ウェブライターの仕事の探し方、気になる報酬、効率的な稼ぎ方など

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ウェブライターとは、文章を書いて報酬を得る職業です。

最近は、内職でライターをされている方も増えてきていますね。

少し前まで、「ライター」といえば、雑誌や新聞など限られた場でしか活躍できない職業でしたが、最近は、ライティングの仕事が数多く募集されています。

また、その多くが「未経験者歓迎」「主婦の方歓迎」など、プロでなくても応募できる案件です。

しかし、

「何を書けばいいの?なんだか難しそう」
「正しい日本語で、完璧な文章なんて書けない」

このように思う方も少なくないでしょう。

未経験の方にとっては、高い敷居に感じるかもしれません。

ただ、ライターと一言でいっても仕事の種類は多種多様。決して難しい仕事ばかりではありません。

もちろん、注意すべきことはありますが、パソコンで文字入力ができれば誰でも挑戦することができます。

今回はライターのお仕事のこんな点をまとめて紹介したいと思います。

仕事内容
案件の探し方
報酬・給料
仕事上の注意
どんな人が向いているのか

読み終わる頃には、ウェブライターについて具体的なイメージがわいていると思いますよ。

ウェブライターってどんなお仕事?

内職や副業、在宅ワークとしてできる仕事は、その多くがウェブライターと呼ばれるもの。

ホームページやブログに載せる文章、メールマガジン用の文章を書くお仕事が多いです。

求められる文章、記事の種類は、発注者によってさまざま。

例)

  • ○○○について説明する文章
  • △△△を利用した体験談
  • テーマ自由(日記風の文章)

ジャンルも日々の生活のことから、ファッション、恋愛、美容、健康、仕事、旅行、グルメ、音楽、ゲーム、テレビ、芸能、金融、投資など、多岐にわたります。

また、文章量もツイッターのつぶやきで使うような短文から、専門知識が必要な長文まで、さまざまです。

発注者によって、記事の種類もジャンルも文章量もバラバラということですね。

どうやって仕事を探すの?

