なぜ、ローンの支払いはリボ払いより繰上げ返済を選ぶべきなのか【体験談】

カードローンを使いすぎない工夫について話してくれた山田さん

CMなどでよく見かける銀行カードローン。
「ちょっとお小遣いが足りない」という時に、カードでお金が引き出せる便利なものです。

しかも「20万円借りても、返済はひと月1万円でOK」など、返済方法も緩やか。

でも実はその返済方法、巷で恐れられている「リボルビング払い(リボ払い)」です。

リボ払いはひと月の返済額が少なくて済みますが、完済するまでに長い時間がかかります。気がつくと借金に苦しめられることになるかもしれません。

今回、お話をうかがった男性も「リボ払いだけは避けた」と話しています。

「なぜリボ払いを利用しなかったのか」「カードローンを使いすぎない工夫」などについてお話をうかがいました。

体験者の情報

名前:山田 隆(仮名)
性別:男性
当時の職業:大学生~社会人
当時の年齢:20歳
借入件数:銀行2件
会社名(借入先):福岡銀行カードローン・三菱東京UFJ銀行カードローン
利用時期 2007~2009年
借金の合計額:およそ30万円

「リボ払いを恐れていた」青年

お話をうかがったのは、証券会社にお勤めだという山田隆さん(仮名)、26歳。とても真面目な印象の男性で、現在は奥様と2人暮らしです。

山田さんは学生時代、パチンコにのめり込み、たびたび銀行のカードローンを利用されていました。しかし、「リボルビング払い」だけは頑なに拒否していたとのこと。

今回のインタビューでは、銀行カードローンとの上手な付き合い方、完済させる工夫について伺いました。

銀行の残高がないはずなのに、お金が出てきた!

― はじめてカードローンを利用したのは?

さわやかな雰囲気の山田さん

初めてカードローンを利用したのは、大学生だった20歳の時です。

当時、私はパチンコにはまっていて、生活費まで使い込んでしまうことがありました。

ある時、パチンコで負けてお金がなくなってしまったので、メインバンクの福岡銀行の口座から、1万円を下ろそうとしたんです。

しかし口座の残高は5千円しかありません。

でもなぜか1万円下ろすことができました。でも残高には「マイナス5千円」と表示されています。

― 不足分の5千円は、カードローンから借りたということですか?

はい、その時は気が付いていなかったのですが、どうやら福岡銀行のキャッシュカードを作った時に、カードローンも契約していたようなのです。

でも最初はこの「マイナス5千円」の意味が分からず、不思議に思っていました。

明細が送られてきた時に、「借入額」や「利息」と書いてあるのを見て、はじめて「カードローンなんだ」と分かりました。

どうやら福岡銀行のカードローンの借入枠を30万円分持っていたようなのです。

口座と一体になっているので、残高が「0(ゼロ)」になると、自動的にお金を貸してくれるしくみになっていました。

それをきっかけに、パチンコで負けた時や生活費が足りない時に、カードローンを使うようなったんです。

― 借入れの総額は?

借りたり返したりを繰り返していたので、総額ははっきりとわかりません。ただし借りても最大で10万円までだったと思います。

なんとなく「借金はコワいものだ」と思っていたので、「借入額はアルバイトで返せる金額に留めよう」と自分で決めていました。

― 返済は順調でしたか?

兄と一緒に住んでいるアパートの家賃は親が払ってくれていたし、バイト代で月7万円程度は稼いでいました。

だからお金を借りても、翌月には一括返済していたんです。

― お金を借りると、「利息がもったいない」とは思いませんでしたか?

金利は15%くらいかかっていたので、確かにもったいないとは思います。でも銀行のカードローンは消費者金融よりは金利が低いですよね。

それに翌月一括で返していたので、それほど利息は払っていないと思います。

もしリボルビング払いしていたら、もっと利息がかかって、大変なことになっていたでしょう。

その後、大学4年になった頃にはギャンブル熱が冷めて、パチンコには行かなくなりました。

それ以降、福岡銀行のカードローンは利用していません。

「リボ払いを使ったら人生終わり」

― その後、三菱東京UFJ銀行のカードローンにも申し込まれたようですね?

