5%の金利が0になる交渉術。バンドマンのキャッシング体験から学ぶ

当時売れないバンドマンだった私がキャッシングをし、一時期は総額300万円までに膨れ上がったものの、どうにか完済したときの体験談についてお話します。

体験者の情報

名前:浦部 智康(仮名)
性別:男
会社名:アイフル、デイック、プロミス
借入件数:3件
利用時期:1997年頃
当時の職業:フリーター
当時の年齢:20歳
当時の借金の合計額:100万円

売れないバンドマンはお金がない

当時、私は売れないバンドマンでした。(パートはギターでした。)

顔を売るために全国のライブハウスを回り、京都(地元)にいる間はスタジオで練習、そしてデモテープ音源を作るためにレコーディング・・・。

忙しい割に売れていないので、出費ばかりが重なりました。

とてもじゃありませんが、アルバイトをしてもバンド経費と生活費の両方稼ぐのは時間的に無理でして、もちろん私だけではなく、当時のバンドメンバーもみんなお金がありませんでした。

はじめてのキャッシング

そんな私が初めてのキャッシングをするのに、そう時間はかかりません。

一番最初に門を叩いたのは、確かアイフルだったような覚えがあります。

アイフルを選んだのは、当時CMをたくさん放映している大手ということで、なんとなく安心感があったからだと思います。

まだ無人契約機もそれほど無かった時代です。いくら大手の企業とはいえ、私は初めての消費者金融にかなり緊張しながら、店舗の受付窓口に向かいました。

対応してくれたのは、二十代半ばと思しき爽やかな好青年でした。
「こちらへどうぞ。」

とにこやかに微笑み、丁寧に席へ案内してくれた青年のおかげでそれまでの緊張が少しほぐれたのを覚えています。

融資について一通り説明を受け、申込用紙に私の個人情報を記入。

「それでは、審査完了まで30分ほどお時間を頂きますので、もう一度、その時間に店内へお越しくださいませ。」

まだ携帯電話が普及するかしないかぐらいの時代だったので、当時はこれが当たり前だったんですね。

そして30分後。
一刻も早く審査結果が知りたかった私は、5分前に店内に戻ってきてしまいました。

「もうすぐ審査結果が出ますので、もうしばらくお待ちください。」

そして待つこと10分。

私のことを対応してくれた青年がにこやかに席へ戻ってきました。

「浦部様。大変お待たせ致しました。審査の結果、今回は初めてのお申込みということですので、20万円のご融資をさせていただきます。ご返済を遅れずにきっちりとしていただければ、いずれ融資枠が増額することもございますので、どうか今後ともよろしくお願い致します。」

まるで嘘のようでした。

バンドマン兼ただのフリーターである私が、1カ月にアルバイトで稼ぐ金額以上のお金を借りることができたのです。

まさかこんなに簡単に20万円もの大金が融資されるとは思ってもみませんでした。

あまり記憶が定かではありませんが、金利は確か28%でした。

今思えば法外な金利ですが、その時の私は天にも昇る気持ちだったので、あまり深くは考えていませんでした。

増えていく借金・・・。そして、返済の遅延

私はそれから半年の間、アイフルを含めた3件の消費者金融に再び借り入れをしてしまいました。

アイフルで30万円(契約から3カ月目で融資枠増額)
ディックファイナンスで50万円(初回申し込み)
プロミスで20万円
合計:100万円

もちろんバンド経費や生活費のために借入をしたのですが、今思えばその半分は交際費や遊興費に消えていたと思います。

しかし二十歳そこそこの男に100万円もの借金は大金です。1年も経たないうちに、返済の遅延が出てきました。

あらかじめ、返済が遅れる旨を業者に伝えておけばこんなことにはならなかったのですが、私はそれを怠ってしまったため、バイト先へ催促の電話がかかってきました。

契約をしてもらった時とは別人のような口調で厳しく返済を迫るディックファイナンスの担当者。

次回の入金日に対し、何度も「その日の入金で間違いないんですね?」と釘を刺すプロミスの担当者。

その中で、アイフルだけは終始 腰が低かった記憶があります。

ついに4件目の借金!

それから何カ月かはなるべく期日までに返済をするように心がけていましたが、あるとき体調を崩して入院してしまい、どうしても返済自体が出来ない月がありました。

そして私はとうとう4件目の借り入れを決意

早速、私は最寄の消費者金融に向かいました。もうこの頃になると、審査さえ通ればどこでも良かったんです。

向かった先にあるのは武富士でした。

「もう大手は融資してくれないかな・・・」と不安に思いながらも申込用紙に個人情報を記入していましたが、審査の結果はなんと・・・

30万円の融資を受けることに成功したのです。

審査が通らなければ消費者金融をハシゴする気持ちでいたので、嬉しいながらも少々拍子抜けしてしまいました。

その後、借金は返せたのか?!

それから5年後。
私はバンドを辞めて、夜の世界に飛びこんでいました。

一時期、借金は件数7件、総額300万円に膨れ上がっていましたが、がんばった甲斐あってか、そのうち4件は完済、残りの3件は金利を下げてもらうよう交渉し、ようやくその3年後に返済することができました

ちなみに金利交渉ですが、これは私が支払いを遅延した時に、そのほとんどが業者側から持ちかけられたものでした。

流れはこういった感じです。

「このままでは、月々のお支払いも厳しいでしょう?そこでご提案なのですが、今の金利28%を5%までに引き下げるということで、上の者に掛け合ってみましたところ、OKが出たのでお伝えさせていただきました。いかがでしょうか? これなら浦部さんのペースでご返済いただけると思うんですが・・・。」

願ってもない話です。

1件はそれで承諾したのですが、2件目、同じような金利交渉を業者側からされた時、そこで何を思ったのか、私は思わずこう口走ってしまいました。

「5%まで下げられるのなら、金利0にして下さい。何も払わないとは言ってないんです。5%の金利でも厳しいのには変わりないんです。」

さすがに業者もこの返答には首を縦に振りませんでした。

そこから20分ほど押し問答を繰り返し、とうとう上の人間が直接電話口に出てきてくれました。

その末、出された結論は・・・。

「分かりました。お支払いしていただける意思はあるようなので、今回だけ特別に金利を0にさせていただきます。その代わり、これからは遅延が無いようお支払いをお願い致します。」

嘘のような話ですが、これで本当に金利がゼロになったのです。
ちなみに3件目は、私から金利交渉をお願い致しました。

いくら金利が無くなったからとはいえ、返済が大変だったことには変わりないんですが・・・。

もう二度とキャッシングはしたくありません。

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