更新日:2018/08/31
取り立て屋がついにきた!家や病院にまでやってきたときのお話
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評価を設定してください ×借金の取立てで、パンチパーマの怖いオニイさんが「金を払え」と怒鳴る──。
そんなシーン、今ではドラマや映画でしか目にしませんね。
でも、2010年以前、とくに2006年より前は、そうした取立てが実際に行われていました。
こんにちは。
当サイト、ファイグーの編集者として約2年、キャッシングの利用者や元消費者金融の社員へインタビューを行っている内田です。
今回は、貸金業法改正前の荒々しい取立ての体験談をご紹介します。
知らない間にご主人が多額の借金を抱えていたという高橋さん。
そして、ご主人の突然の失踪、うつ病発病、入院・・・。
ご主人の看病と子供の世話でいっぱいいっぱいだったときに、自宅や入院先の病院にまでやってきたのが、借金の取立て屋でした。
体験談では、そうした取立て屋との攻防を描いています。
実はいまだに、違法金融業者はこうした取立てを行っているともいいます。
ということで今回は、債権回収業のプロである秋山さんにも取材を敢行。
正規貸金業者や債権回収会社の法にのっとった取立て方法を詳しくうかがいました。
借金を抱えている人、とくに延滞しそうな人は、役立つ情報が見つかると思います。
ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
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秋山 司監修者
20歳から金融業界一筋。消費者金融では店長として、融資の最前線を経験。その後は債権回収の専門業者へと転職。勤務歴20年の中で、さまざまな借金トラブルと向き合ってきました。借金で困っているみなさんのお役に立てるように融資・督促を知り尽くした元業界人ならではの視点でアドバイスさせていただきます!
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内田 恵子編集者
東京生まれ。アラフィフ。出版社勤務の後独立。編集・ライター歴30年。ファイグーでは「わかりにくいお金の話を、わかりやすくお伝えすること」「少しでも役に立つ情報をお届けすること」をモットーに、より具体的で、身近に感じていただける記事を目指しています。猫派で今は元ノラを多頭飼い中。日々癒してもらってます。
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ささき 英雄編集者
七夕生まれ、編集・ライティング歴10年。前職ではグルメ雑誌の制作に携わっていましたが、30歳の誕生日をきっかけに独立しました。ファイグーでは「自分の仕事は書くことではなく伝えること」という意識で記事に取組んでいます。担当記事は、利息や審査などライバル記事だらけのテーマが多いです。そのため、「他のどの記事よりも正しい」のは当然として、さらに「どうすれば読みやすくなるか」を日々追求しています。
原因は夫のつくった500万円の借金!家だけじゃなく病院も来る取立屋の恐怖(体験談)
少し前までは、取立てのときに電話で脅されたり、家まで借金を回収しに来たりっていうのもあったんだよね。
なにそれ、コワイ。ゼッタイ嫌だね、そんなの。
でも、実際にそういう体験をしている人もいるんだよね。この後にお話をしてくれる高橋さんも、その1人。
旦那さんに借金癖があって、どんどんお金を借りちゃっていたみたいなんだ。
なんてダメなダンナサンなんだ。がんばれ、タカハシサン。
家とか病院にまで取立屋が来て、怖い思いもしたみたいだよ。
それはゆるせないね。かわいそうだね。
がんばれ、タカハシサン。
そろそろ、本人にしゃべってもらおうか?
