リボ払いの危険な罠!なぜ10万円の借金完済まで3年もかかるのか?

今回は、海外旅行費用のために軽い気持ちでキャッシングを利用した山田さん(女性)の体験談です。

山田さんは無利息サービスのあるキャッシングに申込み、翌月にでも全額返済しようと思っていました。

しかし、結果的には3年にわたって多額の利息を払うことになってしまったのです。

なぜこんな結果になってしまったのでしょう?

そこにはリボ払いの危険な罠がありました。

リボ払いの怖いところは、知らないうちに、多額の利息を払ってしまう点にあります。

今回は、山田さんの体験談をもとに、

  • なぜリボ払いが危険なのか?
  • すでに利用してしまっている場合はどうすればいいのか?

この二点を専門家の視点から解説しました。

これをご覧になって、もう無駄な利息を払い続けるのを止めましょう!

体験者の情報

名前:山田 晴子(仮名)
性別:女性
会社名:ノーローン
借入件数:1件
利用時期:2007年10月~2010年12月
当時の職業:フリーター
当時の年齢:22歳
当時の借金の合計額:10万円

この記事の編集者情報

  • 東藤 匠私が編集者です!

    日野市在住の30代男性。妻と息子と娘が各1名ずつおります。これまで家計管理は妻に任せきりでしたが、2016年の独立を機に収支意識を持つようになりました。お金という切り口で物事を見ると、知っているはずの情報にまったく違った側面があることに気が付きます。ファイグーでは、正確な情報を的確に提供することで「かゆいところに手が届く記事」を第一にしていますが、欲を言えば、かゆいところに留まらず「好奇心をくすぐる」ところにまで手を伸ばそうと企んでいます。

軽い気持ちで10万円をキャッシング

大学を卒業して、1年ほどフリーター生活をしていた頃の話です。

大学時代の友人の誘いで、海外旅行に行くことになりました。

引越し直後で金欠気味だった私は、

「来月の給料でまとめて返せればいいや」と思い、カードローンで旅行代金5万円を借りてみることにしました。

拍子抜けするほど簡単だった初めてのキャッシング

正直なところ、キャッシングにはあまり良いイメージがありませんでした。

私は返済方法や利息などにも無知でしたから、利用することに対して少し怖さも感じていたんです。

だから、「1週間無利息」のテレビコマーシャルで有名なノーローンで借入をすることにしました。

身分証明書(健康保険書)と給与明細(3か月分)と印鑑を持参して、いざノーローンの無人契約機へ。

無人契約機内で、パネルの案内に沿って書類を書き、各種証明書をFAXのような機械?で提出。無事審査に通り、ものの30分ほどでカードが発行されました。

借入限度額は10万円。利息18%でした。

このときは、「来月にはまとめて返すから大丈夫だろう」と思っていたので、まさか今後3年間も支払いが続くとは夢にも思っていませんでした。

リボ払いで遠のく完済日と増える利息

借入翌月、初めての返済日を迎えました。

返済日がわずかに給料日の前だったので、約束通り(最低返済額)3,000円(元本1,500円 利息1,500円)を返済。

毎月3,000円でいいのか!」と気持ちが楽になってしまい、翌月もその翌月も、毎月3,000円のみの返済を繰り返しました。

「借入の翌月に全額まとめて返済する」という、当初の私の予想はどこへいってしまったのでしょうか。。。

そして、返済開始から約1年後。

私はこれまできちんと明細をみたことがありませんでしたが、ふいに「いくらまで返済が終わっているのか」が気になり、明細を詳しくみてみることにします。

中身をみて愕然としました。

1年も返済してるのに、減った元本はたったの2万円!?

まだ元本が8万円も残っている!!

そう、ノーローンの返済方式はリボルビング払い

毎月の支払額が定額で、額面を低く抑えられるメリットはありますが、元本の減りがとても遅いというデメリットがあったのです。

最終的には借入額よりも支払った利息の方が多い、なんてこと十分にありえます。

私はただただ驚くばかりでした。

返済遅延は絶対にダメ!

元本の減りが遅いことに気づいてからも、3,000円という異常に低い返済額の魔力に取りつかれた私は、3,000円のみの支払いを続けていました。

そんな時に事件は起こります。

返済日直前にインフルエンザにかかってしまい、10日間ほど自宅から一歩も出られない状態になってしまったのです。

当然、返済もできなかったのですが、そのときの私は、ノーローンから催促の電話を無視してしまいます。

知らない電話番号だったから出なかったわけですが、これがよくありませんでした。

その数日後、ノーローンの回収委託業者と名乗る方が私の自宅にやって来ます。

病み上がりの私はびっくり!

その場でノーローンの担当者に電話するように促され、言われたとおりに電話をかけました。

担当者に事情を話すも(再三の電話連絡を無視していたため)、取り入ってもらえず、「今からすぐに返済に行ってください。」の一点張り。

自分に非があるとは言え、借入れから今までノーローンの誰とも接触したことがなかったので、急に自宅を訪問されたことに恐怖を感じました。

そして、自分が負債者であることを強烈に意識させられたのを覚えています。

元本を意識して返済すれば完済が見えてくる!

それからというもの、(返済日までに確実に返済するのは当然のこととして)返済のときに財布に入っているお金をなるべく多めに(少なくとも1万円以上)返済へ回すようになりました。

これが大きかったです!(10万円を1年間で返すには、毎月1万円以上返済していけばいい。こんな当たり前のことに気づくまで2年近くかかるとは思いませんでした。。。)

毎月返済するたびに、明細の元本残額が1万円以上減っていることを確認。

元本の額面が減っていくのをみて、初めて借金を返している実感が持てるようになりました。

結果的に、約3年かかって総額20万弱を完済しました。

借金は自分のお金ではない

今、振り返ると一番の反省点は、キャッシング用のカードを銀行のキャッシュカードと同じように使ってしまっていたことでしょう。

順調に返済していけば、どんどんと借入可能額が増えます。

この借入可能額=預金残高のように考えていたのが私のいけないところです。

毎月3,000円を返済しながら、借入可能額に余裕が出てくるとまた借入を繰り返してしまう・・・。今思えば本当に恐ろしいことをしていました。

当初の計画通り、10万円を借りて翌月から2万円ずつ返済することができていたら、わずか5か月で完済できていたはずです。

返す見込みときちんとした返済計画がなければ、借金はどんどん膨らんでいきます。

くれぐれも、ご利用は計画的に。

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