ウェブライターの案件は、クラウドソーシングサービスで探しましょう。

クラウドソーシングサービスとは、仕事を発注したい人と受注したい人をマッチングさせるサービスのこと。

発注者は、クラウドソーシングサービスを通してライターを募集します。

ライターは求人情報を見て応募し、採用されれば受注、お仕事スタートという流れになります。

まずはクラウドソーシングサービスに登録し、あなたが書けそうな案件を探してみましょう。

ライティング案件を扱うクラウドソーシングサービス一覧

※下の表は右にスクロールすることができます。

サービス名
ランサーズ
クラウドワークス
@SOHO
クリ博
オンラインワーク
サグーワークス
CROWD
Craudia
シュフティ
ウーマン&
クラウド
Job-Hub
Bizseek
SOHOビレッジ
SOHO
じんざい市場
Skets
WishScope
Repo
TALENT
CreatorsShip
クラッソ
URL 会員数 ライティング関係の募集件数
(累積)
ライティング関係の募集件数
(現在募集中のもの)
報酬 利用手数料 振込手数料など
http://www.lancers.jp/ 47万2597 30万6981 1,382 現金
(1,000円から振込可能)
報酬が20万円超の場合:5%
報酬が10万円超20万円以下の場合:10%
報酬が10万円以下の場合:20%
【振込手数料】
楽天銀行:100円
その他の銀行:500円
https://crowdworks.jp/ 11万780 7万7967(経験不問)
+3万2371(プロ向け)
1,635(経験不問)+937(プロ向け) 現金 報酬が20万円超の場合:5%
報酬が10万円超20万円以下の場合:10%
報酬が10万円以下の場合:20%
【振込手数料】
楽天銀行:100円
その他の銀行:500円
http://www.atsoho.com/ 24万3,356 7万2007 235 現金 ※1
https://www.onlinework.jp/ 1万1,020 95 5 現金 報酬が25万円以下の部分:10%
25万円超の部分:5%
【振込手数料】
三井住友銀行:100円
その他の銀行:400円
https://works.sagooo.com/ 6万6497
(提携先を含むと62万5418)
10万8613 124 ポイント
1ポイント=1円に換金可能
1,000ポイントから換金可能
【振込手数料】
別途発生
【換金手数料】
3万ポイント未満:108ポイント
3万ポイント以上:216ポイント
http://www.realworld.jp/crowd/ 880万人以上 不明 22 ポイント
PointExchangeというポイント交換
サービスを通じて現金へ交換可能
3,000pt(300円)から交換可能
【振込手数料】
「PointExchang銀行口座」の振込手数料は、銀行によって基本手数料82pt~206pt
(さらに10,000pt超えるごとに同じ手数料が加算されていく)
【ポイント移行手数料】
PointExchangeへのポイント移行は月1回なら手数料無料
https://www.craudia.com/ 25万5008 997 25 現金
3,000円から振込可能
報酬の1円~5万円の部分:15%
報酬の5万1円~10万円の部分10%
報酬の10万1円~100万円の部分:5%
報酬の100万1円以上の部分:3%
時間制の場合:一律10%
【振込手数料】
300円
http://www.shufti.jp 11万223 1万6349 1,081 ポイント
1ポイント=1円に換金可能
300ポイントから換金可能
報酬の10% 【換金手数料】
540円
https://womancrowd.jp
(サービス終了)
6万5986 不明 246 現金
500円から振込可能
報酬の15% 【振込手数料】
三井住友銀行:100円
その他の銀行:300円
https://jobhub.jp/ 9,073(コワーカー) 1,373 27 現金 【振込手数料】
400円
https://www.bizseek.jp/ 188(ワーカー) 不明 5 現金 報酬の20万円超の部分:5%
報酬の10万円~20万円以下の部分:10%
報酬の10万円以下の部分:20%
【振込手数料】
別途発生
http://www.sohovillage.com/ 不明 845 18 現金 ※1
http://s.j-ichiba.jp/
(サービス終了)
4万9368
(内、一般会員は4万8067)
不明 98
(新着7日目までの案件はパスキット会員
のみ閲覧可能)
現金 ※1
https://skets.jp/ 不明 140 13 現金
1,000円から振込可能
【振込手数料】
300円
http://www.wishscope.com/ 不明 131 33 現金 ※1
https://www.repo.ne.jp 14万8,509 163万5889 311 現金
1,000円から振込可能
【振込手数料】
楽天銀行:無料
その他の銀行:103円
http://talent-worker.com/ 1,840(ワーカー) 828 8 現金
3,000円から振込可能
報酬額の12%が2,000円より大きい場合:12%
報酬額の12%が2,000円より小さい場合:2000円
【振込手数料】
500円
https://www.creators-ship.com/ 441(クリエイター) 5 1 現金
3,000円から振込可能
一律20% 【振込手数料】
400円
https://crasso.jp/
(サービス終了)
不明 1 0 現金 5% 【振込手数料】
400円

(2015年2月現在)