現在は奥さんとコツコツ貯金しているという山田さん

大学卒業後、私は一部上場の証券会社に就職しました。

入社時に会社から、「給与振込み用に三菱東京UFJ銀行の口座を作るように」と言われ、会社を通じて手続きをしたんです。

この時、口座開設の申込用紙に、「カードローンも同時に申込みますか?」という項目がありました。

別に付けなくてもいいのですが、「いざという時に役に立つかな」という軽い気持ちで「希望する」にチェックを入れました。

―カードローンの審査はありましたか?

審査は特にありませんでした。私の会社が三菱東京UFJ銀行と提携しているので、信用があるんでしょう。

限度額も最初から100万円までの金額を設定することができました。私は30万円に設定しておきましたね。金利は15%前後でした。

― 結局、このカードローンも使ったのですか?

またギャンブル熱が再燃してしまって...。

当時のお給料は、家賃が天引きされて、手取りで20万円くらい。パチンコで一度に6~7万円負けてしまうと、生活費が足りなくなってしまうのです。

それで生活費の補てんやパチンコ代としてカードローンから借りるようになりました。最大で20万円は借りましたね。

― 返済はどのようにしていましたか?

カードローンの返済は、毎月最低2万円ずつ払うことになっていました。でもこれは「リボルビング払い」ですから、返済は長引きますし、利息もたくさんかかります。

私は「できるだけ繰り上げ返済した方がいい」と思い、多い月には5~6万円返していたんです。

そのために、給料が出たら、返済用のお金と、それ以外の生活費を別々の封筒に入れて管理する工夫もしていました。

正直、「リボ払いをしたら人生が終わり」だと考えていたんです(笑)。

結婚してカードローン生活から卒業

― 現在もカードローンを利用されているのですか?

結婚資金も二人で貯めて、ローンに頼らずに支払うことができたそうです

入社2年目に結婚したのを機に、カードローン生活から足を洗いました。

結婚が決まった時に、残債はボーナスで完済しましたよ。

― その後、カードローンは解約したのですか?

今のところはしていません。

時々、三菱東京UFJ銀行から郵便物は届いていますが、チェックはしてないですね。

もしかしたら「増枠の案内」が来ているのかもしれませんが、放置しています。

― カードローンを利用した感想は?

「ローンは利息を取られるから」と利用をためらう人が多いかもしれません。

でも銀行で貯金を下ろすだけでATM手数料を取られますよね。数日で返すなら、カードローンの利息もそんなに変わりません。

利息が膨れ上がって返済が苦しくなってしまう人もいるようですが、それは使い方次第だと思います。

― 今後もカードローンを使うことはありそうですか?

今のところ、カードローンを使うことはないと思います。将来的に、住宅ローンや自動車ローンを組むことは考えていますが。

妻も働いているので、地道にお金を貯めて大きな買い物をしていこうと夫婦で話しているところです。

インタビューを終えて

山田さんのように、銀行カードローンは銀行の口座開設時に、一緒に申し込みができるので、手軽で便利です。

しかし、銀行カードローンの金利は15%前後。消費者金融の金利(18%前後)と比べるとやや低いですが、やはり10%以上の金利は高金利です。

カードローンを利用するなら、積極的に繰上げ返済したほうがいいでしょう。

もしリボルビング払いを選択してしまうと、返済が長引いて、のちのち支払いに苦しむことになるかもしれません。

リボ払いの恐ろしさについては、こちらを参考にしてください。
リボ払いと分割払い、どっちがお得?嫌われ者のリボ払いはなぜ危険か

また山田さんのように、利用限度を自分で決めて、計画的に使いましょう。カードローンやキャッシングは危機感を持って利用するくらいが、ちょうどいいと思います。

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