アコムのビジネスサポートカードローンの審査に落ちる人の特徴

アコムには通常のカードローンの他に、自営業者専用のビジネスローンがあります。

その名もアコムのビジネスサポートカードローン。

一番の特徴は自営業者専用であること。

そして、総量規制の対象外であることです。

通常のアコムのカードローンは、年収の3分の1を超えた借り入れができませんから、自営業者のみが利用できるちょっとした裏技のようなローンですね。

この二点以外は、ほぼアコムの通常のカードローンと同じスペックで、最短即日融資、資金使途は自由です。

今回の特集では、実際に審査を受けた方へ徹底取材を行い、審査に落ちる人の特徴をまとめてみました。

公式ホームページにはない情報を盛り込んだので、ぜひご覧になってみてくださいね。

この記事の編集者情報

  • ささき 英雄私が編集者です!

    七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。

ビジネスサポートカードローンってどんなローン?

アコムビジネスサポートカードローンは、「アコムの自営業者専用カードローン」です。

まずは、ビジネスサポートカードローンの特徴を、アコムの通常のカードローンと比較しながら紹介していきましょう。

種類 アコムのビジネスサポートカードローン アコムのカードローン
金利 12.0~18.0% 3.0~18.0%
限度額 1~300万円 1~800万円
申込条件 年齢 20~69歳 20~69歳
職業 自営業者(個人事業主)のみ 安定収入があれば不問
勤続年数・事業年数 1年以上 安定収入があれば不問
資金使途 自由 自由
融資までの時間 最短即日融資 最短1時間融資
総量規制 対象にならない 対象となる

自営業者専用のカードローン

アコムのカードローンは、基本的にどんな職業でも申込みできますし、勤続年数の制限もありません。

一方、アコムのビジネスサポートカードローンへは下記の条件をすべて満たしている必要があります。

  • 20~69歳
  • 自営業者(個人事業主)
  • 自治体への開業申請が済んでいる
  • 事業年数1年以上
  • 確定申告を1回以上していること

法人代表者や、給与所得者(公務員・正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト)は申込みできません。

総量規制の制限を受けない

アコムのカードローンは、総量規制の制限を受けます。

一方、アコムのビジネスサポートカードローンは、総量規制の例外となります。

総量規制ってなに?

貸金業法の総量規制により、「貸金業者が個人に貸付けできるのは年収の3分の1まで」と制限されています。

貸金業者とは、主にクレジットカード会社や消費者金融のことです。

銀行は貸金業者ではありませんから、総量規制の制限を受けません。

ビジネスサポートカードローンは総量規制の例外

アコムは貸金業者なので、本来は総量規制の対象のはずです。

しかし、貸金業法により、「個人事業者として借入れる場合は総量規制の例外」と定められているため、アコムのビジネスサポートカードローンは総量規制の制限を受けません。

法律上は年収の3分の1超の金額の借入れが可能です(※1)

※1
融資の可否や融資額(利用限度額)は審査で決まります。実際にいくら借りられるかは審査を受けてみないとわかりません。

最短即日融資も可能

アコムのカードローンも、ビジネスサポートカードローンも、最短で即日融資に対応しています。

ただ、ビジネスサポートカードローンで即日融資を希望する場合は、必ず店舗か自動契約機に来店する必要があります(※2)

※2
アコムの通常のカードローンなら、すべてインターネット上の手続きのみで即日融資を受けることもできます。

資金使途は自由

アコムのカードローンも、ビジネスサポートカードローンも、資金使途は自由です。

アコムのビジネスサポートカードローンは、いわゆるビジネスローン(事業ローン)ではなく、あくまでも自営業者専用カードローンなので、資金使途の制限はありません。

生活費、レジャー費、引越し費用など、通常のカードローンと同じように利用できます。

金利は高い

アコムのカードローンも、ビジネスサポートカードローンも、上限金利は18%です。

この金利は、カードローン業界で非常に高金利のカテゴリーに入ります。

ビジネスサポートカードローンへの申込みに必要なものは?