※1 発注者と直接やりとりするので、手数料はかからない

仕事の流れ

ウェブライターの仕事の流れを簡単に紹介していきます。

ただし、実際の作業の流れはクラウドソーシングサービスごとに異なるので、詳しいことは各サイトの「利用ガイド」や「ヘルプ」をご確認ください。

仕事を探す

クラウドソーシングサービスで募集されているライティング案件から、あなたが書けそうなものを探しましょう。

はじめて仕事を選ぶときは「素人歓迎」「未経験OK」などと記載されている案件がおすすめです。

募集されている案件には、だいたい下記のような情報が載っています。

  • 仕事の内容
  • 報酬
  • 納期
  • 注意事項
  • 求めるスキル
  • 応募締切日
  • 募集人数

応募する

取り組みたい案件があったら、さっそく応募しましょう。

案件によっては、応募時に希望報酬や納期を提示できることがあります。

また、募集内容に「応募時に入力してほしい内容(過去の実績、自己PRなど)」が明記されていたら、もれなく入力のうえ応募するようにしましょう。

発注者と打合せ

発注者とメッセージのやりとりをします。

ここで、記事の内容や納期、報酬などについてすりあわせを行うのです。

わからないことや聞きたいことはなんでも聞いておきましょう。

仕事が進んでしまってから「話がちがう!」なんてことにならないように、疑問点や気になる点はすべてつぶしておくことが大切です。

正式依頼⇒納品⇒修正

正式な発注を受けたら、指示に従って記事を書き、納品します。

納品後に発注者から修正依頼が入る場合がありますので、そのときは指示にしたがって修正し、再納品しましょう。

発注者に認めてもらえるまで、責任をもって修正しましょう。

納品完了⇒報酬支払

納品が完了したら、報酬が支払われます。

ただし、発注者からクラウドソーシングサービスを通して報酬が支払われても、一定金額を超えないと受注者の口座に振込されない場合があるので、注意してください。

例)
報酬額3,000円から振込み可能
この場合は、受け取った報酬の合計額が3,000円に達しないと、振込んでもらえません。

なお、今回ご紹介した流れは発注者と話し合いながら仕事を進めていくパターンでした(ランサーズやクラウドワークスではプロジェクト方式と呼ばれています)。

しかし、案件の種類によっては応募時に記事を提出できるものもあります(ランサーズやクラウドワークスでは、タスク方式と呼ばれています)。

この場合、募集内容に記載されている指示や注意点をよく確認したうえで記事を作成し、提出してください。

注意点を守っていなかったり、ミスがあったりした場合は、発注者から承認されず報酬が支払われないこともあります。

発注者から承認をもらえないパターンで、よくあるものは次のとおりです。

  • 指定の字数に達していない
  • 同じことを何回も書くなどして、文字数をかさ増ししている
  • 誤字脱字、文法の間違いがひどい
  • 文章の意味がわからない
  • 指示された方針からかけ離れている・脱線している
  • 文章の盗用(コピー&ペースト)がある

報酬は?

さて、一番気になるのは報酬のことですよね。

相場としては、1文字あたり0.3円~1.5円程度のようです。

ここで、クラウドソーシングサービスで実際に募集されている案件を見てみましょう。

例)
1記事500文字以上、単価300円

このように、 1記事あたりの文字数が決められている案件が多いです。

この場合、1文字あたり0.6円の計算になりますが、それはあくまでも500文字ぴったりだった場合。

記事をうまくまとめるため、最終的に600文字書くことになったとしても、単価は変わらないので、300円÷600文字=1文字あたり0.5円となります。

1記事あたりの金額が決まっている場合、多めに書いた文字数分は単価に反映されないので注意してください。

時給に換算するといくら?

報酬を時給に換算すると、いくらくらいになるのでしょうか?

例)
1記事500文字以上、単価300円

このケースの場合、だいたいこのような時給になります。

1時間で1記事書けた場合、時給300円

1時間で2記事書けた場合、時給600円

1時間で3記事書けた場合、時給900円

また、今度は文字数多めのケースを想定してみましょう。

例)
1記事1,500文字以上、単価1,000円

このケースの場合、このような時給です。

1時間で書き上げた場合、時給1,000円

2時間で書き上げた場合、時給500円

3時間で書き上げた場合、時給333円

このように、同じ報酬でも、作業スピードが速いほど時給が上がっていきます。

ただ、速ければそれでいいというわけではありません。

内容をおろそかにすれば、発注者から修正を依頼され、かえって時間がかかってしまいます。

先ほどお話したタスク方式の場合は、承認されない可能性さえあります。

最初のうちは時間がかかっても仕方ありません。

数をこなすうちにスピードも上がっていきますので、あくまで内容重視で進めていきましょう。

報酬から引かれる"お金"に注意!

