私がインドネシアのバリ島を旅行したときの話です。
飛行機代もホテル代もすべてクレジットカードの分割払いで支払いました。

【体験者の情報】
名前：図円 芽衣子（仮名）
性別：女性
当時の職業：自営業・時々会社員
当時の年齢：50歳
借金の合計額：約20万円
会社名（借入先）：三菱UFJニコス（分割払い）
借入件数：1件
利用時期：2011年10月～2012年9月

旅行は好き！でも収入は不安定で・・・

私の仕事のスタイルは「週に3日出勤、残りの日は自宅でライター業」という少し変わったものです。

「好きなことをして暮らしたい」ため、このような働き方を選んでいますが、収入はかなり不安定です。

そんな私ですが、ライター業での得意分野の一つに「アジア旅行記」があります。もともと旅行が大好きだったので、わずかなお金を工面してアジアの国々に行き、その旅行体験を元に、さまざまな文章を書いていました。

バリの高級ホテルの宿泊券が当たった！

「そろそろまた旅行に行きたいな」と思っていたある日、キャンペーンでバリ島の高級ホテルの宿泊券（2泊分）が当選しました。

「一流ホテルに2泊もタダで泊まれるなんて！」
私は舞い上がりました。

しかし、「タダほど高いものはない」と言いますが、なんと現地に行く飛行機代は自分持ちでした。

それにせっかくバリ島に行くのだから、たったの2泊では足りません。

そこで飛行機代、宿泊代（追加の2泊分）を用意する必要がありました。

支払いは全て三菱UFJニコスカードで

当時の私には余裕がなく、飛行機代や宿泊代にまわせるお金なんてありませんでした。しかし、せっかく当選した宿泊券を無駄にしたくない！ここは多少無理してでも行こう！と意気込んでしまったのです。

頼みの綱は、20年以上愛用している三菱UFJニコスカードでした。

これは私のメインカードで、公共料金の支払いからネットショッピングの支払い、旅行の支払いまで、すべてに使っていました。利用限度額は120万円以上だったと思います。

分割払いの金利手数料は（支払回数によって異なりますが）12.30～15.00％でした。

バリ島旅行を決行！

こうして三菱UFJニコスカードを手に、知人と2人でバリ島に行きました。

自費で負担しなければならないのは、航空券代（2人分・往復）12万円、そして自分で手配したホテル代（2泊分）5万2,000円です。

私が自分で予約したホテルは3階建てのコテージでした。コテージの宿泊料は1泊2万6,000円。これは何人で泊まっても同じ料金です。

しかも食事3食とヨガの1レッスンが付いてこの値段なので、破格でした（私はこのとき、日本の旅行会社を通さずホテルに直接予約を入れました。そのほうが断然安くなることが多いです）。

それでも私の経済状態では、一括で払うことができません。私はホテルでの精算時、宿泊代をとりあえず一括払いにしておきました。

そして帰国してから、三菱UFJニコスカードのホームページで5回払いに変更するのです。私はインターネット会員になっているので、ホームページから簡単に変更することができました。

帰国してからが地獄？！

私は大満足でバリから帰ってきました。

そしてすぐに三菱UFJニコスカードのホームページで、支払方法を「一括払い」から「分割払い」へ変更しました。

今回の旅行の支払額と利息の内訳を整理してみると、以下のようになります。

飛行機代：12万円
支払回数：12回
金利手数料：14.76％
支払利息：9,804円
支払総額：12万9,804円

ホテル代：5万2,000円
支払回数：5回
金利手数料：13.50％
支払利息：1,765円円
支払総額：5万3,765円

ただ、支払いは思ったより楽でした。

というのも、旅行に行ったのは3月だったのに、飛行機代の請求がきたのは10月だったからです（ホテル代の請求は3月からはじまりました）。

つまり、二つの請求に半年ほどタイムラグがあったので、これらをまとめて支払わずに済んだのです。

おかげで多い時でも、普段より2万円増しくらいの支払いで済んだのです。

ただし、支払回数を多くするとそれだけ利息がかさみます。私も、それぞれ12回払いと5回払いにしたため、結果的に1万円以上の利息を支払うことになりました。

とはいえ、今もお金がないので、今後も旅行に行く時はカードの分割払いを使わざるを得ないでしょう。

お金が貯まるまで待っていたら、いつまで経っても旅行に行けません。やはり旅行は、行こうと思った時に行った方が楽しいに決まっています。

少し高い利息を払いましたが、この時のバリ島旅行も行って良かったと思っています。