契約の段階で本人確認書類と確定申告書が必要なので、先に準備しておきましょう。

本人確認書類

下記のうちいずれかが必要です。

  • 運転免許証
  • マイナンバー(個人番号)カード
  • 住民基本台帳カード(顔写真ありのもの)
  • 健康保険証+α

αとは、下記のうちいずれかです(いずれも原本が必要)。

  • 住民票
  • 公共料金の領収書(電気、ガス、水道、固定電話、NHK)
  • 納税証明書

いずれも6ヵ月以内に発行されたものが有効です。

なお、運転免許証やマイナンバーカードに記載されている住所と現住所が異なる場合も、上記のαのうちいずれかの書類が必要です。

確定申告書

確定申告書B(第一表)の写しが必要です。

また、100万円超の利用限度額を設定する場合は、青色申告決算書の写し(青色申告の人)か、収支内訳書の写し(白色申告の人)を求められます。

いずれも税務署の受領印が押されている必要があり、直近1期分を提出します。

ビジネスサポートカードローンへの申込方法

アコムのビジネスサポートカードローンには、2つの申込方法があります(※3)

  • 新しくビジネスサポートカードローンに申込む
  • 通常のカードローンからビジネスサポートカードローンへ切替える

それぞれ、確認していきましょう。

※3
アコムの通常カードローンへの申込方法はこちらで詳しく解説しています。

新規でビジネスサポートカードローンに申込む

新規でビジネスサポートカードローンに申込む場合、手続きは次のような流れになります。

  • 1申込み
  • 2審査
  • 3契約・カード発行

1.申込み

申込方法は次の2つです。

  • 電話(0120-07-1000)で申込み、オペレーターからの質問に答える
  • 店頭窓口または自動契約機(むじんくん)で、必要な情報を記入して申込み

電話は24時間対応しています。

一方、アコムの店舗や自動契約機の基本的な営業時間は次のようになっています。

種類 営業時間 備考
店頭窓口 平日9時30分~18時
  • 土日祝は休み
  • 一部の店舗の営業時間は19時まで
自動契約機
(むじんくん)
8時~22時
  • 年中無休(年末年始は休み)
  • 一部のむじんくんは営業時間が異なる(21時まで)

店舗によって営業時間が前後するため、利用したい店舗・自動契約機が何時まで営業しているのか、事前にホームページで確認しておきましょう(※4)

急いでいる場合は、店舗に行って申込むことをおすすめします(理由は後ほど説明します)。

※4
アコムのホームページの「店舗・ATM検索」の画面で検索できます。店舗を探す場合は「店頭窓口で申し込みができる」、自動契約機を探す場合は「むじんくんで申し込みができる」にチェックを入れ、都道府県などで絞込みをして検索しましょう。また、住所や駅名から最寄りの店舗・むじんくんを検索することもできます。

2.審査

電話で申込みをした場合は、一旦電話を切ります。

審査結果は電話かメールで通知されるので、結果が出るのを待ちましょう。

一方、店頭窓口や自動契約機で申込みをした場合は、その場で審査結果を待つことになります。

在籍確認は必須

審査の一環で、在籍確認が行われます。

在籍確認とは申込者の勤務先に嘘がないか確認する手続きです。

アコムのスタッフが勤務先に電話をかけて確認します(※5)

在籍確認の電話がかかってきたとき、本人が電話に出れば、それで在籍確認は完了です。

また、本人が不在でも、「ただいま外出中です」などの返答を得られれば、それで在籍確認完了です。

※5
自宅兼事務所の場合は、自宅に電話がかかってくるので、注意してください。ただし、アコムの担当者は、社名を出さず個人名で電話をかけるので、家族に不審に思われる可能性は低いでしょう。申込者本人が電話に出るまでは確認するまでは、アコムの社名を出しません。

3.契約・カード発行

審査が完了したら、次は契約手続きです。

電話で申込みをした場合は、「郵送」と「来店」のうち好きな方法で契約できます。

一方、店舗か契約機に行って申込みをした場合は、その場で契約することになるでしょう。

郵送

郵送の場合は、次のような流れで契約します。

アコムから契約書が送られてくる(差出人名はACサービスセンター)