提示された報酬から引かれるお金があることも覚えておきましょう。

※下の表は右にスクロールすることができます。

サービス名
ランサーズ
クラウドワークス
@SOHO
クリ博
オンラインワーク
サグーワークス
CROWD
Craudia
シュフティ
ウーマン&
クラウド
Job-Hub
Bizseek
SOHOビレッジ
SOHO
じんざい市場
Skets
WishScope
Repo
TALENT
CreatorsShip
クラッソ
URL 報酬 利用手数料 振込手数料など
http://www.lancers.jp/ 現金
1,000円から振込可能
報酬が20万円超の場合:5%
報酬が10万円超20万円以下の場合:10%
報酬が10万円以下の場合:20%
【振込手数料】
楽天銀行:100円
その他の銀行:500円
https://crowdworks.jp/ 現金 報酬が20万円超の場合:5%
報酬が10万円超20万円以下の場合:10%
報酬が10万円以下の場合:20%
【振込手数料】
楽天銀行:100円
その他の銀行:500円
http://www.atsoho.com/ 現金 ※1
https://www.onlinework.jp/ 現金 報酬が25万円以下の部分:10%
25万円超の部分:5%
【振込手数料】
三井住友銀行:100円
その他の銀行:400円
https://works.sagooo.com/ ポイント
1ポイント=1円に換金可能
1,000ポイントから換金可能
【換金手数料】
3万ポイント未満:108ポイント
3万ポイント以上:216ポイント
【振込手数料】
別途発生
http://www.realworld.jp/crowd/ ポイント
PointExchangeというポイント交換
サービスを通じて現金へ交換可能
3,000pt(300円)から交換可能
【ポイント移行手数料】
PointExchangeへのポイント移行は月1回なら手数料無料
【振込手数料】
「PointExchang銀行口座」への振込手数料は、銀行によって基本手数料82pt~206pt
(さらに10,000pt超えるごとに同じ手数料が加算されていく)
https://www.craudia.com/ 現金
3,000円から振込可能
報酬の1円~5万円の部分:15%
報酬の5万1円~10万円の部分10%
報酬の10万1円~100万円の部分:5%
報酬の100万1円以上の部分:3%
時間制の場合:一律10%
【振込手数料】
300円
http://www.shufti.jp ポイント
1ポイント=1円に換金可能
300ポイントから換金可能
報酬の10% 【換金手数料】
540円
https://womancrowd.jp
(サービス終了)
現金
500円から振込可能
報酬の15% 【振込手数料】
三井住友銀行:100円
その他の銀行:300円
https://jobhub.jp/ 現金 【振込手数料】
400円
https://www.bizseek.jp/ 現金 報酬の20万円超の部分:5%
報酬の10万円~20万円以下の部分:10%
報酬の10万円以下の部分:20%
【振込手数料】
別途発生
http://www.sohovillage.com/ 現金 ※1
http://s.j-ichiba.jp/
(サービス終了)
現金 ※1
https://skets.jp/ 現金
1,000円から振込可能
【振込手数料】
300円
http://www.wishscope.com/ 現金 ※1
https://www.repo.ne.jp 現金
1,000円から振込可能
【振込手数料】
楽天銀行:無料
その他の銀行:103円
http://talent-worker.com/ 現金
3,000円から振込可能
報酬額の12%が2,000円より大きい場合:12%
報酬額の12%が2,000円より小さい場合:2000円
【振込手数料】
500円
https://www.creators-ship.com/ 現金
3,000円から振込可能
一律20% 【振込手数料】
400円
https://crasso.jp/
(サービス終了)
現金 5% 【振込手数料】
400円

(2015年2月現在)

※1 発注者と直接やりとりするので、手数料はかからない

利用手数料

クラウドソーシングサービスによっては、受け取った報酬から手数料を徴収されます(※2)。

システム利用料金、またはシステム利用手数料などと呼ばれるものです。

これはクラウドソーシングサービスの収入になるのですが、受注者が負担する場合がほとんどです(まれに発注者に負担してもらえることも)。

たとえば、利用手数料が20%の場合、5,000円の報酬でも実際に受けとれるのは4,000円となります。

※2
クラウドソーシングサービスの利用自体は無料です。

振込手数料

発注者から受け取った報酬は、クラウドソーシングサービス内に貯めておくことになりますが、その後、銀行口座へ振り込まれます。

このとき、振込手数料が発生することが多いです。

100~500円程度ですが、低単価の案件もあるので、損した気分になりますよね。

源泉徴収

発注主が原稿料を支払う際は源泉徴収しなければなりません(法律で決められています)。

源泉徴収の税率は10.21%です。

ということは、たとえば利用手数料が20%だった場合、源泉徴収と合わせて約30%を報酬から引かれることになります。

「そんなのあんまりだ!」と思う方も多いでしょう。

しかし、確定申告をすれば、源泉徴収で引かれた分が還付されます(すでに税金を支払済みの場合、または税金額が源泉徴収額より少ない場合に戻ってきます)。

確定申告は必ず行いましょう。

確定申告については、下記のホームページを参考にしてみてください。

国税庁 確定申告特集
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

仕事をするうえで守るべき3つのポイント

ライティングの仕事をするうえで、守るべきポイントや注意すべきことをまとめてみました。

大事なところなので、しっかり目を通してください。

著作物からの盗用(コピー&ペースト)は絶対ダメ!