そうだね。
にゃんきちくんの戯言より、タカハシサンの話が聞きたい。
・・・。
体験者(債務者)の情報
名前:高橋 浩輔(仮名)
性別:男性
債務整理方法:自己破産・同時廃止・免責決定
借入先:三洋信販、オリエンタルファイナンス、ジャックス、他2社
当時の職業:ホテルマン
当時の年齢:26歳
当時の借金の合計額:500万
債務整理をしていた時期:平成5年3月~平成6年8月頃
費用:約5,000円 (印紙代+ガソリン代×3往復)
※上記の情報は実際に借金をしていた夫のものです
私のローンカードを無断使用!借金を重ねるダメな夫
今からお話する取立て事件からさかのぼること2年。
2人目の出産のときに帰省費用が足りなかったため、私たち夫婦は私の名前で地元の信金からお金を借りていました。
金額は5万円。
2人目は里帰り出産だったため、私は他県にある実家に3ヶ月ほど帰省していました。
今考えたらバカだとしか思えませんが、「向こうには支店もないし、紛失でもしたら厄介だから」と思い、信金カードを自宅に置いたまま帰省してしまったのです。
結婚前に夫が組んだローンはどうにか完済し、その後の借金も1人目出産後はいくらか返済が進んでいたので、気が緩んだのかもしれません。
結婚後も夫のパチンコ好きは治りませんでしたが、それでも子どもが産まれてしばらくは節度ができたようで、私からは『前より落ち着いた』ように見えていました。
ところが、それは見かけだけだったんですよね・・・。
実際には夫はなにも変わっていませんでした。
ちょうど新しい職場でのストレスがたまっていたとかで、すっかりパチンコに入れ込む生活へ逆戻り・・・。
さらには、ふたたび内緒で借金を作っていたのです。
とはいえ、給料明細と通帳を私に預けている状態では自由にお金が引き出せません。
それで、「景気が悪くなってから、待遇が気に入らない」と、もっともらしい理由つけ、家からさらに遠くの会社に転職したいといい出します。
でも、本当の目的は、現金払いの会社に移って、給料袋の中身を減らしても私にバレないようにするため。
実はこのとき、夫はすでに私には内緒で月々2万円弱の返済をしていたのです。
あとになってわかったことですが、ちょうどそのころ、会社のアルバイトの女子と不倫中で、『夜勤』と偽っての外泊もあったよう・・・。
そんな生活、夫の安月給では絶対にムリです。
返済が滞らないように、他社からも借り入れをし、デート費用に充てていたので、次々と借金が膨らんでいったのだと思われます。
出産後、帰宅して通帳をつけてビックリしました。
私が帰省している間、夫は信金からほとんど毎日のように1~3万円のキャッシングをしていたのです。
総額33万円、枠一杯まで借りた上に利息がついていました。
仕事から戻った夫を問い詰めましたが、はぐらかすだけ。
その後、おそらく浮気が激しくなったのか、無断で帰宅しないことが増えました。
私は子供を見ながら内職をして返済に充てましたが、夫の給料として渡される金額は減る一方で、ひどいときは8万円。
生活もままならず、私名義の信金の借金は減りませんでした。
失踪・入院を経て仕事をクビになった夫!膨れ上がった500万円の借金
その年の暮れ、夫はある企みを企(くわだ)てていました。
私に内緒の借金をボーナスで返済しようとしていたのです。
私には「今年は勤務1年目未満だからボーナスは少ない」と説明してきました。
その一方で「壊れたコンポを買い換えたい」と、私名義のクレジットカードのボーナス一括払いでコンポの購入をするようにせがんできます。
当時はだんだん暴力が出てきていたため、それが怖くしぶしぶ承諾。
コンポの支払期日の少し前にボーナスの支給がありました。
でも、支給額は借金を返済するのにまったく足りません。
最初、夫は怒って会社側に抗議(?)したようです。
しかし、会社側からとりあってもらえなかったのか、次は父親に愚痴を聞いてもらおうとしたのですが・・・。
父親にもあっさりと冷たく返されて、その晩は眠れない様子でした。
この日の彼の行動は、普段の彼のことを考えるととても奇妙に見えましたね。
その翌日から、夫は突然出社拒否に。
また、その翌日には一時的な記憶喪失になりました。
一日の行動がところどころ思い出せないというのです。
さらにその翌日、朝起きたら夫は家から姿を消していて、2日間消息がわかりませんでした。
その2日後にようやく帰宅したのですが・・・。
彼はまったく話すこともできず、食事もとらず、ふとんから出てこなくなってしまいました。
突然、重いうつ病になってしまったのです。
後日の本人の説明では、
「どこかに逃げなければ!と思って、始発の電車に乗り、途中でお金を降ろして、とにかく遠くに行こうとした。記憶が飛び飛びで、はっきり覚えていないが、気がついたら東北にいた」と。
コンポの支払いに充てるはずのボーナスは、全額引き出されていました。
仕方なく、私の生命保険の積立金から借りて払うことに。
その間、会社からも連絡があって、
「無断欠勤3日だから解雇になるところだけれど、依願退職にして欲しい」といわれました。
ちょうどそのころ、給料日が来たので、
「振込みをしてこなければならないから、払うものがあるなら教えて」といったところ、はじめて正直に借金の振込先とカードを出してきたのです。
私は平静を装ってカードを受け取り、嫌がる彼をとにかく病院に連れていきました。
紆余曲折はありましたがなんとか受診してもらい、すぐに精神科への入院が決定。
同時に会社も辞めました。
入院してから、振込み先の名前を手がかりに彼の借金総額を調べてみると、なんと5社から総額400万円の借金。
私の名義で作ったものも加えると500万にも上っていたのです。
就職と自己破産で微かに見え始めた希望の光
500万円はとても内職でまかなえるような金額ではなく、目の前が真っ暗に・・・。
精神科に入院したことと、私が無職だったことから、病院からは市役所へ相談に行くようにすすめられていました。
幸い、市役所で借金の相談ができたので、そこで相談をし、すぐ自己破産をすすめられて、手続きに着手することになります。
1ヶ月だけ生活保護を受け、子供は保育所に預けて、すぐに就職!
