電気料金滞納で送電停止!慌ててコンビニに支払いに走った私の体験談

電気や水道は、生きていくのに必要不可欠なライフライン。

料金を支払っていなくても、そう簡単に止められないでしょ?

このように思っている方も多いのではないでしょうか。

ところが、実際はそんなに甘くありません。私は公共料金の滞納常習犯だったのですが、実際に電気を止められたこともあります。

いつ、どのように電気をとめられたのか...?
今回はそのときのことをお話したいと思います。

体験者の情報

名前:有森 正利
性別:男性
当時の職業:不動産会社営業マン
当時の年齢:29歳
何を滞納したのか:電気料金
滞納金額:12,341円

どうしても後回しになる公共料金

ローンやクレジットカードの返済、家賃、食費、自治会費、子供の給食費、公共料金など、日々の支払いってたくさんありますよね。

我が家もギリギリながら、毎月やりくりしている状態でした。

しかし、ある日大問題が起こります。

当時、私は不動産会社の営業マンをしていたのですが、契約予定だった大型の案件が次々と破談になり、給料が大幅に下がってしまったのです(給料は、歩合給の占める割合が多かったので)。

我が家はたちまち窮乏状態になりました。

「今まででさえギリギリだったのに、今後はどうやってやりくりしていけばいいのか...」

私は途方にくれました。
そして、支払いの優先順位について考えたのです。

ローンやクレジットカードの返済は、滞納すると信用問題にキズがつく

自治会費は、世間体が気になるので滞納したくない

給食費は、滞納したら子供の教育によろしくない

家賃は、支払わないと追い出されてしまうので滞納できない

食費は、節約にも限界がある

このように消去法で考えた結果、公共料金が滞納候補の筆頭に踊り出たわけです(苦笑)。

ということで、あるときから我が家は公共料金滞納の常習犯となりました。

公共料金はだいたい2ヶ月くらい滞納すると、威圧的な色をした封筒で請求書が送られてきます。

外見が威圧的なら、中身もコワイ。

「期限までに支払わないとブッツリいくぞ!」ということを少しだけ遠回しに書いてあります。

でも、こんな文章も慣れてしまえば馬耳東風。
「ギリギリに払えばいいや」といつものように高を括っていた私でした。

OO電力からの軽いジャブ

そんな私の自宅へ、ある日OO電力からのお手紙が届きました。
見れば、通常の請求書でないことは明白です。

請求金額は12,341円なので払えないことはなかったのですが、またいつものように何となく後回しにしてしまいました。

後からツケが回ってくることは子供でもわかるのですが、公共料金を滞納しても怖いお兄さんが取り立てにやってくるわけでもないので、ついつい無視してしまうのです。

手紙の文面からも最終的な通告という切迫感はないので、結果的に支払いをせず滞納状態が続くことになりました。

ついにやってきた最後通牒

そんなルーズな私ですが、ある日ポストに入っていた封筒を見て、「これはいつもと勝手が違うな」と感じました。

差出人は「OO電力」。
真っ赤な太枠でかこまれた黄色の封筒でした...。

「先日から再三にわたりご請求しております...」という文章から始まった手紙の内容は、主に「このまま料金を支払わないと、6月7日に送電停止し、8日に契約解除するぞ」というものでした。

この時点ですぐにコンビニに駆け込んで支払いを済ませればよかったのですが、滞納慣れしていた私は「まだ大丈夫だろう」と思ってしまったのです。

根拠のない自信を持って、放置してしまいました。

6月8日午前10時 扇風機が止まる

6月8日(日)、午前10時。
あまりの暑さに目が覚めました。

夜ふかしの我が家では、休日の起床時間は昼前、午前11時ごろです。

ムシムシするこの時期は、扇風機を夜通しかけて寝るのですが、この日は1時間も早く起きてしまいました。

横で寝ている女房の顔も暑さでゆがんでいます。扇風機を見ると...羽根がまわっていません!

ものの数秒で、何が起きたのか理解した私は、ベッドから飛び起きて、リビングへ走りました。

そして、ありとあらゆるスイッチを押しまくりましたが、どれも反応がありません!

「あっ!」と思って冷蔵庫をのぞくと、中は真っ暗。
これはさすがにあせりましたね。

あわててOO電力に電話したところ、「コンビニに行って支払いを済ませれば、最悪でも90分で通電します」とのことでした。

大あわてでコンビニに走る!

私は大急ぎでコンビニに走り、滞納分である12,341円の支払いを済ませました。

そして、それからおよそ60分後、ようやく我が家に電気が...!

ただ、このときに12,341円を支払ってしまったせいで、他の支払いのあてがなくなってしまい、また途方にくれる私なのでした。

なにごとも計画性が大事ですね。

電気、ガス、水道、電話、携帯電話...滞納した場合止められるまでの期間が短い順にランキング(編集より)

ここまで、「電気代を滞納したら送電停止になった」体験談を紹介してきましたが、「滞納してからどのくらいで止められたか?」についてはくわしく語られていませんでしたね。

滞納してから止められるまでの期間が短いのは、電気、ガス、水道、電話、携帯電話のうちどれでしょうか?

