1万円のキャッシングから多重債務になってしまった私の体験談

「1万円の借金から始まる多重債務者への道のり」

気軽な気持ちではじめたキャッシング。
あと1万円、あと1万円と借入を繰り返し、気づいたら多重債務者になってしまった私の実体験です。

【体験者の情報】
名前:スギモト ムネノリ(仮名)
性別:男
会社名:武富士・プロミス・アコム・アイフル・ぷらっと
借入件数:5件
利用時期:平成14年〜平成17年ころまで
当時の職業:フリーター
当時の年齢:21歳
当時の借金の合計額:180万位

興味本位の借入からすべてが始まった

フリーターをしていたものの、金欠気味で過ごしていた当時の私。あるとき、「あと1、2万あると生活が楽だなあ」と思いたち、家の近くの武富士(自動契約機)にいってみました。

窓口で申し込みをすると、そのときにいろいろ聞かれるんじゃないかと気になっていたのですが、無人契約機なら気軽に申し込めそう!と思ったのです。

いざ審査へ!

かかった時間はほんの2~30分でした。
審査は簡単で、所定の用紙に名前、家族構成、住所、居住年数、職業、在籍年数、事業所の規模、年収、希望融資額、他社からの借入件数と金額等を記入し機械でスキャンします。

このとき、個人信用情報機関に問い合わせがいくので、他社の契約情報を隠しても簡単にわかっちゃいますから、他社の借入情報は正直に書きましょう。(当然ですが^^;)

スキャンしたあと、画面に従ってタッチパネルで質問に答えます。その中で必要書類に関する質問と書類のスキャンがあります。私がこのとき用意したのは免許証と給与明細です。

一通り終わると、機械の横にある電話を使用して、オペレーターからの質問に答えます。私はこのとき誰とも話さずにすむと思っていたので、ドキドキしながら電話にでました。冷静に考えたらオペレーターがいるのは当然ですよね;;無人契約機とはいえ誰とも話さずに契約はできません。

オペレーターには、スキャンの際にうまく読み取れなかった項目について、未記入の項目について、在籍確認について(個人名で職場に電話をかけていいかの確認)、などのことが聞かれました。

ひと通り質問に答え終わるとしばらく待つことになります。
この間、目の前の画面には返済日や返済方法、注意事項についてなどが表示されます。待っている間はやはりドキドキしましたし、緊張したのを覚えています。

ドキドキの審査結果へ

いよいよ審査結果の発表です。
まず、審査に通らなかった場合は、画面に「申し訳ありません。今回はご希望に添えません。またのご利用お待ちしております。頂いた書類は破棄させて頂きます。」というような文言が表示されます。この時スピーカーからオペレーターが一言、「申し訳ありません。」と言ってくる場合もあります。

契約成立の場合はオペレーターから電話があり、契約金額(借入可能金額)を告げられます。その後機械から契約書のコピーとキャッシングのカードが出てきて、それを受け取り完了です。

契約時の金利はしっかり確認しよう

はじめての契約は10万円でした。
その場では借りずに、しばらく経ってから最初に1万円借りました。
当時の金利は約27%。

最初は知識もなく計算方法もわからないので、なにも考えずに契約してしまいましたが、後々この金利が重くのし掛かってこようとは・・・この時は知るよしもありませんでした。

多重債務になると利息だけで精一杯

その後プロミス20万円、アコム50万円と順調に契約を増やしていき、どちらの会社も限度額いっぱいまで借りるようになりました。今月はいよいよ無理かと思ったところに、契約して1年経つ武富士から20万円増額の連絡がきました。

それも一時しのぎにはなったのですが、金利はどの会社も似たり寄ったりで変化はなく、そのままでした。この金利が非常にきつく、例えば50万円の借入だと利息だけで11,000円ですから毎月大変でした。しかも毎月1,000円ずつくらいしか元金が減らない上に、そんなのが5社もあるわけですから段々精神的にも経済的にも苦しくなっていきました。

多重債務は返済期日に要注意

私の場合は最終的に多重債務になっていましたので、それぞれの会社の返済期日がバラバラでうっかりアイフルの期日を間違えてしまったことがあります。

その時、電話が携帯にかかってきたのですが、それまで一度も遅れたことがなかったせいか、事情を伝えると今日中に利息だけでも入金してくれればOKということで丁寧に対応していただきました。

毎月決められた返済額に満たなくても、利息分さえ納めていればあまり文句は言われなかったような気がします。長期間にわたって利息が欲しいのでしょうから、当然といえば当然ですが。いずれにせよ、多重債務はデメリットばかりですね。

限度額は収入にみあった金額にしよう

特にトラブルというのはなかったのですが、限度額10万円の希望だったのに「今回50万円で契約させていただきます」と希望以上の限度額を設定されたこともありました。使わなきゃいい話なんですが、50万円まで借りてしまい、より深い泥沼にはまる結果になってしまいました。

借金が返せなくなり・・・

結局私の場合、膨大にふくれた借金(約200万円)ににっちもさっちもいかなくなり、特定調停をしてその後2年で完済しました。

キャッシングは、一時的な出費を補うために一時的に借りるぶんには便利でいいですが、それが慢性化してしまうと、あれよあれよという間に借金が膨らんでいきます。(私の場合も、途中からATM感覚になってしまい、借りているのではなく、「引き出している」という感覚になっていました。)

ありきたりですが、キャッシングをするならきちんとした返済計画をたてましょう!また、キャッシングはあくまで借金です。利息をつけて返済しなければいけないものだということもお忘れなく!

【この記事の筆者】
スギモト ムネノリ
1981年生まれ、20歳の時生活の為にはじめて消費者金融を利用する。クレジットもあわせると200万円を超える借金を背負うが、特定調停をし、2年で完済。その時の体験を活かし借金で悩む人の相談にのることもしばしばある。

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