派遣アルバイト(イベントスタッフ)の給料・職場環境のこと【体験談】

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平凡なOL生活を送っていた私がひょんなことで会社を辞めてしまい、その後就職が決まらず日雇い派遣バイトをすることになったときのお話です。

気になるお給料や職場の人間関係のことなどについて綴って行きたいと思います。

体験者の情報

名前:ミズノ ハルコ(仮名)
性別:女性
アルバイトの種類:主に登録制の日雇いアルバイト
当時の収入:年収100万円台
当時の年齢:23歳

日雇いになったきっかけ

当時23才。地味な女子。
マジメだけが取り柄のOLでした。

ある時、失恋がきっかけで精神的に不安定になり、仕事のミスが増えた時期があったのですが、いつものように上司からお叱りを受けていた私は頭が混乱してしまい、突然「やめます!」と言ってしまったのです。

結局、そのまま退職することになってしまいました。

当時私は、親元から離れて一人暮らしの身。

仕事を辞めたはいいものの、とにかく生活費がいるのですぐ就活です。

ところが、このご時世、そう簡単に就職先が見つかるわけでもありません・・・。

そこで、就職活動をしながら当面の間、アルバイトで生計をたてることに。

高時給に惹かれて水商売のお仕事も検討しましたが、私の器量からすると難しいな・・・と思い断念。

いろいろ調べたり検討した結果、行き着いたのが日雇いのアルバイトでした。

まずは派遣会社に登録

私はイベント系の派遣会社に登録しました。(コンビニエンスストアにある求人雑誌に掲載されていた会社です。)

その会社の募集要項には、「年齢は22歳くらいまで。学生さんが活躍中!」とありましたが、「22も23も変わらないだろう」と思い、とりあえず申しこんでみることに。(面接に行くと、実際は学生から主婦まで20代~30代くらいまでの女性が働いていることがわかりました。)

求人雑誌には「履歴書持参」と書いてありましたので、写真付き履歴書を持って行きました。

簡単な面接の後に、給料振込用の銀行口座の詳細について提出し、登録は終了。イベント系なだけあって社員さんも全体的にノリが軽い感じでした。

日雇いのお金事情 お給料はいくらもらえる?!

他のアルバイトと比べると "日給"は高いです。

ただし、私の場合は毎日、仕事がなかったため月収はあまり高くなりませんでした。

日給は、だいたい3千円から3万円ぐらいでした。平均で1万円前後の仕事が多かったです。

日雇い派遣先の人間関係

日雇いのアルバイトだと、(通常は)毎回派遣先が異なるため、人間関係がわずらわしくないように思えますが、中にはいろいろな人がいますし、同じメンバーと何回か仕事をすることもあります。

1日~数日とはいえ、同じ仕事をするメンバー同士お互い協力しあって気持よくお仕事をしたいですよね。

そういった場合、やはりお互い大事なのは『第一印象』と『見た目』です。

お互い初対面のことが多いので、大体の人は相手を見た目、第一印象で判断してしまうのです。

清潔感がなかったり、生意気そうだったりして第一印象が悪いと、同じ職場で仕事する派遣スタッフさん、派遣先の社員さん、アルバイトさんによく思われません。

お仕事はその日だけのことが多いので、最初にイメージを損ねてしまうと、その後 終業時までにイメージを回復するのはなかなか難しいと思います。

私がアルバイトをしていたイベント会社は女の子が多い会社でした。

女子の見る目は特に厳しいので、化粧は必ずするようにしていました。(ただし、派手でない程度)

他のスタッフに良い印象をもたれると、仕事のやり方、コツなどを色々教えてもらえるので助かります。

どの仕事にも言えることですが、身なりには気をつけたほうがいいです。

実際の失敗談ですが、あるアルバイトの事前研修のとき、私は寝坊して髪の毛ぼさぼさ、すっぴん、服は部屋着というひどい状態で研修に向かったことがありました。

あとで聞いたところ、 周りの子達に「あの人おかしくない?」と噂されていたようです^^;

確かに、周りの子達の対応がつっけんどんに感じたように思います。

アルバイトの責任者が男性の場合も多いので男性に好まれるファッションをする人も結構いましたが、基本は女性が多い職場なので、男の人よりも女の人に好まれるファッションをしたほうがいいと思います。これが意外と難しいです。

日雇いは社会的信用が薄い

日雇いアルバイトは、正社員に比べるとやはり社会的信用度はガクンと落ちます。

身分証明書にもなりますし、最低限健康保険証は持つようにしましょう

当時、私は会社を辞めていたので親の"扶養家族"として加入していました。(住所は別でも、健康保険の扶養家族という立場で健康保険証を手に入れることができます。)

親などの扶養家族として健康保険に入れない場合は、個人で国民健康保険に入ることをおすすめします。

また、アルバイトで生計をたてているからという理由で貸してくれないマンション・アパートもあります。

貸してくれるところが見つかり、入居することになったら、家賃は絶対に滞納しないようにしましょう。

同じ住所に長く住むことで信用を得ることにもつながります。
家賃の滞納は厳禁です。

税金の申告は、自分でまとめてすることになります。

"確定申告"といい、期間は毎年2月16日から3月15日までの1か月間です。

まず、お給料をもらうところから"源泉徴収票"を発行してもらいます。

これを持って、税務署や還付申告コーナーで手続きをします。払いすぎた税金が戻ってくることもありますし、確定申告は必ず行うようにしましょう

詳しくは、国税庁のホームページを見てみてください。

日雇いアルバイトをしてみてよかったこと

私の場合、いろいろな日雇いアルバイトを経験してみて思ったのは、会社勤めの時より見える世界が広がった、ということです。

マジメだけが取りえだと言われていたOLの頃は、考え方が狭く仕事やプライベートでよく行き詰まっていましたが、少しは周囲や世間が広く見えるようになった気がしました。

そして、いろいろな仕事することで物事を進めるのに本当にいろいろな方法があることを知りました。改めて勤め人の辛抱強さを尊敬しました。

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