更新日:2018/07/20
失業中はキャッシングできない?実際に消費者金融に問い合わせてみた
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評価を設定してください ×失業中でもキャッシングできるのでしょうか?
どのキャッシング業者も利用条件に「一定の継続収入」を挙げていることを考えると、まず無理だろう...と思うのが普通ですが、実際のところどうなのか。気になりますよね。
そこで今回は、大手消費者金融に実際に問い合わせつつ、検証を行いました。
例外的に失業中でもキャッシングできる方法はあるのか?
広告で「現在仕事をしていない方でもOK」と謳っている業者は大丈夫なのか?
現在、失業中、もしくはこれから仕事を辞められる方で、お金を借り入れされる予定がある方は、ぜひお読みになってみてください。
- 目次
- 「失業中でも審査に通る?」実際に消費者金融へ問い合わせてみた
- 結論、失業中はキャッシングできない
- 「仕事をしていない方OK」をうたう業者に注意!それ、悪徳業者ですよ
- まずは定期収入を得ること!パート・アルバイトでもOK
- 失業中でも自分で商売して生計を立てている場合は?
- 財布の中にあるクレジットカードを利用する方法
「失業中でも審査に通る?」実際に消費者金融へ問い合わせてみた
消費者金融大手であるアコム、SMBCモビット、アイフル、プロミスの4社に、失業中のキャッシングについて電話問い合わせを行いました。
質問内容は下記です。
- 失業中でも審査に通ることはありますか?
- 失業保険をもらっているのですが、審査に通る可能性はありますか?
- 現在失業中ですが、再就職は決まっています。審査に通る可能性はありますか?
結果は、、、残念なものでした。
4社とも、全ての質問に対し、否-つまり、「審査に通る可能性はありません」という回答だったのです。
「もしかして例外があるのでは?」というわずかな期待を込めて問い合わせましたが、結果は見ての通り、いずれもNGでした。
大手消費者金融がNGなら、それより審査が厳しいと言われている銀行のカードローンや信販会社のローンも当然NGでしょう。
結論、失業中はキャッシングできない
結論から言って、失業中に新たなキャッシングの契約を結ぶことはできません。申込みはできますが、審査に通る可能性は限りなくゼロです。
どのキャッシング業者も利用条件に「一定の継続的な収入があること」を挙げています。これは、銀行でも消費者金融でも信販会社でも同じです。
収入が少なくとも、安定していれば審査に通る可能性がありますが、失業中だとまず審査に通りません。
キャッシングの審査基準については、『キャッシングの審査テクニック!通らない理由と対策』にて詳しく解説しています。
「仕事をしていない方OK」をうたう業者に注意!それ、悪徳業者ですよ
「現在仕事をしていない方でもOK」などと宣伝している業者は、まず間違いなく悪徳業者と思ってください。
肝に銘じておきましょう。
特に、大手ではなく中小の貸金業者の中には悪徳業者が紛れ込みやすいので、利用前に細心の注意を払ってください。
悪徳業者については、下記で特集しています。
悪徳金融に注意せよ!口座担保型業者の危険性とその対処法
違法金融業者の特徴と見分け方
まずは定期収入を得ること!パート・アルバイトでもOK
キャッシングの審査に通るためには「一定の継続的な収入があること」が不可欠ですが、いざ新しい職を探そうとしてもこのご時世、なかなか厳しいですよね。正社員を目指しているならなおさらです。
「なかなか就職が決まらない!」
そんなときは、とりあえずアルバイトやパートでもいいので、働きはじめることをおすすめします。
最近は、利用条件に「正社員であること」もしくは「年収○○○万円以上」などの条件を挙げている業者はまれで、一定の継続的な収入があればパートやアルバイトでも審査に通る可能性は十分あります。
パートやアルバイトなら、雇ってもらえる可能性も(正社員に比べて)格段に上がりますし、採用が決まればすぐに働き出せますよね。
ただし、アルバイトに採用になったからといって、採用になったその日にキャッシングに申込んでも審査には落ちてしまうでしょう^^;
では、どのくらい働いてから申込めばいいのでしょうか?
前述の大手消費者金融4社に問い合わせたところ、「勤務年数などは関係なく、一定の継続収入があれば申し込みは可能」とのことでした。
もちろん審査に通るかどうかは別の話ですが、極端に言えば勤続1ヶ月でも申し込みは可能ということです。
しかし、実際は勤続年数が長いほど評価が高くなるので、最低でも3ヶ月以上勤続していたほうが審査に通る可能性が上がります。
また、給与明細、源泉徴収票など、収入を証明する書類を提出すればそれだけ「定期収入があること」に説得性をもたせられるので、審査のときに有利に働きます。
失業中でも自分で商売して生計を立てている場合は?
失業中でもネットオークションなど自分で商売をして生計を立てている場合は、自営業として申告できます。(勤務先として申告する住所、電話番号は自宅のもので大丈夫です。)
この場合も、自分の収入を証明できるような書類(例:所得証明書、確定申告書の控え、課税・非課税証明書、納税証明書など)があれば必ず提出しましょう。
財布の中にあるクレジットカードを利用する方法
あまりおすすめできませんが、既にクレジットカードを所持していて、なおかつそのカードにキャッシング機能が付いているのであれば、クレジットカードでキャッシングする手もあります。
審査もありませんから、カードがあればすぐに借入れできます。
しかし、やはり無収入なのにキャッシングするなんて言語道断です。自分の首を絞めるだけなので絶対にやめておきましょう。
この記事の筆者
増田 麻美(仮名)
昨年ライターの仕事をはじめたばかりの新米ライター。過去に作成したジャンルは主に美容系や浮気調査。読み手にとってタメになる、役立つような記事を作成していきたいです。
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