医療保険の失効通知が届いた後に契約を復活させる方法と3つの条件

医療保険に加入しているそこのあなた。

毎月きちんと保険料を支払っていますか?

「今月はちょっと赤字で...」「支払いをすっかり忘れていて...」

理由がなんであれ、保険料の滞納が続けばいずれその保険は失効してしまいます。

医療保険が失効してしまうと、これまで支払った保険料が無駄になり、新たに保険に入る必要も出てきます。

こんなに無駄なことはないですよね?

では、どのくらい滞納すると失効してしまうのでしょうか?

また、失効後、その保険を復活させるためにはどうすればいいのでしょうか?

今回は「保険が失効するまで」と「失効した保険を復活させる方法・条件」について詳しく調査しました。

すでに医療保険に加入している方、これから加入する予定のある方は一度目を通してみてください。

ちなみに、生命保険の滞納と失効について特集した記事もあります。あわせて読んでみてください。

どのくらい滞納したら失効してしまうの?

まず前提として、

医療保険は、一度保険料を支払えなかっただけでは失効しません

この場合、まず保険会社から未納通知が届きます。

そこに、「保険料が支払われていないこと」「このまま保険料を支払わなければ保険契約が失効すること」などが書かれています。

保険料の支払いには「払込期月」「払込猶予期間」があるので、最悪の場合、払込猶予期間までに支払えば失効しないのです。

では、払込期月と払込猶予期間はそれぞれどのくらいの期間がもうけられているのでしょうか?

月払いの場合

例をあげましょう。

保険料が月払いの場合、5月分の保険料の払込期月は5月31日まで。そして、払込猶予期間はその翌月末日まで(6月30日まで)となります。

この場合、6月30日までに保険料を支払えば失効をまぬがれることができます。

半年払い、年払いの場合

保険料が半年払い、年払いの場合、払込期月の翌月初日から翌々月の契約応当日(保険を契約した日にち)までの間が払込猶予期間です。

例をあげましょう。

たとえば、年払いの保険を10月10日に契約した場合、保険料の払込期月は10月31日までとなります。そして、払込猶予期間は払込期月の翌月初日から翌々月の契約応当日まで(12月10日まで)となります。

この場合、12月10日までに保険料を支払えば、失効をまぬがれることができるのです。

解約返戻金がついている保険の場合、滞納分を自動で立て替えてくれる?

余談ですが、解約返戻金(解約時、保険会社が払い戻してくれるお金)がついている保険を契約している場合、解約返戻金の範囲内で滞納分の保険料を立て替えてくれる制度があります。

これを、「自動振替貸付制度」といいます。

ただ、これはあくまで貸付なので、あとで利息を上乗せして返済しなければなりません。

また、そのまま保険を解約する場合は、解約返戻金から滞納分が差し引かれます。

失効してもしばらく通知がこないって本当?

払込猶予期間を過ぎて保険が失効すると、通知書が送られてきます。

しかし、この通知書が届くまで2週間ほどかかる場合もあるので、失効していることに気付かない方もいるようです。

その間に、大きなケガをしたり病気にかかってしまったら大変ですよね。

未納通知がきた時点で、「このまま支払いをしなかった場合、いつ保険が失効するのか」よく確認しておくようにしましょう。

保険を復活させる方法と3つの条件

「料金滞納で保険を失効させてしまったが、やっぱり同じ保険に加入したい!」

このような場合は、あらためてその保険に入り直さなければならないのでしょうか?

いえいえ、ご安心ください。保険には「復活」という制度があるのです。

保険の「復活」とは

復活とは、一度失効した保険契約を再び有効にすることです。契約を以前の状態に戻すだけなので、保険料や保障内容は失効前と同じになります。

ただし、再び保障が開始されるのは契約が復活した日から。失効期間中の病気・ケガは保障対象外となるのでご注意ください。

復活させるための3つの条件

保険を復活させるためには、下記の3つの条件をクリアしなければなりません。

復活猶予期間内であること

保険会社で定められている復活猶予期間内に復活の手続きをしなければなりません(医療保険の場合は、通常1年から3年)。

この復活猶予期間を過ぎてしまうともう復活できませんので、事実上の解約ということになってしまいます。

ただ、保険会社や商品によっては、契約者の経済状態を考慮して復活猶予期間を延ばしてくれる場合もあるようです。復活猶予期間を過ぎていても諦めずにまず保険会社に相談してみましょう。

健康状態が維持されていること

契約当時と比べ、健康状態に変わりなければまず問題ないでしょう。

しかし、大きな病気をしたりケガを負っている場合は、復活が認められない可能性が高いです。

また、加入時に医師の診査が必要だった場合は、復活時にも同じ診査が必要になるでしょう。

そのへんは保険会社や商品によって基準が異なるので、まずは保険会社に問い合わせてみましょう。

滞納分の保険料を一括で支払うこと

保険を復活させるためには、滞納分の保険料全額を一括で支払わなければなりません。

また、督促手続きや失効期間中の管理費用として、保険料に一定の延滞金を課す保険会社がほとんどのようです。

延滞金が発生している場合、滞納分の保険料と延滞金を一括で支払う必要があります。

保険は復活させたいが、失効前の保険料を支払っていくのは厳しい!

「保険は復活させたいが、失効前の保険料を支払っていくのは厳しい...!」

なんともワガママですが、何か打つ手はあるのでしょうか?

保障額を減らす

まず、失効時点にさかのぼって保障額を減額させる方法があります。

たとえば、保障額1,000万円の保険が失効した場合、失効時点にさかのぼって保障額を500万円に減らすことができます。

このように、保障額を減らせばその分 月々の保険料も減額されるので、毎月の負担をおさえることができます。

支払方法を変える

また、保険の種類によっては、保険料の支払方法(例:有期払い、終身払い)を変更することで、保障内容を変えずに月々の保険料をおさえることができます。

有期払い...契約時に定めた年齢までに保険料を全て払い終える

終身払い...(契約している限り)生涯にわたって保険料を支払っていく

月々の保険料は、終身払いよりも有期払いのほうが割高になります。

したがって、有期払いから終身払いに変更すれば、それだけで月々の保険料をおさえることができるのです。

まとめ

最後に、今回の記事の重要ポイントをまとめてみました。

  • 保険料の支払いには払込期月と払込猶予期間があるので、払込猶予期間のうちに支払えば失効にはならない(月払いの場合、払込期月と払込猶予期間で計2ヶ月)
  • 払込猶予期間を過ぎてしまうと、保険契約は失効する
  • 失効の通知が手元に届くまで2週間ほどかかる
  • 失効後も一定の条件を満たせば保険契約を復活させられる

保険は継続できなければ意味がありません。

万一、失効してしまった場合は、「将来的に無理なく続けていける保険だったのか?」もう一度しっかり確認しましょう。

必要であれば、思い切った見直し(別の保険に乗り換えるなど)をしたほうが賢明かもしれませんね。

なお、保険失効後に復活させた方の体験談も読んでみるといいと思います。

この記事の筆者

久和 間優(仮名)
元外資系生命保険会社に勤務。給付金・保険金の支払い業務を担当する。その後は自分の体験やFP等の資格を活かしライターとして活動を開始。

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