アコムに、契約書・本人確認書類のコピー・確定申告書B(第一表)の写しを送付

アコムからローンカードが送られてくる

この場合、来店なしで契約できますが、カードが届くまで10日前後はかかってしまいます。

書類に記入漏れやミスがあった場合はさらに時間がかかるので、注意しましょう。

来店

店頭窓口または自動契約機で必要書類を提出し、契約書に記入します。

スムーズに行けば、その場でローンカードを受取ることができるため、最短即日融資も可能です。

ただし、自動契約機に行って契約を行う場合は注意が必要です。

自動契約機で契約後、改めて店舗への来店を求められるケースもあります。

そのため、急いでいる方や二度手間を避けたい方は、はじめから店舗に行って契約したほうが無難でしょう(※6)

※6
はじめから来店して申込む場合は、店舗に行って申込み、そのまま契約してしまうのが無難です。

通常のカードローンからビジネスサポートカードローンへ切替える

すでにアコムのカードローンを利用している方が、ビジネスサポートカードローンへ切替える場合、どのような流れになるのでしょうか?

増枠を希望していることが前提条件

アコムを一定期間利用していると、アコムから利用限度額の増枠案内があります。

このとき、利用者が増枠を希望すれば、増枠の可否や金額について審査が行われます。

また、利用者自らアコムに電話して、増枠を希望することも可能です。

当然 この場合も審査が行われます。

総量規制の範囲を超えるとビジネスサポートカードローンを提案

増枠審査では、増枠によって総量規制の範囲を超えてしまうとなったら、通常は見送られます。

しかし、利用者が自営業者の場合、アコムから「ビジネスサポートカードローンに切替えれば増枠可能」と提案されることがあります(※7)

切替えを希望する場合は、郵送か来店で契約変更の手続きを行います。

契約の流れは、さきほど「新規でビジネスサポートカードローンに申込む」のところで説明したものと同じです。

また、この場合も本人確認書類と確定申告書が必要になります。

※7
もちろん、増枠を見送られ、ビジネスサポートカードローンへの切替えも提案されないこともあります。審査次第です。

こんな人はビジネスサポートカードローンの審査に落ちる

総量規制の影響を受けないビジネスサポートカードローンですが、誰でも利用できるわけではありません。

ここでは、「どんな人がビジネスサポートカードローンの審査に落ちるのか」、実際の申込者のデータから分析してみました(アコムの通常カードローンの審査に落ちる条件はこちらで解説しています)。

金融事故歴があると審査に落ちる

過去5年以内に金融事故を起こしていたら、まず審査には通りません。

いくつか代表的な金融事故を下記にまとめてみました。

種類 内容 登録期間
(最長)
長期延滞 ローン・クレジットカード・キャッシング・携帯電話の割賦払い・奨学金などの支払いを2~3ヵ月以上延滞すること 1~5年間
債務整理 合法的に借金を整理する手続きのこと(任意整理、破産など) 5~10年間
(破産以外は最長5年)
強制解約 長期延滞などの理由により、金融業者から一方的に契約を解除されること 5年間
代位弁済 ローンなどの返済が遅れている利用者に代わって保証会社が支払いを肩代わりすること 5年間
協会停止 日本貸金業協会で「貸付自粛対象者」として登録されている状態 5年間

金融事故が起きたら、必ずあなたの信用情報に記録が残ります(※8)

登録期間は5年間(破産のみ10年間)なので、記録が消えないうちは審査に通らないでしょう。

※8
信用情報とは、ローンやクレジットカードなどを利用したときに記録される、金融業者との取引履歴のことです。金融業者とのやり取り(契約・借入れ・返済など)があるたびに記録が残ります。信用情報は、信用情報機関という専門機関で保存されています。また、アコムなどの金融業者は信用情報機関に加盟していて、必要に応じて信用情報機関と情報を共有しあっているのです。アコムが審査する際は、申込者の信用情報を信用情報機関から取り寄せて確認しています。

