仕入れのためのつなぎ資金をキャッシング。自営業の借り入れ【体験談】

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今週中にどうしても100万円が必要。自営業の人が急に資金が必要になった時、どこから借入れすればいいのでしょうか?

銀行や公的機関から融資が下りればいいですが、その審査には時間がかかります。このタイミングを逃すと、大きなビジネスチャンスを失ってしまうかもしれません。

資金繰りに焦りは禁物ですが、スピードでは最も優位な消費者金融を上手に利用して、チャンスをものにする人もいます。

消費者金融3社から、150万の資金を借り入れ、ビジネスに成功したという、ある若い経営者へのインタビューです。

副業のために150万円借り入れした事を話してくれた斉藤さん

体験者の情報

名前:斉藤 和夫(仮名)
性別:男
職業:住宅リフォーム営業(自営業)
年齢:30歳
借入件数:3件
会社名(借入先):アコム、プロミス、モビット
利用時期:2012年4月~2012年12月
借金の合計額:50万円ずつ3社より、合計150万円
※体験談中に複数社への借入れに関する記述(プロミス等)がありますが、複数社へ申込み、及び利用をしますと状況によって審査に通らないことがあります。

ビジネスチャンスの資金繰りに選んだのは、急な出費に対応できる消費者金融だった

今回お話をうかがったのは、斉藤和夫(仮)さん、30歳。

ノリの良さそうなのイケメンの男性で、自営業でリフォームの営業をしています。奥さんと子どもの3人で暮らしており、年収は700万円前後。

斉藤さんは営業のお仕事以外に、電化製品や美容機器を仕入れ、AmazonやYahoo!のオークションで販売するというネットビジネスも、副業で行なっています。

この仕入れ資金の30万~50万円は、ご自分のお小遣いや、オークションで得た利益を回していましたが、ある時130万円もの資金が急遽必要になりました。

急な出費なので、銀行やクレジットカード会社の審査を待つことができず、短時間借入れできる消費者金融を利用。利益をすばやく返済に回し、当初の予定よりも早く返済を終えることができました。

このように自営業の人が、「つなぎ資金」として消費者金融を上手に利用したケースを、斉藤さんからうかがうことができました。

審査がすぐに下りないクレジットカードのキャッシング

― 消費者金融から借りるキッカケをお伺いします。

それまでは副業の仕入れに30~50万円をつぎ込んでいたのですが、ある時安い商材がたくさん手に入るチャンスが来ました。

ちょうどこのサイドビジネスを拡大させたいと思っていたところで、どうしても、大きな額を動かさなくてはいけないなと思っていました。

それで150万円ほどかけて、その安い商材を仕入れたかったのです。ただしそれはクレジットカードを使えないお店で、私には100万円以上の現金はありませんでした。

しかも、普段お金の管理をしている奥さんには、副業のことは内緒だったんです。だから100万円以上のお金の相談はしずらくて。

自分で一気に使えるお金がなくて、どこかからお金を借りようと思いました。

しかし、クレジットカード(セゾンカード)では、キャッシング枠を設定していませんでした。

「急に現金が必要になったから、クレジット会社にキャッシング枠をつけてくれ」と電話したのですが、「審査に2週間から3週間かかり、キャッシング枠を使えるのは1ヵ月先になる」と言われて、クレジット会社は諦め、消費者金融で借りることにしました。

自営業でも審査はスムーズだった!

― 斉藤さんは自営業ですが、消費者金融の審査はスムーズでしたか?

2日間で3社から150万円を借りましたが、スムーズでした。

アコムとプロミスは自動契約機に行って、翌日、モビットはインターネットから手続きを行いました。

アコムとプロミスの審査の時間は、申込み書類を書き始めてから1時間くらいでした。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

1時間後には、現金が手に入りました。現金を受け取った時は、「良かった」と嬉しかったです。

自営業でも、一応5年くらいやっているので、まぁ、「1~2年だと、正直厳しい」と、金融会社の方も言っていました。

勤務年数が5年以上あって、ちゃんと申告も出しているので、審査はスムーズでした。確定申告書のコピーを持って行きました。

― 審査の時にどんなことを聞かれましたか?

紹介会社からではないですか?」と聞かれましたね。詐欺みたいなものがありますからね。

「違いますよ」と言いました。後は、「何を買うか」とか「家族に内緒か」とか、聞かれました。

イメージと違った消費者金融の対応

― 消費者金融を利用することに、後ろめたさはなかったですか?