ここでは、主な公共料金を、「滞納した場合止められるまでの期間が短い」順にランキングしてみたいと思います。

※今回は、下記の会社を例にあげて検証しています。
 電力会社の代表として「東京電力」
 ガス会社の代表として「東京ガス」
 水道局の代表として「東京都水道局」
 電話会社の代表として「NTT東日本」
 携帯電話会社の代表として「NTTドコモ」

第1位 携帯電話(NTTドコモ)・固定電話(NTT東日本)

固定電話は、NTT東日本を例に説明していきます。

固定電話は、本来の支払期日から1か月弱で利用停止となります。

また、支払期日の翌日から支払日の前日までの日数について、年14.5%の延滞金がつきます。

たとえば、7月分の請求(支払期限9月5日)を滞納した場合、支払期限から3~4週間後の平日に利用停止となるため、10月の上旬には電話が使えなくなります。

さらに、利用停止から2週間~3週間で強制解約となる可能性があります。さきほどの例だと、10月下旬には強制解約されてしまうのです。

携帯電話はNTTドコモを例に説明していきます。

ドコモの場合、利用月の翌月末日が支払期限です。
この時点から1か月弱で利用停止になり、その後約1か月で強制解約となります。

たとえば、7月利用分の支払日は8月末です。
そのまま支払わずに滞納を続けると、9月下旬には利用停止となり、10月下旬には強制解約になります。

延滞金の利率は、NTT東日本と同じです。

第2位 電気(東京電力)

東京電力を例に説明していきます。

東京電力の支払期限は、検針(※1)の翌日から数えて30日目です。

※検診とは?
 電気、ガス、水道の使用量をどのように確認しているかご存知ですか?
 毎月一度、スタッフがそれぞれのお宅を訪問し、メーターの数値を確認しているのです。これを「検針」といいます。

支払期限を20日経過しても払わない場合、送電停止となる可能性があります。

要するに、検診日の翌日から数えて50日過ぎるとあぶない!ということです。

そして、支払期限の翌日から支払日の前日までの日数について、年10%の延滞金がつきます。

たとえば、8月分の検針日が9月1日だった場合、支払期限は10月1日になります。そのまま滞納を続けると、10月20日過ぎには送電停止となるのです。

第3位 ガス(東京ガス)

東京ガスを例に説明していきます。

ガスを止められるタイミングや延滞金は、電気(東京電力)とほぼ同じです。

支払期限は検針日の翌日から30日目です。
支払期限を20日経過しても支払わない場合は、ガスを止められる可能性があります。

要するに、検診日の翌日から数えて50日を過ぎるとあぶないということです。

そして、支払期限の翌日から支払日の前日までの日数について、年10%の延滞金がつきます。

第4位 水道(東京都水道局)

東京都水道局を例に説明していきます。

検針は2ヶ月に一度です。
よって毎回2ヶ月分まとめたものが請求されます。

そして、検針日から15日目以降に請求書が発送されます。請求書が発送された日から10日目が支払期限です。

滞納を続けると、検針日から3ヶ月程度で水道を止められてしまうようです。

たとえば、7月~8月分の検針日が9月1日だった場合、支払期限は9月30日頃となります。その後も滞納を続けると、12月の初旬には水道を止められてしまうのです。

なお、延滞金の有無は各水道局によって異なります(東京都水道局の場合、延滞金は発生しません)。

どうしても支払えない場合は相談してみよう(編集より)

事情があってどうしても公共料金を支払えない場合、まずはそれぞれの会社に相談してみましょう。

場合によっては、サービス停止日の延長や、分割払いなどに応じてくれるかもしれません。

実際に相談した場合、どのような対応をしてくれる(可能性がある)のか?

調べてまとめてみました。

固定電話(NTT東日本)・携帯電話(NTTドコモ)の場合

残念ながら、Xデー(サービス停止日)の延長はまず難しいです。強制解約になる前に自分で解約し、滞納分を分割払いにしてもらえないか交渉してみましょう。

電気(東京電力)の場合

送電停止になる前に営業窓口に相談すれば、1週間ほどXデーを延長してもらえる可能性があります。また、場合によっては分割払いにも応じてもらえるようです。

ガス(東京ガス)の場合

止められてしまう前に営業窓口に連絡すれば、Xデーを数日延ばしてもらえる可能性があります。また、一番古い未納分を1ヶ月分支払えば、Xデーを1ヶ月延ばしてもらえる場合もあるようです。ただ残念ながら、未納分を分割払いにすることは難しいようです。

水道(東京都水道局)の場合

支払期限前に水道局に相談すれば、多少Xデーを引き延ばすことができるようです。「どの程度延ばしてくれるのか」また「分割払いに応じてくれるのか否か」は、相談内容によって変わります。

いずれにせよ、Xデー延長や分割払いに応じてもらった場合、「○月×日までに支払う」などの約束を交わすと思うのですが、この約束は必ず守りましょう。

約束を破って再び滞納するなんて言語道断!
その後はどのような相談にも一切乗ってもらえなくなりますよ。

なお、各公共料金の滞納については、下記の記事でも特集しています。あわせてご確認ください。

→ 税金滞納・料金滞納の事例と対処法

同じテーマのログ(記事)ランキング

人気のログ(記事)ランキング

同じテーマの記事の一覧

カテゴリ一覧

キャッシングの基礎
ローンの基礎知識
キャッシングの体験談
注目の特集
レビュアーによる検証
債務整理体験談
全国各地のむじんくん(自動契約機)の詳細情報