自動契約機って圧迫感ありますよね。でも手続きは1時間ほどでした【体験談】

総量規制の前後で、業者の対応に変化を感じた体験を語ってくれた高橋さん

2010年に貸金業法が改正され、それ以降総量規制が適用されるようになりました。

総量規制とは、「個人の年収の3分の1以上の借入れはできない」という規制ですが、これによって借入れの審査がより厳しくなったと感じている人も多いようです。

今回は総量規制前から消費者金融で借入れをしている男性に、業者のサービス内容について話を聞きました。彼も総量規制の前後で、業者の対応に変化を感じた一人のようです。

体験者の情報

名前:高橋 貴史(仮名)
性別:男性
職業:会社員(営業)
年齢:28歳
借入件数:3件
会社名(借入先):アコム、レイク、アイフル、その他(丸井エポスカード、ヤマダLABIカード)
借入れが必要になった理由:遊興費、交通費など
利用時期:2008年~現在
借金の合計額:150万円

総量規制後に「おまとめローン」を利用した男性

今回お話を伺ったのは、フリーター生活を経て、現在は正社員として営業の仕事をされている高橋貴史(仮名)さん28歳。営業職ということもあってか、積極的でとても人当たりの良い印象の青年です。

そんな彼が消費者金融から借り入れをはじめたのは学生時代。卒業後、すんなり就職ができなかった彼は、アコムやアイフルなど3社から、およそ100万円借入れをしました。

その後、業者から誘われたのが「おまとめローン」。返済が苦しくなった彼は、迷わず借入れを1本化することにします。

しかし、おまとめローンを組んだのは、2012年の総量規制後。はじめて借入れをした頃と比べて、業者の対応に変化を感じたそうです。

総量規制前から借入れをしてきた高橋さんが、消費者金融のサービス内容や、審査の変化について語ってくれました。

初めての借り入れ

― 初めて借り入れをされたきっかけは?

ハキハキと明るく話してくれた、とても話し好きな印象の青年高橋さん。

今から5年くらい前、大学3年生の時にアコムから借りたのが最初です。テレビCMや電車の広告でも良く目にするし、ネットで調べてみてもわりと評判が良かったんですよね。

理由ですか?飲み会とかDVDを買ったりとか、そんなことだったと思います。軽い気持ちでしたね。

実家住まいで、アルバイトの収入も8万円くらいあったのですが、就活が始まると交通費とか出先での昼食代なんかも必要だったので、小遣いが足りないくらいで。

だから必ずしも遊びにばかり使っていた訳ではありませんが...。

― 消費者金融から借りることに抵抗はなかったですか?

もちろん最初は抵抗感がありましたよ。

でもクレジットカードで買い物はよくしていたので、その延長上にあるというか。例えばクレジットカードでリボルビング払いを体験していたので、消費者金融で「20回払い」とか言われても、あまり抵抗を感じませんでした。

金利は法定金利ギリギリの18%くらいだったのですが、「月々5千円なら大丈夫かな」と。

その時は学生だったので限度額も10万円だったのですが、あっという間に限度額いっぱい使ってしまいました。

就職するもすぐフリーター生活に、再び借入れ

― レイクやアイフルで借り入れをされた経緯は?

とりあえず卒業後、就職はしたのですが、入った途端に会社の経営がやばくなって首になってしまいました。

その後アルバイトをしながら就職活動をしていたのですが、アルバイトのあい間に仕事を探すのは厳しくて、なかなか就職先が決まりませんでした。

でもアルバイトをセーブしてしまうと、収入も少なくなってしまいますよね。実家住まいだったから別に飢え死にしてしまう訳じゃないんですけど、やっぱり遊ぶお金は欲しいので。

それでレイクから20万円を借りました。これも限度額いっぱいを最初から借りましたね。

次にアイフルからも同じように20万円。この頃になると抵抗感なんて薄れていて、ATM感覚で気軽に利用していました

アコム、レイク、アイフルを合わせて月々3万円と、クレジットカードの返済もありましたが、どうにかやっていけてました。

コンビニと塾講師のアルバイトを掛け持ちでやって、収入は16万円くらいあったのであまり不安はなかったです。

総量規制前で、今よりも借入れは簡単だった

― 消費者金融の申込みの時、どのような審査が行われましたか?

最初のアコムの時は「ウェブで簡単審査」みたいなものがあって、それでOKが出たので、実際に電話して借り入れを申し込みました。

レイクとアイフルに関しては無人契約機だったのですが、勤め先や収入、他社での借り入れなんかを聞かれたと思います。

手続きには1時間もかからなかったんじゃないかな。でもその1時間がけっこう辛かったりするんですよね。

無人契約機って、建物内に入ると他の人が入って来れないように、自動でロックがかかるじゃないですか?それに圧迫感を感じるというか、ドキドキするというか。

― アコム、レイク、アイフルの3つを比べてみて、サービスに違いはありますか?

借入れ体験を細かいところまで語ってくれた高橋さん

サービス自体は変わりませんね。ただ個人的な事情なのですが、アコムは家の近くに担当者のいる店舗があったので、支払いのこととか相談しやすいのが良かったです。

「今月は厳しいので、利子だけ払いたい」と相談すれば、店舗だと端数の細かい金額まで払えるんですよ。

ATMだとそれができなくて、1000円単位じゃないと受け付けてくれないんです。

例えば、3250円の支払いだと、ATMでは4000円支払わなければいけないんですが、窓口だと細かく支払いができるので、本当に厳しい月には助かりました。

支払いが遅れた時、いきなり家に電話

― 返済が遅れたことはありますか?