絶対にやってはいけないのが、他人の著作物(本、雑誌、インターネット上のサイトなど)からの盗用、いわゆるコピペです。

完全なコピーはもちろんダメですが、言葉の端々を変えるなど微妙に変化をつけている文章もNGです。

著作物からの盗用は、著作権の侵害にあたります。立派な法律違反です。

盗用が著作権者に見つかれば、訴訟問題に発展する可能性もあります。

軽く考えてはいけません。

また、作成した記事の著作権は、納品時に発注者へ譲渡されます。

一度納品した記事を自分のブログや他の仕事に使いまわすことはできません。

納期厳守

納期は厳守です。

納期を守らないと、発注者からの信用を失い、その後の仕事の受注に支障をきたすことがあります。

納期は余裕をもって設定し、無理のない範囲の量を引き受けましょう。

また、作業は計画的に行い、確実に納期までに納品できるようにしましょう。

万一、事情があって納期に間に合わない場合は、早めに発注者に連絡して指示をあおぐことが大切です。

納期に遅れたあげく、連絡もなしとなると、発注者からの信用はガタ落ちです。

必ず連絡を入れるようにしましょう。

わからないことや疑問点は全て解消しておく

正式受注前に、わからないことや疑問点は全て解消しておきましょう。

スムーズに作業を進めるため、事前の打合せは重要です。

「たいしたことじゃないし...」と放置するのはもめ事の原因になります。

細かいことまできちんと確認したうえで進めていくようにしましょう。

では、事前の確認が足りないと、どのようなトラブルが起こるのでしょうか?

よくあるトラブルの具体例をみてみましょう。

対応不可の期間

お盆やお正月、ゴールデンウィークなど、発注者と連絡がとれない時期があったケースです。

「発注者からの返信がなかったせいで納期に間に合わなかった」と後から主張しても、「年末年始(もしくはお盆等)は普通休みでは?」と言われればそれまでです。

あらかじめ発注者に、連絡がとれない期間があるかどうか確認しておきましょう。

相手だけでなく、あなたが対応できない期間があるのなら、前もって伝えておきましょう。

際限のない修正依頼

納品後の修正の話です。

発注者の指示がコロコロ変わったり、指示を小出しにされたりして、そのたびに記事を修正させられるようなことがあります。

無限に修正作業が続き、他の仕事ができなくなってしまうのは困りますよね。

修正の回数や、「修正はどんな形で出されるか」については、受注前に発注者に確認しておいたほうがいいでしょう。

「決められた回数を超える修正が発生した場合、追加の報酬を支払う」など、あらかじめ取り決めておくと安心です。

悪質な発注者に注意!よい発注者の見分け方とは?

なかには、途中で連絡がとれなくなってしまう発注者もいます。納品したのに報酬が支払われなかったら、せっかく書いた記事を持ち逃げされることになりますよね。

クラウドソーシングサービスによっては、作業前に発注者に報酬を仮入金させるところもありますが、だからといって安心というわけではありません。

報酬が支払われない可能性があるということは、常に頭にいれておきましょう。

また、この他にも報酬が支払われないケースがあります。

これは私の実体験ですが、記事を納品したのに、報酬を支払ってもらえなかったのです。

記事を納品後、発注者からはOKをいただいたのですが、支払い段階になって急に「この程度のレベルでは納品と認められません」と言いがかりをつけてきたのです。

記事はすでに発注者に納品済みだったようで、取り返すわけにもいかず...。

クラウドソーシングサービスのサポートに泣きついても、「トラブルは当人同士で解決してください」というスタンスなので、どうしようもありませんでした。

よい発注者を見極めよう

では、よい発注者を見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。

まず、仕事の受注前に発注者の評価に目を通しましょう。

クラウドソーシングサービスによって、受注者・発注者がお互いに評価できる機能が付いているので、それをチェックするのです。

過去にいくつも案件を完了し、受注者からも高評価のコメントが寄せられている発注者なら、信用できる可能性大です。

一方、下記にあげたような発注者は要注意です。本当に仕事をしても大丈夫か、きちんと見きわめましょう。

  • 正式発注後に、なかなか仮入金がされない
  • クラウドソーシングサービスを通さず、個人間でやりとりしようともちかけてくる
  • 記事の内容や指示がはっきりせず、わかりにくい
  • 質問に対する回答が返ってこない、またはあいまいな返事しか返ってこない

