【体験談】事業失敗による借金。。。電気をとめられるまでに;;

私が独立して事業を始めた頃、資金繰りがうまくいかず、遂には電気をとめられるまでになってしまったときのことをお話させて頂きます。

【体験者の情報】
名前:山本 高志(仮名)
性別:男性
お金に困った理由:事業の失敗
何を滞納したのか:電気料金
滞納金額:約10,000円
当時の職業:ソフトウェア受託開発
当時の年齢:32歳
当時の借金の合計額:最大400万円

あれは、私が事業を始めたばかりのころの話です。
当時は結婚して子供もでき、自分に一番自信をもっていたころでした。「俺の技術はすごいのだ。いい技術持っているんだから仕事なんか楽勝さ。」と勘違いしていた時期でもあります。

毎年のように家族旅行に行き、欲しいものはよほど高価なものでなければ買えた時代でした。もともと自分も嫁も派手な生活スタイルでなかったので、必要なときに必要なものを買う程度の生活でした。

私はいままで勤めていた会社をやめ、自分でソフトウェア会社を立ち上げました。ソフトウェア会社といっても、自分一人で自宅で開発しているので、会社というよりは趣味の延長のようなものでした。

しかし、いざ自分ではじめてみると、入ってくるお金より出ていくお金の多いこと多いこと。すさまじい勢いで出ていきます。あっという間に貯金は底をつき、日々の生活にも支障をきたすようになってきて、だんだん生活が荒れてきたとき、ついにあの出来事が起こりました。

当時、仕事自体は山ほどあり、来る仕事を断らず、すべて受注してしまったため、納期が重なったり、納品まで時間がかかりすぎということでキャンセルになってしまったりということもありました。打合せなどで家に帰る時間も不定期だったり、帰ってきても開発の仕事をしたりと、なかなか家族との時間も取れなかったので、嫁と子供を里帰りさせていた時期のことです。

いつものように真夜中に帰宅し、玄関の明かりをつけようとスイッチを『パチッ』と入れました。

・・・ん?
つかない?

何度かスイッチを入れたり切ったりしてもつきません。
ブレーカーでもとんだか?と思い、ブレーカーを確認しても大丈夫そうです。

ふと玄関のドアについているポストを見ると何か入っています。外の明かりで読んでみると『送電中止のお知らせ』というものが入っていました。

「ああ、電気をとめられていたんだ。」と妙に納得した後、体の力がぬけ、涙があふれだしてきました。こんな夜中まで仕事してるのに、電気も止められて何やってんだろう?という情けない気持ちと家族に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

電気代を借金でまかなうことに・・・

翌朝、銀行口座の残高を確認しましたが、当然払えるはずもなく、やむを得ず借金をして電気料金を支払いました。これがあらたな泥沼の始まりでした。

あまりに気軽に借りられてしまったことや、後先考えずに借りまくってしまったため、一番多いときは借金が400万円を超えていました。

利息を返すために新たな借金をつくる・・・絵にかいたような借金のパターンにはまっていったのです。

まわりの助けで減らせた借金

借金のことは嫁には相談せず、嫁の「どうなっているの?」という問いかけには「大丈夫!」とだけ答えて、そのことで何度も衝突し、離婚寸前まで話が進んだこともありました。

やがて、どうしようもなくなり、嫁に状況をすべて話しました。嫁のへそくり、両親からの援助、仕事仲間からすぐに現金がもらえる仕事を融通してもらうなどして何とか返済し、100万円を切るくらいまでにはなりました。しかし、借金が減っただけで生活が楽になったわけではないので、相変わらず苦しい生活を続けています。

その後の生活について

今は自営もやめ、いち会社員として生活していますが、いったんつまずいた生活をもとに戻すのは大変なことです。ゼロからの出発ではなくマイナスからの出発なのです。

今ではそれこそ生活保護や自己破産をしたりするところなのでしょうが、当時はそんな考えは全くなく、とにかく毎日その日のことで精いっぱいでした。

借りては返す、足りなくなりまた借りる。を繰り返しているうちに、いったんは減った借金もまた増えだしています。それでも家族4人で元気に生活できています。あきらめなければ何とかなるものです。

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