販売アルバイトの給料、良い点、悪い点、接客で気をつけることまとめ

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「あなたは自分に自信がありますか?」

私はもともと人と話をするのが苦手なタイプでした。

何を話していいかわからず、緊張してしまうのです。

そんな自分を変えたいと思い、スーパーやショップなど、販売系の接客業に挑戦しました。

最初はお客さんやスタッフに怒られてばかりで辛いことも多かったのですが、学ぶこと、克服できたことも多かったです。

まず、接客を通じて自分に自信を持てるようになりました。

それから、初対面でも人に話しかけることができるようになりました。

今では、やってみてよかったと心から思っています。

今回は、そんな販売系の接客業の魅力、大変な点、接客のポイントなどについて、私が学んだことを紹介していきたいと思います。

仕事の種類と給料

接客販売と一言でいっても、様々なお仕事があります。

どんな仕事があるのか?
また、それぞれの給料はどれくらい差があるのか?

給料を基準に考えると、大きく3つに分けられます。

(1)専門的な知識を必要としないもの

コンビニやスーパーのレジなど、だれでも簡単に始められるものは、時給800円~1,000円程度が相場。お給料は少し低めです。

(2)専門的な知識を必要とするもの

携帯ショップや家電量販店の販売員のように、研修があったり専門的な知識を必要とするものは、時給1,000円~1,500円程度が相場。(1)と比べると、割高になります。

(3)同業でも給料の差があるもの

例えばアパレル業界の場合、ユニクロ、しまむら、無印良品などのファストファッション店の時給の相場は800円~1,000円、ルイヴィトンやグッチなどの高級ブランド店の時給の相場は1,500円以上と、同じ業種であっても時給に大きな差がでることがあります。

前者と後者では、当然求められる接客スキルのレベルも違ってきます。

仕事の始め方

長期でお仕事を続けたい、将来の夢に向かって専門的な知識を身につけたいという場合は、アルバイトや正社員になることをおススメします。

逆に、一つの仕事だけでなく様々な仕事を経験したいという場合は、まず人材派遣会社に登録してみてはどうでしょうか?

フロムエー、an、バイトルドットコム、タウンワークなどの大手アルバイト情報サイトを見てみると、販売系のお仕事はたくさん掲載されています。

ただ、販売系のお仕事の場合、短期、単発の案件は他の職種と比べて少ない印象があります。

デパートのセール時期などに大量募集されていることもありますので、短期でがっつり稼ぎたい場合は夏と冬が狙い目です!

接客業の良い点、悪い点

良い点

初対面でも緊張せずに話せるようになる、セールストークが身につく、など、コミュニケーションに関する技術が身についてきます。

また、たくさんの人と話をしてきた、モノを売ってきたという経験は自信になります。

悪い点

基本は長時間立ちっぱなしお仕事なので、実は体力勝負なところが大きいです。疲れてても常にニコニコ対応しなくてはいけません。

また、お客様からきついお叱りを受けたり、理不尽なクレームを言われたりすることもあります。

そういった接客のストレスに加え、長く働く場合は職場の人間関係にも気を配らなくてはなりません。

特に女性が多い職場はいじめがあったり派閥があったりするので、仕事以外のところで気を遣わなくてはいけない面が大きいです。

接客のポイント(1)こんな接客は絶対NG

「自分がされたら嫌なこと=お客さんにしてはいけないこと」です。

いくつか事例を挙げるので、参考にしてください。

  • お客さんが商品に少しでも触ったら、すぐに話しかける
  • お客さんの顔を見ないで「いらっしゃいませ」と言う
  • スタッフ同士がおしゃべりしている
  • 敬語を使わない
  • 早口で説明をする
  • 商品のことをよく把握しておらず、曖昧な説明をしてしまう
  • お世辞を連発する
  • 忙しいときに話しかけられて無愛想な対応をする

お客さんが不快な気持ちにならないように十分注意しましょう。

接客のポイント(2)どのような接客が好まれるか?

簡単に言えば、先ほど挙げた例の逆のことをすればいいのです。

  • 入店直後のお客さんに話しかけない
    (ただし、声をかけてほしいお客さんもいるので見極めが大事)
  • お客さんの顔を見ながら「いらっしゃいませ」と言う
  • 無駄なおしゃべりをしない
  • 敬語で対応する
  • ゆっくり丁寧に商品説明をする
  • 商品のことは事前によく把握しておく、わからないことは先輩スタッフに尋ねる
  • 過度なお世辞を言わず、自分の素直な感想を丁寧に伝える
    (ただし、素直に失礼なことを言うのは厳禁です。笑)
  • どんなに忙しくても笑顔で明るく対応する

そして、商品を「売りつける」ではなく「買い物の手伝い」をするという意識を持つことが大事です。

「どうすればお客さんに最適な商品を選ぶことができるか」
「どうすればお客さんが困っていることを解決できるか」

など、お客さんにとって利益になることを考える、それが、「買い物の手伝い」ということです。

こちらが一生懸命、お客さんのために商品を選んだり調べたりしていると、その姿勢は相手にも伝わります。

「買うならこの人から買ってあげよう」と思わせたら勝ちです^^

また、お客さんにいい買い物をさせてあげるためにも、自分の売る商品についてよく把握しておくことが大事です。

洋服なら、それぞれの洋服のサイズ展開や色展開、その洋服に合わせられる服はどれか?などについて。

家電なら、その家電の基本スペックや類似商品との違いについて・・・などなど。

誰も、その商品について全く知識がない人から買いたいとは思いませんよね^^;

接客で気をつけなくてはいけないこと

(1)お金の管理

忙しい時間帯になると、おつりのミスが発生しやすくなります。

以前、私が働いていたショップで5,000円札が無くなったことがあったのですが、店長に「君、盗んだでしょ?」と冗談交じりに言われてしまいました。

おつりの間違いは信頼関係に関わります。トラブルにならないよう、おつりはよく確認してから渡しましょう。

(2)見た目

派手な洋服、無精ヒゲ、ピアス、ネイル、アクセサリーが禁止されているお店が多数存在します。

お客さんやスタッフに不快感を与えない程度のファッションにしましょう。

(3)声と表情

疲れてくると、どうしても表情や声が暗くなってしまいます。

一人でもそうなってしまうと、お店全体の雰囲気が悪くなってしまいます。

おわりに

接客は大変なお仕事です。
しかし、自分に合っていればこんなに楽しくて魅力的な仕事はありません。

私は、接客のお仕事をして、たくさんのお客さんや仲間と出会うことができました。自分に自信が持てるようになりました。

接客を通じて、あなたの人生がさらに豊かなものになることを心から願います。

【この記事の筆者】
茂木 大仁(仮名)
1984年生まれ。千葉県出身。学生時代からビラ配り、ティッシュ配り、犬の散歩、引っ越し、交通量調査員、新聞勧誘、ロハス企画の営業、家庭教師、塾講師、モデル、執筆、アフィリエイト、レストランの接客業、野菜の路上販売、ヒッチハイク本州一周など様々な仕事に携わる。現在ではゲストハウス管理人、塾講師、作家、オークション転売、そして父親という5足のわらじをはきながら生活をしている。

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