なぜプロミスで追加借入れができなくなったのか?その原因と対処法【体験談】

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「まだ残高が残っているのに追加借入れできない!」

キャッシングの利用中に、突然追加の借入れができなくなってしまった経験はありませんか?

まだ利用限度額に達していないのに、急に追加借入れを止められるなんて、ちょっと納得できませんよね?

今回はプロミスを利用中に、突然追加借入れができなくなった荻原さんの体験談をご紹介しながら、

「なぜ利用限度額に達していないのに追加の借入れを停止されてしまうのか?」を解説しています。

加えて、元消費者金融社員に審査のリアルな実態をお話いただきましたので、追加借入れができなくなったときの対策も一緒に紹介していきますね。

追加借入れができなくなった原因と対策を知りたい場合は、「追加借入れができなくなるのはなぜ?元社員に聞いてみた(編集より補足)」からお読みください。

この記事の編集者情報

  • 内田 恵子私が編集者です!

    東京生まれ。アラフィフ。出版社勤務の後独立。編集・ライター歴30年。ファイグーでは「わかりにくいお金の話を、わかりやすくお伝えすること」「少しでも役に立つ情報をお届けすること」をモットーに、より具体的で、身近に感じていただける記事を目指しています。猫派で今は元ノラを多頭飼い中。日々癒してもらってます。

日々の浪費がやめられない!突然プロミスからの借入れができなくなった話(体験談)

私が借金をするようになったのは、単なる浪費癖が原因です。

会社をクビになったわけでも、急にお金が必要になったわけでもありません。

使わなくてもいいところにお金を使い続け、追加借入れ停止という状況に陥ってしまったときのことをお話ししようと思います。

体験者の情報

名前:荻原 博(仮名)
性別:男
当時の年齢:26歳
当時の職業:SE(システムエンジニア)
借入先:プロミス
借入件数:2件
利用時期:2011年12月~
当時の借金の合計額:50万円

※体験者の荻原さんは、アコムやプロミスなど複数社から借入れていますが、実際は、複数社へ申込みをしたり、複数社と契約したりすると、状況によって審査に通らないことがあります。ご注意ください。

借金のきっかけは「タクシー代」

私がキャッシングを利用するきっかけとなったのは、タクシーです。

当時の私は仕事が忙しく、連日終電帰りでした。

最寄り駅から自宅までは徒歩で30分。

普段はバスが出ているのですが、終電の時間だとバスもありません。

仕事帰りはクタクタで歩く気になれず、毎日タクシーを使う始末。

そのような生活を続けていたら、だんだん給料だけでやりくりできなくなっていきました。

そしてついに、キャッシングに手をだすようになってしまったのです。

プロミスに決めた理由は「有名だったから」

まず利用したのはアコムです。

利用限度額いっぱい、50万円まで借入れました。

それでも、少しずつ苦しくなってきたので次を探すことに。

当時の私は、金利などの細かい条件がわからなかったので、とにかく「知名度のある大手がいい」と思いこんでいました。

私が知っているカードローン・キャッシングで、知名度のある大手といえばアコムかプロミス。

アコムはすでに利用済みなので、残るはプロミスです。

さっそく、プロミスに申込むことにしました。

今になって考えると、このときから借金のスパイラルは始まっていたんですね・・・

しかし、当時の私は目先のお金のことしか考えられず、それに気づくことができませんでした。

30分の手続きであっさり60万円ゲット!

プロミスの看板がある雑居ビルのワンフロアに自動契約機があり、そこで手続きを開始しました。

自動契約機はタッチパネル式です。

画面に質問事項がつぎつぎ表示されるので、それに回答していきます。

氏名、住所などの基本情報からはじまり、勤務先の情報や、現在の借入状況を入力。

ここで必要書類も提出します。

アコムに申込んだときの経験から、本人確認書類と収入証明書が必要なことは把握していたので、運転免許証と源泉徴収票はあらかじめ持参していました。

必要書類は、自動契約機に搭載されているスキャナで読み込ませて提出します。

使い方はコンビニのコピー機とほとんど同じなので、操作に手間取ることはありません。

20分ぐらいで、すべての入力と書類の提出を終えました。

それから少し経つと、備え付けの電話にオペレーターから電話がかかってきます。

入力した内容について確認や質問をされますが、対応は丁寧で、圧迫感や尋問されるような感じは一切ありません。

オペレーターとのやり取りが終わると審査に入ります。

ここで10分ほど待つことになるのですが、入試の結果を待つような、妙な緊張感がありました。

審査結果は無事合格!