夫の入院から2ヵ月後にはパート勤務をはじめることができました。
そして、自己破産の手続きをしたときから私は、夫名義の借金の返済を止めました。
裁判所から「金融会社や銀行から請求が来ても、絶対払わないでください。払った場合、破産ができなくなる場合があります」といわれていたからです。
また、債権者に「自己破産する」といってはいけないともいわれていたので、取立ての電話がかかってきたときも、
「本人が入院していて分からないから、確認します」
といってはぐらかしていました。
見るからに怖い人!取立屋のオニイサン登場
夫の入院から3ヵ月後。
仕事から帰宅すると、アパートの来客用の駐車場に見慣れない普通車が止まっていました。
黒塗りの高級そうな車です。
運転席には、めがねをかけて、オールバックの目つきの鋭いオニイサンが座っていました。
「だれのお客さんかな?」と思いつつも、子供を連れて家の中へ。
電気をつけて夕食の支度をと思ったとき、呼び鈴が鳴りました。
アイホールを見ても誰もいないので、ドアを開けてみたら・・・。
ドアの影からにゅっと手が出て急にドアをつかまれ、びっくりして手を離すと、さっきのオニイサンが割り込むように体をはさんできました。
ドアを閉められなくするためです。
高そうなコート、黒いスーツ、オールバック風のヘアスタイル、見るからに「ちょっと・・・」っていうイメージ。
「高橋さんのお宅ですよね? 浩輔さん、ご在宅ですか?」
かすれたような、ヤ○ザさんにそっくりな言い方です。
「入院しています」
「え? ご病気なんですか?」
私の説明を聞くと、オニイサンはぴくっと眉を吊り上げました。
「奥さんですよね? 浩輔さんのご融資のことご存知ですか?」
「借金をしてたのは知ってます。それ以上のことはわかりません」
「困るんですよね・・・」
オニイサンは、下から因縁つけるような目つきでこっちを見てきます。
その後、どうしてだか一歩下がって玄関の下に降りました。
「ウチとしては、返していただけるって前提でお貸ししてるんで。こっちになんの挨拶もなく、いきなり破産手続きをとるなんて、裏切りですよ。」
「そんなこといわれても、ウチも実際のところ返せないんです。主人は入院してますし、私も仕事しながら、入院費を払うので精一杯です。子供もいますし」
子供たちは、私の後ろに隠れて、玄関の様子をうかがっています。
「お仕事されてるんですよね?」
「はい」
「でしたら、奥さんがうちから借りて、ご主人の分を払ってくださいよ。ご夫婦なんだから」
「はい!?」
「困る、困るって、ウチだって困ってるんです。借りたものは返すのが当然でしょう。お金を借りたんだから!」
オニイサンの声が大きくなってきました。
それとともに、また一歩下がって、わざわざ遠くから、
「金利が高くて困るっていうんなら、相談に乗ります。自己破産を取り下げてもらえませんか!」
わざわざ大きな声で言われました。
近所に丸聞こえです。
子供が怖がってしがみついてきました。
「警察呼びます!」
「呼んでもらっても構わないですよ。家の中には入ってないし、なにもしていません。お話してるだけです!」
これで一歩下がった理由がわかりました。
声を聞いた近所の人に、「家に入っていた」と見咎(みとが)められないためだったのです。
「ホントに呼びますよ!」
そうすると、オニイサンはエンジンをかけて逃走しました。
今度は病院に登場!取立屋のオニイサン
翌日、夫の主治医にこのことを話すと、
「ご主人は借金のことが苦になって病気になっているところもあります。それだけが原因というわけではありませんが、その話は刺激が強すぎるので、今日の面談のとき、私から伝えさせてください」といわれました。
それで、私はなにもいわないで普通の面会のような顔で夫の病室へ。
ごく当たり障りのない話をして面談の順番を待ちました。
ところが、ちょっとした用事で席を外してから病室に戻ると夫がいません。
同室の人が
「さっき、呼び出しがあって、玄関にお客さんが来ているそうですよ」と教えてくれました。
嫌な予感がして、玄関ロビーへ急いで走っていくと・・・。
昨日のオニイサンともう1人。
パンチパーマの男の人に挟まれて、夫が座っているではありませんか!
「こんなところにまで来たんですか!?」
思わず声が大きくなった私を、昨日のオニイサンが、
「ご病気で入院しているということでしたので、ご近所で聞いてきました」
「・・・!?」
「本当に入院しているのかどうか、確認しないといけませんので」
病院まで来るとは!
招かれざる客とは、まさにこのこと!