自身の経験も冷静に分析していて、とても真面目な印象の高橋さん

返済が遅れたというか、1回だけ返済を忘れてしまったことがあります。

そしたら返済期限から5日くらい過ぎた頃に電話がかかってきたんです。

最初は携帯にかけてきたみたいなんですけど、バイト中で電話に出られなくって。そしたら翌朝家に電話がかかってきてしまったんです。

どこの誰とかは名乗らなかったんですけど、家族からは怪しまれてしまいましたね。もちろん払い忘れた私がいけないですけど、1回くらい電話に出ないからって家にかけなくてもいいじゃないですか。

遅延金も払いました。それはしょうがないのですが、信用情報とかに残ってしまうと困りますよね。もしかして、住宅ローンとか組めなくなっているんじゃないでしょうか?

※ 一般的に2~3ヵ月以上の長期延滞でないと信用情報には残らないと言われていますが、それも金融機関の裁量によるので、数日の延滞でも信用情報に記録されてしまう可能性はあります。

消費者金融はアイフルに一本化

― クレジットカードと合わせると、最終的にはどのくらいの借り入れ総額になったのですか?

真面目に返済していたので、途中で限度額もそれぞれ10万円ずつ上がったんです。もちろんそれも限度額いっぱい借りてしまいました。

さらにエスポカードとかヤマダLAVIカードとか、クレジットカードのキャッシングも合わせると、借金の総額は150万円くらいになっていました。月々の返済額も7万円以上で、かなりの負担でした。

― その後おまとめローンを利用されたそうですが?

小柄で、メガネが印象的な高橋さん

2010年には今の仕事に就くことができて、収入も25万円くらいになりました。それでも消費者金融とクレジットカードの返済は厳しかったです。

そんな時にアイフルから電話で、「それぞれに払うより手間も金利もかからないから、おまとめをしませんか?」と「おまとめローン」の勧誘を受けました

実際に申し込んで、アコムとレイクの残債を清算してアイフルに一本化しました。月々の返済額が3万円くらいになって、利息も2%くらい下がりました。

でもクレジットカードに関しては一本化が難しいということだったので、50万円くらいあった残債をボーナスで返してしまいました。

ですから今は月々の返済は3万円だけです。これなら家に生活費を入れても十分に余裕があります。

返済の残りもあと80万円くらいで、2年もあれば完済してしまう予定です。

おまとめローンの手続きは、総量規制後で厳しかった

― おまとめローンにはどのような手続きが必要でしたか?

基本的には他の消費者金融の審査と変わりませんね。家族構成、他社の借り入れなどを聞かれました。

ただ2010年に総量規制の制度が導入された後だったので、審査も以前より厳しくなった気がします。以前は言われなかった収入証明、銀行の口座番号、印鑑なんかも用意しましたから。

以前は「収入証明を用意できていなかったら次回でも良い」とか、そんな感じだったんですよね。

今は収入証明を出さないと、提出するまで電話やメールで催促されます。借入れすることはできますが、提出はウヤムヤで済まされないかんじです。

アルバイトの人でも、給与明細の提出を求められたりするみたいです。

金利の計算をしたことはない

― 消費者金融を利用して、どのような感想ですか?

借りて良かったと思います。もちろん返済が負担にならない訳ではないけれど、好きなことに使って遊べたのは良かったです。

まあ信用情報に履歴が残るのはマイナスかもしれませんけれど...。

手続きなんかはそれなりに面倒ですが、違法な業者に比べたらはるかに良心的ですよ。「ウシジマくん」って漫画があるじゃないですか?

その登場人物の特徴が自分に当てはまっていて本当に怖くって。あれを読んでいるので、違法な業者で借りる度胸はありません。

― これまで払った利息の総額を計算したことはありますか?

怖くてできませんね。恐らくものすごいことになっていると思います。

でも使いたい時にお金があるということは気持ちを楽にしてくれるので、ある意味借金もしょうがないですよね。もちろん考え方の差だと思いますが。

― 本当に必要な借り入れだったと思われていますか?

最期まで自身の借入れ体験を、冷静に客観的に語ってくれた高橋さん

そうですね。必ずしも必要なことではなかったかもしれませんね。

実家住まいでそれなりに収入もあった訳じゃないですか?どこかで我慢をしていれば借りなくても済んだかもしれない、最近になってそう思うようになりました。

それを教訓にじゃないですけど、今はボーナスとかも利用して早めに返そうと思っています。できれば再来年とか言わず来年くらいを目標に完済してしまいたいです。

場合によっては繰り上げ返済も考えていきたいですね。

― これからもキャッシングを利用しますか?

できれば使いたくはないですよ。でも学生時代からの借り癖があるから、「増額」とかの誘いがあったら揺らいでしまうかも

相手もそれが商売ですからね。それでも頑張って返していきたいと思います。貯金なんかもしていかなきゃいけないので。

インタビューを終えて

自分の経験をあくまで冷静に、客観的に述べて下さった高橋さん。

現在は完済を目指して前向きにがんばっていらっしゃるようです。

高橋さんが経験したように、現在、消費者金融で50万円以上の金額を借りるためには(一部の例外を除いて)収入を証明する書類を提出する必要があります。

収入証明書とは、源泉徴収票、確定申告書、給与明細書(賞与がある場合は賞与明細)、所得証明書(住民税課税決定通知書等)などのことです。

高橋さんが言うように、こうした審査を経ずに安易に融資をしてくれる会社は、違法な業者である可能性もあります。

借りる側としては「簡単」「便利」な方が楽ですが、本来お金を借りるということは、簡単に済まされるものではないということを肝に命じる必要があるでしょう。

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