クレジットカード支払いを滞納すると、こんな結果になる【体験談】

お店や金融機関などで誘われ、気軽にクレジットカードを作る人は多いと思います。

ただし支払いをせずに放置してしまうとどうなるのか、契約前にそのペナルティをよく知っておいた方がいいでしょう。

しかも例え支払いの意志があっても、返済が遅れるという連絡を怠ると、とんでもないことになってしまうのです。

体験者の情報

名前:田中 直樹
性別:男性
職業:学生
年齢:22歳
滞納したもの:カード(セゾン)、光熱費
滞納していた金額:6万円(カード)+3万円(光熱費)
滞納していた時期:2011年2月~2011年6月

気軽に作ったクレジットカードが生活を一変させた

銀行口座を開設するついでに何となく作ったクレジットカード。

しかし欲望の赴くまま、クレジットカードでどんどん支払いをしてしまい、気づけば支払総額は30万円以上になっていました。

毎月少しずつ支払う予定でしたが、1人暮らしで学生の私には予想以上に大変なことでした。

やがて生活費にも困るようになり、カードの支払いができなくなっただけでなく、光熱費まで滞納する事態になってしまいます。

軽い気持ちでクレジットカードを作る

大学1年の春、私は実家を離れて上京し、一人暮らしをはじめました。

両親からの仕送りは生活費5万円+家賃6万5000円です。

しかし実際に生活を始めてみると、生活費5万円のうち、友達と遊ぶのに月3万円くらいかかってしまいました。

特に最初の月は、準備などで生活費が7万円くらいかかり、親戚からの入学祝いでもらった5万円まで、あっという間になくなってしまいます。

遊びに3万円かかると、残りの2万円で交通費や食費をまかなうのはとても無理です。

そこでとりあえずバイトを始めようと思い、週3日、時給1000円の居酒屋でバイトをすることにします。簡単なホール接客業務で、およそ月7万円稼ぐようになりました。

バイトを始める時に「バイト代はみずほ銀行から振り込むから、できればみずほ銀行の口座を作ってほしい」と、店から言われます。

私は三菱東京UFJ銀行の口座しか持っていなかったため、これを機にもう1つ口座を作ろうと思いました。

みずほ銀行で口座開設の手続きをしていると、窓口の人が「クレジットカードは作りますか?」と聞いてきます。あると便利かもと思い、軽い気持ちで作ることにしました。

しかし、その後数カ月は、クレジットカードのことはすっかり忘れていて、使用することはありませんでした。

高額セミナーを受講

ある日、当時流行っていたクーポンサイト「グルーポン」を何気なく見ていると、「速読体験セミナー」というのを見つけます。

私は「いつか速読を習って、本を高速で読めるようになりたい」と思っていたので、すぐに「詳細」をクリックしました。

すると「980円で速読を体験できる」というので、「そんなに高くないし応募してみるか」と思い、申し込みをします。そして当日、池袋の会議室で15人程度のセミナーに参加しました。

しかし内容はホントに速読を「ちょっと」体験するだけ。「やはり980円」と思い、私はガッカリします。

ところがセミナーの最後に講師の人が「速読を本気で学びたい方はこちらのセミナーを受講してください」と言い案内を見せました。それは受講料20万円という高額なセミナーでした。

もちろんそんな高額なセミナーを受講する気などまったくありません。

でも「クレジットカードで分割払いも可能」と聞いて、私はみずほ銀行で契約したカードのことを思いましました。

そしてさらに「これを受講すれば1分間で1万字読めるようになる」と言われ、「速読を習得するのが夢だったし、10分割なら1カ月2万円ぐらいだから何とか払える」と、思い切って受講することにしたのです。

その後、私は1年間、パソコンを使ったり実際に教室に行って速読の訓練をしました。それなりに読むのが速くなったし、受講して良かったと満足はしています。

自由を求めてバイトをしなくなる

ところがそれからしばらくして、私は授業の忙しさと遊ぶ時間がもっと欲しいという理由から、バイトに行かなくなってしまいます。

その時は「まだバイトで貯めた貯金が10万円程度あるから大丈夫」と思っていたのです。

しかし私の収入は0になり、その代わりに遊ぶ時間が増えたため支出は増える一方でした。そこで、現金がないときなどは、クレジットカードで支払いをするようになっていきます。