「すみませんが、主治医からこういう話は止められています。裁判所のほうからも、どちらの方とも連絡をとってはいけないといわれていますので」
「それは、奥さんの都合でしょ? 借りたのは浩輔さんなんだから、私たちは、話をする権利があるんですよ」
取立屋は勝手な言い分のセリフを言い放ちます。
「主治医から"止められてる"っていいましたよね? 病人なんです。ここは病院です!」
そこで、パンチのおじさんが、「まあまあ・・・」と割って入りました。
「私たちも来たくて来たって訳じゃないんです。ただね、何の連絡もなく破産となると、こちらとしてもとても困るんですよ。返してもらえなければうちは丸々損をする。お金をあげたわけじゃないんだから」
「・・・」
返事に困った私が黙ると、パンチのおじさんは、
「ですから、昨日お話したと思いますが、ウチとしては、返してもらえればいいんです。来てみれば、ご主人は病気で入院というのはウソではないようだし、奥さんもお困りでしょう? ウチとしては、利息はご相談させていただきますから、奥さんの名前で借りてもらって、返済してもらえればけっこうですから」
「私に借金しろってことですか?」
「奥さん、借りたものは返すのが当然でしょ? ご夫婦なんだから、そのぐらいしてくれたっていいじゃないですか?」
「ムリです。私にはこの人が作った別の借金があります。これ以上は返済できません」
「じゃあせめて破産だけでも取り下げてくれませんか? 利息はゼロでもいいですから」
「できません」
「なんとかウチのぶんだけでも破産の対象から外してくださいませんか? 奥さんが借りたことにして」
そんなことをしたら、破産自体ができなくなってしまいます。
それを知っていて、頼んでくるのです。
こんな調子の話が、延々と20分も続きました。
とにかくしつこいし、夫は両側から挟まれて、逃げようにも身動きが取れない状態です。
本当に困りました。
そのとき、
「すみません、ロビーでの面会は20分となっていますので」
事務の男性が声をかけてくれて、やっと取立て屋の2人は退散してくれました。
本当はそんな規則はありませんでしたが、様子を見ていて、
「追い返したほうがいい。奥さん困っているようだったから」と割って入ってくださったのです。
その後、病院側も「借金の取立て屋が訪ねてきた」と知って対策をしてくださり、取立て屋が来ても夫には知らせず、来たことだけを私に教えてもらえるようになりました。
この後も2、3度面会申込に来たそうですが、「絶対安静なので!」と断ってくれていたみたいです。
破産の決定後に夫とは離婚!自分名義の借金200万円は何とか完済
その後、他社からも同じような「借換えをしてほしい」という内容の電話がいくつか入ってきました。
「取立屋に借換えをすすめられたら、弁護士に相談しますといいなさい」
生活保護のとき、お世話になった人にそう教えられていたので、これもなんとか乗り切り、半年後、夫の破産が決まりました。
ただ、夫の入院治療はまだ終わりません。
社会保険事務所からの傷病手当とパート費用で1年間はなんとか支えていましたが、仕事と育児の疲れで私が体を壊してしまい、実家へ帰ることになりました。
その後、傷病手当が打ち切りになる時点で、治療のめどが立たなかったことから、
「生活保護を受けたいから離婚して欲しい」と、夫から申し出があり、承諾。
最終的に退院までは、丸3年かかったそうです。
離婚後、私は2年間実家の世話になりながら、パート費用から自分名義の返済を続けて、合計200万円の返済を終えました。
まとめ
それでは最後に、今回の記事のポイントをおさらいしましょう。
- 正規の金融業者・債権回収会社から違法な取立てを受けることはまずない
- 正規の債権回収会社は基本的に、電話・書面で督促をおこなう
- 連絡がとれない場合に限り、訪問による督促もある
- ただし、相手が違法金融業者なら、違法な取立てを受ける可能性はある
- 電話で第三者に借金をバラされる
- 頻繁に自宅を訪問される
- 違法な取立てを受けたら、適切な機関へ相談する
- 日本貸金業協会
- 全国サービサー協会
- 警察庁
- 国民生活センター
- 相談の準備をしておく
- 相手の会社名と担当者名をひかえる
- 取立ての様子を録音する
ひと昔前に比べれば、強引な取立てを受ける可能性は大幅に低くなっています。
でも、可能性はゼロではありません。
違法行為を受けた場合はなにをすればいいのか、どこへ相談すればいいのか、きちんと頭に入れておきましょう。
ただ、きちんと返済しておけば、そもそも督促を受けることはありません。
そもそも違法業者と関わらなければ、違法な取立てを受けることはないわけですから。
また、借金の取立てについては以下の記事でも解説していますので、ぜひ一緒にご覧になってみてくださいね。
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