延滞の記録があると審査に落ちる

信用情報には、ローン・クレジットカード・キャッシング・携帯電話の割賦払い・奨学金などの支払状況も記録されています。

これらの支払いを延滞した場合、最長5年間、延滞の記録が残ります。

もし、過去5年以内に何らかの支払いを延滞していた場合、ビジネスサポートカードローンの審査に落ちる可能性が高いです。

特に、新規でビジネスサポートカードローンに申込む場合は、審査に落ちる確率は高いようです。

ちなみに、通常のアコムのカードローン利用中に延滞してしまったときの対処法はこちらが参考になると思います。

返済に遅れそうなことが事前にわかっているのなら、早めに連絡をして返済日の延長を申し出たいところですね(キャッシングの返済日は延長できる?【各社別対応表】)。

開業申請・確定申告をしていなければ審査に落ちる

開業申請と確定申告をしていない場合は、審査に落ちるでしょう。

自分で勝手に自営業者と言い張れば、自営業者の扱いになると思われるかもしれませんが、契約には、「税務署の受領印が押されている確定申告書の写し」が必要なので、ごまかしはききません。

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみましょう。

ビジネスサポートカードローンってどんなローン?

  • 「自治体への開業申請が済んでいる」「事業年数1年以上」「確定申告を1回以上している」、この三点すべてを満たす自営業者でないと申込みできない
  • 総量規制の例外
  • 最短で即日融資も可能(必ず店舗か自動契約機に来店する必要あり)
  • 資金使途は自由
  • 他の消費者金融のカードローンと同水準の高金利(上限金利は18%)

必要書類・申込方法

  • ビジネスサポートカードローンの契約には下記の2つが必要
    • 本人確認書類(運転免許証など顔写真付きのもの)
    • 税務署の受領印が押されている直近1期分の確定申告書B(第一表)の写し

新規で申込む場合

  • 申込方法は、電話か来店(店頭窓口または自動契約機)
  • 契約方法は、郵送か来店(店頭窓口または自動契約機)
  • 郵送で契約する場合は、カードが届くまで10日前後はかかる
  • 来店して契約する場合、最短即日カード発行も可能
  • 急いでいる場合は店舗に来店しての契約がおすすめ

通常のカードローンからの切り替えの場合

  • 利用者(自営業者)が増枠を希望していて、なおかつ、増枠すると総量規制の制限を超えてしまう場合は、アコムからビジネスサポートカードローンへの切替えを提案されることがある
  • 切替えを希望する場合は、郵送か来店で契約変更の手続きを行うことになる

ビジネスサポートカードローンの審査に落ちる人の特徴

  • 過去5年以内に金融事故を起こしている
  • 過去5年以内に、ローン・クレジットカード・キャッシング・携帯電話の割賦払い・奨学金などの支払いを延滞したことがある
  • 開業申請、もしくは確定申告をしていない

ビジネスサポートカードローンはどんな人におすすめ?

ビジネスサポートカードローンは、あまりおすすめできないカードローンです。

強いていうなら、「アコムでの増枠を希望しているが、総量規制の関係で増枠できない自営業の方」くらいでしょうか。

そのため、限度額の大きいカードローンを利用したいなら、消費者金融より銀行カードローンの検討をおすすめします。

最近は、スピード融資の銀行カードローンも非常に増えてきています。

たとえば、三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイックは、三菱東京UFJ銀行の支店に併設された「テレビ窓口(※9)」に行って契約手続きすれば、その場でカードを受け取れます(※10)

金利も、1.8~14.6%なので、消費者金融のカードローン(大体が上限金利18%)よりも低めの水準です。

なお、低金利のカードローンを比較したい場合はこちらをご覧ください。

※9
テレビ窓口が未設置の支店もあるので注意してください。また、テレビ窓口の営業時間は、平日20時まで、土曜祝日18時まで、日曜17時までです(一部の店舗は曜日や店舗ごとに営業時間が異なります)。

※10
カードの最短発行を希望する場合は、運転免許証を持って行く必要があります。

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