをまとめたいと思います。

審査に落ちるのはこんな人

  • 年齢条件を満たしていない(満年齢20歳以上62歳以下の方、ただし、パート・アルバイト、及び専業主婦の場合は60歳以下)
  • 安定した収入(月1回以上)がない
  • 投資・年金・生活保護・失業保険による収入しかない
  • 日雇いアルバイトである
  • 過去に犯罪に加担した会社や、反社会的勢力に関係する会社に勤めている
  • 在籍確認の結果、「勤務先が実在しない」もしくは「申込者が勤めていない」もしくは「休職中である」ことがわかった
  • 勤続期間が6ヵ月未満
  • 他社借入件数が3件以上
  • 信用情報に金融事故情報の記録がある
  • 信用情報に延滞の記録がある
  • 過去に楽天銀行スーパーローンで15営業日以上の延滞をしたことがある
  • 申込内容にウソがあった

いかがでしょうか。

楽天銀行スーパーローンの審査基準は、大手消費者金融に通じる部分が多く、そこまで条件が厳しいという印象はありませんでしたね。

ただし、上記で挙げた条件に該当する場合は、資金使途を問わず審査に落ちてしまうので、注意しましょう。

最後になりましたが、一般的なキャッシング・カードローンの審査基準を知りたい方は、下記の情報も参考にしてみてください。

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