借金の踏み倒し体験記。最後には請求書も来なくなる!?

母の葬儀のお布施代のためにはじめてのキャッシング。その後、生活費や遊興費のためにキャッシングを繰り返していたものの、とうとう返せなくなり、結果的に借金を踏み倒してしまった私の体験談です。

体験者の情報

名前:真坂 和雄(仮名)
性別:男性
お金に困った理由:母の葬儀へのお布施代から始まり生活費や遊興費
何を滞納したのか:消費者金融への返済
滞納金額:30万円(推定)
当時の職業:会社役員
当時の年齢:28歳
当時の借金の合計額:約30万円
会社名:アイフル

母の死。一難去ってまた一難

「一仕事」終えた私は、葬儀屋から出るとすぐさまタバコに火を付けました。
まさに怒涛の4日間でした。

母は急に倒れると脳死状態に。そしてその後2日と待たずに亡くなりました。全てが「急」でした。母の年齢的に、「死」などまだ先のことだと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。

しかしショックを受けているひまはありません。
この後、やるべきことがたくさんあるのです。

まず私は、その後いくつかの葬儀屋に連絡して葬儀の手配をすることに。
しかし葬式代とは何と高いことでしょう。
このときはじめて生命保険などの保険の必要性がわかりました。

20代がそんなまとまった大金を持ち合わせているわけがありません。
かといって葬式をあげないわけにいきません。

幸い、一つの葬儀屋で比較的安くローンが組めることを知りました。私はここしかない!と思い、その葬儀屋に行って申し込み、支払いはローンを組んで払って行く事に。これが、人生初のローンでした。

その後、少し落ち着いてから親戚に今の状況を伝えたところ、「あんたお布施とかどうするの?」と叔母の言葉。

えっ!全く考えていなかった...。
どうしよう!
またお金の工面を考えなければならなくなりました

かくなる上はキャッシング

本当に全くお金がありません。
親戚からお金を借りることも考えましたが、母の入院中にもいくらかお金を借りていたので、正直頼みづらい感じでした。

お布施は戒名にも関わるらしく、あまりお布施を出せないといい戒名を付けてもらえないと聞いたことがあります。式を挙げられても粗末な戒名では、これでは母が浮かばれません。

そう思いながら歩いていると、ふと通りのビルの上に、アイフルの広告看板があるのが目に入りました。(当時チワワのCMで話題になっていましたね。)

もう、ここで借りるしかないな。
正直、消費者金融にはいいイメージがありませんでしたが、他に算段がありません。

そう思った私は一旦うちに帰り、保険証(本人確認書類)をカバンに入れると、すぐに来た道を戻ってアイフルに向かいました。

アイフルの「自動申込機」がある個室に入ると、スピーカーから人の声で話しかけられました。見ると正面にカメラらしきものがあります。「自動申込機」と言ってもコンピュータ相手ではないようです。改めて緊張しました。

向こうの指示する書類を書き、それをまた指示通り、トレイのようなところに置きます。そして回収されます。本人確認書類(コピー)もそのトレイを介して渡しました。

「審査しますので、しばらくお待ちください。」

このとき会社に、「私が本当に在籍しているか?」どうか確かめるために連絡を入れたようです。いわゆる在籍確認というやつですね。

この間、随分と待たされたような気がしましたが、その後、機械からキャッシュカードが出た段階で時計を見ると40分くらいだったかと思います。終わってみるとあっけないものでした。

葬儀代のローンに続いてまた借金をしてしまったことに対して一抹の不安は感じましたが、仕方ない、これもお布施代のためです。私は15万円だけキャッシングすると、お財布の奥にカードをしまいこみました。

