宮城で震災に遭い失業、被災者は借り入れも優遇されると思ったが...【体験談】

地元、宮城で震災に遭い失業、キャッシングの体験を語ってくれた佐藤さん

東日本大震災の被災地では、未だに困難な状況が続いています。震災で財産や仕事を失ってしまい、銀行や消費者金融などから借入れをする人もいるようです。

今回は震災のために失業し、キャッシングを利用して、現在も返済中という男性からお話を聞くことができました。

体験者の情報

仮名:佐藤 龍一(仮名)
性別:男性
職業:会社員
年齢:33歳
借入件数:1件
会社名(借入先):ニッセンマジカルクラブカード
利用時期:2013年4月~
借金の合計額: 30万

東日本大震災の影響で生活が一変

優しく、誠実な印象の佐藤さん

お話をうかがったのは、佐藤龍一さん33歳。現在エンジニアとしてシステム開発のお仕事をされています。

誠実で真面目そうな男性ですが、どことなく物悲しい眼差しが印象的です。

そんな彼は転職で上京する2年前、地元の宮城県で3.11東日本大震災を経験します。

家族や家は無事でしたが、彼は仕事を失ってしまいました。

その後地元では安定した仕事に就けないということで、転職のために上京を決意。その引越し費用の為にキャッシングを利用することになります。

震災後の苦労、キャッシングを利用した経緯についてうかがいました。

震災で転職を余儀なくされ上京、その費用のためにキャッシング

― 被災された時の状況を教えていただけますか?

実家は宮城県でしたから、震災の被害は大きかったです。

でも家は山の中にありましたから、直接津波の被害を受けることはありませんでした。

それでも近所の家が何件か潰れてしまうくらいの大きな揺れで、実家はどうにか倒壊を免れたのですが、家の中は滅茶苦茶になって、家具類も全部ダメになりました。

震災当日はたまたま仕事が休みで家に居たので大丈夫でしたが、もし出勤していたら帰れなくなっていたかもしれません。

ただ震災の影響で、仕事そのものを失ってしまいましたが。

― キャッシングが必要になった経緯を教えてください。

宮城でシステム開発のエンジニアをしていたのですが、地元での再就職は厳しいものがありました。

よく被災地は復興バブルだとか言われていますが、道路とか公共工事が優先されるから、景気が良いのは土木やホテル業くらいですね。

あとは飲み屋や風俗とか。他の業界の復興はまだまだです。

しばらく契約社員として働いていましたが、正社員の仕事はなかなかなくて。

それで今年の4月に転職をして、東京に出てきました。その引越し費用や敷金礼金に30万円くらい必要でした。

震災後のごたごたで退職金も無かったですし、蓄えも尽きていて。

でも両親に頼ることは、既に成人している訳ですから、最初から念頭に無かったですね。

それでキャッシングを利用しようと思いました。

契約社員は銀行ローンの審査に通らなかった

― ニッセンマジカルクラブカードを選んだ理由は?

システム系のエンジニアをされているという佐藤さん

最初は給与振込み用の口座のある、みずほ銀行の窓口にローンの相談をしました。

しかし勤続年数や雇用形態、月収を伝えたところ「厳しそうですね」と言われてしまって。

月収は30万円くらいあったのですが、正社員ではなく契約社員という立場だったことと、勤続年数が1年しかないというのが断れた理由でした。

ただ実際に審査を受けたのではなく、あくまでも相談と言うかたちでした。

「ローン審査を受けしまうと、例え落ちてしまっても審査を受けたことが記録に残ってしまうから」と。

審査に落ちたという記録のせいで「今後のローン審査が不利にならないように」と銀行のかたが気を遣って、助言だけに留めておいてくれたんです。親切なかたですよね。

金利も低く、安心感もある銀行で借りることが一番よかったのですが、それが無理なら何か他に手段はないかと思ってインターネットで調べてみました。

すると「ニッセンマジカルカードならよさそうだ」という情報を目にしました。

佐藤さんが見せてくれた「ニッセンマジカルクラブカード」

正直マイナーなカードだと思ったのですが、信販系なら安心だろうと。

それに元々ニッセンのクレジットカードは持っていたので都合が良かったんですよね。

10年くらい前にニッセンでソファベッドを買ったことがあって、その時にポイントが付くからとクレジットカードを作っていました。

その時はクレジット専用のカードとして作ったので、キャッシング機能を付けていませんでした。

ただし、時々「キャッシング機能を付けませんか?」という案内はあったので、そういった機能を後付けできることは知っていました。

でも元々現金主義でキャッシングは好きではなかったから、今まで申し込んだこともありません。

でも今回はどうしても緊急にお金が必要だったので、審査を受けてみることにしたんです。

― 事前に金利や返済方法を調べましたか?