最初は1記事から受注しよう

信用できそうな発注者でも、まずは1記事から受注してみましょう。

1記事受けてみて、「発注から報酬の支払いまで問題なく進められるかどうか」様子を見るのです。

もし、ここで何か問題やトラブルが発生しても、受注したのは1記事だけなので、気にするほどのことはないですよね。

問題ないようなら、引き続きその発注者から仕事を受けるようにすればいいのです。

できるだけ多くの報酬をもらうためにはどうしたらいい?

ウェブライターの案件は少額のものが多く、なかなか高報酬を得られないのが実情です。

できるだけ多く報酬をもらうためにはどうすればいいのでしょう?

どのような工夫をすればいいのでしょうか?

自分の好きなこと・得意分野の案件を受注する

特にはじめのうちは、自分の興味があるテーマ、詳しいテーマ、経験を活かせるテーマの案件を受けるようにしましょう。

そういった分野なら、調べるのも書くのも苦にならず、作業もスイスイ進むと思います。

反対に、全く興味がなく、詳しくもない分野だとイチから調べて書かなければならず、苦痛です。

さらに、時間もかかってしまうので効率が悪いですよね。

先ほども説明したように、同じ単価の案件でも作業時間が違うだけで時給が変わってきます。

できるだけスムーズに作業できる案件を選びましょう。

報酬から引かれるお金をできるだけ減らす

自分で報酬額を引き上げることは難しくても、報酬から引かれる手数料などを少なくすることはできます。

  • クラウドソーシングサービスの利用手数料
  • あなたの口座への振込手数料

この2つを減らすには、どうしたらいいのでしょうか?

利用手数料を節約する

利用手数料を取られたくないなら、@SOHOなど「手数料なし」のサービスを利用するのがいちばんてっとりばやいです。

もしくは、できるだけ手数料の安いサービスを利用しましょう。

たとえば、ランサーズで報酬10万円以下の案件を受注した場合、20%の利用手数料を取られますが、@SOHOの場合は手数料なし。

仮に1万円の案件だとすれば、受け取る報酬に2,000円も差が生まれます(双方のサービス内容にはさまざまな違いがありますが、単純に利用手数料だけで比較するとこうなります)。

振込手数料を節約する

振込手数料を節約したいなら、手数料を取られないサービスを探すか、もしくはできるだけ手数料の安い銀行で報酬を受け取るしかありません。

たとえば ランサーズの場合、楽天銀行だと振込手数料は100円ですが、その他の銀行だと500円もかかってしまいます。

これからランサーズをメインで使っていくことを考えるなら、楽天銀行の口座を開設し、振込先に指定しましょう。

これだけで、1回の振込みにつき400円も節約できます。

また、振込み回数をできるだけ減らすのもひとつの手です。

ある程度の報酬が貯まってからまとめて振込んでもらうようにすれば、手数料も節約できますよね。

振込みには、「一定の金額に達したら自動的に振込み」と「手動で振込み」が選べる場合もあるので、この場合は後者を選びましょう。

複数のサービスを掛け持ちする

複数のクラウドソーシングサービスを掛け持ちすれば、より多くの選択肢の中から案件を探すことができます。

多くの案件のなかから、より条件の良いもの、よりあなたに合っているものを見つけましょう。

複数の案件を掛け持ちする

なかには、常時 数十人から数百人のライターとやりとりしている発注者もいます。

そのような発注者とやりとりする場合は、ことあるごとに待たされることを想定しなくてはなりません。

メールのやりとりもそうですが、納品した記事のチェックで何日も待たされるなんてざらです。

でも、チェック待ちの間は何もできないので時間がもったいないですよね。

そこで、「ただ待っている期間」を減らすために、案件をかけもちすることをおすすめします。

うまく行けば、ひとつの案件のチェックを待っている間に別の案件を進められるので、待ちの期間が発生しません。

1人の発注者から大口の案件を受注するよりも、複数の発注者から少しずつ受注したほうが待ち時間を有効活用できますし、途中で連絡が取れなくなるなどのリスクも分散できます。

ただし、発注者によって記事作成の決まりやルールが異なるので、混同してしまわないよう注意しましょう。

発注者ごとに、「記事作成時のきまりや注意点」をまとめてチェックリストを作るなどすることをオススメします。

高報酬の案件を受注するには?