金利17.8%で、利用限度額は60万円となりました。

今考えると、まるで60万円の貯金ができたように錯覚していたと思います。

なお、申込みから融資までにかかった時間は30~40分でした。

借りるのがあっという間なら、使い切るのもあっという間

本来、キャッシングはどうしても欲しいものができたときや冠婚葬祭のときなど、突発的な出費のために使うものだと思います。

でも、私の場合は違いました。

最初にお話したとおり、タクシー代などの節約できそうな生活費に使っていたんです。

収入以上に出費し、それをキャッシングで補填し続けていたわけですね。

2~3万円借入れても、「来月の返済で多めに返そう。まだ50万円バッファがある」「今月も多めに借りてしまったが、来月と再来月で挽回しよう」といった安易な考えで借金を繰り返していました。

その結果、プロミスの利用限度額60万円も3ヶ月で使いきってしまいます。

それからは、返しては借り、借りては返し・・・というパターンの繰り返しです。

どうして? 突然、追加借入れ不可になったプロミス

それから半年程、アコムとプロミスで借入れと返済を繰り返していました。

そんなある日、突然、プロミスのカードが使用不可になったのです。

利用限度額の残高は1万円ちょっと。

それなのに、借入可能額はゼロになっていました。

これまで返済に遅れたことは一度もありませんが、いつも利用限度額ギリギリで利用していたためか、借入れがロックされてしまったようです。

ここで生活を見直して返済に専念すればよかったのですが、こりない私は別のローンに申込み、また借入れを増やしてしまいました。

そして、そのローンもすぐに利用限度額いっぱいまで使ってしまいましたが、この時点で総量規制にひっかかります。

これ以上、新規の借入れができない状態になりました。

最終的に生命保険を解約し、積み立てていたお金を返済にあてて完済。

結局、プロミスで突然借入れできなくなった理由はわかりません。

他社で同じことは起きませんでしたね。

プロミスの対応は非常に丁寧でしたし、可能な範囲で利用限度額を大きくしてくれたと思うのですが、利用状況については厳しくチェックされていたのかもしれません。

キャッシングを利用するなら自分自身をコントロールしよう

最後になりましたが、社会人たるもの、付き合いや冠婚葬祭など、思わぬ出費があるものですよね。

急な出費があるときは、一時的にキャッシングを利用するのもありだと思います。

しかし、私のように、身の丈に合っていない生活を続けるために利用するのはよくないですよ。

借りるなら「月々の返済額はいくらなのか」「いくらまで借りても大丈夫か」などをきちんと確認し、自分自身をコントロールできないとダメです。

とくに、複数の会社から借入れた場合、1社ずつの返済額は少なくても、合算すると大きな額になってしまうことがあります。金銭感覚も麻痺しがちですからね。

借入れと返済を計画的にコントロールできないと、結果的にまわりに迷惑をかけてしまいますよ。

このことは、常に頭に入れておきましょう。

まとめ

最後に、「追加借入れが停止されてしまう原因」についておさらいしましょう。

  • 借入総額が税込年収の3分の1を超えてしまった
  • 利用中に金融事故を起こしてしまった
  • 延滞をしてしまった
  • 収入証明書の提出依頼に応じていない
  • 退職したことを金融業者に把握されてしまった

「利用限度額の範囲であれば、いくらでも追加融資を受けられる」と思いがちですが、今回のように借入れや返済の状況次第で融資が停止されることもあります。

「必要なときに必要な金額だけ借りる」「借りたお金は期日通りに返す」、当たり前のことをきちんと行い、計画的に利用していきましょう。

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