住民税滞納でも差し押さえにならない?ホントは教えたくない分割納付

  • 滞納している住民税、払わなくても大丈夫?
  • 住民税を払えないときは、まず役所で相談しよう!
  • 住民税は分割納付できる!
  • 分割納付中も延滞金が発生!
  • 分割納付も難しい場合は、減額や免除を受けられる!
  • 督促を無視しちゃダメ!財産の差押え!
  • いつ、何を差押えられる?
  • もっと深く理解したい場合は、下の記事を読んでね!

前年度の所得に対して課税される住民税(※1)はやっかいな税金です。

それだけでなく、住民税は滞納し続けていると、最終的に財産の差し押さえを受けることになります。

差し押さえだけは嫌という方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、以前、失業が原因で住民税を滞納していた鈴木さんが、どのようにして差し押さえをまぬがれたのかをお話いただきました。

鈴木さんは前職を辞めた後、仕事が決まるまで何もせず、放置していましたが、ついに役所へ相談に行きます。

結果的にはこれが功を奏し、現状を正直に説明したところ、分割納付にしてもらえたそうです。

今回はその当時のお話を中心に聞いています。

そして、記事の後半では、

鈴木さんの他にも住民税を分割納付に成功した5名のお話をもとに、相談に行くときのポイントや、分割納付の注意点をまとめました。

さらには、実際に財産を差し押さえられてしまった3名にもお話を聞き、

「いつ・何が差し押さえられるのか」など差し押さえの実態を紹介しています。

すでに住民税を滞納している方、これから滞納してしまいそうな方にとって役立つ内容になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。

※1
住民税は、道府県民税(東京都の場合は都民税)と、市町村民税(東京都23区の場合は特別区民税)の総称です。地域によって市民税・市県民税・市府民税などと呼ばれることもあります。

この記事の編集者情報

  • 田中 靖子私が編集者です!

    編集・ライター歴20年。読み手にわかりやすく、正確・誠実に情報を伝えることをモットーにしています。ファイグーでは読み手が求める情報をいかに適切に把握し、発信できるかを日々模索中。ささやかでも生活に役立つヒントをお届けできたら幸いです!現在は保育士とのダブルワーク中。高校球児の母。朝5時起きで白飯大盛弁当づくりが日課です。

住民税を分割納付して差し押さえを免れた鈴木さんの体験談

体験者の情報

名前:鈴木 みなみ(仮名)
性別:女性
職業:金融業
年齢:35歳
滞納したもの:住民税
滞納額:5万円+25万円+延滞金

上京費用でお金がかかり...はじめての税金滞納

私は2005年4月まで東北の実家に住んでいました。

退職するまでの職業は、銀行系クレジットカード会社の社員です。

正社員でボーナスあり・残業ほとんどなしのとても恵まれた職場環境でした。

ただ、人間関係だけがうまくいっていませんでした

お局さまとはうまくいかず、そのうえ銀行からの天下り上司にも不満を持っていたのです。

いつからか、「今の会社をはやく辞めて東京で仕事がしたい!」と思うようになります。

そもそも、短大卒業後すぐは都内で仕事をしていたのですが、親の病気のために実家に戻ったという過去がありました。

そんな私なので、東京には未練があります。

できることならまた都内で仕事がしたい...!

そう思っていたとき、たまたま都内の知人から「今の仕事がそれほどイヤなら、上京して私の家に住んで仕事をすれば?」と言われたのです。

まさに渡りに船!
私はその話に飛びつきました。

その後、トントン拍子に話が進み、私は都内で仕事を見つけ、引越しも済ませて働きはじめます。

ただ、そんな折、実家のある市の役所から住民税(市民税・県民税)の納付書が送られてきたのです。

金額はだいたい5万円くらいだったと思います。

あとで払おうと思っていたのですが、上京費用などで出費も多く、結局は放置してしまいました。

これが、私の住民税滞納のはじまりです。

失業が原因で...結局また滞納してしまった住民税

上京後の仕事はとても順調でした。

IT系の金融会社に勤務していましたが、時給1,900円で交通費も支給されたので、アルバイトとしてはかなり高収入なほうだったと思います。

(以前勤めていたのが銀行系のクレジットカード会社だったので)社員がわからないような仕事を担当していましたし、督促電話やクレーム対応も問題なくおこなっていました。

半年ごとの契約更新も、契約期間を過ぎてから契約書に記入するという感じで、アルバイトだということを忘れられていた時もあります。

ところが、2009年11月中旬頃。
当時の上司2人に突然面談をすると言われ、イヤな予感がしたものの会社に出向きました。

話はやはり、契約打ち切りについて。

会社を統合するので、経費削減のための人員削減をするとのことでした。

私はただでさえ時給が高かったですからね。

結局、その年の12月で契約終了となり退職しました。

仕事が見つからない!そんな矢先に届いた住民税の納付書

退職後、年明けから職探しをスタートしましたが、これがなかなか厳しいものでした。

貸金業法改正のせいか、金融関係の仕事がほとんどなくなっていたのです。

やむをえず、金融業界以外の仕事も探したのですが、結果は惨敗...。

正社員の募集に応募しては不採用の連続で、生活的にもかなり厳しい状況が続きました。

そんな苦しい状況のなか、お構いなしに前年度分の住民税の納付書が届き、もうお手上げ状態...!

私の住んでいる地区は福祉に力を入れているせいか、住民税も高いですし、納付期限をすぎるとすぐに「督促状」が送られてきます。

しかし、いくら督促状が届いたところで仕事が決まらないと住民税なんて払えません。

結局、滞納を放置することになってしまいました。

支払いを滞納する人は2タイプいる

金融関係の会社に勤務していると、支払いを滞納する顧客には2つのタイプがあることに気づきます。

ズバリ、必死に返済しようと努力するタイプと投げやりになるタイプです。

私は、自分は後者なのだと今更ながら気づきました。

そこで、もう投げやりや放置はやめようと思いたち、思い切って区役所へ相談に行くことにします。

月5,000円ずつ分割納付していくことに

2011年3月から、(希望とは異なりましたが)派遣社員で仕事を開始しました。

ようやく収入の目処がついたので、私は区役所からの督促状を手に、勇気をだして区役所に相談にいきます。

ずっと無職だったこと、雇用保険も切れてしまい親の援助で生活していたこと、持病があり毎月の医療費が普通より多いこと、就職したばかりで滞納分を一括納付できないこと。

このようなことを説明すると、区役所の方は「未納分の住民税を分納するよう」提案してくれました。

毎月必ず納付できる金額を聞かれたので、私は「5,000円でお願いしたい」と答えたのです。

区役所の方はそれで了解してくれましたが、「返済できない月は必ず連絡してください!また滞納が続くと分割納付自体できなくなってしまいます!」との注意をいただきました。

毎月5,000円ずつの分納でいいということで、とても心が軽くなったのを今でも覚えています。

それから、順調に毎月分割払いを続けています。

もし、この記事をお読みの方で、税金の支払いを滞納している方は、とりあえず役所に相談にいきましょう!

ちゃんと連絡するだけで、相手に誠意と支払う意志が伝わりますし、役所側はできるだけ無理のないような案を提案してくれます。

放置するのが一番良くないですよ!

最後に余談ですが、実家のほうの市役所からの督促状はとうとう届かなくなりました。

結局、実家にいたときの住民税(未払い分)は一切払っていないのですが、なぜか督促がこなくなったのです。

どうしたのか気になりますが、とりあえず今支払っている住民税の件が落ち着いたら連絡してみようと思います。

→ 税金滞納・料金滞納の事例と対処法

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