事前に金利や返済方法について調べることはありませんでした。

みずほ銀行がダメだったこともあって、とりあえず審査にさえ通れば良いと考えていたからです。あとは融資までのスピードを重要視していました。

スピードだけだったら消費者金融のほうが早いのは分かっていたのですが、消費者金融にはあまり良い印象はなくて。

例えば消費者金融のレイクは新生銀行になりましたが、「レイクはレイクだよ」みたいな。

ただ、ニッセンでも断られていたら、消費者金融を利用したかもしれません。イメージが良くないというだけで金利自体はそんなに変わらないからですね。

実のところ銀行系と消費者金融の違いを聞かれても答えられないですね。

ニッセンマジカルクラブカードの審査

― ニッセンマジカルクラブカードの申し込み方法や審査はどのようなものでしたか?

借入れも慎重に行っている、真面目な佐藤さん

インターネットからキャッシング枠の申し込みをしました。

入力フォームに名前・住所・電話番号などの個人情報と、契約社員、月収30万円で勤続年数1年など、勤め先の情報を入力して送信するだけの簡単なものでした。

免許証のコピーはFAXで送りましたが、収入証明書も必要なかったですし、会社への在籍確認の電話もありませんでした。

ただ思ったより審査に時間が掛かりました。

自分は数日程度で済むと考えていたのですが、審査に通って30万円のキャッシング枠が利用できるようになったのは、2週間後のことでした。

― 金利についてどう思いましたか?

クレジットカードだから基本的に高いと予想はしていたのですが、18%は想定を超えていました。確か法律で14%くらいに決められていると思っていたのですが(※)。

※現在は、借入金額10万円未満の場合 上限金利20%、10万円以上100万円未満の場合 上限金利18%、100万円以上の場合 上限金利15%というように、法律で金利の上限が定められています。したがって、「法律で14%くらいに決められている」というのは佐藤さんの思い違いです。

リボ払いだと金利が高い

― 返済は順調ですか?

返済は月に1万円ずつのリボ払いです。

上京して今の仕事に就いてからは、以前に比べて収入も若干減りましたし、一人暮らしで生活費もあるから余裕がある訳ではありません。

それに返せない額ではないで今のところ遅延もありません。

ただリボ払いだと金利も高いし、完済までに4年も掛かってしまうことは気掛かりです。

もちろん生活が安定すれば繰上げ返済もするつもりですが、自分で銀行に入金しなければならないのは手間ですね。

― 限度額増額の勧誘はありましたか?

4月に借りてから4ヶ月経った今年の8月に、ハガキで増額の案内が届きました。

「増額を希望されるなら返信してください」といった内容で、勝手に増額をするのではなく、こちらから連絡をしてくれということでした。

今のところこれ以上借金を抱え込む気はないので、増額の申請はしていません。

どうにか生活も落ち着きました

― ニッセンマジカルクラブカードの良い点と悪い点を教えてください。

「東京に住むのはこれで2回目なので、不安はありません」と話してくれた佐藤さん

良い点はニッセンの通販を利用したらポイントが貯まることでしょうか。その程度のことともいえますが、頻繁に利用する人ならかなりお得ですよね。

あと審査の時に、会社に在籍確認の電話が無かったことは良かったと思います。

保険会社とかを名乗って個人名でかけてくるとは思うのですが、やっぱり会社の人にバレてしまうと思うんですよね。

色々と察して気付かないフリをしてくれるとは思うのですが、あまり気持ちの良いものではないです。

悪い点を挙げるとすれば、返済方法が「一括払い」か「リボ払い」の2つしかないところでしょうか。分割払いとか他にも選択肢があれば金利も抑えられるし、返済期間が長引くこともないでしょうから。

― 今後の展望は?

今も生活は楽ではありませんが、月々1万円の返済をしながらどうにかやっています。

まだまだ完済まで先は長いですが、結果的にキャッシングを利用したことで、今の安定した生活を手に入れられたのだと思います。

インタビューを終えて

震災後は再就職が上手く行かなかった佐藤さんですが、現在は東京で正社員として働き、月々1万円の返済も順調のようです。

結果的にキャッシングを利用したことで、今の生活を手に入れることができた訳ですから、正しい選択だったと言えるでしょう。

ですが時折見せられる物憂げな表情が気になりました。きっと短いインタビューでは語り尽くせない、様々なご苦労があったのだと思います。

彼の東京での暮らしが、これからも平和で安定したものであることを切に祈るばかりです。

震災に限らず、天災や不慮の事故などで仕事を失ったり、収入が激減したりすることは誰にでも起こりうることです。生活が立ち行かなくなれば銀行や消費者金融などを頼ることもあるでしょう。

しかし誰もが佐藤さんのように、すぐに安定した収入を得られるとは限りません。

場合によっては借入を検討するより先に、家族や行政を頼ることを考えましょう。

また東日本大震災の被災者であれば、一定期間無利息になるなど、特例を設けている銀行や消費者金融もあります

もし借入れや返済に関して不安や問題を抱えているようであれば、直接借入先の窓口に相談しましょう。

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