ありました。

イメージ的には、サラ金というと、世の中の人はあんまり良いイメージは持っていないと思うんですけど、アコムとプロミスの店舗に行って、そんな嫌な雰囲気でもなく、今まで偏見というか、変な先入観があったのかなと思いましたね。

「こういう理由で」とお話させてもらったんですけど、アコムとプロミスは、若い綺麗な女の方で、話しやすくて感じのいい方でした。

もし、返せなくなったら、いっぱい電話がかかって来たりだとか、薄暗い事務所の中で、怖い顔の人が出て来るんじゃないかとか、そういうイメージが若干あったのですけれども、凄く綺麗な所でした。

利息は1ヵ月1万円

― 借入額や金利、返済額はそれぞれどれくらいでしたか?

アコムとプロミスから金利15%で50万円ずつ借入れ、モビットから金利18%で、50万円借入れました。返済遅延はなく、毎月15万円から20万円、もっと多額を返済する月もあり、8ヶ月で完済しました。

毎月返さなきゃいけないお金は、1社、1万5千円か2万円だったと思うんですけど。でも、早いうちに返したいので、売り上げから利益が出た分を早めに返そうと、最初から思っていました。

繰上げ返済で、1年以内に返したいと思っていたので、契約の時に、金融会社の人に、その旨は伝えていました。

繰上げ返済に関しては、特に手続きはなかったです。入金の時に、大目に入れるだけです。

― 金利があるから、早めに、ですか?

金額が金額なので。下がったとは言え、150万円というと、平均で17%、100万円で年間17万円ということですから。

1ヵ月で、1万数千円ですかね。早めに返したいなぁと思ってました。8ヶ月で返したので、利息10万円くらいで、返済総額は160万円くらいです。

― 1ヵ月1万円の利息は、ご自分的にはどうですか?

それ以上のリターンがあるのだったら、それほど高いとは思いません。

「1ヵ月1万円の利息」それは、最初から解っている数字なので。

ネットビジネスの儲けはあったのか?

― 130万円で仕入れて、儲けは出たのですか?

30%の利益だったのですが、それで、全部お金を返したってことです。ただ、半年くらいはかかっちゃったんですけれども。借りた分の元は取れました。利益もありますので。

それ以降、消費者金融から借りていません。利益を回して、何とか資金が増え、今はそれで仕入れ販売をやっています。

ただあの時130万円キャッシングしたことにより、副業は拡大しました。借りて大正解だったと思います。

もちろん「売れなかったらどうしよう」という心配もあったのですが、ほぼ売れる確証はありました。

あの時借りなければ、少ないお金を動かして少ない利益を取るという状態が続いていたと思うので、借りて良かったと思います。

今度キャッシングするならば、どこを選ぶ?

― 今後、お金を借りる機会があったら、その時はどこで借りますか?

今まで本業の方では、開業資金もかからなかったので、借入れはしたことがないんです。ただしもし本業でお金が必要になったら、時間がかかっても、銀行で借りようとは思います。

でも、急な出費の時には、審査の時間とかが遅いというか、「今日」「明日」というわけには行かないと聞いているので、今回のクレジット会社のキャッシングの申込みのように、2~3週間待てないという時には、今回借りた所で、再度借りることがあるかもしれません。

今のところ予定はありませんが、また利用してもいいと思っています。

まだ、アコムとプロミスのキャッシングカードは持っています。備えとして、急に何かあった時には、持っていた方がいいなというのは、凄く思いました。「いつでも借りられる150万円がある」という心のゆとりもできます

消費者金融で借りたその後

― 返済後、消費者金融から連絡はありましたか?

返済後も、アコムやプロミスから「限度額を上げるから、借りてください」という電話は結構かかってきます。

支店長だと思うんですけど、男性の声で、「今日借りて、2、3日後に返してもいいので、借りてもらえませんか?」という電話が月末にきます。

成績とか、そういうのあるんですかね?「今のところ、予定はないので」と断っていますが。

― アコム・プロミス・SMBCモビットからお金を借りたことは、ご家族や周りの方に話しましたか?

事後報告で、返済が終わった後に、奥さんに言いました。「実は借りていたんだけど、投資した分の利益は出ているから」と説明しました。

奥さんからは「そうなんだ。でも、これからは、そういう事があったら、ちゃんと言ってね。」と、言われました。

終始笑いを交えながら語っていた斉藤さんからは、「消費者金融から借金」という重苦しいイメージはありません。斉藤さんのような例は、ビジネス資金のために上手に金融業を利用した、好例と言えるでしょう。

それは生活費や遊びのためではなく、借入れの目的が「副業の資金」とハッキリしており、「儲けが出る」という目算が正しかったからにほかなりません。

ただし「副業」「ビジネスチャンス」という言葉からは、ギャンブルを感じさせ、判断を誤ると破滅に陥る可能性もあります。高額な借入れを行う自営業の方は、くれぐれも判断を間違えないように、慎重に借入れを行って下さい。

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