大学生の頃、私は音楽活動にのめり込み過ぎて、かなりの金欠状態になったことがあります。
携帯料金も払えず、止められる寸前。
もし止められたらバイトも探せなくなるので、なんとかしてお金をすぐにつくる必要がありました。
といっても、完全な自業自得のため、家族に相談することも出来ませんし、まわりの友人に迷惑はかけられません。
こうして私は、生まれて初めて消費者金融を頼ることになったのです。
当時学生だった私が借入先として選んだのは学生ローン「カレッヂ」でした。
今回は、カレッヂを選んだ経緯から完済するまでのことを話したいと思います。
※ 後半では大手消費者金融と学生ローン「カレッヂ」を徹底比較しています(編集より)。
体験者の情報
名前:安田 剛
性別:男性
当時の年齢:25歳(大学生)
借入先:カレッヂ
借入額:10万円
利用時期:2009年
私が「カレッヂ」を選んだ理由
消費者金融を利用する決心はついたものの、問題は「どこで借りるか」です。
「大手だと学生には貸してくれないだろう...」
そう思った私は、学生ローンにしぼって探すことにしました。
そして、インターネットでいろいろ検索した結果、カレッヂという学生ローンを利用することにしたのです。
ほかにも学生ローンはいくつかありましたが、決め手は歴史の長さでした。
カレッヂは1977年創立です。
「もし悪徳業者だったら、30年も続かない。こんなに長く営業しているならきっとまっとうな会社だろう」
単純ですが、当時の私はそう考えたのです。
審査ではどんなことを聞かれる?
申込みは電話でおこない、その後のやりとりも電話かメールでした。
審査のときに聞かれたのは、下記のような内容です(自宅の住所、電話番号、携帯の番号など基本的なことは省略)。
大学について
融資について
- いくら借りたいか
- なぜ借りたいのか
- 他社で借入れがあるか
実家について
- 実家の住所、電話番号
- 両親の名前
- 祖父母の名前
- 両親の職業
- 収入
収入について
- アルバイトをしているか
- 週に何日働いているか
- 月収はいくらか
- 勤務先はどこか
カレッヂについて
- カレッヂをどこで知ったか
- 以前、カレッヂを利用したことがあるか
審査は30分くらいかかりました。
そして、電話の後、学生証や健康保険証ともう1点(住民票等)の画像をメールで送り、承認となりました。
追加でお金を借りると金利が安くなる?
最初は3万円を借りることにしました。
すぐにバイトが見つかっても、給料が振り込まれるのは はやくて数週間後になりますし、しばらくやりくりできるお金が欲しかったからです。金利は年18%でした。
その後も追加で何度か借りてしまい、借入額は10万円までふくらみました(ちなみに、私が審査のときに申告した月収は5万円です)。
また、私は3回以上、追加の借入れをしたので、パール会員からゴールド会員にランクアップしました。
カレッヂの担当者に「金利が少し安くなる」と言われましたが、実際どのくらい安くなったのかはわかりません。
その後、私は無事カレッヂからの借入れを完済することができました。申込みから半年後だったと思います。
ちなみに、完済するときは、カレッヂに「完済したい」と申し出て、現在の残高を1円単位で教えてもらいます。
そして、その金額をその日の15時までに入金すれば無事完済となるのです。
カレッヂの良かったところ・不満なところ
まず、良かったところについて。
カレッヂは、返済日の前後10日まで返済可能なので、10日の延滞はおとがめなしでした。
そのため、返済日に返せない時は、10日遅れで返したりしていましたよ。これはとても助かりましたね。
また、いつでも返したいときに返済できるところも良かったです。
決められた返済日でなくても、お金が入った時に入金すれば、その分を元本から減らしてもらえました。
オペレーターのお姉さんの対応も丁寧でした。
ただ、やはり大手消費者金融のオペレーターさんに比べると、「あまりやる気が感じられないな」という印象もありました。
次に、不満なところですが、正直、特に大きな不満はありません。
強いて言うなら「借金の残高」等の情報がネットで見られるようになれば便利だと思います。
そのほうが返済計画も立てやすいので。
以前、電話で申込みしましたが、電話対応が悪く、また電話したいと思わなくなり、ここでの融資申込みはやめました。電話対応がキツイです。
現在はネットや電話からの申込みも可能になり、セブン銀行と提携しているようです。
本日、申込みをしてただいま審査中ですが、担当してくださった女性の方が物腰柔らかに説明してくださったので緊張もほぐれました。