繰り返されるキャッシング

その後は、同時期に組んだ葬儀代のローンと同じく、毎月請求のあった額を期日通りに返していました。

アイフルのカードもタンスの奥にしまい、使うことはありませんでした。
このまま返していけば何の問題もありません。
...そんなときでした。

会社の都合で、毎月入るはずの役員報酬が入らないことになってしまいました。

私は知人と会社を興していたのですが、何せ立ち上げたばかりです。満足に売上を上げることができずに安定しない日々が続き、事務所として借りているところの家賃や各種の支払いが滞り始めました。

しまいには給与の遅滞も...。従業員の皆さんに給与を支払えないにも関わらず、私たち役員が報酬をもらうわけにはいきません。それで結局、自分たちの役員報酬をカットしたのです。

しかし、その後状況はあまり変わることなく、自分たちの役員報酬は支払われないまま3カ月目に突入しました。さすがに3ヶ月となってくると、自分自身が生活できなくなってしまいます。

そこでやむなく、眠っていたアイフルのカードを使い、2万円キャッシングしました。今回だけの例外だと思いながら。

次の月から払う額が若干増えました。

どうも借入時の残高に応じてその月の返済額が決まるようです。私は少し戸惑いましたが、ただ返していくしかありません。その後、なんとか工面しつつ地道に払い続けました。

それから半年ぐらい経ったある日のことでしょうか、職場の人間と久しぶりに飲みに行こうということになりました。「お金もなくて仕事もきついけど、頑張っていこうよ、景気づけた!」ということで、飲みに出かけました。

宴が終わり、お会計をして仲間と別れ、いい気分で歩いていたとき。ふと残金が気になり、財布を見てみると...そこにはもうお札が一枚もありませんでした。
そして、絶望に打ちひしがれる私の目に飛び込んできたアイフルのカード。

まあ、1万円か2万円くらいはいいかな。
こうして、私はまた借りてしまったのでした。
このときは完全に酔っていたと思います。

しかも、融資上限額が増えていたのをいいことに、さらに1万円ほど多く借り入れてしまったのです。今から考えるとこれが運のつきでした。

借りるは易し、返すは...?

その後は、まるで「自分のお金」のような感じで頻繁にキャッシングしていたと思います。

私はお酒が好きで飲むと気持ちが大きくなる傾向があったので、そんなときは特にキャッシングしていました。

それから約1年後のある日、月々の支払い額を見ると、なんと当初の倍近くの額に・・・。

それ以外に、葬儀代のローン返済もあります。
また、相変わらず会社は火の車です。

...完全に「ギブアップ」。
もう返せない!
このとき、心の中で観念しました。
これ以降は、全く返済をしないようになります。

その後どうなったのか

この頃になると、葬儀代のローンの返済も厳しくなりました。
返済が滞納しだすと、私の携帯電話や会社に、ローン会社から繰り返し督促の電話がかかってきました。

しかし、アイフルからは不思議と督促電話が一切かかってきませんでした。
請求書は来るものの、電話は一切かかって来なかったのです。

これについて一つ思い当たる節があるとすると、当時、「アイフルの取り立ては乱暴だ、違法だ」などとニュースで話題になっており、またアイフルの業績が悪くなったという報道がなされていた時期だったので、その対応に追われていて、電話や訪問などの取り立てをしている余裕がなかったのかもしれません。これはあくまでも私の推測ですが。

自宅に届く請求書も、気がつけばアイフルではなく個人名で来るようになっていました。別の債権回収会社に回ったのでしょう。

その後、3年以上が経過しました。
気付いたら、アイフルから請求書さえも来なくなっていました。

その後、私が放置したローンがどうなったかは正直知りたくないですが、おそらく不良債権として計上されたのではないでしょうか。

また、今回私が踏み倒した借金の情報が、事故情報として個人信用情報に載ったことは間違いないでしょう。(現に、ローンやクレジットカードを組もうとしても一切審査に通らない状態です。)

今回、私は結果的に借金を踏み倒してしまいましたが、(当然ながら)これは決しておすすめしません。もしどうしても借金を返せない状態になったら、踏み倒しではなく、債務整理をして問題を解決するようにしましょう。

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