さまざまな案件を見ていると、なかには1記事数千円以上、数万円以上の高額案件があります。

それらには、大きく分けて3つのパターンがあるので紹介します。

とにかく記事数が多い

大口発注、数が多いだけで単価は安いパターンです。スピードに自信があるならオススメですね。

専門知識が必要なテーマ

医療、健康、金融、法律、保険など、専門知識を必要とするテーマは書けるライターが限られるので単価が高くなる傾向にあります。

文字あたりの単価でいうと、1~3円程度です。文字数も数千字以上の案件が多いです。

あなたの持っている知識と募集案件のテーマが合致したら、ぜひチャレンジしてみましょう。

求められている記事の質が高い

求められている記事の質が高い場合は、単価も高くなる傾向にあります。

こちらも文字あたりの単価でいうと、1円~3円程度です。

情報、文章ともに高いレベルを求められるので、調査能力・文章力が求められます。

また、修正も容赦なく依頼されますので、辛抱強くがんばれる方にオススメです。

ウェブライターに向いている人とは?

最後に、「どんな人がライターに向いているか」簡単に挙げていきます。

計画的に作業を進められる

いつでも・どこでも自分の好きなときに作業できますし、時間で拘束されることはありません。自由度の高いお仕事です。

自由度が高い分 ダラけてしまいがちなので、自分を律して計画的に作業を進められる方でないと難しいですね。

細かいところまで気を配れる

納期、記事作成時の決まりごと、守秘義務、著作権など、発注者ごとにさまざまなルールが存在します。

細かいことにも気を配り、ルールを守って作業できる方に向いています。

最後まで責任をもって取り組める

ここまでは発注側と連絡が取れなくなってしまうリスクについて説明してきましたが、ライターが途中で仕事を投げ出すのもよくある話です。

理由は何にせよ、一度受注した案件を途中で投げ出すのはご法度です。

最後まで責任をもって作業できる方でないとライターはつとまりません。

文章を書くことが好き

ライティングは、文章を書いては直し、直しては書くのを繰り返す仕事です。

より発注者の希望に沿った文章にするため試行錯誤することになるので、文章を書くことが好きな方でないと厳しいと思います。

調査・情報収集ができる

文章を書くにはネタが必要です。自分の知識や実体験だけで書ければいいですが、多くの場合は調べながら書くことになります。

必要な情報を調査できる方でないとライターはつとまりません。

また、巷には曖昧な情報や誤った情報もあふれているので、できるだけ信頼できる情報元を参考にする必要があります。

例)

  • 国や自治体、行政など、公のホームページ
  • 企業の公式ホームページ

このように、正しい情報を調べられるかどうかも重要なポイントです。

発注者の要望を素直に受け止められる

発注者の要望を素直に受け止められない方はライターに向いていません。

自分の文章にこだわりやプライドを持つのは結構ですが、あくまでも記事は発注者に納品するためのものです。

それを理解し、発注者からの要望や依頼を素直に受け入れる方でないと、ライターはつとまりません。

ライターに向いてない人とは?

今までにあげた条件を逆さにしてみましょう。

  • 計画的に作業を進められない
  • 大雑把で細かいところは適当
  • 途中で投げ出す
  • 文章を書くことが嫌い
  • 正しい情報を調査できない
  • 発注者の要望を素直に聞けない

もしあなたが発注者なら、こんなライターには絶対依頼したくないですよね。

あなたがライターに向いているかどうかは、発注者の気持ちになって考えればよくわかると思います。

いかがでしたか?

ウェブライターのお仕事は、はじめてすぐに上達するものではありませんが、向上心を持って続ければ、知識もスキルもかならず上がっていきます。

文章を書くことが好きで、かつ調べ物が苦じゃないなら、まずは手軽なものから始めてみてはいかがでしょうか。

特に、家でしかお仕事ができない方、空く時間が不規則な方にはオススメです。

クラウドソーシングサービスの登録・利用自体は無料なので、まずは登録して「どんな案件があるか」探してみましょう。

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