アパレルアルバイトの実態。時給・休日・ノルマ。マイナス面とコツ

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アルバイトの中でも、アパレルアルバイトは女性に人気です。華やかな洋服を着て、楽しそうに働くショップ店員を見て、「アパレルアルバイトをしてみたいな~」と、一度は思ったことがある方も多いのではないでしょうか?

オシャレな雰囲気の中で楽しく働けるイメージのあるアパレルアルバイト。特別な資格も必要なく、未経験者でも働けそうですが、実際はどうなのでしょうか?

アパレルアルバイトの魅力、大変なところ、仕事のコツについて詳しく検証してみました。

時給は高いのか?ノルマは厳しいのか?などを解説していますので、これからアパレルアルバイトを始めようと考えている場合は、ぜひご覧ください。

時給の相場は?

アパレルアルバイトの時給の相場は、東京都内で900~1,500円程度です。もちろん、ショップやブランドによって時給に差が出ます。

高級ブランドを扱うショップになればなるほど、時給は高くなります。

働く日数、時間は自分で決められますが、平均すると週3日1日6時間~と、拘束時間が長めのところが多いようです。

セール時期など、繁忙期には残業をお願いされることも多いようです。契約時に確かめておきましょう。

仕事の探し方

巷のアルバイト求人情報サイトに多く掲載されています。

働きたいショップやブランドが決まっている場合は、そのショップのホームページから求人情報を探すのも良いと思います。

また、派遣会社に登録して、希望の仕事を紹介してもらう方法もあります。

ショップとの直接契約より、派遣社員として働く方が高時給になる場合もあるそうです。

福利厚生が充実した派遣会社だと、社会保険が完備され、有給休暇制度もあります。派遣を考えている場合は、登録前に派遣会社についてよく調べてみると良いと思います。

仕事内容は?

主な仕事内容は接客やレジ打ちですが、他にも裏方の仕事があります。

具体的には、商品の搬入、陳列、整頓、商品のタグ付け、包装材の用意、在庫管理、商品の発注、お客様への案内発送などなど。

商品の入った重い段ボールを運んだり、ヒールで長時間接客したり、立ち仕事が基本となりますので体力も必要です。

また、お店の価格帯や雰囲気によって仕事内容は変わってきます。

全国展開しているカジュアルブランド(例:UNIQLO、H&M)では、商品の説明はしても、お客様に洋服をすすめたり、コーディネートの提案をすることはあまりありませんよね。

逆に通常のブランドでは、商品の価格帯が比較的安価なショップでも、ショップ店員がお客様にコーディネートを提案したり洋服をすすめたりするのが一般的です。

お客様から見たら社員もアルバイトも同じショップ店員です。お客様にコーディネートの相談をされて、「わかんなーい」ではダメです。

常にさまざまなコーディネート(どのトップスにどのボトムが合うかなど)、流行色、流行のアイテムなどを把握しておき、そのお客様に合ったコーディネートを提案できるようにしなければなりません。

働いてよかったこと

アパレルアルバイトで働いてみてよかったことは何でしょうか?

洋服が安く買える

働いているお店のブランドの商品を社員割引で購入できます。

ショップごとに割引率に差がありますので、そこだけ注意です。また、アルバイト、正社員で割引率に差があるお店もあります。

働きながらオシャレを楽しめる

オシャレなことが大前提のショップ店員。

毎日、自分の好みの服装をコーディネートして仕事に向かうのは楽しいもの。普通のオフィスのように、地味目のメイクや髪型にする必要もありません。

お店により、勤務中の洋服は自由なところ、制服があるところ、自社ブランドの洋服のみ、などと規定に違いがありますので確認してみましょう

最新の流行情報が手に入る

秋はこの色が流行る、冬はこのアイテムが流行る、などファッションの最新情報が次々入ってくるので、洋服好き、おしゃれ好きな人にはたまらないと思います。

コミュニケーション力がアップ

日々いろいろなお客様と接するので、会話の能力、コミュニケーション能力が身につくと思います。

自分磨きにぴったり

最新の情報に触れ、センスの良い先輩店員から参考にできるコーディネート、着こなしなどを学べます。

常にお客様に見られているという自覚も生まれますし、自然に自分のファッションへの意識も高まります。

マイナス面

「アパレルアルバイトのここがちょっと...」というマイナス面についても検証します。

土日祝日に出なければいけないことが多い

ショップは、基本的に土日祝日が かきいれどき。

アルバイトでも、土日祝日の出勤をお願いされることがあります。(夏、冬のセールの時期は繁忙期なので特に)

体力が必要

ショップでのお仕事は ほとんどが立ち仕事。

体力に自信がない人はつらく感じるかもしれません。

洋服代がかかる

お店によって、自社ブランドの洋服を着て接客するという規定があるところも。また、元々好きなブランドで働いている場合は、社員割引を利用しても、ついつい洋服を買いすぎてしまう人もいます。

アパレルの販売員は、洋服だけでなく髪型や小物、靴などにも気をつかわなければいけないので、ファッション代や自分のメンテナンス代が多めにかかってしまいそうです。

暇な時間が辛い

お客様が少ない時間帯は、仕事もなく手持無沙汰になることもあります。仕事がない、というのは案外辛いものです。時計の針が進むのがとても遅く感じられます。

アパレルアルバイトのコツは?

ただ「試着できますよ」と声をかけるだけではなく、場合によってはお客様に似合う組み合わせ、色を考えた上でコーディネートを提案しなければなりません。

そのため、お店の商品の詳細な情報(サイズ展開、色展開、在庫など)をしっかりと頭に入れておきましょう

アパレル業界は女性の多い職場です。お店の中では、正社員、アルバイト、派遣社員が入り混じって働いています。

そのため、女性特有のトラブルが起きやすい場所でもあります。職場での人間関係がうまくいかないと、仕事が円滑にまわりません。

  • アルバイト同士でかたまらない
  • ショップ内の雑用は進んで引き受ける
  • わからないことは適当に対処しようとせず、すぐ社員に確かめる
  • 職場では必要以上にプライベートに深く踏み込まない

など、働きやすい職場になるよう、自分の立場を自覚して仕事にあたりましょう。

ノルマはあるの?

ノルマがあるショップもありますが、最近では、売り上げ目標と言葉を変え、達成できない場合のペナルティがないショップも増えています。

ただ、ショップの店員の仕事としては、やはりどれだけの売り上げをあげたか、ということに重点が置かれがちです。

目標に届かなかった時には気が引けてしまい、自分で商品を購入する、といった例もあるようですが...

ノルマを毛嫌うのではなく、「目標」として前向きにとらえてみてはどうでしょうか。

どんな人に向いているの?

洋服が好き

ふだんからオシャレを楽しんでいて、色々な洋服を着たいと思っている人。オシャレをするのが好き、という気持ちが基本です。

人と話すのが好き

いろいろなお客様とコミュニケーションをとることを楽しいと感じられると、仕事へのやりがいもアップします。お客様をきれいにするために役に立ちたい、と本気で思えるかどうかも大切です。

気持ちの切り替えが得意

店員に話しかけられるのが苦手、というお客様もいます。時にはクレームが出ることも。そんな時は反省して、また新たにがんばろう、という気持ちが持てると、仕事がうまくいきます。

【この記事の筆者】
前川ミオ(仮名)
1970年生まれ。大学卒業後から現在に至るまで、あらゆる仕事、アルバイトに就き、転職数は20を超える。中でも一番長く勤めた職種は、保育士・幼稚園教諭。転職の経験を活かして、就職系・教育系を得意とするライターとして活躍している。

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