けれども、だんだんお金がなくなるうちに、「これ以上遊びやぜいたくをするのはまずい」と思うようになりました。ただしバイトはやりたくありません。

私は「これからは節約しよう」と思って、できる限りお金を使わないようにすることにしました。

カード返済や光熱費を滞納

そんなある日、携帯電話に1件の着信が入ります。

知らない番号だったので無視しましたが、留守電を聞いてみると、クレディセゾンという会社からで「先月のクレジットカードの引き落としが残高不足でできなかった」という内容でした。

この頃、クレジットカードは10分割で月2万円支払っていました。

しかし、使うばかりで稼いでいませんから、銀行口座の残高が2万円未満に減っていたのです。

もちろん、すぐに支払わなければいけません。しかし、節約していろいろ我慢しているところだったので、お金を払いたくありませんでした。

それに、クレディセゾンから催促の電話は、1度だけです。私は支払いをすることもなく、放置してしまいました。

しかし1カ月後、またクレディセゾンから同じ内容の留守電が入ります。

今度はさすがに「払わないとまずい」と思ったものの、「バイトをしてお金が貯まってから支払おう」と考え、また電話を無視しました。

実はこの時は、食費を1日100円以内にするほどお金がありませんでした。

しかも1カ月分のガス代3000円・電気代4000円・2カ月分の水道代5000円と、光熱費を滞納していたのです。

毎日かかってくる催促の電話

支払いを滞納し始めて2カ月が経つと、クレディセゾンから

「田中直樹様。クレディセゾンの○○です。滞納している6万円はいつお支払いいただけますか?よろしければこちらにお電話ください」

という電話が、土日も含めて毎日かかってくるようになりました。

また、文書でも「○月△日までに支払いをしない場合、督促専門の部署に依頼する」というような通知書がやって来ます。さすがにヤバいと思いました。

さらに光熱費も3カ月滞納したため、集金人が直接家に来て「今日滞納分を支払っていただかないと供給を止めます」と言われたのです。

私は慌ててコンビニに行き、光熱費の滞納分を支払いました。

光熱費の滞納分は合計およそ3万円でした。

これは少し前からバイトを再開していたので何とか支払うことができましたが、払えなければ大変なことになっていたと思います。

週7日のバイトでようやく返済

光熱費の滞納分を支払ったためまたお金がなくなり、ついには週7日、バイトをすることになってしまいます。

平日の昼は授業、夜は居酒屋、休日は1日中派遣のテレフォンオペレーターでバイトという生活を2週間程度続けました。

居酒屋のバイトは時給1000円、テレフォンオペレーターのバイトは時給900円で1日7時間働いたので、2週間でおよそ8万円の収入になります。

こうしてクレジットカードの支払いを滞納し出してから3カ月後、滞納分のお金が貯まったのです。

私は今まで無視し続けていたクレディセゾンに、ようやく自分から電話をしました。

ところが「滞納していた分を支払います」と伝えると、オペレーターの方は「少々お待ちください」といったん保留にしたのです。

すると次に出てきたのは、上司のような男性でした。

そしてかなり強い語気で、「田中さん、今までの滞納分をお支払いいただけるということですね。ちなみに今後クレジットカードは使えませんので、破棄してください」と言われました。

私が「もう二度と使えないんですか?」と聞き返すと「はい。使えません」と言われました。

この事実はとてもショックでしたが、とりあえず指定された口座に滞納分を振り込み、何とか一件落着しました。返済額は遅延金も含めて大体7万円くらいでした。

ローンが組めなくなる

後で調べてみると、どうやら一生クレジットカードが使えないわけではないみたいですが、一度長期(2ヶ月~3ヶ月)で滞納してしまうと、今後5年間程度はクレジットカードやローンなどの審査が通らなくなるそうです。

軽いノリでカードを作った私は、こういうシステムを知りませんでした。

もう滞納は絶対にしたくありません。そのためにはお金の管理をきちんと行うことが重要だと、身に染みました。

また、カードを作る時は、どんなルールがあるのか、きちんと下調べをしてから作るべきです。この体験を読んだあなたは、同じことにならないよう注意してください。

→ 税金滞納・料金滞納の事例と対処法

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